4/15 ベストエフォート |
おおざっぱに、
「マキシマムだとたぶん1000ぐらいのサービスできると思うんですけど、
場合によっちゃ10できないかも知れません。」
というようなサービスを
「ベストエフォート型」……最大限努力型、と言うようですね。
普通、お金払って受けるサービスって、「保証型」ですよね。
ラーメン屋行って、「忙しいから」って理由でラーメンの量がいつもより少ない、
逆に「暇だから」っていつもの2倍の量、
そんなこたない。
飛行機に乗る。「人がいっぱいだから」って理由で、札幌まで行きたいのに
仙台で降ろされる。その代わり暇なときはニューヨークまで飛びまっせ。
そんなこたない。
「保証する」には、バックアップだったりマージンだったりがたっぷり必要になる。
受けられるサービスは、その「最低」保証になる。
すると、かかるコストの割にはあまりサービスの質が良くなかったりも、する。
その代わり得られるのが、「絶対コレだけは」という「保証」。
ところが、インターネットは「保証することを捨てる」ことで、大きく発展してきたものです。
データ、着いてるかどうかわからへん。
わからへんけど、着いてないとわかった時点で送り直したらええやん。
これだけの量のデータ、送りたい。
でも回線混んでたら何時間かかるかわからない、逆に空いてたらあっという間。
で、この考え方でOKなこと、って実は生活の上でいっぱいあるんです、よね。
「おかあちゃん、かみそり買うてきてくれへんか。」
「いつまでにいるの?」
「んー、ま、今度市場行ったときでエエで。」
こんな感じ。
これは、保証型サービスとの相互補完関係にあります。
どうしても保証型でなければならないサービスも、歴としてあります。
役所の類とか、人命に関わるところ、あるいはお金を扱うところとか。
でも、そうでなくてベストエフォートでかまわないところもいっぱいあって、
「そういうもんだ。」
と思えれば、パフォーマンスが低い時にも文句も出なくなるし、
より簡単に高いパフォーマンスを提供してくれうるチャンスを増やすことになる。
保証型にプラスアルファを求めるのは馬鹿馬鹿しいことですし
ベストエフォート型のパフォーマンスのぶれに文句をいうのはおかど違いというものです。
サービスでもモノでも、
「確固たる何かが保証されなければ困るタイプ」と、
「オールオアナッシング、思いっきり振りに行っていいタイプ」
を、分けて考え出すと楽だと思います。
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物理的な回線品質にしろ、中身のホームページの数々にしろ、
Webなんかが人々の意識にそうした「許容」を知らず植え付けているとしたら、
それはとても(大げさに言って)人の意識の上で、大きな変革をもたらす事実、ではないでしょうか。
たとえ少額課金でもお金取って見せるHPに、僕なんかは全然魅力を感じません。
それってやっぱり、既存の「保証型」メディアのやり方を、WWWに持ち込んでるだけ、だからだと思います。
それやったら、本屋さんで本買った方がいい。
実はこの裏には、こんな意識があるのかも。
ちゃうやん、Webってそうちゃうやん、って。
Webはベストエフォートですよ。
安価なかわりに、クズも多いかわりに、
大当たりも稀にある。
保証型では、とうてい望めないような。
そう!
それこそ「ほえなが」!
……なんて胸張って言えるように頑張ります(泣)
ていうかこれ自体がベストエフォートでしかも詐欺に近いほど当たり確率が低いっていう話が……
4/14 MO〜〜〜〜〜〜〜 |
試しにやってみる。
まあ、ピクセルと解像度や縦横サイズの算数で悩んだこととか。
印刷不能範囲が周囲に5mmずつあるから、裁ち切りページがちょっと悲しいとか。
そんなことは我慢しよう。
えい。
みょーん。
お!「印刷は」キレイや!
そう!
元絵が下手ックソなのは一ミリも変わってないからやっぱり下手ックソ!
(T^T)
ま……しかた……ないか……
んなことでへこへこと組み合わせ作業を続けてると……16p。
読み込めない!
「このファイルはディスクのエラーか、SCSIターミネーションの不正などにより、
ピクセルが壊れている可能性があります。続けますか?」
続けますってば!
……うわーん、壊れてるー!
途中が帯状にギタギタになってるー!
幸いにも。MOの他にも、CD-Rに焼いていたのだ。
しかしCD-RもSCSI接続である。
ひょっとして……
百万抹の不安を抱えて、CD-Rを見る。
よかったあ!生きてたあ!
「不安なバックアップメディア」
ほど、クソの役にも立たないモノはありませんな。
だって……ディスクなのか、ボードなのか、ドライブなのか……なにかわからないもの!
まあ、今のは生きてたバックアップがあったから良かったようなモノの……
ボードとかに問題があるのなら、CD-Rだって危ないし……
そもそもアレはバックアップメディアとしては使いにくいしなあ……
こりゃやはり、FASTTRAK66でも買って、ミラーリングで随時バックアップとしゃれこみますかね。
……そんなお金無いよう……何が問題なんだろう……怖くてMOが使えないよう……
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レーザーショット880はとても気に入ってます。
閉め切った部屋ではあの匂いがたまりませんが、それ以外は速度・美しさとも文句、無し。
高いだけの甲斐はありました。
ぜひ、レーザー直打ちの同人誌を見て、
「ふん、この程度か。」
と鼻で笑ってやってください。
(T^T)
今日は今ひとつの、日〜〜〜〜〜〜〜
4/13 「プロジェクトX」 |
「プロジェクトX」ですが、録画してますよ。
ただし、すり切れ寸前Hi8にLPで。しかも見てもらうならそこからVHSにダビング。
要するに「見れる」っていうレベル。これでよろしいなら今度持っていきますが。
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いい番組です。
日本人みんなで見ましょう。
私たちの社会を一歩一歩築き上げてくれた人々の、戦いの模様が克明に描かれております。
で、明白に「泣かせてやる」という意図の元作られてるのも心地よい。
根幹にあるのはさすがNHK、圧倒的な「実物映像」。
これだ。「映像の世紀」や「世紀を超えて」で実写映像、もちろん実物、こいつの威力を
知り尽くしてるNHKが、自社の豊富なストックを利して叩きつけるように「実物」を見せる。
「その時」の様子。
再現ドラマや再現イメージは最小限に。実物と本人が、映像に出てくる。
百聞は一見にしかず。
汚いですよ(笑)
なんたってVHSの生みの親、亡くなって葬儀の際に、工場一巡り。
掲げられる横断幕、
「ミスターVHS、安らかにお眠りください。」
工場従業員総出で葬列を見送る。
それを文字や言葉じゃなくって、映像で見せられるとインパクトあるんです。
「うわ、工場の全ライン止めてるー」
とか。
司会の二人はどうでもよろしいが、どうでもよろしいような二人を選んだところが慧眼。
これが関口宏ならそれでマイナス50点。
かなり「確信犯」な作り、なのは、例えばVHSなら規格戦争ってあったわけで、
あれで破れたベータ側ってのは苦渋を舐めまくった。そう、消費者も。
VHSとベータって、フォーマットとしては僕はとんとんだと思いますけど、結局「広まった理由」
って、「力ずく」、じゃないですか。
その辺は描かない。いや、描いてるけど、「仲間づくりを優先して」みたいなエエような描き方してる。
で、わかってないんじゃなくって、「幸之助へのプレゼンがものすごく重要だった」、ってなところを
丁寧に描いてるところ見ると、ちゃーんと全部わかってる。
わかってて、都合のいいところだけ膨らませて描いてる。
青函トンネルの話だって、そう。
男達の努力は努力として、裏側には膨大極まりない建設費がかかってる。それは、描かない。
ずるい(笑)
でもよくできてる番組です。やっぱり最後はNHK、の面目躍如。
企画力だけなら、特命リサーチも万物創世記もアンビリバボーもよくやってると思いますが、
基礎体力ともいうべき映像素材の贅沢さ、その使い込みの上手さは天下一品。
味がこゆい。
いや、さすがです。
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まあ、にしても、日本という国は……いつもそうですけど、
こうして社会を前へ、先へ進めてくれた人々への関心が薄いですね。
こうして地道に地道に働いてくれている層が、いっちゃん最下層。
士農工商と一緒。
