5/31 いろんなモノが |
え?仕事の納期や運転資金じゃないの?
うるさい。そんなものはなんとでもなる!
BIGLOBEは5MBまでOKだ。
「5MBなんて使い果たそうと思ったら相当コンテンツが充実してないといけないよね〜」
なーんて思ってたのはまったくアマチンであった。
だって吼える!って半月分が100KBくらいあるから、5ヶ月で1MBになっちゃうんですよー!
がびーそ。(日本語解析者風)
50KBのCGなら、20枚も用意しないと1MBにならないので、
「まーしばらく大丈夫やな」
なんて思ってた私が浅はかであった。まさかテキストがこんなに喰うとは。
もう1MBを切っちゃってるので、早急に方法を探さないと。
・「吼えなが」をコーナー独立させて日記ページとして無料系に置かせて貰う。
・BIGLOBEに身銭を切ってディスクスペースを増設する。
・ドメインをとってサイトを立ち上げる。
冗談ですよ。
5/30 江戸東京博物館 |
ばくばくばくばくばくばくばくばくばくばくばくばくばくばくばくー!
おなかいっぱーーーーーーい!
さすが、今回は足りないということはなかった。が、全部なくなっているところが恐ろしい。
昨日あれだけ食べてるのに?
だって残しちゃ失礼ぢゃないですか。
そんなこんなでみんなで雷波少年なんか見ながらたるたるとした時間を過ごした。
名残惜しいが今日のところはこれで失礼してやる。
J也パパに駅まで送ってもらい、西武新宿線に乗って。
HERO人は空港に向かい、我々は江戸東京博物館へ向かった。
江戸東京博物館は両国にある。
国技館の横。
素晴らしい。
展示も大変凝っている。どちらかというと資料自体の珍しさやすばらしさで人を惹きつけるタイプの
博物館ではなく、全体としての見せ方で勝負するタイプである。
ストーリーがあって、それに乗っ取った資料が展開されている。
で、あるからしてそれに乗っ取って順路を巡っていくと、江戸のスタートから庶民生活の模様、
武家の生活スタイル、当時の商業活動、庶民の娯楽などが再現され、非常に
「ためになる」。
学習的な要素が色濃い。
ながたさんはどーっちかっていうと資料自体がすげえほうが好きなのだが、
知らないうちに「江戸」の雰囲気に引き込まれていった。
やっぱり、よくできている。
東京になってからの話もある。最後はスバル360ぐらいまで来てくれる。
戦争直後の雑誌類が展示してあった。種類はいろいろである。
志賀直哉が書いている岩波書店の「世界」の創刊号にならんで、
当時の三流週刊誌が並べてある。
「怪奇実話」
かなんだかいう雑誌の読み切りエロ小説(だろう)の題名が、
「強烈な花嫁」。
読んでみたい!ぜひ読んでみたい!
当時の雑誌は表紙もシンプルな分、こっちが勝手に妄想を膨らませる余裕と懐の深さがある。
いやホントに読んでみたい。
そんなこんなで常設展だけですっかり3時間楽しんだ。
いや、まだまだざーっと見ただけであるから、精緻に楽しもうと思えば1日仕事であろう。
博物館や美術館は楽しいものである。
で、おみやげゾーンでプリクラを発見。
とーぜんアホ顔さらして撮った2。
いったいこれから何枚撮ることになるのだろうか。
千社札メーカーみたいなのもあったので作った。
こちらの方はインクジェットで、できあがったもの自体の魅力は薄いが、まあ楽しめたからよしとしよう。
アップしたので印刷して使うべし。
誰がどこで使うっちゅーねん。
G石アナは別名の「流石和之進」をつくり、もういっちょ彼女用のものを作ってあげていた。
みかけand/orしゃべりによらず優しいのである。
そのほかおみやげとしては手ぬぐいかなんかを買った。
いい色合いである。
さーて、どこで使いましょうかね。
旧両国駅を改装した地ビール屋さんで軽く一杯のつもりで三杯。
バイツェン、ピルスナー、黒。
かぷかぷかぷ。
軽いアテのつもりが最後はガーリックトーストだのポテトフライだのって、腹ふくらますだけの食品を。
だってだって、豚すね肉の煮込みについてきた粒マスタードがおいしいんだもーん!
そのマスタードをたくさん食べたかったんだもーん!
高倉健さんって「塩だけで日本酒」とか似合いそうですが、そうすると
フランスには「マスタードだけでワイン」とか似合う渋俳優とかいるのかな?
すっかり上機嫌の3人は、のぞみで名古屋まで(僕は大阪まで)帰ることにして、
両国駅で切符を買った。
新幹線の乗り場で気づく、3人バラバラ。
「連続でって言ってたのにーーーーー!」
その場でチェックを忘れたワシらも悪いが、駅員は8500年ぐらいかかって発券してたから、
よっぽどちゃんとやってるのだろうと。悲しい。
「新横浜すぎたらそっちに空いてるかどうか見に行くわ!」
ということで2人と別れ(この2人は席前後。それもヒドイな。)
たのはいいが、動き出すとぐーすか寝てしまった。
起きたのは京都の手前。ごめんね。
またくそつまらない新大阪−長居を立って過ごし
「くそー、TP持ってきてたらなあ。吼える!を……」
書かない書かない。だってはずかしいもん両脇の人に見られたら。
家に帰って水をガバガバ飲んでお茶をガバガバ飲んで、
気合いと水分を補給して事務所へ向かった。
11時過ぎ到着。事務所では二人、奮闘してくれていた。
この2週間遊びほうけてごめんなさい。
ということで現在(31日、朝5:20)に至る。
お疲れさまです。>みなさま。
5/29 J也邸 |
TVなどみて、今度はお二人の結婚式の写真など見て盛り上がる。
さて、『ヤマトタケルの大冒険』の上映会となった。
もしやと思って持ってきた。
「2次会で写せばよかったのに〜」
の大合唱。HERO人もG石もイイ役しかしとらんからそんなことを言える。
J也は終わってるし。
そんなことしたら私とMENが報復攻撃で血まみれになるではないか。
今観ると酷いモノである。
とにかく何の準備もできてない。脚本もながたさん名物の
「要素ぶちこみすぎて拡散波動砲」
である。やっぱり一歩も進歩してないな。かっこわらい。
でも、なんちゅうか、情熱とパワーだけはひしひしと伝わってくる。
うん、これでいいんですよ、これで。
それがないのに技術や道具がキレイにまとまってるより、
段取りが悪くてせりふ覚えてなくて道具が揃ってなくてセットがなくて、
でも喜んでもらおうとたくさん思ってる方が、絶対イイや。
これが原点だったんですよ。
うん。
懐かしんでいるウチに終電も近いのでOKBとJ代が帰る。
J也さんのカロゴンが出撃し、ながたさんとG石がついていく。
……カロゴンは飛ばす。環状7号をまるで大阪中央環状のようにぶっ飛ばす。
2人を中野で降ろすと、カップルが
ぶっちゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とキスをしていた。若いっていうのはいいですな。
ずーーーーーーーーーーーーっとしていた。
いいですな。
でもなんか変なドラマの撮影みたいでしたな。花束持ってたし。
みんな喰い疲れていたのかその日は12時過ぎに寝た。
珍しい。
普段なら
「ビ〜ル〜!ビィィィィルゥウゥゥゥゥゥ!」
「よっしゃー飲み直し〜〜〜〜」
「なにー!HERO人の長崎土産だとー!今すぐ出せー!」
ってことになるはずなのに。
J也邸にはご夫妻以外用として布団が3セットあると訊いていたので、
ちょうど3人分である。
ながたさんは持参のシュラフにくるまって寝る。
なんで俺って、アウトドア趣味もないのに年がら年中シュラフにくるまって寝てるんだろう。
今年はちょっと、シュラフに凝ってみようかな。
……もういや。
5/29 福ちゃん |
夜はS上さん超オススメの店に行くことになっているが今はまだ3時過ぎ。
時間が余っている。
「お茶でもするか。」
「六本木といえば『アマンド』でしょう。」
アホまるだしである。
記念撮影もしたかったが、さすがにそれは恥ずかしいのでやめておいた。
「いなかもんをなめるなずら」
という名文句がそこかしこから聞こえてくる。
『アマンド』自体は普通のお店ではないか。
高校時代に憧れた『おらんじぇ』が、いってみるとふつーの喫茶店だったのと同じぐらい
がっかりしてほっとした。
そこでべらべらしゃべって過ごす。
まあ、みんなひさしぶりなのでネタは尽きない。J也さんも奥さんを送って、舞い戻ってくる。
さすが『アマンド』、水チェック回数は多い。スカイラークグリルより多い。
それより制服が清楚でかわいい。
デザインをスケッチしようかと思ったが、それは恥ずかしいので止めておく。
恥ずかしいのはもちろんウチの連中にではなくウェイトレスさんにである。
MENは大曲に住んでいる。
AT互換機が壊れたら、高速で700円使って秋田までパーツを買いに行く。
びっくりした。
だがわたしもたまには日本橋からの帰り渋滞にキれて600円使って
恵美須町−駒川
っていうおバカな高速の乗り方をするので同じといえば同じだ。
マシンが動かなくなったので、一個づつ秋田まで往復しまくって買いまくってもまだ動かない。
やれM/B、やれ電源、やれCPU、やれG/B……
その時ふと、見ると、M/Bとパワースイッチをつなぐあの小さなコネクターが抜けているではないか。
すぽ。
そーっとON。
ぶわいいいいいいいいん。起動した。
オール無駄金。
「まあいいや箱だけ買ってくればもう1台作れるし!」
さすが田舎老人を相手に儲けまくっているインチキ整形外科医。いうことのスケールが大きい。
大きい?
バスで六本木から渋谷へ。都バスって、乗ったの初めてのような気がするなあ。
渋谷でゲーセンで時間をつぶす。
バイハザみたいなゾンビが襲ってくるのを銃で撃退するゲームをMENとコンビでやった。
昔はもうちょっと上手かったんだけどなあ。
いいコンビだったんだけどなあ。
リロードタイミングをつかめず残弾が切れて喰われる。あ@ーーー。
お店は『福ちゃん』である。
店構えはごくフツーの海鮮系居酒屋である。
2階お座敷に通される。
ごくフツーのお座敷だ。
威勢のいいオヤジがクビがもげたビールを持ってくる。
「これも飲む?」
あぶないっちゅーねん。大丈夫かこの店ー!
それは杞憂であった。
「一人一品頼めば……それでも多すぎるぐらい。ここのは一皿がすごい多いから。」
で頼んだのが
ウニ・ぼたんえび・鯨(刺身)・貝盛り合わせ・まぐろ・かつお・メバル(焼)・銀タラ(煮)
追加で
しじみみそ汁・ほっけ(焼)・いくら丼1ライス2。
うまい。
うますぎる。
あのね、なんといってもね、ボリュームが凄いんですよ。
ウニなんてね、あの箱っていうか載せる台あるじゃないですか、あれごと来るんですよ。
まるで生クリームヨーグルトのようなウニ。
ぼたんえびもね、もう巨大なんですよ。
今まで食べてたぼたんえび、あれはなに?っていう感じで。
しかも海老臭くない。つるつるでぷりぷりで、なまぐささ一切なし。卵も醤油つけてうまい。
僕、甲殻類わりかし苦手な方なんですけどね、でもこれはかぶりつきで。
鯨、刺身で食べたのなんて何年ぶりでしょう?
想い出にある鯨くささがなく、まるで知らなかったなにか別の魚を食べているよう。
「くじらのノルウェー風」について盛り上がる。
貝盛り。
いろんな貝好きのG石アナ絶叫。
「赤貝うまい!こう色といい形といい……最高ですねっ!」
まぐろ。脂のぐあいが最高です。のりすぎず、ちょうどイイ感じでさらさらーーって流れる感じで。
カツオ。まぐろと好対照のシャープな味はいくらでも食べられる系。
「ごはんが欲しいーーーーーーーーー!!」
MEN絶叫。
我慢するんだMEN、ここで白ご飯で腹を膨らせてしまっては、あとの魚を味わえぬ。
そう、
『焼き肉屋のジレンマ』
と同じだ。
めばる。
この焼きメバルは『本日のベスト』に推奨する人間が多数いたことからしても、最高のものであった。
メバルって淡泊なハズなのにどうしてあんなにとろとろとしてふわふわとしているのであろうか。
「ごはんが欲しいーーーーーーーーー!!」
MEN&ながたさん絶叫。
おばちゃんが追加オーダーを訊きに来る。
みそ汁を作ってもらう。焼き物ではほっけをオーダー。
来た!