農民が全部支えてるのに、一番困窮。
「○○町役場では、率先して経費節減を実行するために、お昼休みは電気を消します。」
ぶっころ。
メーカーの工場では全国一律当たり前の行動や。
25年、前からな。
……いや、だからこそ余計なことを考えず、ピュアな情熱を傾けることができるのかも……
うーん、最近、よくわかんなくなってきました……
4/12 ウェイター芸 |
「ぃつれい たしましぁ……」
最初と最後が聞き取りにくいような、しかしとても柔らかいイントネーションと声、
同時に深く一礼、音も立てずに立ち去る。
デニーズ長居公園店には、Nさんというやたら物腰の丁寧な男性ウェイターがいる。
お年は僕と同じぐらいか……少し、上かな。
バイトか社員かまではわからないが、とにかく接客能力とそのワザが高い。
ホテルマン系……いや、安物のホテルマンなんか歯牙にもかけぬ。
かなり高級なレストランでも、この人より雑な人はいくらでもいる。
一体どういう出自の人だろうか。
ホテルに勤めてたけど、リストラもしくはホテルの倒産でデニーズ勤めなのだろうか。
それとも父親が超一流ウェイターで、肘の故障でウェイターの道を諦め、
その夢を息子に託したが故の親子鷹……少年時代は「ウェイター養成ギプス」を……
いつも狙ったポイントにグラスを置く練習を、来る日も来る日も……
もちろん寝るときもタキシードと蝶ネクタイ……
「デニーズの★」。
で、この人の芸見てて思うに、
「上手い」
人の芸って、初めと終わりがゆったりしていて、中がものすごく速いんですよね。
序・破・急。
ちょっとちゃうか。
立ち上げるや否やトップスピード・トップギアに叩き込まれ、
恐ろしいスピードで全体の90%程度の作業が終了。
そして残る10%、ここに集中と時間をかける。
そう、これですよ、これ。
天才的攻撃的MFのパス・シーンだってそう。
金属加工の超絶職人の手業だって、そう。
アホほど上手い絵描きさんの描く様子だって、そう。
「モードはいった」と思うやマキシマムスピードで、息をつく間もなくほぼ完成。
そしてフィニッシュをゆったり。
下手な人になればなるほど、真ん中に時間、かかるんですよ。
だから、肝心のフィニッシュにかけられる時間、体力、いやそれより集中力、
そして楽しさ……
が、少なくなっちゃう。
最後の差、なんですよ、一級品と普通品の違い、は。
80%ってのはゴロゴロしてる、でも、90%ってのは、ほとんど、ない。
だって正規分布、これは物理法則。
途中だけじゃない。はじめっからバカに時間がかかって、そこでエネルギー、使っちゃう。
準備に時間かけるのは、いいと思うんです。
でも、準備と、とりかかってから悶えるのとでは同じようでいてかなり差があるような、気がします。
一度動き始めたら、一気。
体が覚えてる、引き出しにすでにある、パターンを息つく暇もなく次々に開陳し、
そしてそれが産み出す、最後の余裕。
満を持してゆったりとそこに加えるは、新しいアイデア。挑戦。創造。
ただでさえスピードに置き去りにされていた凡夫どもを、そこでさらに突き放つ。
+ではない。×、で。
ウェイターさんも同じ。
下手な人ほど、最後、客の見てる目の前、ここが雑。
音を立てて置かれるカップ、回転の遠心力であふれ出るコーヒー。
全てが、台無し。
……やはり、何者だろうか、Nさんは。
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でもちょっとお茶目なところもあって、「おーだー」っていうお客さんの声にすっ飛んでいって、
「あれとこれとあれと……」
「……ああ!すいません!」
慌てて取りに戻る、注文を電波で飛ばす、あの機械。
「商売道具を忘れておりました!」
やっぱ、ただもんじゃねえや(笑)
4/11 モー娘。 |
好き嫌いはともかくとして、ものすごく「雑い」と思った。
アイドル(グループ)のアルバムが、2-3曲しかイイ曲が入ってないのは世の常。
それはいい。
#僕だってグッピー(笑)のアルバムを初版で買った口ですから!
クオリティそのものもどうでもよろしい。
なんたって彼女たちが歌ってるだけでそれでいい、そのお気持ちもよーくよくわかります。
#僕だって「To Heart」のDVD集めた口ですから!
でも、なんぼなんでも、こんなにも「粗雑な」作りでいいんだろうか、と思う。
これ、2000円とか3000円とか、お金とっていいのか、と思う。
疑問はありますよ。
自分がおっちゃんになって、本当は「軽やかな遊び」を「雑い」ととらえてしまっているのだろうか。
本当はすっごくいいんだろうか。
あるいは。
今は、これぐらいがいいんだろうか。
あんまりコネコネなで回すのは、流行らないのだろうか。
というよりも、こうした「粗雑さ」が、このグループの売りなんだろうか。
やっぱり、ついていけてない?
「恋のダンスサイト」とか、「ああ、いいノリのいいポップスですね。」と思えるのもあるんですけど、
その他が、あまりにも。
#あれもかなり雑いといえば雑い……
力がないとかそんなんじゃなくって、あまりにも「作りっぱなし」。
そういうメディアじゃないじゃないですか、CDって。
そこをぶちこわそうとしてる、と言われれば何もいえませんが、
それは無駄な努力だから止めた方がイイ、という変な忠告をしておきましょう。
人々がCDに持っているイメージは、やっぱり昔ながらのアルバム・イメージなんですよ。
そして、それを再生産してるのは、受けてだけじゃなくって、ほとんどの送り手も、そうなんです。
あるいはそれを言い訳にして自分をごまかしている?
それはちょっと、かわいそう……
「これがスタイルだ」と言われれば確かに何も言えません。しかし。
スポーツでもなんでもそうですが、
「雑」なプレーは「プロ」のするこっちゃないですよ。
「失敗」は仕方ない、「挑戦」の裏返しだから。
「低レベル」も仕方ない、誰だって最初は初心者。
「うけない」のも仕方ない。だって人それぞれ。そのうち誰かが支持してくれる、かも。
でも、
「雑い」のはダメでしょう。
それは、努力が足りないことの証だから。
情熱籠もってないことの、証だから。
そうですね、プロアマ問わず、そんなもん創るぐらいなら、やめてまえ、って思います。
てな考え方自体が古いんですかね。
時間をかけてると回収できなくなる、システム自体が悪いんでしょうかね。
あ、誤解のないように言うておきますが(最近自分の言葉遣いに自信のないんです……)
「モーニング娘。」自体がいいとか悪いとかいうてませんよ。別に嫌いじゃないし。
それに、一番の被害者は彼女たちかもしれないもの。
4/10 おぶちさんクーデター説 |
今日、鳩山さんが追求してましたが、朝日新聞の天声人語でも指摘されたらしいですね。
要するに、
「現状から鑑みるに、もう入院当初から人事不省に近かったはずの小渕首相から、
青木官房長官が『首相代理』を任じられたってのはおかしいんじゃないか。」
という疑問。
ここが真実でないとすると、総辞職が無効になるから、当然森内閣も無効になる。
さらに奇怪なのは、この問題について医師団がいまだにしっかりした会見を開かないことです。
おかしすぎる。
昭和天皇だって、逐次情報流したじゃないですか。
まあ、隠したいところや隠したい時期には隠してもいいと思いますが、
もう内閣も替わっちまったし。
こんな疑惑、担当医が出てきて、
「いや、その時はまだ意識がおありでした。ほれ、カルテ。」
それで済む、話なのに。
そこで、みんなが勘ぐる。
なにかがあるんじゃねえのか、って。
穿ち出すとそれこそ
「クーデター?」
とか、
「過労による発狂?」
とか、どんどんいってしまいます。
どっちにしろ、出せない情報ですよね。一国の首相に対する扱いとしては。
執行部いや自民党の責任が問われる。
そうした世論が高まれば、総選挙時期を延ばすわけには行かなくなるし、
そうなると絶望的な大惨敗が待っている。
出せる情報なら出せばいいのに、出してこないのは出せないからだろう。
現実としては、「こりゃマズイ」っていうことになった時点で、
「じゃあ混乱が巻き起こらないうちにどさくさで青木が代理になったことにして
総辞職、森首班指名で行こう!」
で、野党マスコミの対応が整う前に叩きつけるようなスピードでの中央突破。
スムーズな権力移行で、安泰の政権基盤。
天下の朝日新聞ですら今頃になって
「あれ?……よー考えるとおかしいぞ?」
ですよね。
誰にも止めれなかった。
もう、今になって森首相の無効を主張しても無理でしょう。
自民・公明、あとなんですか、権力欲の亡者どもですか、奴らが数で押し切りますからね。
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もっと想像してみましょう。
下がる一方の小渕内閣支持率、このままでは秘書のドコモ株疑惑などなどで
どんどんじり貧。
総選挙時期をサミット後なんてタイミングに設定すれば、惨敗が待っているのは必須。
替えたい。
だが本人にはまるでそんな気持ちはない。
バリバリやるつもり。
あの人アホやから、「経済が自律回復局面」なんて寝言を本気で信じてた節がある。
信じるのは勝手ですが万歩譲ってそうだとしてもそれはあんたの功績ではない。
7月までやれば、大丈夫。
しかし頭抱えるは執行部。このままじゃマズイ。
しかもどうだ、小沢が離反する。
さすが小沢、これ(自自公)が泥船であることを十二分に承知している。
現在の物理的権力(=数)を失っても、精神的権力(=主張に反することはしない政治家)を
失うという選択肢は選ばない。
「……あれ、やるか。」
「やむをえんな。」
「頭は?」
「森なら無難だろう。公明も文句はないはずだ。」
「加藤は?」
「このままなら自民党自体がダメになることぐらい、アイツにもわかってるはずだ。」
「よし。」
仕掛けるは軽い薬物。
気分、悪くなった首相。人を呼ぶ。
病院に行くことを強く薦める側近。二・三日の入院なら、大丈夫ですよ。と。
無論、運び込むのはグルの医者。
あとは、好き勝手。
会見もなし。日本中の医師達も、詳しい技術的情報が一切入ってこない状況では、
おかしいともおかしくないともなんとも言えぬ。
もちろん、本人の家族になどいかようにでも偽情報を与えられる。
ポイントは。
強力な毒物等でいきなりぶっ倒れられると、事件性が高まり警察の介入があり得る。
#そこも押さえてるかもしれないけどね。
それはいいとしても、首相代理決定プロセスにみんなの注目が集まり、
野党、国民はおろかもののわかってない与党内からもどんなツッコミが
入ってくるかわかったもんじゃない。
だから、リードタイム、22時間。
この間にシナリオのチェックがされ、森・所信表明演説が起草され、
進む根回し。
党内に反対者は出ようもない。
イメージが悪化する一方の政権を、ダメージゼロでリフレッシュできる。
閣僚にも全留任を約束すれば、文句はない。
反主流派にしろ、今ここで波風を立てるよりは、次回総選挙後の「真っ当な」総裁選で
選ばれた方がやりやすいに決まっている。
母屋あっての内輪もめだ。
森は当然だ。短期に終わるかもしれぬが、それでも総理大臣は総理大臣である。
夢の、ポジション。
野中の忠誠の対象は時の政権であって、小渕ではない。
これぞ理想的ナンバー2、凄まじい切れ味で首相交代劇を陰から支える。
そして何も考えてないマスコミが罠にずっぽりハマってやる、世論調査。
支持率アップを伝える。
当たり前だ、あれにくらべりゃ京大のアイちゃんがなったって支持率は上がる。
しかも国民には、「短期である、すぐに選挙する。」というエサをちらつかせ、
「まあ、それならいいか。」
と思わせる。
相変わらず45%を超える不支持率は、話題にもならぬ。
揚々と船出する、選挙管理内閣。
イメージを一新し、まったく効果の現れてこない100兆円大借金大失政の責任は誰もとらず、
「新しくなりましたからまた応援してください。」
ぬかす森。
一度として願い事が叶わなくても、止められぬ自民信仰。まるで氏神信仰。
「それならば。」
勝ちはしないが、負けもしない総選挙。
世間がどうなろうと、世界がどうなろうと、
そして自分たちがどうなろうと営々と機械的に投票を続ける、
共産党支持層よりも忠実な公明党支持層がそれをサポートし、
続く自・公政権。
ぱらだいす。
誰にとっての、かは知らんが。
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もし、真面目に誰か、シナリオ書いた人がいるのなら、
その頭脳、もうちょっと違うところに使ってくれませんかね。
あまりにも見事で、あまりにも電撃戦。
……でもね、電撃作戦は最後、ロシアの懐の深さとアメリカの物量に敗れ去ったんですよ。
今は、いい。
だがメッキは、いずれ剥げる。
日本人は、そんなにもバカじゃない。
4/9 出身大学 |
タテマエを並べなきゃいかん。
しかもそれだけやってりゃいい政党機関誌とか自治体の広報誌とは違って、
読んでもらえるような企画力も大切だ。
だいたい宣伝と違って広報っていうのは真面目な人が多いので、
大まじめにカジュアルな読み物を作らはる。
これは難しい。
日本Mドナルドの社内報。
クイズ、やってる。
「Q:この人は誰でしょう?
藤田 ○社長
(そして顔写真)」
あっはっは。
おっさんホンマ目立ちたがりやのー。そして。
「Q:Mドナルド社員の最終学歴で、一番多い大学は?」
へえ、真面目なクイズもあるんやな。
どこやろう?
やっぱり早稲田ぐらいかな?や、中央とか明治とかあの辺かも……
答えを見てみる。
「A:ハンバーガー大学」
……て、天然には勝てませ〜〜〜ん!
4/8 グアルディオラのミラクルスルーパス |
先週日曜のゲームの録画放送。
今週水曜にチャンピオンズリーグやって、バルサは0-2で
チェルシー・カウンターの餌食になり、
ヴァレンシアは逆に、ローマを破ってユーヴェまで勝ち点差3、
ノリにノッてるラツィオを5-2と力でねじ伏せた。
その、3日前のゲーム。
後半10分から見る。
いきなり、CKからボハルデがヘッドで得点。
ボハルデ絶好調。
オランダ、は選手層が異常に厚い国なので、天下の肉体派DF、ウィンストン=ボハルデとて
レギュラーは約束されていない。
CBの席はフランク=デブールとスタムで決まり。
バルサでのように、じゃあ左サイドバックで出るかっていうと、
ここにはここでヌマン、ツェンデン、下手をするとコクーもやるから、ちょっと無理。
ここで頑張ってエエとこ見せておかないと、ユーロ2000に出場どころか
呼んでももらえないかもしれない。
そして2点目。
中央でボールを受けたグアルディオラ、右サイドに顔を向ける。
誰もがそちらへ出すと思う。
バルサの右ウィングには、怖い怖いフィーゴが張っているから。
ヴァレンシアのボランチがチェックに行こうと体を左に(グアルディオラから見て右)
寄せた瞬間、その足元の「右」何十センチかを飛んでいくボール。
ノールックパス。
そしてその奥、CB二人の間をもまっすぐ切り裂く。
グアルディオラのボールだ、速すぎて獲れぬなどということはない。
余裕綽々で歩いて抜け出すクライファート、
呆然とただ見送るばかりのDFとボランチ、慌てて飛び出すGK、
ぽーん。
1点。
さすがクライファート・クラスになると、「こんな得点は自分の得点ではない」と
よくわかっている。パフォーマンスもあっさり、グアルディオラへ駆け寄る。
グアルディオラ、ほっぺにキスをしろと迫る。
ぶっちゅー。
世界一奇麗なパスの後に、
世界一むさ苦しいキス。
見てるものは「はやくリプレイを見せろリプレイを!」と画面へ叫ぶ。
こういうプレーが出たときの試合に限って、録ってない!
……やはりノールック。
98ワールドカップのフランス対パラグアイでもジダンが「顔と逆・シュート」
っていうのをやったが、まあなんともはや。
まだまだ世界は遠いのである。
いかに高原のキャノンショットが下川のゴールを破ろうとも。
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でね、ボランチのラストパスってこう、
「2段抜き」
なんですよ。
当たり前ですよね、3列目にいて、
前に敵の守備的MFラインと、DFラインがあるわけだから。
しかも、長い距離走るボールだから、FWが抜け出してからダッシュかけれる時間が長い。
で、FWの体勢も非常によろしい。完全フリーになりやすい。
だから決まると自動的に「ものすごいスルーパス」になるわけです。
94ワールドカップのドゥンガのやつとか。
これ以上はさすがに難しい。DFラインからグラウンダーでは途中でカットされるから、
フィードになる。もちろん、フィードでもいいヤツは一発で決定機になるので、
それはそれですごいプレーなんですが、
98ワールドカップのオランダ対アルゼンチン、フランク=デブールからベルカンプ
それはどっちかというと、見てるものにとっては
「FWの得点」
というイメージになります。
ということで、攻撃的MFがDFラインの裏へぴし、と出すショートスルーも、
サイドアタッカーがピンポイントで放つクロスも、フォワードが転げながらマイナスへ送る「おいしい」パスも、
それぞれ美しいとは思います。
が、一番ヨダレの出そうなパスは、この
「ボランチが何枚もの敵守備選手をぶっこ抜いて贈るパス」
ではないかな、と。
ボランチが地味なポジション?