銀タラ煮物と前後してしじみみそ汁が来た!ほっけも来る。
ながたさんべすとはこのしじみ汁であった。
あっさり、でもしじみ味で、あのへんな鼻につく匂い一切なし!
関東なのに白味噌仕立て!
だし最高!
出しガラになってるはずなのにしじみの身もまだ美味い!
信じられない。
銀タラの煮物も素敵であった。「これを焼いたら……」と涎がでる。
さすがにほっけとなるとみんなおなか一杯で残し気味だったが、
僕も頑張って白ご飯の上に身をほぐし、上から醤油をちょっとふって
ほっけご飯
にして食べた。美味かった。本当に美味かった。
どうしてほっけなのに甘くて脂がのってるのだろう?
サイズというか厚みもよく知ってるほっけの3倍ぐらいあった。
美味かった。
さかな喰いの新郎O24が来れなかったのがひじょーに残念である。
僕はあまりさかなは好きではない。嫌いではないというレベルで、
「おいしかったら食べますが。」
という類の人間である。それが目くじらをたててくじらの刺身を奪い合った。
同様にJ代さんも、魚はもう一つの方である。その彼にして、
「ずっと僕の前スルーするんですよ!ちょっとその皿かしてくださいよ!」
と目を見張ってメバルを奪っている。
とどめはJ也さん。
「ひさしぶりにウチの嫁はんの食いもんよりうまいもんを食べた!」
あーはいはい。
S上さんが驚く。
「この店で追加注文したのは初めてだ!」
いつもは美味いものを前に残して、「ああ、もっと食べたいけどおなかが……」
と残念がるのがパターン。
だが今日はすっかりなくなった。しかもものすごいハイピッチで。
10人で来たので、種類もたくさん頼めた。10人でも一品に十分な割当量がある。
一品で足りなかったモノっていえばメバルぐらいかな。
G石アナの指摘。
「はっはっは。でもこれでもクリーンナップが来てないからな。」
「そうそう、3番M澤 4番はまちょ 5番O24が欠けてるからな。」
「……それでこの有様か……
やっぱこのチームすげえなあ……」
「うん、そう、アホ。」
高校大学の体育会系以外でこんなに喰う集団というのは僕もあんまり知らない。
だって、大学の時も社会人になってからも
「ながたは頼みすぎる」
って言われるもん。でも、いつも足りないんだもんそれでもん。
おやじさんも
「魚ってのはねえ、あれくらいのペースで食べるのが一番なんだよ!
ダラダラしゃべりながら食ってねえ、1時間もテーブルの上に載せたりしちゃあいけないねえ!」
と江戸っ子ニコニコ顔である。
よかった。やぱり料理人はたくさん食べてもらえる方が嬉しいんだよね。
「また来マース!」
奪い合うように店の名刺を貰う。
ここはぜひぜひ、O24やオリッヒを連れて再挑戦であろう。
そうだ、M澤先輩も連れて行かなきゃならないねえ。
ということで『福ちゃんツアー』はまた近日行われる予定。
チクショウ、やっぱり帝都だよな。
あらゆる地方からその土地でも手に入らない美味いものが集まってきやがる。
だってこの店、この店に行くためだけに東京に行ったっていい店だもの。
「大曲に帰ってさしみ喰えない……」
MENのつぶやきが哀れを誘った。
5/29 O242次会顛末書(要回覧:回覧後永久抹消) |
……そんなことをやっていると7時である。
やばい、寝とらんではないか。
今日はO24の2次会兼いつものアホ同窓会で東京出張なのに。
ふらふらになりながら新大阪にたどり着く。
地下鉄駅の側にあるマクドでエッグマフィンセットをもそもそ食べて、
ハッシュドポテトって絶対塩分強すぎるよな
でも店内を巡回しながらサービスをしていた女の子が結構かわいい。
小柄な眼鏡っこでスマイル0円が素敵。
朝早く、にこやかに働く姿は美しい。
ぞーん。
……弟に聞けば正社員なら連絡先が……いかんいかん。
新幹線乗り場に向かう。
ここでウエストサイドストーリー閣下と待ち合わせである。
5分前だ。
閣下のことだからおられるに違いない。
……いない。
おっかしいなあ。閣下は時間に遅れるってことは俺より少な…
うわ!
閣下はパリッとした幅広のスーツ姿、頭も3面刈り込みのそう、
リクルートファッション
でそこにあらせられた。学生ファッションしか見たことのない私が見間違うのも無理はない。
びっくりした旨を伝えると、
「短くしすぎたかなあ。」
と頭をさする。いや、ファッション全般についてびっくりしてるんですけど。
とまれ二人を乗せた新幹線は東京に着いた。
眠いはずだったが久しぶりに閣下としゃべってると時のたつのも忘れるほどだ。
ま、いろんな意味で。
ここでG石アナとS上助手と待ち合わせである。
え?てめえの日記にはどうしてこの二人がこうも頻繁に出現するのかって?
うーん、ぼくちんにもわからない。
多少齟齬をきたすもまあなんとか会えた。
東京のわかりにくい地下鉄をぐりぐりと乗り継いで会場の六本木へ向かう。
六本木駅を降り、そこらを歩いていたHERO人と合流。
会場入り。
でかい。
おいおい、人もすっごい来てるよ、これ。
最初、「50人も集まるかどうか……」などと新郎が言ってたものだから、
11(アホ軍団)/50(全員)
などということになったらどうしようと思っていたのは杞憂であった。
結局後で聞くと90人オーバー。
おきまりでポラを撮ってビデオ撮影。
だから言っただろう、こいつにマイクを持たせるなって。
アナがしゃべるしゃべるしゃべる。
新郎新婦へのメッセージのハズなのに、会場に向けてしゃべる。
もちろん仕方ないから
ごめん嘘
もちろんおもしろいので
我々もノッてしゃべる。会場も拍手をくれる。あたたかい。
そうこうしていると新郎O24の
元彼氏、いわゆる「モトカレ」
の鯖王さんが到着した。
MENを迎えにでる。「おおにっちゃん、やばいもんは捨てる!」
オカベビッチとG石の漫才。ネタは十八番の一人覆面インタビュー。
J也夫妻。浩子夫人は本当におなかが大きい。
で、JOYさん。
結局「いつものメンツ」で来れなかったのは、はまちょとM澤先輩だけである。
会は大盛り上がりのうちにスタートした。
最初は当然、放火魔の真似事をしながら各テーブルを回るアレである。
正式な披露宴じゃないからといってS上さんは、点火用の
「とても長いチャッカマン」
を吹き消すという暴挙に出た。
会場の人がささっと火をライターでつけてくれたので事なきを得たが、誰かが
「スイッチ!スイッチ!」
と叫んでいたのが印象的であった。
誰や電気の世界の住人は。
司会の方はご自分で謙遜するほど下手ではない。イヤむしろ素人としてはかなりうまい方である。
ケーキカットが一発目、すぐにご歓談タイム。
「それ喰えー!!!」
アホテーブル食料調達部隊がバイキングテーブルに殺到し、何十枚という食料の乗せられた
皿がバケツリレーの要領でアホテーブル上に並べられていった。
「いっただっきまーす!!」
がつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつが
鯖王さんが指摘する。
「おい見てみろよ。」
「なによ?」
「喰ってるのウチだけ。」
おお、そのほかの皆さんは新郎新婦の元へ挨拶に行ったり記念撮影に行ったりしている。
新郎新婦前が大渋滞して、各テーブルはガラーン。
そんななかでウチのテーブルだけ
がつがつがつがつ
と喰っているアホども。仕方ない、写真に収めよう。(お題「欠食児童」)
そんなこんなで一通りの挨拶が済む。もちろんちゃんと行ったよ。
予定日の近い2人の新米まま候補の出会いがほほえましい。
新米パパ候補を並べて写真に収めようと、ファインダーをのぞくといろんな意味で泣けてきた。
そうか、この2人が
ぱぱ
か。時の流れってのは以下略。
次はスピーチである。
新郎の先輩のちゃんとした挨拶の次に我々を持ってくるところが司会進行の妙である。
だって後ろの方だと後口悪いもん、ワシら。
「はーいげんいしですー」
「あ、さばおうといいます」
「みなみはるおでございます」
「なんでやねん!」(一部脚色)
ノリで始まった3人の暴露話シリーズ。
鯖王さんは
「平日の朝、いきなり電話がかかってきてなにかと思ったら
『渋谷駅前でベンチで寝てたら財布すられた。金貸してくれ。』事件」。
大学関係者に大ウケ。
僕は披露宴でも使った
「仕事で人工衛星を宇宙の彼方に放り出している彼が、
高校三年生の同人誌に書いてしまったSFで、すでに運命の出会い」。
会社関係者に大ウケ。
そして最後は最終兵器(りーさるうえぽん)G石アナの
「國府田マリ子の『タカフミさんへ』サイン入りCD、即売逆競りオークション」。
全般的に大ウケ。
結局オークションは、モトカレの鯖王さんが「300円くれたらもらってやってもいい」
という文字通り破格の条件で競り落とした。
会場は大沸きに沸いたが、新婦はべったびきであった。
ごめん。ご両人。
だっておもろい方がおもろいもん。
ビンゴ大会も必須アイテムですな。
リーチ!
なんと鯖王さん。会場大ウケ。残りの番号は37。
リーチ!
なんと新婦。会場さらに大ウケ。残りの番号は34。
モトカレと新婦との愛憎いり乱れる婿取りバトルだ!
他にもリーチをかける人が幾人か。しかしそんなライバル達を蹴散らして、
ファーストビンゴは……
3……
うおおおおお!会場ヒートアップ!
……7!
大爆笑。
O24さん、やっぱあんたツキについてる男だよ。
ビンゴでは他にS上さんも景品をもらっていた。ワシらって一体……
そしてスピーチが続く。
新婦側の後輩の女の子達のスピーチがおもしろかった。
ていうか一人ビートが我々と近いタイプが居て、その子がおもしろかったんだけど。
「おなか減った〜ってIPうったら、まみちゃんから社内便でお菓子が送られて来るんですよ〜!
それでボロボロに砕けたチーズスティックかなんかを
『まみちゃんありがと〜!』
ていいながらさらさら〜〜〜って流し込んだりして〜〜〜」
ほらね、うちらを前の方に持ってくると後の人がやりやすいでしょ?
いや、やりにくいという話も。
バンドの生演奏と友人連の生ボーカルがとても素敵であった。
まいどまいど思うけれど、こういうとき音楽できると、かああっこいいんだよな。
大発表と称して実は10月にはぱぱままになるという事実が伝えられ、
締めソングは
「こんにちは赤ちゃん」。
……司会曰く
「わたし、事前に曲目を知らなくてですね、ここで泣くところだと思ってまして、一体どうしたらいいのやら……」
心配要らない、僕らもそう思ってたから。
まあそんなこんなで会は無事に終了した。
帰り際にみんなからの贈り物、掛け時計と置き時計(そして鯖王さんが競り落としたアレ)を渡した。
掛け時計は星座の模様。置き時計はビストロ風をかたどった人形の家モノ。
ぜひ落ち着いたら新居を襲撃して、2人の熱々っぷりにあてられてみたい。
ともあれ、90人ていうのはすごいなあ。
いかに新郎新婦がみんなに愛されているかっていうことの象徴ですな。
いやホントホント。
素晴らしいですね。
これからもみんなに愛され続けてふたりで愛し合い続けて下さい。
あーやれやれ、
おなかいっぱい。
5/28 後悔 |
……よせばよかったー!
レギュラー全員出てくるので全員塗る羽目に。
無理やー!こんなん今日中なんか無理やー!
くそ。毎週更新を目指したいのにー
5/28 血の呪い |
……
母: 「うわ!この新型高枝切りバリカン、3mまで延びるねんて!」
息子:「それ、何がエエの?」
母: 「……うーんと、脚立乗る手間が省けるねん。」
息子:「なんぼ?」
母: 「1万2千円。」
息子:「たか!」
そんな二人は今日もコーナンへ行って、
赤玉土3袋
ネコ砂2袋
植木鉢多数
整理用プラスチック引き出し
扉どめ
ペン立て
などを買いました。どうも今年の夏は網戸張りに挑戦する羽目になりそうです。
5/27 ニュースステーションで |
心臓発作で14分も心臓が止まったのに奇跡の生還。
あこがれの女性と結婚。
宝くじ大当たり。
で、最強なのがその幸運を再現ドラマにしようとしてTV局クルーと一緒に、
宝くじ屋で宝くじを買ったら、これがまた25万ドルの大当たり。
…
……
………
ほらね、神様なんていないでしょ?
5/27 バグで思い出しましたが |
「使っているうちにアイコンがぐちょぐちょになってくる」
というものです。特にタスクバーに入っている小さいアイコンがすぐ別のアイコンとすり替わる。
さらにしばらく使っているとエクスプローラー上のアイコンも変になる。
それに関連してかせずか、イラストレーターの8をインストールしたところ、
しばらく使っていると肝心のアプリケーションメインウィンドウが開かないという症状に。
各種ツールバーは開いているんだけど。
アンインストしてもう一度インストールしたり、頑張ってみたがダメダメ。
仕方がないので一旦は消した7をインストールし直すとこれは使えた。
ほ。
各種データを7形式で保存しといてよかった。
でもテキスト周りの使い勝手とか8の方がいいんですが……
8はNetscapeComposerとも相性が悪く、両方使っていると同じくメインウィンドウが開かなくなって
困りました。
メモリは256も積んでるしHDDの余裕はまだ1.8GBもあるので各種不足じゃないと思うんですけど。
最近は「サーバーが作業を完了できませんでした。」っていうメッセージにも悩まされるし。
5/27 ところで |
これやりだすとせっかく旧友が集まって楽しく過ごす週末を
「家帰ってこみパやりたい家帰ってこみパやりたい家帰ってこみパ……」
となりそうなのでビニール袋も破らずに
……
こらえきれずにインストール。ヴァーチャルCDにしていつでもすぐに……
ぐはっ!HDD容量が!
弱!
くそ、クァンタムのはええ奴(20MB/secって、SCSIの立場は……)買いに行こうかな……
そんなことをする前に初音のないしょのVCDをアンインストしなさい。
しかたない、普通にインストールだ!
VCACHEエラー!
弱!
……あいかわらず滞ってるなあ、俺の人生。
滞りながらインストールが終わる。オープニングだ。
Piaキャロかおもた。
最後F&Cって出てきても違和感ゼロ。
だってアルバムのところでちびキャラが動いてるんだもーん!
さあ、ゲーム開始!
フリーーーーーーーーズ!
……よしわかった、そうまでいうなら週が明けるまでやらん!
でも絵がキレイだなあ。
なんというか、みつみさんの絵は「最初からそういう」絵なので、実に違和感なく
画面上を彩っている。このへんがら〜絵との違いだな。
河田さんの絵は自筆でにょろにょろ描いてる分の方がいいと思いまする。
え?水無月おとうさんは?
おとうさんの絵はキャラや世界と密接に絡み合っているので、絵だけの評価は無意味である。
瑠璃子さんを描けるのは彼だけだ。
さあ、気を取り直してリブートして再度ゲーム開始ー!
フリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーズ
タアアッチミーフリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーズ!
もういい!そうまでいうなら週が明けるまでやらん!
(註:たぶん悪いのはウチのMisakiさんなので、製品がバギーとかそんなことはないと思いますよ)
5/27 マンチェスターユナイテッドだ! |
試合的にはバイエルンが6分という早い時間にバスラーが先制、
ヒッツフェルトはさっさと逃げ切りに切り換えべったり守ってたようです。
スコールズ・キーンがいないユナイテッドはギッグスを右で使うという
変な作戦に出たそうで、スコールズの代わりは
「遅い」「細かい技術がない」
と最近評価を落としているシェリンガム。
でもベッカム兄さんの活躍もあって、91分(!)に同点に追いつき、
93分(!!)に決勝点を入れて勝ってしまいました。
同点弾がシェリンガムっていうのがまさしくファーガソン・マジックですな。
3冠ですよ3冠。
プレミアリーグ、FA(ザ)カップ、ヨーロッパチャンピオン。
素晴らしい。
今季でチームを離れるシュマイケルもいい置きみやげができましたねえ。
「あんなスローなDFになんぼ金使うねん」などと酷評されたスタムも結局頑張りましたねえ。
ベッカムってほんとにいいMFですねえ。やっぱり来シーズン前にはどっかのペイものTVに
はいろうっと。
中田がマンチェに……という話もありましたが、こんなとこいったらベッカムと
ポジションがかぶるのでやめといたほうがいいですってば。
てことは、トヨタカップにはマンチェが来るんですよねえ。
見に行きたいなあ。
5/27 CG.doc |
5/27 タブレット絶好調 |
描き始めや描き終わりの微妙なところの再現力が今までのタブレットとはまるで違う。
スキャナでも、各色8bitと10bitじゃ白に近いところ黒に近いところの微妙な表現がまるで
違うではないですか。あんな感じ。
そう、クルマのダンパーでもビルシュタインとかああいう高級品は伸び始めの
微少なストロークがキレイに出るというところで安物とは一線を画している。
素晴らしい。
これが3万円っていうのは絶対超お買い得物品だ。
コンピュータを使って絵を描いてみたい人には強烈にオススメする。
JOYさん、自分用も買うべし。
5/26 SCSIケーブルの謎 |
SCSIチェーン! byアンドロメダ瞬
5/26 ThinkPad240 超待望のワールドプレミア(笑) |
うーん。
これは要するに
「アメリカ(欧州)で売りたい」
機種なのですねえ。
ドイツかなんかにディスプレイの詳細度に対して規制があって、
10.4インチで1024*768は不可能だという話を耳にした覚えが。
だから海外用(もしくは全世界共通)はそういう細かいモデルは出てこない。
VAIOもLet'sもやってるのに。
535のキーボードよりもさらにキーピッチ広げていますが、
そんな必要あるのかどうか僕には非常に疑問です。
僕は成人男子としては小さい手の持ち主なので特にそう思うのかも知れませんが、
イレギュラーサイズのキーがあるより、等間隔で小さいキーが並んでいる方が
絶対馴染みやすいと思うんですがねえ。
英語ならともかく、Enterキーって日本語入力ではすごく使うので、Enterが小さいって
本末転倒以外の何者でもない。
あと国内機で流行のLANインターフェイスもなし。
アメリカ人はドッキングステーションを使うから……って、これそういう機械ちゃうやんか!
「ポートリプリケータを持ち歩かなくてすむ」
っていうのと矛盾してるぞ。
SONYなら
「ウチはLANカード持ち歩かなくていいですよ。」
と逆襲。
TPユーザーはヘビーな人が多いので、もう3年も前からRJ45をつけろつけろって言われてるのに、
結局有力ノートメーカーで対応していないのは東芝とIBMになってしまいました。
など細かい注文がいっぱいつきますが、
そこはそれ、大物新人への過度な期待というもので、そんなのが欲しければVAIOやLet'sを
買えばいい話。
239,000円
というIBM直販価格からして、実売はそれより若干安いことを考えると、割り切って使うなら
バランスのとれたいいマシンだと思います。
このぐらいの値段だとホント助かります。
おそらくIBMも価格を前面に押し出して勝負する気でしょう。
堅牢性信頼性、英語キーボード交換などという好き者好みのサービス、
標準インターフェイスフル装備、とおなじみの堅実設計が付加価値ですね。
TPだけで何とかしようというヘビーなユーザーには570、
(カスタマー向けの安価なモデルが追加されたし)
軽くてメール・Web・テキスト入力中心な人には240。
ま、確かに筋は通ってます。
(だからこそコンビネーションを前提とするならRJ45は絶対必須の端子だ。)
6/23デビューだそうですが、キーボードを触ってみて気に入ったら買おうかな。
5/25 フルタブレットに挑戦だ |
プロじゃないんだから多少はみ出してもいいだろう。
えっへん。
そういう開き直りで色を塗るととても楽しかったです。
出来も久しぶりに結構気に入っています。
チョキサインの描き方なんかけっこう上達してるでしょ?
文字通りの自画自賛。
やっぱトップに飾ると、色有り無しでまるで華やかさが違いますね。
よし、みしゃきしゃんだ〜〜〜
はよ寝なさい。
5/25 タブレットをもらう。 |
と思ったらなんとワコムの「Intuos」というタブレットではないか。
素晴らしい。
ていうかエライ金のかかることをさせて申し訳ない。
でも大変嬉しい。
ので、さっそくインストールして「ArtPad2」と取り替えて使う。
……
うーむ、素晴らしい。
実に筆圧感知がなちゅらるである。
すっと力を抜くって感じが忠実に再現される。
いやあ、256段階と1024段階でこんなに違うものかい。
てなことで1枚サクッと描きました。
感謝の意を込めてお二人のお好みの二人です。
今、色を塗っているところです。
できあがると、ながたさん初のオールタブレットものになります。
とてもカジュアルに描いてしまっていますが、やっぱりキチッキチッとした
アニメ調よりこういうのの方が描きやすいというか描いてて楽しいですー。
でも、紙に何も残らないのもちょっと寂しいな。
とりあえずこの場を借りてお礼。
5/24 月曜日 |
そんなこんなで今週も這うようにして事務所へ行くと、
オリッヒがまだ頑張ってくれていた。
ごめんオリッヒ。
イノケン様を(サッカーで)叩きのめして
あたりまえだ選手の能力だけで勝つようなイタリアやブラジルをのさばらせてはいけない。
じゃあコクーのタブーシュートは?
あれはだな、血のにじむような努力と3トップっていうリスクを背負ってやってることだからだなー
そもそもペルッツィのミドルシュートへのディフェンス力がおかしい。
撃ち頃のゾーンでヨンクがフリー、一発逆ふってからダッシュシュート、絶対入るっちゅーねん。
スコットランドで勝ったのが嬉しかった。
家に帰ってこそこそと「吼える!」を更新してると電話がかかってきた。
どうやら「だいこん屋」というのは上から下へ行くに従って出世するようで、
3階合コン
2階2対2ぐらい
1階つがい
となっているらしい。ちなみに男3人で行くとひっじょーに目立つ。
O24さんの引き出物「イワイタイ」というアップルパイをぼりぼり食べる。
うーん、おなか一杯!
あんまし実のない一日だったなあ。
明日は頑張りましょう。
5/23 結婚式は |
久しぶりにあった黒いタキシードのO24はお世辞抜きでかっこよかった。
スマートでたっぱも割とあるので、洋装がカッコイイのである。
うれしくてデレデレしたいのを必死でこらえる顔ってあるじゃないですか。
電車の中で思い出し笑いをかみ殺す時とかね。あれ。
これがまた可笑しかった。
式が済むと大慌てで披露宴の受付に走る。
受付担当は初めてだがとどこおりなく進んだ。
なんつーてもホテルの人もO24のお兄さんも完全サポートである。
僕なんか突っ立って
「もにょもにょもにょ。お席表でございます。」
って言ってるだけ。
披露宴会場は美しい。
華美、豪華といったイメージではないが、瀟洒でかわいい感じの、白とブルーの印象的な
会場である。天井も高い。スペースも広い。
なんといおうか、寒色系をキレイに使うとパンチが効いている。
設計者/インテリアコーディネーターのセンスがいい。
さすが首都。いや、首都じゃないけど。
ケーキが高い。
僕が見た中で一番高い。
上の方なんか雲がかかっている。
きっとこれは、
「ねえ、タカフミさん、ケーキは奮発して、『高い』のにしましょうよ。デコレーションなんかもすごい感じで……」
「おお、そうだね、そうしよう!