とんでもない、ワンプレーで一発逆転を演出する、ピッチの”コンダクター”です。
チームで一番上手い人間を置いても、もったいないなどということはない。
ウチ(といえばミラクルズ)が10番長居美緒をボランチに置いているのも、そう。
ピンチをチャンスに。
危機を力に。
攻守が点で切り替わるスポーツ、サッカーならではのポジションです。
ユーロ2000のスペインは要注意ですよ。
W杯みたいな無様な真似は絶対にない。
なんたって、グアルディオラがそこにいるから。
4/7 お好み焼き「だん」 |
うまい。
生涯食べたお好みの中でトップ3……いや、トップやもしれぬ。
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昼間ぼーっとしていると
いや昼間=ぼーっとしてるんですけどね
JOYさんからTELMeプリーズだ。
取ってみる。
「今、京都にいるんですよ。」
「会社辞めたんですか!?」
「ちゃいますって!」
大阪へ帰ってきているらしい。
それではメシでもかっ喰らおうか、ということでロケット広場で待ち合わせ。
あっはっは、難波で他に知らんのか、俺。
「関西風味の何かが食べたい。……お好み焼きとか、あんまないんですよ、こっち。」
「ふむ!ダシ味やな? あとはうどんとか……焼肉(ホルモン系)とかかな。」
難しい注文をぬかす、JOYさん。
では必殺の常時携帯本「グルメマニュアル・プチ」(京阪神エルマガジン社)を
取り出して。
この本に載ってるお店には(今のところ)はずれはない。
ま、定番中の定番店しか載ってないといえば載ってないが。
ちょっとだけ「知る人ぞ知る地元の」っていうのが載ってるのがエライ。
その本を見せてみると、お好みにしましょう、という。
異論はない。
金曜日の夕方だ。呼び込みのお兄さん達の攻撃をかわしつつ辿り着く、「だん」。
店構えは地味。
だが、店員の数が店舗面積と比べてやたら多い。
流行ってる店の、証拠。
カウンターで。
お好み焼きやさんのカウンターって、焼き職人の芸が見れて楽しい。
店舗の中も雑い。
あっちこっちにスタンバイ食材が並んでる。
そもそもカウンターの人工大理石が外れかけてて、傾いている。
目の前の鉄板も、ほんとに焼くところだけしかキレイになっておらず、
周囲は焦げがこびりついている。
店員さんとビールの注文で難儀する。
「う……ーん……」
しかしこないだ「順徳」の時も、地味な店構えに裏切られたではないか。
勝負は、ゲタを履くまでわからない。
特徴はどうも、自由自在な具のトッピングらしい。
お好みもモダンも、好きな具を15種類からチョイスできる。
チーズとかいいな……
でも僕はガイドに載ってた(最近無理をしなくなった。もう年かも。)「ミックス焼」
JOYさんは「モダン」を豚玉で。
まずは生ビールが来て、乾杯。
「あ。」
美味い。よく管理されたサーバからの生だ。これは期待できる。
やはり、その辺の店ではない。
「くぅー美味いなあ!」
「JOYさん……ビールをうまいと言うようになりましたか!」
JOYさんは苦いの嫌いのため、焼鳥をウイスキーで食べる人であった。
「ええ!一杯目が美味いですねえ!もう、お終いですよ!」
「あのね、ほんとのお終いはね、『熱燗』。
これが美味くなってくると、ホントにお終いですよ。
安サラリーマン街道まっしぐら。
……冬の寒い日にねえ。身も心も寒い日に、安居酒屋で煽る熱燗。
これですよこれ。」
「うわぁ……嫌やあ……」
待ってる間、正面ではマスターがホタテ貝柱を焼いていく。
美味そうだあ……
「おいしそうですね。」
「ですね。」
高まる期待値。
「味つけはマヨネーズ、辛子、かつお、青ノリ、全部かけていいですか?」
「いっちゃってください。」
当然だ。
さあ来たぞ。
「お待たせしました!」
「「お待たせしましたお待たせしました」」
重なる店員さん達の声。ここは高級割烹か美容室か(笑)
えい!
てこを突き立てる。
……『こて』だったったっけ?いや、『てこ』だよな。
おや?
お好み焼きのくせに、てこに伝わってくるロードインフォメーションが少ないぞ。
柔らかく切り取られてしまう、一片。
とりあえずお箸に持ち替えて
てこのままを主張する関西人は多いが、あれは喰いにくいだけだと思う。
その喰いにくさがいいと言われるとぐうの音もでないが
ぱく。
おお!
柔らかい。そして生地が美味い。
これはいいぞ。
二口、三口……食べるに従って、「生地が美味い」がパンチ効いている。
確かに、使ってる具材も新鮮で、飛び出してきたイカとか単独で食べても充分美味しい。
が、細めの柔らかいキャベツとのコンビネーションで迫る主役は、美味い生地。
オムレツみたい、というといいすぎか。
生地づくりの工程を見てると、なにやら麻袋みたいなモノをずーっと漬けっぱなしにしてある
だし汁や、得体の知れない黒い洋風小瓶から振りかけられる液体など、凝りに凝っている様子。
粉と水だけなどということはない。
「美味いなあ!美味いなあ!」
「これって……うまいんでしょうか。いや、うまいっていうのはわかるんですが、
どううまいとかわからなくなっちゃってるんですけど!」
「あっちの奴らはお好みをおやつやと思ってるからな!
主食やっちゅーねん!お好み定食がなかったら、お終いやっちゅーねん!」
「だからそういうのが食べたくなったら、コンビニ行ってお好みとご飯買って来るんです。」
JOYさん……不憫よのう!
ということで実に美味しいお好み焼きやさんでした。
ミナミまで出てお好みってのも……という気分、わからなくはないですが、
まあ何かお買い物のついで、お金も使っちゃったし高いのはちょっとね、っていう時など
いかがでしょうか。
-----
の、後は
『今井』で筍ソバ
『風々軒』でバジリコ
さあどっち!JOYさん悩んだあげく、
「『風々軒』!」
バジリコ。やっぱ美味いねえ、ここのは、さ。
もう一皿は、たらこと大葉、ゆず風味。もやしが入っててしゃきしゃき、さっぱりあっさりで
こっちも美味しかったです。
そして食後のデザートは、ケーキ二つの甘党JOYさん。
「タルトうまい〜〜〜!」
よかったね。と、僕がつつくはいつもの通り、ラムレーズンジェラート。
奢ってもらっちゃった。
二軒とも。
そんな気は使わなくてもいーのに……でもありがたく頂戴いたしまする。
最近ただ飯ただ酒ばっか浴びてるなあ……申し訳ない。
そしてゲーセンで念願の「クレイジータクシー」と救急車のをやる。
面白い。
特に「クレイジータクシー」は、決められたコース走らないところがいい。
割とカタルシス。
「HOUSE OF DEAD」のタイピング版、っていうバカゲームを二人でやる。
指がしんどくなってもたない(泣)
そうこうしてると軽やかに馬車がカボチャに変わる時間だ。
帰れなくなってしまったシンデレラエンジニアを京都府の奥地まで送っていって、
3時。
弟から借りたクルマ、かかるCDは「モーニング娘。」
意識は「モー浪。」 ((C)G石アナ)
4/6 LASER SHOT LBP-880 |
もう言い訳なし!
(T^T)
ネットワークボード(内蔵型プリンタサーバ)の増設は簡単でした。
基盤抜いて刺すだけ。
とりあえずは電源オン、
内蔵してある駆動確認用のテストプリントモードをば。
ぴ
ぐおーん
びょーん。
速!
さっすが16ppmページプリンタ!きっもちい〜〜!
いそいそとドライバを突っ込む。
む?
見えてないぞ?あ、当たり前か。
Etherで繋いでるんだから、USBやパラレルで繋いでるのと違って
繋いですぐ見れる、ってわけじゃないんだなあ……
とりあえず直でつなげるというユーティリティとやらをインストールする。
ネットワークパスに、説明書どおりのおまじないを書き込む。
ダメだ。
なんで!どうしてダメなの!
しようことなくプリンタ本体いじってると、プリンタサーバの内部情報を
ダイレクトでプリントしてくれる機能があったので、やってみる。
どうもこのユーティリティでやるときには、ネットワークプロトコルが
NetBEUI
らしい。ううう、それは削除してるんですよ……
「くそ、やっぱはまるなあ……」
なんて思いながら、入れ直して再起動。
そしてテストプリント。
ぐおーん
ぴょ。
速!
ちょっ速!
苦労が吹き飛び楽しくなってきたのでワード立ち上げて、今書いてる最中のSSをば
2ページばかりプリントだ。
ぴ。
ぐおーん
びょーんびょーん
はええええ……
昨日までPM-3000Cが
がしょーんがしょーんがしょーん
言ってたことを思い出しながら。
ああ、買って良かった。
……しかしていまだ問題が。
ドライバ以外に各種ユーティリティーを任されてるソフト
「Print Buddy2」ってのがあって、(エラーチェックとか消耗品情報とか)
そいつが動かない。そいつからは見えてないようだ。
プリント自体とは関係ないとは言え、できるはずのことができないというのは
気持ち悪い。
今使ったユーティリティーソフトとは違う、もう一つのユーティリティーソフトを使うと、
この「Print Buddy2」が使えるらしい。
説明書をひもとく。
プリンタ自体の説明書にはとにかく、「プリンタサーバの説明書を見てくれ」一辺倒。
新潟キャノテック製のこのプリンタサーバの説明書、周辺機器によくありがちな
必要最小限しか書いてないヤツ。
その、TCP/IPで見れるようになるユーティリティソフトに至っては、マニュアルはPDFで
紙にすらなってない。
わかったことはとにかく、「プリンタのIPアドレス」がわからないと、
何も設定できんということだ。
さっきの内部情報をよくよく見てみる。
ふむ。
222.63.35.244
などというIPアドレスが割り振られてるわけやな?
でも、HTTPはもとより、Ping飛ばしてみたりしても、見れない。
なんじゃこりゃ。
TCP/IPが通らないと、くだんのユーティリティはおろかHTTPもtelnetも通らないから、
要するに何もいじれない。
……DHCPサーバ(ダイヤルアップIPルータ)が悪さしてる?
ローカルではこんなアドレス見に行けない?
うわあ……とりあえずYAMAHA行ってRTA50iの最新ファームをダウンロードして……
ううう……DHCPを切るおまじないは……これか。
で、解放してリセットして適当な……
ダメだ。
えーっとそりゃ当たり前か、自分自身にIPわりふらんと……てことで
222.63.35.200
とか割り振って再起動かけて……めんどくせえなあ!なんでWindowsってここいじるたびに
読みに行くんだろう!CD-ROM!(HDDに入れてるよちゃんと。けど、面倒)
ああ、通った通った、Ping通った。
やっぱこの辺やな。
てことでtelnet動かして、IPを192.168.0.100とかなんとか割り振りなおして、
PCの方のアドレスも割り振りなおして、はいどん!
ああ、見れた見れた。
……でも、DHCP切ったままにはできないよ……ノートPCだって3台もぶら下がるんだし……
自分のはいいとして、弟の一々設定するの面倒だなあ……
ということで、「DHCPを動かしつつ特定のIPアドレスを割り振る」などという高度なおまじないを
唱える必要性にかられた。
YAMAHAでFAQみまくって見当をつけて、やってみる。
物理アドレス?
どこでひっぱるの、それ?
DHCPが割り振ったときのログに出る?
どこ、それ?
ああ、ここか。えーっと00:00:……
ちゃうわ、これはPCのNICや。えーっとコイツじゃないヤツ……
お、ま、じ、な、い、と。
あ、それからプリンタサーバの方もDHCPいねーぶるにして割り振り受けれるようにして……
念のため電源も切って入れて……
再起動嵐。
った!見れた!
うし、テストプリンツ!
ぎょーん。
やた!
「Print Buddy2」がOK返した!
パーフェクツ!
……苦心惨憺。
これ、シロートにはできへんで。
いや、ワシもシロートやけどな。
あかんで、こんなもん売ってたら。っていうか、プロ用に売るのはいいけど、
「春のキャンペーン、今2万円でネットワーク対応!」
なんかしたらあかんで。
これで「ネットワーク対応や!」って間違って買っちゃった人で泣いてる人、
結構いるような気がするなあ。
A3レーザーなんてそりゃ、いっぱんぺーぽーが買うもんじゃないかもしれませんが、
SOHOとかならスピード取るために充分考えられるじゃないですか。
15万ぐらいのもんだし。
で、そんなとこって今やTAじゃなくてダイヤルアップルータ、ってパターン多いと思いますよ。
複数台稼働してるとTAなんか使ってられないですからね。
うーん……ほんとはだから、EtherTalkみたいに、パラレルやシリアルと同じように
扱えたらいいんですけど……
うーん、うーん……
ま、とにかく動きました。
バカみたいに速いので、嬉しくて泣きそうです。
PM-3000Cのモノクロ印刷は、もはや使う気が起きませぬ。
「平成明朝W3って、こんなに細いんや!」
なんて叫びながらテスト印刷しまくり。
トップに飾ってる絵の原画を600dpiで印刷したり。
結構見れますよ、グレースケールすごくキレイ。
なにより、インクジェットプリンタと違って、印刷後マイ・べちゃ手で触っても、
全くにじまないのが幸せ。
ふっふっふ、刷りマッセ〜〜〜
PS:でも印刷中・後は部屋の中がオゾン臭で冗談ぬき死にそうになります。
換気は必須。
4/5 「怪盗きらめきマン」、見ました? |
良くも悪くも。
めっちゃ安心して見てられるんですが、
安心させすぎのような気もします。
このご時世にノーCGセルアニメ一辺倒、(エンディングすら!)
色も絵面もデザインも当時のまま。
そして炸裂する心地よい三悪ヴォイス。
お約束にお約束を重ね、10年ぶりに帰ってきた
あのギャグこのギャグその小ネタ。
ただし、第一話はまだテンポとかの勘は戻ってないような気がしました。
テンションとか。
「やらなあかんことをきっちりこなそう」
という意識が強すぎるような気がします。
まあ、あと10回ぐらいすれば
「戻ってくる」
んじゃないでしょうか。
でも、ちょっとホッとしました。
媚びてない。
新しくしようなんて、無理はしてない。
昔の、まま。
これですよ、これ。
我々には嬉しい限りですが、
今の小さい子にはどうなんでしょうか。
あれを面白いと思うんでしょうか。
「純80年代テイスト」
が、どのように受け入れられるか大変興味あります。
純80年代型の人間としては。
ま、媚といえばルージュ様が滅法かわいいところかな(笑)
人気出そうですよ、彼女。
ルージュ様本とか夏コミに出るんだろうなあ……
それは複雑な心境やなあ……
なんというか……憧れのお姉さまだったのになあ……
ボヤッキーとかだって、「変なおっちゃん」やったのに、いつの間にか
「この人より変なエンジニアが友達に。」
などという年頃に……わあ何をするっ!やめてく(ブツッ)
4/5 こりゃおもしろそぅ! |
こりゃ面白そうですねえ。
下でMDとかmp3オーディオのこと書いてて、Webったら見つけました。
MDを、PDA(OSはPalm)データ用のストレージデバイスとして使う、
もちろん、MDドライブ部から音も出す。
ストレージデバイスだから、データの質は問わない。
当然、mp3も入る。
それも、150MB。2時間半分。
しかもメディア替えればいくらでも。MD一枚、200円。
いいアイデアです。
ポータブルCDでmp3(の入ったISO9660ディスク)を鳴らせるの、っていうのは
もうあるんですよね。でも、MDは盲点でした。
しかも、ただ「mp3データの鳴るMDプレーヤー」に仕上げると
巻き起こるだろう様々な問題点を、Palmかぶせることによって実に巧妙に回避してる。
SONY、いつからこんな汚い手を平気で使えるメーカーになったの?(笑)
ミュージック・クリップやMSウォークマンについてくる、
天下のウルトラ悪評ソフトもついてこない様子。
「いーじーだぜ転送も なんたってどらっぐするだけ」
とか書いてある。
mp3だろうとATRAC3だろうと、
データ
の一つだから、フツーの転送ソフト(PalmOS準拠)でフツーにやっちゃって?
あとは音データとして鳴らすこともできるけど?
いやあ、さすが!
なんだ、ちゃんとわかってるじゃん、自分とこの弱点と、その抜け道を!
……いや待てよ、転送ソフトの方で無理矢理ATRAC3にしたりしてるかな?
ま、それでもメリットは大きいですよね。
これがモノクロの方で$300ってのは素晴らしい。
めっちゃくっちゃ安い。
日本では39,800で実売34,800とかでしょうけど、価値、充分です。
147gはポータブルプレーヤーとしてだけ見れば重いですが、
MDは鳴るmp3は鳴るPDAとしても使える、となれば
助さん格さんもういいでしょう。
日本での発売は?
そんなの待たなくったって、TWOTOPやUse's Sideが輸入してくれるに決まってる。
純粋シリコンオーディオまでのつなぎとして3年とか、
それなら十二分のプレーヤーです。
え?
これはPDAの変種じゃないのか、って?
バカ言っちゃいけませんよ、こんな電池の持たないPDAなんか使い物になりますか(笑)
ターゲットはmp3(ATRAC3)プレーヤーですよ。
でも、Palmユーザーにとっても注目の新製品でしょう。
特に今、MD/CDと一緒にPalm持ち歩いているような方にとっては。
ああ、あとは電話がつくだけか。
日本の家電屋は、こうこなくっちゃ!