……一番『高い』ケーキは何メートルですか?」
「がっくし!」
などという会話が交わされた結果に違いない。
ちゃうか。
アホアナウンサーの完全営業モードはさすがにプロである。
いや、プラシーボ効果じゃないけど、
「司会は東海ラジオ『アナウンサー』、源石和輝と申します。」
の一言が客に与える安心感は絶大である。
少々トイレへ行くタイミングをミスっても、タイムコントロールだと思ってもらえる(笑)
てなことでO24の計画した欲張り屋さんな進行表は押せ押せムードの中バリバリ消化されていき、
S上助手は最近我々の間で流行のOHPという飛び道具を使った
「大西理論」
を展開し、二人が幸せになるに決まっているという事実を数学的に証明した。
いや、プラシーボ効果じゃないけど、
「私は名古屋大学で数学をやっております、ま『研究者』と呼ばれるものの端くれですから……」
の一言が客に与える安心感は絶大である。
プロのパロほど恐ろしいものはないのはあっちこっちで証明済み。
持ち込み神父さんはせっかく配った楽譜を無視して
「You are my sunshine」
を熱唱する。
アメリカ人である。
実に適当だが実に明るくて楽しい。
さあ、時間を稼いでくれたぞ、ながたさんにもしゃべりんぐタイムが与えられた。
なんというか、新郎新婦の性格というか人となりを表すように、親類縁者会社関係の方々も
非常にまじめというかちゃんとしてるというか、しっかりしているというか。
もちろん、堅苦しいわけじゃ全然ないんだけど、もっと大騒ぎになったり
しゃべる声が響き渡ったり、暴れ出す新婦のおじさん誰かとか、そういう披露宴お定まりの
風景が少なくて、とても静やかでスムーズな進行である。
これではいけない。
いけなくなんかありません。
せっかくに人生一回こっきりなんだから、大いにバカ騒ぎしなければ。
それは違います。
とにかくながたさんテンションをドンツキまであげて、お笑い路線で攻めてみた。
「……私はその劇で脚本家として演出なんかも担当していたわけなんですけれども、
まあタカフミ君はそういう意味ではとても頼りになるウチの劇団のエース役者の一人でした。
どこが頼りになるかというと二点あって、まず!
『練習に来ない!』」
のーりあくしょん。
……すべり気味である。
「………………ていうのはですね、あのそのなんというか練習に来なくっても本番だけで
充分素晴らしい演技をしてくれるというかそういうことでして、えーとウチの劇団『ひとまかせ』
っていうんですけど、これはですね、まかせて安心っていう意味なんですよー
それからですね、二点目は!
『アドリブが素晴らしい!』
台本にも何にも書いてないのに、敵との決戦の時には早変わり中にですね、
ぱぱらぱぱーぱぱ ぱぱらぱぱーぱぱ (クマソダンスを再現(したつもり))」
のーりあくしょん。
……かなりまっすぐなすべり台を軽やかにすべっている。お尻が熱いほど。
松山と岐阜では、やっぱり関西ノリはやりすぎなのかしら。
ここで逆転を狙って最終技ともいうべき小道具を取り出す。
雑誌「MOOVOU」。
「……新婦さんのお名前をお伺いして、
『どっこかで聞いたことあるなー』
と思ってたんですが、今日の朝、気づきました。
……これは我々アホ連が高校3年生の秋というとても大切な時期に創った同人誌なんですよ。
で、これを見ますとですね、タカフミ君がSFを書いている!
まあこんな時期の男の子なんてものが物語をかけば、主人公はこれ、自分ですわ。
そしてヒロインには理想の女性像を描くものですね。
さて、ヒロインの名前を見てみましょう……
あー、さすがにすっかり同じというわけにはいかなかったですねー
でも、こうあります。
「ま な み」
ですねー! はい、そう、やっぱり二人は運命の二人だったんですねー」
むちゃくちゃである。
名前をいじってなんかどうにかしようってのはウチの兄弟が恒久平和っていうのから
ミラクルズの主人公のデフォルトが上町大地っていうのに至るまで、ながた家の必殺技ですから。
でもちょっと拍手をもらったので、G石アナの素晴らしいフォロー。
二人へのインタビューを絡め、友人らしく主役を引っ張り込めて滞りなく終わった。
いや、だいぶ滞っていたか(汗)
やはりとってもしっかりしたおとうさんお二人のお言葉、それから新郎が挨拶して
宴は終わった。
しばらくして新婦側のご友人お2人と、我々アホ3、そして新郎新婦でちょっとワインなど傾けて。
知らない間にO24の趣味の弁護をしていた自分が恥ずかしかった。
だって以下略。
新婦高校時代のご友人は、アホアナの彼女、森の小動物の友人である。
なんと世間は狭いものか。
新郎は鼻の下をびろーんと伸ばしていたが、とても新婦に優しくしていた。
とても幸せそうである。
新婦は新郎のお母さんに、新郎は新婦のお兄さんに、やっぱり感じが似ている。
きっとこれからも幸せであろうて。
よかったよかった。
お幸せに。
29日は二次会である。さて、今度は何を暴露しようか。
あーでも真面目そうな人ばっかり来たらどうしよう。
またすべり台すべっちゃうかもしれない。
ま、いいか。
今度はアホ勢力の数も多いようだし。うん。
5/23 ひきつづいて |
日曜は朝から人が一杯の長居公園。
そんななかを疾走する白ネクタイ黒礼服のながたさん。
やっぱり向こうで着替えればよかった。
新幹線でS上助手としゃべっていると寝られなかった。
イヤ別に対した話はしてなくて、電光掲示ニュースをみながら
「主婦(44)が、ホテルでテレクラで知り合った男らに縛られ現金を奪われた。」
44、テレクラ?
男「ら」?
縛られ?
情報が少なすぎる。(いや、多すぎるのかも。)
また、軽い食事を摂る。新幹線のサンドイッチは700円する。
ながたさん何が嫌いといってこういう「ただ独占しているから」高いっていうのが死ぬほど嫌いである。
最近でこそ文句もいわず買ったりしているが、
昔はそれがイヤでコンビニから買っていったりしたものだ。
めっちゃめんどくさいけど。
確かに人件費やサービス代と考えられなくもないが、それにしたって真っ当な競争原理からの額では
ないだろう。
まあ車内販売はまだしも、駅構内に大手コンビニも大手弁当会社も大手ファストフード店も一切ないのは
おかしいだろう。
おかしいシステムに金を吸われて、そのおかしいシステムを維持し、ますます強固にし、私が受けた便益と
なんの関係もない人間の私腹が肥やされて豪邸が建つという事実がかなり許し難い。
でもめんどくさいので車内で買ってしまうのがよわい。
バカ話をしていると東京駅についた。
焼きそばみたいな頭をしたG石アナと合流する。
礼服の3人ははばかることなく優先シートを独占し舞浜に向かう。
「なあなあ、神父さんって知り合いかな?」
「おう!可能性あるよな!」
「だったらあれやで、『神父持ち込み』とかなるんかな!?」
「『神父持ち込み料15万円』とか取られたりして!」
「そもそも司会も持ち込みやんけ!」
「「「わっはっはっはっは。」」」
アホである。
会場のホテルはとても素敵なホテルである。
ロビーすぐが巨大吹き抜け空間になっている。
リゾートホテルらしい明るさが印象的だ。
なんのかんので式が始まった。
式詳細は後述するとして
帰りの新幹線は最終の「のぞみ」。席の都合で一人で座っていた。
G石やS上と来週のネタあわせをしたかったが
ごめん嘘
お知り合いになった方ともうすこししゃべりたかったが
アルコールの入れすぎでしんどいのでじーっとしていた。
ていうか寝てない上に風邪ぜんぜん治らずのどがギンギンに痛い。
るるなど持ってきているのだが、アルコールがたっぷり入りすぎてるので怖くて飲めなかった。
風邪薬飲んでからアルコールなら、ヤバイと思ったところで止めることもできようが、逆は不可能である。
しくじった。
悶々としながら夢うつつ状態で家に帰った。
東京に行く度にいつも思うんだけど、新大阪ってなんであんなに遠いんだろうか。
南大阪の人間にとってはびっくりするほど遠い存在である。
梅田を使う人にとっては適度な距離なんだろうけど。
ほうほうの体で家に帰る。
あんまり疲れすぎて寝る気も起きない。
そんなときに限って
「ACミラン対ペルージャ」
の生中継である。くそ、憎いじゃねえかフジテレビ。後半途中から見る。
あれですな、ザック監督の単純戦法は結局セリエAを席巻してしまいましたな。
ていうか選手の能力が高ければどんな戦法でもなんとかなるっていう見本みたいな優勝でしたね。
ペルージャもよく耐えて効率よくカウンターを狙ってましたが、いや相手が悪すぎる。
風呂にでも入って辛いが事務所へ向かおうかと思っていたら、
弟が降りてきた。開口一番
「兄貴、酒臭い。」
それはまずい。
交通安全週間ではないか。
ていうか酒気帯び運転はダメなんだってば。
頑張ってくれたオリッヒには悪いが今日中(ても1時だけど)の事務所行きは諦めた。
(結果的には正解であった)
その後、弟がこんなことをいう。
「DVD-RAMが読めない。」
なんと!弟はDVD-RAMなどという兄も持っていない最新鋭の電子ガジェットを購入したらしい。
そういえば以前、
「会社のデータは全部PDなので、フロッピーでのやりとりが大変だ。PDが欲しいが何がいいだろう?」
「LANでつながっているんだろう?ハブがないか?DHCPサーバ立ち上がってる?管理者は?」
「オール何それ。」
「……だめだそりゃ。
えーっとなになに、CD-ROMとコンビになってる奴で4万円かあ。高!