いつまでも韓国や台湾の弱小メーカーをのさばらせてちゃいけませんや。
4/5 ていう上のは |
……いや、やっぱ欲があるとひっかかりますね、人間って。
マルチ商法や先物とかにひっかかる人見て笑ってたのに……
冷静に考えりゃ、値段が絶対あわないんですよね。
$300なんて無理無理。$500ならなんとか……かな。
うーん……マジで残念……
4/5 壊れた、CDプレーヤー |
たぶん、電源周りだと思うんです。
リモコンの液晶も消えちゃうし、CDの回転も止まるし。
接触不良でしょう。
だからってばらしても治る可能性もないし……
どうせ修理に出しても1万いくらコースで、買った方がいいってノリだろうし……
大物買ったばかりなので、また2万円程度の出費は痛いなあ。
CDウォークマンがいいか、MDにするか、
あるいはRio500という手もある。
楽しんでる楽しんでる(泣)
-----
CDウォークマンのいいところって、2次製作物を作る手間がゼロってところ。
MDとか、mp3データとか。
何が面倒って、これが一番面倒ですから。
買ってきたCDそのまま聴く。
借りたCDを店頭で入れ替えて聴く。
これです。
あと、当然フォーマット的に最も音質がいいというメリットもありますが、
まあこれは歩きながら聴くことを考えれば大したメリットじゃない。
でもでかくて重くて電池持たない。
Rioはじめシリコンオーディオは、もうちょっと。
あと1年。
だって今は、エキストラコスト払わないとアルバム一枚も入らないもん。
本体価格もCD/MDの売れ筋より1万円は高いしね。
省電力もまだまだ進んでませんね。
チップセットの消費電力が大きくて、制御が雑いんでしょう。
あんな何も動かすもの無いのに、単4で5時間しか持ちません、では許されないですよ。
500時間ぐらいもたないと。専用リチウム充電池でいいですから。
あと少しで、CD・MDに肩並ぶと思うんですよ。
96MB標準で、2万円で、電池が20時間ぐらい持つ。
でそこで初めて、「音飛ばない」とか「超小型軽量」とかが活きてくると思います。
だって音は悪いに決まってるもん。
転送だってすっごく手間だし。多数のメディア持ち歩く、っていう当たり前のこと、できないし。
基本性能と価格で肩を並べてやっと、
「じゃ、小さいから(他は我慢して)mp3プレーヤーにしようか。」
ですよね。
あんなショボイ商品力で、著作権だなんだかんだ言うのは、早すぎる。
#とかいいながら新しいモノ大好きながたさんとしてはとても欲しいんだけど(笑)
ポータビリティで今一番バランスがいいのはMDでしょうけど、
「MDに録音する」
っていうのは死ぬほどめんどくさい作業です。
ばっちり74分かかるし。不可逆劣化データだし。
ええ、買ってますよポータブルMDも。それも2台。
今は両方ともおかーちゃんが使ってますけど。
わしゃ使ってみんとボロカスはいわん!
「バランスがいい にありいこおる 中途半端」
なんですよ。メリットもデメリットもちょっとずつ。
特にCD-RというCDを無劣化(ほぼ)でコピーできる手段を手に入れた
我々人類にとっては、アレはもうちょっと、過去の遺物と化しつつあります。
-----
ぱかせ「でもCD-Rって、まあ面倒なもんだねえ。」
ながた「どして!?」
ぱかせ「時間かかるやん。一旦ハードディスクに落として4倍速で焼いて……」
ながた「ウチは8倍速オンザフライですから、コピー一枚10分です。」
ぱかせ「そりゃあ速いわ……」
音楽CDでも結構焼けます。
怖い場合は「テスト後書き込み」にすれば、ヤバイCDはテストで弾いてくれますから、
そんなんはHDDにコピーしてから。
あるいは今からお買いになるなら、三洋のBurn-Proof×12ドライブか。
-----
むかしゃよくもまあ
「LPレコードからテープに録音する」
なんてバカみたいなことやってたな、と自分で自分に感心します。
インレタでインデックス書いたりね!
やっぱあの時のLP一枚3200円って、でっかかったんですよ。
中学生には、清水ものの大きな買い物。
だから普段はテープ。
エアチェック。
そう、エアチェックですよエアチェック。
「FMステーション」買って、「これや!」って番組で。
ポップスならまだしも、涙ぐましい努力を繰り広げる洋楽好き達。
FM用のアンテナ、立てて。
「アンテナ立てたFMは、レコードよりもキレイだぜ!」
なんであんなに、一生懸命だったんだろう?
だってそうやって必死こいてコピーしたのは、
「ちぇっかるず」
とか
「魔法の天使クリィミーマミ」
なんだもの!
(T^T)
手が届かない……手が届きにくいモノほど、
人は渇望するのかもしれません。
ああ、CDってやっぱ人類を変えた偉大な発明だなあ。
SONY(そしてフィリップス)万歳。
でも、もうちょっと製品想定寿命は長くしてね(はぁと)
あと、耐久性自社基準も、きつくしてね?
4/5 「デリカテッセン」続き |
焼豚は蒸し豚系というかハム系というか、「全部閉じこめました」系の
味わいでした。ま、お店のコンセプトからしてそうなりますわな。
タレの味わいのしみこんだ、
「チャーシュー」
好きにはあまりフィットしないと思います。
でも、素材がいいからめっちゃ美味しかったですよ。
とろける脂身。
冷たいままなのに、舌の上でふわあってあまーい味が広がります。
熱いご飯とのコンビネーションがこれまた最高。
「動物性脂肪の美味しいヤツ」と
「熱いご飯」
って絶望的にマッチングがいいですよね。
ネギトロ丼とか。
ふわふわの鰻丼とか。
ああ「こけし」のカツ丼だってそうだ。
あるいは焼き肉屋さんで、ロース焼きながら、タレつけてそれをライスの上に
ばーんと載っけて掻き込むの。
ビールなんか飲んでる場合じゃ、ない!
だら。
-----
おっかさんは主婦であることも手伝って、
息子以上のコストパフォーマンスオタクである。
「これ、いくら?」
「100g、500円。」
「そら高いわ!そらー高い!そら高い!」
……わかってますって。でも美味いから年1回ぐらいええやないすか。
いろんな考え方あると思うんですけどね、
嗜好品贅沢品の類って、フェイクで我慢するのって僕はダメなんですよ。
それだったら回数減らす。
スーパーのパック寿司3回を我慢したら、ふつーのお寿司やさんの
折りが買えるわけですよね。
スーパーのゴムみたいなウナギ2回より、ウナギメインで焼いてるお店の
ウナギで、鰻丼食べたい。
ワイン1本9,000円、でも、ちょっと気取った居酒屋で、日本酒なりワインなり
飲んでると、あっという間に4-5000円コースですよね。
だったら、それ2回我慢して。
……とはなかなか上手くいかないのが現実なんですけどね。
でも、
「安いフェイクが幅を利かせる」
のはやはり、おかしいと思います。
だってそんなことばっかやってたら、「安い本物」の立場も、「高い本物」の立場もない。
そんな無理してウナギ食べなくっても、サバ焼けばいいじゃないですか。
まして、そんなウナギ食べて「ウナギ美味しくない」って言う。
その精神が、いろんなところでいろんなひずみを生んでると思います。
そんな美味しい話なんか、ないですって。
普段高いモノが安い。
そこには、理由が、あるんです。
言えないような、理由がね。
4/4 日本史ワースト10に入る愚鈍な宰相が |
人柄がいいとかいい父親いいおじいちゃん次女が留学先から急遽帰国……
そんなことは我々にとってはどうでもよろしい。
身内だけ好きなだけビヨビヨ泣いてればいいだろう。
日本国首相は、SPEEDじゃねえんだ。
あのオッサンのやったこと、後々に禍根、残しそうなことばかり。
介護保険、年金、国旗国歌法……
そして+100兆の、借金。
青木がぐずぐず泣きながら会見したぐらいで同情なんかしちゃダメですよ。
きついこといいましょうか?
「器じゃない」
んですよ。要するに。途中でくたばらなあかん、ってのは。
そんな人物を頭に据えなければならなかった自民党システム、
日本の政治システム、そしてそれをいつまでも止めない国民、
全部が悪いんですけどね。
僕、ちょっと前から小渕バッシングしてるときに、
「顔がおかしい!」
って言ってたでしょ?
無理、かかってたんですよ。やっぱね。
それをブッ壊れるまで引っ張った自民党執行部、やっぱ責任があると思います。
確かに、この状況で党内でバトルやったりすると国民から愛想尽かされると
思いますけど、でも、その責任者の最たるモノ……森幹事長……が
後を襲うってのはちょっとどうかなあ……って思いますけどね。
そして、ブッ壊れた自分にも責任、あるんですよ。
休まなかったらしいですね。
それがいいと思ってる。
いや、そうでないと不安だったんでしょうよ。
自分に、なにも、ないから。
そういう意味では、本人が一番の被害者と言えなくもありません。
だから、やっぱアレをトップに据えないといけなくなるシステム、
それは誰をも幸福にはしないんです。
今は徳川の世じゃない。世界中といい関係を持ちながら、
あらゆる政策、新しいのも積み残しになってるのも古いモノのお片づけも、
やっていかなきゃダメな時代なんです。
もう、お終いにしましょう。
これでわかったでしょう。
あの人の最大の功績は、最後ぶっ倒れることによって
「もうこんなシステムで、私のような実力もない器でもない人間を、
一国の宰相にしてはいけませんよ。」
と表現してくれたことでしょう。
まさか、同情票なんか入れないですよね?
あいつらは、20時間、日本の国、そして我々の進路をほったらかしにした連中です。
「森さんとはずっとやってきたから、森さんでいい。」
神崎、てめえ何様のつもりや。
公明党が日本の首相を決めるのか?
こんなレベルなんです、今の連中は。
「他の選択肢がない。」?
そんなものやってみさせないとわからないじゃないですか。
手垢の付いた政党からだって、ルーキーはたくさん立候補する。
保守王国にも、かならず共産党候補は立候補する。
変えましょうよ、我々の生活を。
もう、たくさんです。
内閣官房に嘘をつかれる、国は。
4/3 今日の一言 |
「パンチのあるキックですねえ!」
いや、そうなんですけど。
-----
昨日ご報告の高級デリカなお店、「トアロードデリカテッセン」の袋には、
こう書いてある。
「純ドイツ式ハムベーコンソーセージその他専門店」
その他専門店。
ぷ。
4/2 神戸でデート |
博士と共にVWゴルフ3GTI16Vにて神戸に参る。
まずはクルマを止め、トアロードの喫茶店でダラダラと起き抜けの頭を
準備回転させながら、グァテマラなどいただく。
神戸ねえ、喫茶店の質が高いんですよ〜。
繁華街、大抵どこでもちゃんとしたコーヒー飲めますよ。
これは素直に喜こべます。
甘党にとっても魅惑的なケーキ屋さんなんか、多いらしいですね。
大阪ってここは弱いんですよ。実質的な土地柄だから、
「喫茶店=スペース提供業」
っていう観念があるらしくて、
通り一遍なんですよね、飲み物自体は。
そうでなければ専門のケーキ系のお店とかなっちゃう。
-----
さて、お昼ご飯は「神戸へ来たら中華やろう。」というテキトー極まる提案にて、
鯉川筋JRちょい超えてちょい東入る、「順徳」。
店構えは地味極まる。
メニューも見た目からして地味極まる。
なんの飾りも写真も説明もなく、ただ名前と値段が明朝体で箇条書きされる、メニュー。
ラインナップも、何か売りがあるかってそーでもなく、おなじみのメンツ。
値段は、ちょいとだけ高め。
”あ……ちょっとアレかなあ……”
と思いながら、魚介類三種炒めの「炒三鮮」を中心に、
車海老のチリソース、チンジャオロースー、ヤキソバ、チャーハン。
……アイデア足らんなあ(笑)
だが、出てきたのはどれも美味かった!
中華とは思えぬほどすごくあっさり目で、素材の味が死んでない。
「ああ、美味しい料理っていうのは中華でも素材の味わいを出してるものなんだ!」
と再確認。
2人でこれだけあると多いかな、と思いきや全然そんなことなくって、
ばくばくばくばく食べてしまいました。
ヤキソバも「ハーフ固ヤキソバ」みたいな感じで、柔らかいとも固いともつかない揚げ加減の麺。
これがとても珍しくて面白い食感でした。
チャーハンもなんということはない見てくれ、なんということはない素材、
なんということはない食感、なんですけどやたら美味い。
とにかく、「味で勝負」なお店。ケレン味ゼロ。飾り気ゼロ。ハッタリ、ゼロ。
でも、おなじみの料理がおなじみでない旨さで出てきます。
かなりのオススメです。値段もこんだけ食べて一人3500円いかなかったです。
Aクラス。
-----
元町駅前、酒の「新安」はなんと日曜日、お休み。
がああああん。
何度も行ってるけど、日曜日は行ったことなかったのかあ……
マッカラン18年、6,000円といったあたりを狙っていたんですけど、これは次回以降。
そのまま南へ下ってチョコレート各種で有名な「一番館」。
アイスワインチョコ、ってのが、囓るとドバドバワインが吹き出してめっちゃ美味いらしくて……
売り切れ。
今日は、こんな日。
仕方ないので「リンツ」のミルクチョコとビターチョコを買いました。
それから、ここへ来たら、っていうことで名物リンゴチョコ「ポーム・ダムール」(愛のリンゴ)。
青リンゴを蜂蜜でボイル、薄くビターチョコで包んだもの。
これ、美味しいですよ。
「さ、どこ行こう?」
「とりあえず南京町か。」
……ダメだ、人山の黒だかりだ。
日曜だしな。春休みだしな。お腹も一杯だしな。
ということでダラダラと生田神社まで歩いていくことにする。
-----
途中、「デリカテッセン」発見。
ちょっと前の「どっちの料理ショー」で、「燻す前に柏手を打つ」という職人技スモークサーモンが
紹介されていた。これは手に入れねば。
さて、地味な店構えの店内にはいると……
どうでもいいですけど名店って地味な店構えが多いですよね。
わけのわかってない飛び込み客除けなのかな?
見るも旨そうな各種食材。
ハム・ソーセージ・パテ・テリーヌ・ローストビーフ・チーズにバターに……
スモークサーモン。
大、たった5切れで1200円。(半身で12000円とか書いてあった。)
いってまえ。
焼豚好きの母のため、100g500円の焼豚をば所望。
サンドイッチをめざとく見つける、食いしん坊博士。
ミックス900円を所望。パン二枚に挟んである食材が、4つに分けられている。
スモークサーモン、ローストビーフ、ハム2種。
しかしそれにしても高い。全てが高い。
だが黙っていても持ち帰り袋に冷却剤を入れるなど、高級店の矜持たるや確固たるもの。
これは後でたーべよ。
-----
生田さんへ向かう。
道すがら、ステーキで有名な「A-1」がある。博士の話によると、
一度東京へも進出し、実際にとても人気店だったらしいが、
「このお客さんの量では、この質をキープすることはできない。」
ということで撤退してきたらしい。
いいですねえ、この心意気。
今度ぜひ来よう。
さあ着いたぞ、神頼みしりーず!
人の絵馬って読んでると面白いですよね!
「幸せになりたい。」
そりゃあ……もうちょい具体的に言わないと神様も困っちゃうよ。
「今年こそいい人が見つかりますように。それまでは店長と仲良くいられますように。」
欲・張・り・さん。
裏へ回る。裏にはもっと弾けた絵馬が。
「詐欺にあって取られた金一億円が戻ってきますように。」
ごっつシビアな話やのう……
「○○69才
××72才
今年は一緒に仲良く暮らせますように。」
ああ……愛は永遠なり……
そうこうしてると結婚式が始まった。緋毛氈の上を歩む新郎と新婦。
いいですねえ、青空の下。いや、曇り空だったけど。
教会内ヴァージンロードもいいですが、こういうのも爽やかで厳かでいいですね。
今回の神頼みグッズは
「開運『勝』お守り」
これは一体、何をどうしてくれるんでしょうか。何をどう、勝たしてくれるんでしょうか。
うーん……わからん。
僕が勝ちたいもの?
自分、ぐらいかな(泣)
でもそれ、漢字は「克つ」だしなあ……
そしておみくじ。
出た、「中吉」。
ねえ、「吉」と「中吉」って、どっちがいいの?
「末吉」と「小吉」って、どっちがいいの?
「半吉」って、なに?
わからない。
JISで決めてくれ。
ISOでもいい。
「このくじを引いた人は、今は調子悪くても、いずれきっと良くなる。」
これねえ、同じ文言が今年入って3回目(笑)
清荒神(半吉)→大神神社(吉)→生田神社(中吉)
「縁談:破れるが後人の助により成る。」
ドラマチックですねえ。
ま、きっと良くなるんだろうさ。
次は大吉かな。
-----
でからまた喫茶店へ潜り込んで、美味しいブラジル・サントスをいただきながら
博士のダイヤ・パールの婚約指輪について根ほり葉ほりツッコム。
そうですよ、博士は婚約指輪2本なんですよ?
「どーして!」
「いや、『わしゃこんだけしか出せんで。』言うたら
ハニー和代(仮名)がこうしたいと。」
「ほー。」
「どーやらダイヤの”ザ・婚約指輪”も無いと困るし、さりとて指輪買うとなると
今持ってないパールが欲しいし、ということらしい。」
「ほー。」
あ、なんでハニー和代(仮名)かというと、
「だってだってだって だってだってなんだもん」
だからです。
婚約指輪かあ……僕には縁遠い単語だなあ……
まあ相手がいても蒟蒻指輪くらいしか贈れないしなあ……
…
……
…………がんばろ。
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日も暮れてきたのでダラダラと帰宅する。鳴るCD。
♪ぼーいみーつがー こいーしてるしゅんかん きっとあなたをかんじてるぅー
♪どーんなにわらっても ないーても あいがあればだいじょうぶぅー
「軽いよなあ……」
「広瀬香美ってやっぱり80年代テイスト最後の人ですよね。」
「この詞ってびっくりするほど中身のない詞ですねえ……」
「いいんですけどね。」
「いや、好きですよ、このテイストは。おっちゃん、今の人の方がわからへん。」
そしてマイ・家。
今日通販で到着したばかりの「六花亭」の「マルセイバターサンド」などで
もてなしながら、ネコをいじって遊ぶ我々。
「うまいでしょ、これ。」
「うまいねえ、これ。」
素材厳選のあまり、大量生産はできないのかな?