あ、しかもこれSCSIカードついてないやんけ。SCSIカード買ったら6000円から10000円するからなあ。
そもそもなあ、PDはこれから廃れる一方のメディアであるぞ。だいたい……」
「兄貴、これは?」
「DVD-RAMとのコンビ品!?ひえーパナソニックの執念だけが作らせてる意地の塊みたいな
商品やなあ。これ5万円?でもなあ、DVD-RAMって書き込み遅いし、バックアップメディアとしてしか
使いにくいよ。」
「そうなんや。……でも不便やしなあ。」
「うーん。」
なんて会話をしたばかりである。
親切心を起こし、眠い気持ちを眠らせて見てみると、SCSIカードとDVD-RAMが机の上に転がっていた。
「SCSIカードのドライバのインストールは?」
「してない。」
……要するに何もやってないではないか。それなら、
「DVD-RAMのセッティングをやってくれ。」
と頼むものだ。
昔、父に
「かずひさ、洗車のやり方がよくわからないのだが……」
「いいよ、洗っておくよ。」
という会話をしたことがある。
父は昔、マツダオートのセールスマン。
弟は
「それとなくものを頼む頼み方」
がそっくりになってきた。
案外苦労なくテクテクとセットアップできた。
試しにこちょこちょ書き込んでみると、PDって割と速いですね。
今度はDVD-RAMのメディア買ってきて試し書きしてみようと思います。
なんたって両面で5.2GBですから。TPのHDDなんかまるごとコピーですよ、わっはっは。
などというバカをやっていると4時である。ちょっとだけ寝ようと思って、
布団にも入らず布団の上にねっころがっただけなのに、
気がつくと月曜朝11:30であった。がっくり。
5/23 セリエA優勝決定 |
戦前予想ではインテルが一番人気、それから「ワールドカップジンクス」はあるものの
主力が変わらないユヴェントス、金満補強のラツィオ、守備がよく安定しているパルマ
あたりがスクデットの有力候補で、フィオやローマと並んでミランはこの4強に続けるか?という
ノリだったように記憶しますが。
ユーベはまあ、監督人事でゴタゴタあったし(あれはやっぱり辞めたがってるリッピを引き留めた
首脳陣に問題がある。し、補強もまるで効果的ではなかった。)
仕方ないですが、インテルは予想よりさらにひどかったですね。
ミラン後半の快進撃を見てると、シモーニで引っ張ってれば今みたいなひどいことにはなってなかったような。
スクデットは無理にしても。
来年はテュラムが来ると言うし、何といってもリッピがやります。ロナウドもけがを治して、
来年こそ頑張ってね。
パルマも強いんですけどねえ。
UEFAカップでマルセイユをぼっこぼこにして勝ったじゃないですか。
やっぱ強いんですよ。でも勝ちきれなかったですね。やっぱり基本が守備のチームってそうなのかなあ。
勝ちきれないといえばフィオ。
バティの長期離脱ですっかり流れを失ってしまいました。
エジムンド問題も面倒でしたね。
ラツィアーレは残念無念でしょうねえ。
フィオを逆転したところまではまさしくシナリオ通りだったのに。
特に最後、守備陣が警告や怪我で揃わなかったのが響いたようです。
ローマダービーでローマに負けたあたりから歯車がかみ合ってないところを見ると、
やっぱりミランやユーベみたいな勝ち慣れたチームと違って、プレッシャーが災いしたのでしょうか。
ミランは今年から弱小ウディネーゼを3位に押し上げた原動力トリオ、
ビアホフ、ヘルベグ、ザッケローニ監督
を手に入れて、全面的にザック戦術で闘うことを決めました。
システムは3-4-3ですが、オランダ系みたいな中盤での圧倒的優位をベースに前線にサイドアタッカーを
張らせるタイプではなく、フラット3DF、フラット4MFの前にセンターフォワード、両脇にストライカーを並べます。
とにかくボールをとったらアウトサイドのMFにボールを渡して、そこから縦突破すら場合によっては省略して、
ビアホフという的を狙います。
で、ポストして落とした球を脇侍のFWが撃つなりインサイドMFが上がって撃つなり。
単純でわかりやすく、ブサイクでファンタジーのファの字もない泥臭い闘い方ですが、
ビアホフという世界最高の的と、脇侍にウェアやレオナルドという最高級のアタッカーを持っており、
負担が大きく守備攻撃持ち込み放り込みインサイドアウトサイドと様々な役をこなす必要のあるインサイドMFに、
これまた世界中見渡してもこれ以上適任はいないボバンとアルベルティーニ。
「射的手」にヘルベグとツィーゲという好スナイパーを持ち、
3バックは任せて安心マルディーニ、コスタクルタ。
アジャラはだめだめでしたがサーラあたりが穴を埋めてなんとかなったようです。
また、見ようによっては3-6-1もしくは3-7-0(!)といってもよいかも。
フラットなラインが3枚しかないので、DFの根性次第で押し上げ押し上げでコンパクトにし放題。
しかも攻撃的守備が骨の髄まで染みついてるマルディーニ、コスタクルタ、アルベルティーニが
後ろ半分を守っていますから、プレッシングサッカーの究極形かも知れません。
ペルージャ戦は後半ちょっと見ただけですが、押し込むときでもコスタクルタはハーフェーライン
がんがん超えて来ますし、守ってるときはビアホフもべっちゃり引いて守ってます。
まあ、特別な試合だから特に効いていたのかもしれませんが。
ザックさんはビッグクラブの監督経験がないため、
「ウディネーゼでやったやり方が果たしてミランではどうかな?」
と疑問視されていましたが、野村監督のやり方がビッグクラブでも通用しているように(笑)
見事最高の結果を出しました。
去年、あの栄光を引き継いだカペッロが帰ってきて帝国復活かと思いきや惨敗、
今年の当初、だーれもスクデットなんか狙えると思っていなかったことも非常に有利に働きました。
あれ、最初から飛ばしていたらいろいろ言われたりいろんな問題がでたりしたかもしれません。
あれですね、思わず唸りをあげるようなスルーパスがなくっても、華麗な中盤でのパス回しがなくっても、
全員でボールを追いかけ回して
綺麗な表現を使うと厳しいプレスをかけて
とりあえずFWにボールを渡せ
綺麗な表現を使うとゴールへ向かっていく精神が旺盛な
闘い方はサッカーくさくってこれはこれで楽しいものです。
見ようによってはプレッシングからのサイドアタックって最新の闘い方ですからねえ。
ミラクルズにフォーメーションに追加しておこっと。
今週水曜日にはマンチェスターU対バイエルン。
FAカップを獲り、まず一冠を手に意気上がるマンチェがバイエルンに襲いかかります。
戦前予想は五分と五分。
楽しみです。
5/22 土曜日である |
だが今日は風邪をひいたらしくのどがひどく痛い。
そしてぼーっとしている。
そうはいってもいかないわけにはいかんだろう。なんといっても明日は行けないし。
明日こそはO24の結婚式であるからして。
ということで遅くなったが頑張って行った。
みんなが楽しそうに笑ってても結構のどが辛くて、無理に痰など出して痛みを
まぎらわせようとしてたりして。
うーん、今日はもう早く帰らせてもらって、明日に備えよう。
そう思った矢先。
「あーもしもしJ也ですけど。」
大阪にいるらしい。
HERO人も一緒らしい。
サザンのコンサートを見に来たらしい。
家に帰ってもいいがどうせなら会おうという。
ながたさんがこういうのに弱いのは知ってるクセに〜〜〜
事務所にて11時半まで待った。
来た。
みんな仕事していたのでロイヤルホストまでクルマで。
懐かしの(僕はよく行ってるけど(笑))ロイヤルホスト穴太店(正式店名はしらん!)である。
で、J也さんの楽しいお仕事の話を聴いたりカラオケの話題だったり。
3人とも結構歌うのは好きなので。
やっぱり二人はしまなみ海道のことを1mmも知らなかった。
泣きそうである。ここまで関西圏は孤立してるのであろうか。
もちろん南紀熊野体験博のことなど、コソボより遠い外国の話のようだ。
ま確かにコソボとまでは言わなくても韓国より遠い地域であることは間違いない。
大阪からでもクルマで4時間ってのが最速の移動手段の場所だからな。
そこでHERO人に
「iモード携帯電話」
を見せてもらった。さすがというかやはりというか、スリーダイヤモンド製のM501iである。
便利である。
「携帯でメールがオモシロソウ」っていうのはこないだJ-PHONE端末で見せてもらって感心したが、
Webも見れるともっと楽しい。
プロ野球速報を見て楽しんだ。
iモード用Webページもがんがん増えつつあるという。
考えたなあ、と思ったのがメールをHTMLに変換するサービスがあるらしい。
これならWebで見れば字数制限なしだ。うーん、素晴らしい。
一画面の情報量も結構あるから、そんなにストレスがないし、
ストレスといえばページめくりのタイミングなんかも思ったよりずーっとサクサク動いてる。
なによりパケット通信モードだから時間課金を気にしなくていいというのも素晴らしいといったらありゃしない。
はいみなさんご一緒に。
「ほすぃ」
僕の携帯電話は名機N203である。待ち受けがやたら長いことが気に入ってずっと使っているけど
最近さすがに「漢字が入らない」「10桁」「電話番号検索が異常に面倒」などの欠点が目につきだして、
買い換えようかなーなんて思っていた矢先にこれである。
うーむ。
これもいいな。が、日曜モバイラーとしてはドッチーモも気になる、し、cdmaOneも気になる。
うーん。
まあ、今じぇんじぇん困ってないから、今のN501iの後継機ぐらいのタイミングで買い換えましょうかね。
ドッチーモを同番号で基本料金もプラスアルファ程度でやってくれると大変ありがたいんですが、
それを許可すると完全にNTTDocomo絶対有利になってしまうのでダメなんでしょうね。
でもそれやっちゃってどうにもならなくなった携帯電話勢とPHS勢が手を組んで対抗の一極を作ってしまう方が
筋がいいような気がするけどなあ。どの道このままならじり貧だもの。
一つサービス当てたぐらい、あとから120%満を持してパクられるだけ(iモード)だからねえ。
この辺がサービス系は辛いところですな。メーカーなら機能はパクれても特許とか最悪でも
技術蓄積とかの財産が残るけど。
それからゲーセンでストラックアウトに挑戦したが、
ボールを思いっきり投げる
ってあんなに大変なことだったっけ。
高校の時はいつも昼投げていたのに。
結局ものの見事に一球も当てられませんでした。
戸叶のようです。
次はパーフェクト狙います。
HERO人さんと5時半までしゃべって帰りました。
J也さんは寝てました。
あいかわらずのマイペースが非常に心強いです。
ちょっと
いやかなりボロンボロンに
疲れた土曜日ですが、旧友とたくさん話ができて、
ちょっと「幸せ太って」いるJ也さんの左手に結婚指輪が光っているのを見ることができて、
嬉しかったです。まる。
5/21 あ、そうそう |
いや、おもろいおもろい。来週も観よっと。
いやね、ぜーんぜん世界観が変わってて、どっちかというと宮崎系というか
ああいう匂いがしますね。
戦闘シーンもガンダムガンダムしてないんですよ。
いいですね。これからちゃんとみまーす。
5/21 サブローさん |
そうすると
「つるつる」
になってしまって、芸人に必要な遊び心が浮かんでこなくなったそうな。
例えば、普通に普通の人としゃべってるときでもちょっとギャグをやりたくなるような、そんな。
なるほどなるほどなるほどなるほど。
それはすごいわかるような気がするなあ。
僕も夜にならないと「吼える!」とかエンジンかからないですよ。
ま、夜昼じゃなくて「普通からちょっと外れている」のがポインツなんでしょうけどね。
ど健康な生活していると境界上のアイデアとかが出て来にくいですよね。
カフェインであれアルコールであれニコチンであれ、すぐ境界まで連れていってくれる
グッズなのでしょう。
その「境界グッズ」が緑茶とかプリンだと健康にもいいんでしょうけどね。(笑)
だから芸人さんはお酒飲んでギャンブルやって浮気して借金して真剣振り回して大麻をパンツに……
5/21 今日は |
……いや、これはウチの母でした。
5/20 と思ったら、だ。 |
それよりXRの予告見てます?
キーにパンタグラフ使ってますね。
われわれのようなアホTPユーザーが
「VAIOのキーなんて叩いてらんねーぜへーんだ。」
などといっていることへの解答でしょうか。
いいですねえ。
ソニーのいいとこってこういう「意地」のところですよね。
それでよく商売で失敗するんですけど。
新型のA4ノート群(Fシリーズ)にもいいキーボードを使ってるようだし、
あれよあれよという間に新型機がでるのも3ヶ月に一回なら起こる気にもならないだろうから
いいんじゃないですかね。
ただ、505の大きい方はやっぱりサボってると思うので、
小さい方で能力を上げるのをがんばって下さい。
でもXRの位置づけってどうなるんだろう?従来の三桁シリーズの後継かな?
ビジネス用は今度のFシリーズに任せるのかな?
似たようなゾーンに同じような製品を出しまくって自分自身も収拾がつかなくなる
というクセがソニーにはあるので(カーナビ、ビデオカメラ、CDウォークマンなどなど)
あんまり考えていないだけだったりして。
5/20 MSDN |
5/19 ふらりおさんぽ |
おみやげを宅急便にて送る。
それから鶴ヶ丘からJR。
天王寺経由で桃谷。なんだ、桃谷から歩いても近いではないか。
書類をもらう。文書料6300円ってそりゃちょっと高いんじゃないの?
てくてく上本町に向かって歩くと、「Ueyama」という美味いと評判のケーキ屋が開いている。
寄ってみる。
ケーキ屋に男性一人で入るというのもはずかしいのだが。
でも美味しそうなケーキがずらりと並んでいる。
僕と同じぐらいかちょっと上ぐらいのひげの男前さんが応対してくれた。
チョコレートの巻いた奴とベリー系のムースを買った。
あとで公園ででも食べようっと。
谷町九から千日前線に乗ってなんば。
戎橋のチケットセゾンでA.C.ペルージャ−セレッソ戦のチケットを手に入れる。
カウンターのおねいさんはなかなかの美人である。
「中田選手がでるかどうかわからないそうなんですが……」
「いいですよ。」
ビエリが見れればそれでいいや。
その人は別のちーむー。
いや、セリエAのクラブチームの戦いを生で見れるだけで十分である。
さて、地下鉄で長居まで帰えって公園の中でカフェオレを調達してケーキを食べる。
うーん、おいしい。
ベラボウにチョコやムースの味が効いている。
ぱくぱく。
外で食べるケーキも美味しいですねえ。
家に帰って紀行文を書き始めた。
BSアンテナがついたので、今夜はアントラーズ対レイソルを見ようっと。
ゆるゆるとした一日でした。
5/18 やっと来た新型ThinkPad |
何か隠しアイテムはあるのかな?ともかくはすごいプレーンなスペックですね。
でもそれでいいですってば。
正式発表がとても楽しみです。
5/17.18 うまなみげにぃとひまなみなりぃのしまなみ海道紀行2 |
そうそう、道すがらげにぃはローカルラジオチェックを書かさない。
地元のどじまんのアナウンサーだか地元タレントだかの、素人(おじいさんたち)の扱い
いや、あしらいだな が絶妙。
古くさい、しかしほのかに懐かしい作りののどじまん番組が終わると、5月だというのにもう
「夏の高校野球県予選出場校紹介」
番組である。長駆甲子園に応援に行く気持ちもよくわかる。
県民あげてのイベントなのだ。
名門観音寺第一が紹介されていた。
「2年の○○です。プライベートのバットのポジションは、右寄りです。
走ると、ゆれます。右寄りにならないようがんばります。」
「2年の××です。ただいま広末涼子に全力疾走中。リップスティックは毎週見てます。
やっぱりヒロスエの裸はいいなあ。」
ローカルならではの本音トークがたまりませんな。
これぞラジオの魅力である。
駐車場にはCB750Fの、ボルドール。
かっちょいー!
CBといえばやはりこれに限りますねえ。
タンク、サイドパネル、リアフェンダーに至る流れるようなラインは未だに最高ッスね。
今の1300とかもタンクのボリュームがあって力強いですが、あの750Fの華麗なラインには
かないません。
あぁ、素敵。
ロングドライブに出るとこうして珍しいクルマ・バイクや往年の名車、最新鋭の注目車などなどに
出会えるのでそれも楽しいですね。
異人館には看板が。
「当異人館の調度品はすべてイギリスビクトリア王朝時代の『立派なもの』です。」
自称「立派なもの」。
確かに立派なものであった。
さっき買ったるるぶ香川を読みながら作戦を練る。
レオマワールド。
……男二人で行くものでもあるまい。
ニュージーランド村。
……「牧童の犬笛で操られる『賢い犬』が羊を並べるショー」……見たい……
……「本場ジャージー牛乳とそのアイス・坂出製」……食べたい……
でもそれだけだな。
さんざん悩んだ末、ぴんと来たのが瀬戸大橋の与島PAで遊ぶこと。
てなことで今来た道を逆戻り、坂出から瀬戸大橋を狙う。
瀬戸大橋を走る。
めちゃめちゃ高い!
風速14mの風も凄いが、とにかくものすごい高さで目が回りそうである。
あとで見ると地上65m以上をキープするそうだ。20階建てビルよりも上をずっと走る。
ちょっと怖い。
ていうか外へ出て突っ立ったりしたら一発で吹っ飛ばされてまっさかさまっぽい。
コワイコワイ。
与島で降りる。第1駐車場は普通の駐車場とレストラン、第2駐車場は京阪フィッシャーマンズワーフを
中心としたお買い物ゾーン。
いざやフィッシャーマンズワーフにはいらんとすると、看板が。
「咸臨丸」
おお、観光周遊船である。しかも30分おきに出ていて所要時間は25分という。ちょうどいい。
乗ることにする。
1000円。自販機で切符を買う。
1220円と書かれているのが消されて1000円。値下げしている。
「やっぱしまなみに客をとられてなるものか、でしょうか。」
何にせよ企業努力は大切です。
船は観光客の中高年一団とワシらアホ二人を乗せ、
颯爽と定刻から5分遅れて出航する。
もちろん帆なんか張らない。思いっきり重油を焚いて走る船である。
中高年は早速缶ビールを調達し一杯引っかける。
よくしたもので船の待合所にも船の中にも大塚製薬とサッポロの自販機が並ぶ。
僕も飲みたくなったがさすがにやめておいた。
潮風に当たれば醒めるかも?いやあ、あんな船の上で飲んだら逆にぐりんぐりん回るでしょう。
咸臨丸は小さな船なので割とロールする。
2階デッキにいると手摺りが低いこともあって、ロールモーションでこれまたほりだされそうだ。
怖い。
1階に降りると、船内には「咸臨丸資料館」が。勝先生の写真を見ながら
「これが勝恵子のひいひいおじいさんか。」
などとアホなことを考えていると、
「船長室の復元」
と題し、2体の人形が地球儀を取り囲んでいるゾーンが目に入る。
「左:船長 勝海舟 右:従僕 福沢諭吉」
それはいいとしてその二人の見つめる地球儀は最新のものであるが故に、
「ニジェール マリ コンゴ ナイジェリア ザンビア ……」
と思いっきりアフリカ諸国が独立していた。
詰めが甘いぞ、四国人!
1階デッキのベンチに腰掛け風景を楽しむ。
海はいいなあ。
巨大な橋をひとくぐりして走る走る咸臨丸。
海上から見る瀬戸大橋は雄大である。人類の偉大さを露骨に思い知らされる。
なにもココまでせんでエエのに、というのは四国に住んでみると変わるんだろうな。
途中の島に、人が結構住んでいるような島がある。そこには、瀬戸大橋からも降りていけるように
ぐるぐると道路が降りて行っている。
一度、ああいう島にも行ってみたいものだが、あの道路は地元民しか使えないのだろう。
実は与島PAはどちら側から来てどちら側へ抜けてもいい構造になっているので、
岡山の人も高松の人も、フィッシャーマンズワーフへお買い物に行けるわけである。
それはいいな。
楽しい船旅はあっという間に終わった。
これもオススメポインツ。
どこかに隠れてもう一周しようかという案もあったが、小学5年生なら「いたずら」ですむものも、我々がやれば「犯罪」である。
もっと「いたずら」しときゃよかった。
さて、ゲーセンがある。
「記念プリクラとかないのかな。」
「おう!そうだね!探そう探そう!」
あった。
で、バカ顔さらして撮った。(前がげにぃ後ろがなりぃ)
これからはあの「メダル刻印機」は減っていくのだろう。
そう、あの、チェーンとキーホルダーは別売りの奴だ。
絶滅するとなるととたんに大切にしたくなるのは日本人の変な習性だ。
やはり「もののあっぱれさんま大先生」という精神がパープル式部から綿々と受け継がれているのだろうか。
我々二人はどっちかというと「おかしい」(by正少納言)であろうが。
なにをいいたいのかさっぱりわからなくなってきた。
とりあえずこのワーフにもたくさんお土産やさんがあり、他と違うのが実用品が多いというか、
本物の海の幸や加工品がたんとあるので、まさに
「毎日が百貨店の7階催し物コーナー」
である。男二人ではどうということはないが、ファミリーなら今晩のおかずを買って帰るのもよいのだろう。
さて、ながたさんにドライバーチェンジして、後はひたすらぶっとばす。
ミニは相変わらずご機嫌きわまりない。
なんといっても軽い車重に1300。
十二分にトルキーで、山間を抜ける山陽道の追い越し車線もその気になればキープ可能。
びゅんびゅん追い抜いて100-120で巡航する。
助手席のげにぃにプリッツを口に入れてもらう。
「あ〜ん。」
「これイヤやー!!!」
「なんで。さっきは僕がパインアメとCCレモンタブレットを『あ〜ん』したじゃんか。」
「いや、やられる時はそうでもなかったんだけど!やる方はイヤーーー!」
僕はどっちかというとやられる方が恥ずかしいが。
この辺、普段の役割分担の差が出てる。
なんの!?
ま、とまれ大阪市内でじゃないんだからよかろうって。
そんなこんなであとはひたすら我が家を目指す。
ご飯を食べて一休みしてげにぃは名古屋に帰る予定。
宝塚近辺で少し混む。近畿道も少し混む。近畿道東大阪PAが最終休憩地点。
まあ、こんなところよくぞ作ったものである。
すっかり暮れたところでフォルクス針中野店に着いた。
和食・ラーメン・和食・和食・うどん
だったので肉けを補給だ。
フォルクスは朝5時までやることにしたらしい。がんばるなあ、ダイエーグループ。
またサラダバーをガツガツおかわりして食い散らかして満足。
我が家はそこから5分である。
まだ9時だ。
母がでてきて、げにぃといろいろ話をする。横で聞いている私。
さっそく薄墨羊羹を切ってくれた。
腹一杯だったが、あっさりとしていてとても美味い。そりゃ名物にもなるわ。
甘みが程良いのでいくらでも食べられそうな羊羹である。
食べ物は今回当たりばっかりでよかった。
精算すると食べたものも入れて一人当たり33000円程度になった。
あれだけ遊んで30000円なら文句はない。うち、高速が一人10000円強、ガスが5000円ぐらい。
半分は交通費だから、要するに交通費さえ安ければ韓国だろうが香港だろうが安く行けるのは
道理だ。なるほどねぇ。
四国の旅をいたく気に入ってしまった私は、るるぶをひっくり返して次に行くならどこにするか考える。
む!
なんだこれは!
「ゴールドタワー」
蠱惑的な文字が私の網膜を揺すぶる。キャッチが素晴らしい。
「天高く突き抜けるオモシロサ!
電撃!これがウワサの金字塔か…。」
……
とりあえず「電撃!」などというところに担当の趣向ゾーンが見て取れる。
ウリはなんといっても、
「世界のトイレ展」
その名も「チャームステーション」での常設展示。
「フランス、ベルサイユの薔薇、ミラノなどをイメージした世界各国のトイレをずらりと展示!」
最大の目玉は
「純金を26kgも使用したゴージャスなトイレ。う〜ん贅沢!」
時価6000万円だそうである。ちなみに使ってるスリッパは500万円の純金製。
そして「シュミレーションシアター」。その名も
「G−パニック」!
だれか止める奴はおらんのか。
げにぃが転げ回って悔しがる。私ももちろん猛烈に悔しい。坂出なら充分寄れたのに。
げにぃいわく、
「瀬戸大橋開通当時(バブル真っ最中)にできたバブル建築の一つだが、まさかまだ存在するとは。」
まさにバブルの塔。
ロデムにでも変身してもらって地を駆けてもらうしかないな、こりゃ。
そのほかにも大川橋蔵の銭形平次でおなじみの、砂に書いたラブレターならぬ
「砂に書いた寛永通宝」
もそのあたりにある。
ニュージーランド村といい、この辺はまさしくワンダーゾーンである。
うどんツアーに絡めて、再挑戦するしかあるまい。
なんのかんのといろいろあって、実に楽しい小旅行であった。
一泊二日でクルマの届く範囲なら、こうも気軽に暴れ回ることができるとは。
日本は狭いがその分幸せなこともあるものである。
大阪からなら西は山口東は長野が充分一泊の守備範囲だ。
まだまだ行ってないところがたくさんあるなあ。
さて、次はどこに行こうかな。
5/17.18 うまなみげにぃとひまなみなりぃのしまなみ海道紀行 |
「しまなみ海道はいいとして、あとはどうするべ。」
「せやなあ、道後温泉と尾道観光と……」
「松山って、そんなに見るとこあるかな?(失礼)」
「いやあまあ、なんとかなるやろ。」
予定では17朝発−(陸路)−尾道−しまなみ海道−諸島散策−今治通過−道後温泉着・泊、
18は松山見物−夜フェリーにて19早朝南港−陸路、名古屋である。
朝6時少しすぎ、げにぃ’ずミニ・クーパーのご登場である。
二人で迷ったが、エグザンティアではなく結局ミニで行くことにした。壊れたら壊れたときのことである。
それもまた楽しからずや。
げにぃは実家の名張からかなり走っているので、旅のスターターは僕が務めることにした。
なにより、これから走らせるミニに慣れるためにも普段走り慣れている道を走った方がよかろう。
数キロのレベルで運転したことはあるが、こんな長距離は初めてである。
ローに入れ、エンジンを吹かしスタートする。その瞬間、
ごきゅ!
「!!」
ごきゅごきゅごきゅ!!
「!!!!!……え、えらい鳴かはりますなあ!」
「これな、マフラーがバンパーに当たってる音らしいねん。」
「はぁ。」
そーゆー音が鳴っているというのは聞いていたが、実際聴くとびびるほどの大音量だ。
先行き不安である。
まあしかし名古屋からここまで走れるのだから、大丈夫だろう。
そうだろうか。
給油後、近畿道へ。空いている。ミニは高速に乗ればご機嫌だ。
80キロですでにバイブレーションが出て、4速までしか持ってないが故に100キロで3500回転と
やかましいのはご愛敬。
トルクはあるから、4速のまま踏み込めばまともな追い越し加速ができるところなど、
リッターのマーチよりよっぽど走りやすい。
山陽道。
事故渋滞で4キロ。
自然渋滞だからダラダラと走っていればすぐに抜ける。名塩SAであさごはん。
「朝食バイキング! お好きなメニューを選べます!!」
入ってみるとカフェテリア形式。
これは「バイキング」ではない。
がちゃがちゃが大量においてある。
行楽客の子供を狙っているのだろう。見え見えだ。
ひっかかってやるか。
えい!「To Heart」がちゃがちゃ〜!
やっぱそれか。
出た!唯一持っていなかった智子がでたぞ。実に幸先がいいではないか!