そして忘れてた、ミックスサンドイッチを取り出す。コーヒー沸かして。
「美味いねえ!」
「美味いなあ!」
あのね。
パンも美味いパンなんすけど、挟んでる物が一つ一つ美味いからさ、
あと塗ってあるバターも美味くて……
とにかく美味いんですよ。
神戸のお金持ちの家庭とか。
「今日はお天気もいいし、ハイキングにでも行きましょうか。」
「わあい!お弁当はサンドイッチがいいなあ!」
「はいはい。もちろん、『デリカテッセン』のハムやサーモンを用意しましたよ?」
「わあい!」
そんな情景が目に浮かぶああ目に浮かぶ。
小学校の友達に、「カツサンド」を見て
「これは、何?」
と訊いたヤツがいました。
彼にとっての「カツサンド」とは、「ハムカツ」を挟んだ物でなければならなかったのです。
よよよ。
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そのままサーモンをおみやげに御大宅に顔を出す二人。
「羅生門・もちろん龍寿」
を飲みながら(僕だけね)サーモンをつまむ。
うめえ。
こりゃうめえ。
あのねえ、スモークサーモン独特の生っぽさというか生臭さってあるじゃないですか。
そんなもの一切なし!
レモン?
マヨネーズ?
そんなもの要らないね!
実にまろやか。トロリと舌でとろけるチーズのような食感。
これは美味いですよお……神戸行ったらお試しになることをオススメします。
泊まりがけで行かれるなら、「新安」でワインを仕入れて、つまみは「デリカテッセン」で、
晩ご飯食べた後は部屋に籠もってアルコール漬け……
などという幸せ死んじゃいそうコースはどうでしょう。
晩ご飯が「アラガワ」だと文句無しですね(笑)
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気がつけば晩ご飯は食べてなかったので、
ジョリーパスタへ駆け込んでペペロンチノいただきました。
さすが日曜夜、厨房にエース級が投入されてるらしく平日昼より絶対美味い。
ああ、今日は美味しかった一日だったなあ……
チョコ食べながらナカータの活躍見つつ書いてます。
あ、幸せ。
たまにはこんな日が、あってもいいよね?
4/1 新十年期 |
「ぴん」とくる。
ターニングポイント。
言い方はなんだっていいですが、「あの瞬間」というのは、生きているうちに何度かあるものです。
大きなものから、小さなものまで。
この3月に、3つばかり、そんな瞬間がありました。
ぴん、ぴん、ぴん。
こういう時って、まとまってくるものですね。
いいことばかりではありません。
寂しいことも含みます。
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いいこと一つだけ、告白しますと。
「俺やっぱり文章書くの好きや。」
です(笑)
いやそんな笑わないでくださいってば。
どう見たってそうでしょ?
でも、本人には「完全には」自信のなかったところなんですよ。
そりゃね、書いてて気分もいいし、落ち込んだときはここに逃げれば全部忘れられるし、
これは何よりもありがたいことだと「知って」はいました。
でも、「知る」と「わかる」はまた別なんですよね。
いや逆に、自分がよくやってることだけに、余計に猜疑心が沸く。
「他の嫌なことやストレスから逃れんがために、これに没頭して、
『好き』だと自分に言いきかせてるのかも!」
と。
で、23日だったか22日だったか、新しい同人誌のネタ……美咲さんのストーリーなんですけど、
それ考えてたんですよ。そのときはコミックのつもりで、
「このシーン2ページ、このシーン3ページ。」
「ここで理奈ちゃん出して……こんな会話で……」
とか、結構詳細に詰めて、ドラフトパーツたくさんできて、会話のかけらも
ポロポロ拾って、いけそう、いけそう……
なんですけど、今ひとつしっくりこない。
言い切れてない。
納得できない。
たぶん、よその人にできあがり見せたら、「良くできてる」あるいはそれこそ
「おもしろい」って言ってもらえそうな、そんな完成度がでそうなのにも関わらず。
なんでや、なんでや、
なんでや、なんでや……
あまりにのたうち回り、
あまりに難しい顔をしてたので、
祖母にまで「その仕事はそんなに難しいの?」と心配してもらう始末(笑)
「くそ、わけわからへん!……あーもうふて寝やふて寝!」
何年かぶりのふて寝……というか頭使いすぎで栄養行きわたらなくなって
眠くなって……布団に入ります。
「くそお、くそお、うぅん、うぅん……」
布団の中で悶えてると暖かさで眠気が襲って。
そして寝入る瞬間。
「そんなにしんどいんだったら、小説でいったら?」
それはまぎれもなく自分の声なんですが、天の声みたいに。
朦朧としていく意識の中で
「ああそうや……その手があった……」
そして今までの苦悩が嘘のように消え、
光溢れる中、安らかに眠る。
「書こう。」
と決意して。
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一瞬だけの逃げ口上だったりすると嫌なので、今まで言わなかったですが、
その後の自分の行動を見るにつけ、どうやらこの「悟り」は本物のようですので、
大告白。
や、もちろんコミック止めるとか絵描かないとかそんなことぜんっぜんないですよ。
大好きやし。
優先順位がはっきりついた、っていうことだけです。
ということで、これからはもっといっぱい、もっとしっかり、書いていきます。
どぞ、読んでやってください。
ジャンルは相変わらず、「コレ」ありいの、小説ありいの、ギャグショートありいの、です。
だから見てくれはあんまり変わってないと思います。
でも、姿勢がちょっと、違います。
その辺がわかるぐらい、気持ちこめたい、です。
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これでもね、やっぱり、一回コミックで32ページ描いたから、思えたことなんですよ。
美咲さんブルーハワイCGとか3日ぐらいかけて描いてるから、思えたことなんですよ。
だから、何一つ無駄なことなんてない。
やってみなきゃわからない。
ミスった!
でも、それが失敗につながる道だって、わかる。もう次はそこは、通らない。
それに、僕美咲さん大好きですから、
「『美咲もの』をやるからには全力でやるしかないだろう!」
っていう気合いがあったからこそ思えたこと、でもあります。
これがさして自分のゾーンでない、けど人気はある人……例えば来栖川芹香さんが
メインだったら、テキトーテキトーででっちあげきっちゃったかもしれません。
一抹の消化不良を無理にごまかしながら。
だから、勝負は正面からぶつかるべきです。
正面突破やってるからこそ、次は搦め手行こうか、それとも和議でも結ぼうか、
彼我の差はこれぐらい、などなどいろんな判断材料を手にすることができるんです。
少しの部隊で搦め手攻めさせて全滅しました。
そこから得られるものなど、何もありません。
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ささそんなわけで。
いろいろと悟りを開いた(ような気になってる)んですが。
4月1日は年度替わりの日です。
小・中・高・大、そして会社でも少しは影響があったので、
1月1日よりも、「新しい年が来た。」っていうイメージがあります。
これを機に、自分自身をちょっと振り返ってみます。
今は00年、4月。
80年4月というと、僕は8歳。小学校3年生です。
90年4月というと、18歳。大学という新しい環境へ期待と不安で一杯で。
80年代は「走って」いました。
誰かが引いてくれた道の上を、誰かに薦められたことを深く考えもせず、
誰かにダメだと言われたことはせず。
ただ闇雲に、「こうしなければならない。」ことに忠実に、全力で。
ただただ、走ってました。
でも走り方を覚えました。
どのぐらいやったらどんな結果が出るのか、頑張り方とか効率とか。
集中力だって、先天性のものではありません。訓練で身に付くものです。
洞察力だって、この時詰め込んだ引き出しがたくさんあるからこそ、
その引き出しネットワークからいまだに方程式の解が飛び出して来ます。
それから、同じ「走り屋」の友人達。
僕があまり孤独を感じなくてすむ人生を送ってこれているのは、
走る友達がたくさんいるから。
ああ、走ってるのは俺だけじゃない。
走る人間をバカにすることが多いこの世の中で、走ってる友達が多いことは、
ものすごく助かっています。
90年代は「迷って」ました。
走り方はわかった、だけど、どこへ向かっていいのかはまるでわからない。
今まで引いてくれた道は突然になくなり、誰も何も言わなくなって。
いや、言われても信じられなくなって。
考えだす。
あれもこれもそれもどれも、手を出す。
行っては戻り行っては戻り。
取り返しのつかないこともたくさんしました。
「迷い悩んでる時期が一番実りのある日々だ。」
大嘘です。
そこで使ったコストのことを考えると。(自分自身はもちろんですが相手や周りにも。)
ごめんなさい。
ただただ、迷ってました。
でもさっきも言ったように、たくさんのダメは出せました。
知らなければ青い隣の芝生になってたものも、経験したからこそ本当の色が見えます。
自分の位置が把握できてきます。
自分の向き不向き。
自分の好き嫌い。
過信もなく不信もなく。他人も周りも、そして自分自身にも。
迷い尽くしたからこそ、道を決める意志に力が。
いろいろやった、だけど、だから、これだろう。
さあ、新しい2000年度の始まりです。
もう、いいでしょう。
自分を鼓舞するために、「がんばります」「がんばります」と言ってきました。
が、今回は自分のセリフに自信あり。
それが今までと違う、大きなポイント。
「がんばります。」
さて、今日も思いっきり、書くとしますか。