げにぃはミニプラレールがちゃがちゃに挑戦する。
見事、500系のぞみの「中間車両」を引き当てた。
システムとして間違ってるぞ。
山陽道をひたすら走る。空いている。ミニもご機嫌だ。
げにぃは関西ラジオ・チェックに余念がない。
「仕事と趣味がマッチしている」
というほど幸せなことはありませんな。
ラジオを聴く。道上洋三の阪神礼賛番組が終わると、
「ありがとう浜村順也です。」
「うわー!嫌やー!……しかし浜村淳ってえらいよなあ、
月−土の帯なんか今やれいわれても進んでやる奴おれへんで。
家族サービスとかどうやってるんやろ?」
「そらぁ……夜やってるんじゃない?」
「そりゃ奥さんには。
……ちゃうやんちゃうやん。
……実は複数いてるとかな。浜村淳A浜村淳Bとか。」
「あ、それはそれこそ……」
「「 『ロンドンブーツ1号2号』!!」」
「「ぎゃははははは!」」
アホである。
そうこうしているウチに尾道に着いた。尾道で降りるつもりで、
山陽道を降りたが分岐を間違える。思いっきり旧橋を渡って向島に渡ってしまった。
「ちがーう!」
ぐりぐり走って尾道に戻る。往復橋代300円。とほほ。僕の方向音痴はなおらんなあ。
尾道へ着いたはいいが、何を見て何をするのか何にも決めていない。
とりあえず市役所の駐車場に停めまくって、市役所でマップを漁る。
その地図にロープウェーが描いてある。
「とりあえず坂の町やからな。上へ行こう。」
まさにバカとなんとかは高いところへ。
だからバカを隠しなさいってば。
お寺の境内に乗り場がある不思議なロープウェーに乗って、展望台へ。
展望台は3階建てなのだが、2階部分が喫茶店になっている。その名も
「喫茶 『展望』」
名物は
「タコラーメン・タコうどん・タコソーメン・タコそば・タコどんぶり」
どうしてもタコを食わせたいらしい。
展望台からはよい眺めである。
山と海とがコンパクトにまとまっており、いかにも日本風である。
写真を見ても雰囲気は通じないだろう。
気分が穏やかになるような、なんというかほわほわとした風景である。
渡船が4隻も5隻もわたっている。
「あれ、お金いるのかな?」
「でもさ、安治川の渡しとか大阪市がやってるからタダやで。」
「あー」
などと話していると、地元のおとうさんが
「あれ、100円じゃき。」
でた!広島弁だ!
おとうさんはいろんなことを話してくれた。
渡しは全部民営であること、7-8社あること、一人100円だが真ん中の船は60円なので人気があること、
自分も20年から30年前尼崎へ行ったことがあってその時は空がすごく汚かったこと、
昭和40年代は造船がすごくて日立(造船)のドックも5台がフル稼働して、それはそれは活気があったこと、
9時10時になっても光が煌々と照り、溶接の火花が散って、それが海に反射してキレイだったこと、
もっと昔は浅瀬があって、子供は泳いで向島へ渡ったこと、海はずっとキレイだったこと……
「あぁ、最近は若い人も多いねえ。映画、映画のおかげだね。あれほらなんてったっけ」
「大林監督ですか。」
「そうそう!大林監督だね。もう、若い人たくさん来て、それからほら中華そば食べていくよ。
『しゅうさん』というお店で、すごく人気があるよ。」
「ほー」
「まあゆっくりしていき。」
「はーい!」
思わぬところで情報を手に入れた。
だらだらと下る。千光寺というお寺の中をダラダラ降りるが、巨大数珠を滑車でつったものや、
三つの巨岩が重なっているもの、打ち捨てられたホンダN360が3台、などレアなものが目に入る。
『茶店 AOI』
「OH!? だんご三兄弟ですか!?」
「いえ、おそらくは『あおい』でございましょう?」
バカな話をしているとオーナーらしき人物に追い抜かれた。
あんまり指さしてバカ話をするものではない。
しかしこのお店もオモロイ店で、壁面にオーナーの自作詩がどどんと書いてある。
内容は忘れた。要は「本当の尾道がここにある。」などという詩だったと思う。
あれ、毎日見てると恥ずかしくならないかなあ。
いや、毎月のように書き直してたりして。
母娘らしき旅の二人に声をかけられる。
「あの、この辺に大林監督のご実家があると聞いたのですがどこでしょうか……」
「すいません、私そういう情報は持っておりません……」
監督も大変だな。
結局尾道らしい坂を下ったのはここっきりだった。
昼ご飯を物色するため商店街を歩く。
おとうさんに聞いた『しゅうちゃん』が気になる。マップをたぐる。そんな店はない。
いやまて、これか?
「げんちゃんげんちゃん、『朱華園』っていうラーメン屋さんがあるわ!これや!」
「おぅ!本当ですか!」
どうやら「朱さん」のことらしい。行ってみる。
混んでいる。
永遠のお嬢様壇ふみの父親であるところの壇一雄もご推薦。
らーめんとチャーシュー麺と餃子を注文する。
前のおばはん二人連れは焼きそば。これもまた見るからに美味そうである。
きた。
めんはカップヌードルみたいな平たい細い麺だがもちろんコシとつるつるさは比較にならない。
背油だろうか?不思議な油玉みたいなものが浮いている醤油ベースのスープは、そりゃあ
壇さんのような酒飲みが飲んだくれた後食べるのに最適であろう。
しつこいはずだがあっさりしていて、ボリュームもあるけど重くない。
はっきり言ってかなり旨かった。
どのぐらいかというと、ミナミのど真ん中に店舗をぶったてても大繁盛間違いないぐらい。
尾道に行かれた際には、是非!
豊かな気分になって自家焙煎コーヒーをいただく。
ここもとても美味しかった。
自家製のワッフルに心惹かれたが、我慢した。最近どうもワッフルが気になる。
焙煎機がコロコロとコーヒー豆を回す様をいつまで眺めてても状況は変化せんので、旅立つ。
次は生口島。
運転はげにぃと交代。
「OH!ここがチヅル・アズマの生まれ故郷、『インノシマ』デスネエ!!」
どうでもいい知識なら我々二人にぜひ任せて欲しい。
高速は全線開通しておらず、ここ生口島と大島で地道に降ろされる。
生口島では平山郁夫記念館に行く。
このクソど平日だというのに、ものすごい数の観光バスが駐車場を蹂躙し続け、
すさまじい数のおばはんとおっさんを大量に吐き出し大量に吸い込み続ける。
恐ろしい。
残念ながら、作品はあまりない。いや、あるがほとんどが簡単な水彩と、子供の頃の絵。
しかし13歳にして極彩色の『曾我兄弟仇討ち図』を描いている様をみると、ほんまもんである。
構図、色、デッサン、ディテールの描き込み、ほとんど完成品。
僕が13歳の頃?
うーんとね、ガンダムー!!
嫁はんが美大の同級生で、嫁はんが首席で郁夫が二席だったそうだ。
結婚と同時に断筆したらしい。この人は世界中を巡りまくるほとんどの取材旅行に同行して、
サポート&マネージメントをしている。
郁夫も幸せ者だな。
いや、幸せなご夫婦、か。
おばはんおっさんで混雑する交差点で記念写真を撮り、
地元の石材店の店頭のデフォルメウルトラマンの石像や鬼太郎一味の石像を撮った。
ネタ写真ばっかし。
次は伯方島である。
そう、『伯方の塩』のあの伯方島だ。
さすがに塩業や造船で昔から重要な島だっただけあって、なんとなく今までの島よりあか抜けている。
明るくて、活気がある。
ぐにょろぐにょろと島内の道をさまよっているうちに、造船所の縁にでた。
いままさにタンカー(だと思う)が建造中。巨大クレーンが動き、溶接の火花が散る。
まさに
「働くおとうさん」。
かっくいー!
船首のあたりを溶接している人は、高い足場の上で安全帯もつけずに自由自在に溶接しまくっている。
HIRO人やM澤先輩が船好きになるのもよくわかる。
男の子はやっぱりああいうでっかい鉄の塊が大好きなのだ。
「社会見学みたいになってきたねぇ。」
僕も、建造中の船を間近で見たのは初めてである。戦艦大和とかの建造中の様子はさぞや
胸の弾むような力強いものだったのだろう。
ま、どっちにしても一般人は見れなかっただろうけど。
そうこうしているうちに伯方の塩を造っている伯方塩業さんの横にたどり着いた。
……
小売りなんかしてるかー!
しかし、たった2軒で日本中の伯方の塩をつくっているとは。
しかもちっちゃい工場だ。
パートらしきおばちゃんが親切にも
「どうしたの?」
と訊いてくれた。「小売りしてませんか」と訊くのもなんとなくかっこわるいので、橋への道を訊いた。
……間違えてたんだけど、おばちゃん。
すっかり社会見学モードの伯方島を後にし、大島を経由して来島海峡SAで一休み後、今治へ上陸。
そのままR196へ出て海岸線をかっ飛ばす。
きもちいー!
R42もそうだし、高知側の道もそう。海岸線の国道はゆるゆる走るだけで楽しいものだ。
途中、松山名物の坊ちゃん団子を仕入れる。
だんご三兄弟の遙か前から三兄弟だった団子である。
渋滞につかまりながら道後温泉にたどり着いた。6時過ぎ。
詳細はわからんが道後温泉本館の近くだというので、その辺をうろついてると着いてしまったのだが、
これがまあ昔からの色町のど真ん中。
ソープありキャバレーありファッションホテルあり中型観光ホテルあり。
そんな中にいきなり古風な構えの旅館が突っ立ってて、それが本日のお宿、
『山王閣』
である。
ミニを狭いスペースに突っ込むと、上品なおばさんとやかましいおばはんが応対してくれた。
やかましい方のおばはんに部屋に通される。
「まーいーくるまにのってるわねあれあれでしょみじぇっと?」
「ミニです。」
確かにどっちも生誕40周年というノリではあるがな。
「あのクルマあれでしょおしゃれねーあれいいなとわたしもおもっているのよでもたかくててがでないわ
こまわりがすごくきくよねあれぐらいこじんまりとしているとでもよくはしるのよねあれのねわたしはくろが
ほしいのでもたかいからかえないわあれはいいくるまよほんとにかわいくていいくるま……」
げにぃですら言葉を挟む隙がない。
「もうごはんできてますわよごはんたべるでしょごはんしたへおいでくださいねよういしてますから……」
「はいこちらですよびーるのむでしょびーるすぐにもってきますからね……」
6時について温泉宿のハズなのに先に飯を食わせるか。
まあいいや腹減ってるのは事実だし。
松山ローカルのニュースを見ながらどれから食べようかと物色しているとおばはんがやってきて、
ビールを持っている。
なにくれとなくしゃべりながら宿帳を置いていった。
食べる。
まあ、内容というかメニューはお定まりの和食で、おつくり、炊き合わせ、天ぷら、煮物、鍋で牛肉の蒸し煮……
でも、海の幸旨い!
これはマジである。
イカがイカ臭くない。海老が海老臭くない。実にうまい。
つくりの鯛がすばらしくうまい。
久しぶりに脂っこくない鯛、ぷりぷりとしない鯛、さくさくとした鯛をいただいたような気がする。
そうそう、鯛っていつの間にかかみ切るのに力のいる魚になってましたよね。
そうじゃなくって、さくっとしてるんですよ。おいしかったー!
そこそこ満足しながら腹の減りように任せてぱくぱくと食べていると、おばはんが登場。
「一杯いただけるかしら、がははははは。」
「どうぞどうぞ、わはははははは。」
我々がこんなネタを拒否するはずがないではないか。
おばちゃん再登場。
手には3本目のビール、と開いているピーナッツの袋。
おばちゃんはどっかと居座り話し始める。ハイテンションハイスピードハイパワー。
げにぃがまた軽やかに、人の琴線、しゃべりたい線をこちょこちょくすぐるもんだから
おばちゃんヒートアップ。
さすがプロ。げんちゃんげんちゃんと親しく呼ばれるので、逆に訊く。
「ところで、私のことをげんちゃんとお呼びですが、お名前は……」
「あ、こちらの方?」
僕を指す。おばちゃん人の話をきーとくれ。
「いえいえ、ではなくて『おねえさん』のお名前ですよー!」
げにぃの見え見えの持ち上げにも
「あ、わたし?わたしは『ようこ』。
……でもね、『さくらちゃん』って呼んで。」
「どーしてですかー!」
そのあとその由来を蕩々と話してもらったが、
「桜の木の下で生まれた」とかそういう妄想の類だったのでどこまで信じていいのかわからない。
とりあえず『さくらちゃん』らしく、『さくら』もダメだそうだ。
よくわからない。
学生さんが多いという話になって、いろんな人が来るわよという話から、
「息子が東大」という情報も漏らしてくれたが、これとてネタかもしれぬ。
底知れぬおばはんだ。
おばちゃんは親切である。自分で1本目のビールを持ってきてるくせに、
4本目を持ってくると
「これで最後。高いビール飲まずに、コンビニ行って缶ビール買ってきなさーい。」
と言ってくれる。
「わたしからのさーびすー!」
と言って持ってきてくれたのは煎った塩豆。サービスには違いない。
また、
「今日の夜はどうするの?どうするの?」
「はあ、あんまり決めてませんが……」
「楽しいとこ行くんだったら言ってね、ちゃんとしたところに話つけるから。」
ちゃんとしたところ……どんなところだろう。
「このへんはねえ、ぼったくりも多いのよ。」
ああ、そりゃそうでしょうね。歓楽街は。
「あれよ、大阪だったらソープなんかもう行き飽きたでしょう?だから古くからの遊郭みたいなのがいーわね……」
わしらそんなにエロ顔しとるか?
とにかく話を勝手に進めないでクレー。
親切はさらに続き、
「若いんだから夜中おなか減るでしょ、ごはん上に持って上がりなさい!」
「はぁ。」
「ほんとはだめなんだけどね、持って上がりなさい持って上がりなさい!若いんだから。」
宿帳に書いた27っていうのが17に見えているんだろうか。そもそもダメなら別にいいのに。
そうしてごはんとおつけものが盆の上にセットされてしまった。やれやれ。
いろんな意味でおなか一杯になった食事が終わり、さくらちゃんがごはん盆を持って上がってくれた。
さくらちゃんは
「行かないの?行かないの?行くときは言ってね!」
と念を押す。行きませんってば。
ふみょー。
最後の最後にどっと疲れた。
明日の予定を立てようと布団上で地図など見ているうちに、げにぃは寝息を立てだした。
それを聞いた僕もいつのまにやら眠っていたらしい。
……気がつくと10時である。
このまま寝るのも悔しいので、階下の風呂に行く。道後温泉本館は明日早朝にしよう。
風呂は家族風呂と大風呂。7-8人用の大風呂を一人で独占だ。
ふいーっ。
き、気持ちええええええええええええ!
こんな大きな風呂にたった一人で入った経験自体が初めてである。
圧倒的開放感が実に気持ちがいい。
それから、湯が素晴らしいようだ。さらさらしていてクセがない。温度的には高いはずだが
刺すような刺激はなく、柔らかい。
あっという間に体の芯まであたたまり、体中の疲れがこれもまたあっという間に消えてなくなるようだ。
素晴らしい。
温泉マニアの気分もよくわかる。
出て水半分湯半分をかぶって、また入る。いとも簡単に体中から汗が吹き出る。こいつを繰り返して。
いやあ、気持ちいいなあ。
気持ちよく疲れがでるほど堪能したところで上がった。
さすが、日本最古。明日の本館が楽しみである。
元気復活したがさすがに「吼える!ながたさん」を書いてしまうとこの気持ちいい非日常感が
薄れてしまう気がしたのでやめた。
手に入れたパンフを眺めながら明日の作戦を練る。
目に留まるご飯の盆。これを片づけておかないと、明日の朝さくらちゃんにどんな目にあわされるか
わからない。腹はちーっとも減ってないが、がんばってお茶漬けにして食べた。
げにぃが起きた。風呂を薦める。
風呂から上がったげにぃと共にまたアホな話をして寝る。
「ネグリジェ姿のさくらちゃんがやってきたらどうしよう!?」
「うわー!やめれーっ!ぶんぶんぶんぶん!!」
……はす向かいのソープ「将軍」は夜遅くまでにぎわっていた。
…………
6時にセットした携帯が鳴る。
目覚めさわやか。やはり、風呂が効いているらしい。昨日の疲れは(少なくとも肉体的には)まるで感じられず、
この寝覚めの悪いながたさんがさわやかに目を覚ましてしまった。
地図を見ながらゴロゴロ転がっているとげにぃも起きる。
こいつもたいがい寝覚めの悪い男だが、わりとさわやかに目を覚ましているところを見るとやはり
「道後パワー」
であろう。6時半から本館が開くらしい。早朝のTVなど見てぼんやりして地図を広げて作戦会議。
「観音寺市って大きいのに、インターチェンジとかないんだね。どうして?」
「……馬方の仕事がなくなるから……」
「(笑)どうするよ。」
「四国来たから、昼はうどん、食べたいな。」
「そうやな。……高松あたりまで食いに行くか。……瀬戸大橋渡って帰っちゃってもいいよね……」
「そうやな。そうすると夜には名古屋に着けるしねえ。」
「そう!瀬戸大橋も、クルマでは渡ったことないんよ。」
申し遅れたがげにぃは「てっちゃん」である。マリンライナーは制覇済みだ。
「……」
「……じゃあ、そーするか!高松行ってうどん食べて瀬戸大橋ツアー!」
「おー!」
適当である。
さくらちゃんに朝の挨拶など受けながら7時前ぐらいに本館に向かう。
地元のおじいさんやおばあさん、それから観光客らしき人もちらりほらり。
一人300円。
風呂自体はサイズもそんなに大きくないのが二つ。中堅旅館の浴場程度のサイズである。
これが一般用。もう少しエキストラコストを払うと、こぢんまりとしたプライベート風のお風呂もあるらしい。
そして皇族専用のお風呂。
もちろん我々下々の者は見るだけでもお金を取られ、入ることはできない。
「皇族一枚って言って。」
「いや。」
普通の浴場に入った。
やはり気持ちいい。
さらにパンチが効いていて、もうあっという間に気持ちがいい。というかあんまりパンチが効きすぎてて、
ものすごい血行促進効果で、すぐに湯当たりしそうだ。
二人して水をちゃぱちゃぱしたり、足だけ突っ込んだりしながら、
「もうだめ」寸前まで粘っても25分しか経ってなかった。
満喫満喫。
そりゃ、こんなところに毎日毎日入っていたら、血行障害系の慢性疾患は劇的によくなる可能性もあると思う。
毎日この温泉に入って、新鮮な魚中心のご飯を食べ、適当に運動すれば素晴らしく体の調子も復活するに
違いない。
松山の人は幸せだな。
脱衣場で地元のおとうさんが世界史について講義するのを横で聞きながら涼む。
体が芯から温もってしまうので、ちっとも湯冷めしない。
「お茶、飲もうか?」
「いや、それより……」
「牛乳?」
「いや、愛のスコールがいい。」
出て自販機でポカリを買った。スコールはさすがにない。
うまいっ!
「『ボディリクエスト』って、前なんて書いてあったっけ。」
「『イオンサプライ』。」
便利なことに本館真っ正面に、松山名物の「一六タルト」の一六本舗と、「薄墨羊羹」の中村屋が並んでいる。
しかも7時半だというのに開いている。こりゃここでお土産を仕入れるしかあるまい。
一六本舗でタルトを買う。横のおばちゃん曰く、
「一口タルトはないの!?」
「はい、それは別のお店でして……」
中村屋で羊羹を買う。横のおばちゃん(同一人物)曰く、
「ここはタルトはないの!?」
「はい、タルトは扱っておりません……」
おばちゃん、何が欲しいんだい……
道すがらにはソープが何件かあって、朝だけあってひっそりしている。
『銀桃』というお店の扉の横をふと見ると。
「当店『英国屋』は英国名使用禁止のため『銀桃』に店名変更いたしました。
これからもよろしくお願いいたします。」
!
どこからのクレームだ!?一体どこからのクレームなんだ!?
ソープだからいかんのか?んなことなかろう?だとすると英国だからだめなのか?
でもあれって元々の国名はぐれーとぶりでんおよびほくぶあいるらんど……
喫茶『英國屋』の方々、ご注意を。
朝ご飯。これもメニューはごくごく一般的な和食の朝。
でもばりばりに血液が流れまくっているからかめっさうまい。
僕は2杯半、げにぃは4杯も白いご飯を食べた。朝風呂後の朝ご飯って、いいですねえ。
さくらちゃんに別れを告げ、高松に向かう。
高速を使えばあっという間に高松だ。
なんというか、愛媛の人の運転はいかにも田舎の運転で、人のことをあんまり考えていないというか
譲ってくれることを前提としているというか、右折タイミングも車線変更タイミングも大阪より全然遅い。
面食らいながら二人は運転していた。
書店による。
ガイドブックを仕入れる。宮脇書店というのは地元を絨毯爆撃している大型書店らしい。
国道沿い大型店を見ていると、中堅地方都市の方が変な大阪市内に住んでるより楽だなあ。
人が一生懸命讃岐うどんについての情報を仕入れようと、るるぶやまっぷるをひっくり返してる時に、
げにぃはなにやらあるコーナーに固まって動かない。
香川るるぶを買うことに決めてそこへ行くと、地元情報誌のコーナーであった。
そう、最強の地元情報誌の呼び声も高い、月刊「かがわ」の
「笑いの文化人講座」
が、別冊として1-16巻まで出ていた。
奴はこれに一度載っている。ネタは、
「頭かくしてシリカゲル」
三つ子の魂百まで。
自分のネタが載っている巻を必死で探していたらしい。
やれやれ。ほっておいてレジでるるぶを買う。ふと横を見るとさぬきうどんの特集本が3冊も出ている。
しかもこれも「かがわ」がらみの本である。
おそろしい。
ぱらぱらとめくる。るるぶにも載っている「わら家」というお店の評価が高いので、ここに行くことにする。
高松ならではの「セルフ店」(玉とって具を自在にトッピングしてつゆをかけて食べる)にも、
「黄金うどん」(生卵と醤油だしをかけるだけでいただくもの)にも心惹かれるが、一食しか食えないなら
オーソドックスな釜揚げだ。
「わら家」は屋島にある。
源平の戦いで有名な、あの屋島だ。……というのは後でげにぃの
「古戦場でも見に行く?」
という台詞で気づいたんだけど。
なんというか、四国の人はおおざっぱというか合理的というか、
メニュー。
「釜揚げうどん」「中ジャンボ」「釜揚げうどん特大」
「中ジャンボ」って何!?
「ジャンボ」っていうサイズが普通名詞としてあるらしいんだけど、それにしたって三種類あるなら
「うどん」「うどん大」「うどん特大」
もしくは百歩譲っても
「うどん」「中ジャンボ」「ジャンボ」
ではないだろうか!?
頼んだのは「かまあげ特大」「生じょうゆ」「ざるうどん」の三種。
都合5玉分。
うまい。
どれもうまかったが、やはり釜揚げにとどめをさすだろう。とにかくつゆもうまいしうどんもうまい。
薬味はネギとしょうがだけ。だがうまい。めっさうまい。
釜揚げうどんなんて、単調な味やないすか。
でもね、幾らでも食べちゃう。
なんででしょうね。
まずいうどんなら、つゆばっかり食べているような気がするのに。で、最後は薬味だらけにした
ぐちょぐちょのつゆで濃い味にして食べちゃうんですよね。
でもここのはそんなことなくもぐもぐ食ってしまいました。
いやあ、高松に行くことがあったら、ここで食わないわけには行くまい。
今回の旅は麺で大当たり。
例の専門本によると、もっと町はずれの、製麺所に付属するような立ち食いうどん屋には
いくらでもうまい店がゴロゴロしているらしい。
ひやー!
くそ、いっぺん「死ぬまでうどんツアー」を組まねばなるまい。
朝うどん昼うどんおやつうどん夜うどん夜食うどん。
ひっひっひ。
(長いなあ。つづきはまた明日ね。)
5/16 「阪神強いでんなあ。」 |
85年のような強さではなくて、92年のようながむしゃらにやる強さですか。
大豊なんか3回から素振りしまくってるらしいですな。
なにより、この3連戦は見て楽しかったのでよかったっす。
この気迫、1年続くといいのですが。
いやあ、ドラゴンズも強いですよ。タイガースはミスと落合の調子の悪さで勝ったような
もんですからね。
あと、やっぱり松坂はバケモンですねえ。
ああいう化け物ピッチャーって野茂以来でしょうか。そうするとよく言われるフレーズ
「10年に一度の逸材」
っていうのは誇張でもなんでもないですね。
あと、嬉しかったのが、イチローがストレートを三振したあと天を仰いで悔しがったことでしょうか。
なんとなく日本の野球に諦観があったような今年のイチローですが、今日はホントに
目に力がありました。スライダーで三振したあとは
「おいおい中嶋さん勝負させてよ!」
という表情でしたね。
あの人がやる気がないとやっぱりパ・リーグも面白くないし。
ちょっと面白くなってきたな。