6/30 会社のもの |
前はPC-98x1で動かしていたのを富士通製の互換機にしたら動かない、
とかそんな話らしい。
しかしそのソフトはWindows(95)用に作ったもので、
98シリーズからAT互換機にしたから動かない、というのはありえない。
もちろん、ごっつ特殊なことをしてれば最新のMeで動かないとかは
あり得る話だが、ただ計算して結果表示するだけのソフトなので、
それはちょっと考えにくい。
そもそもその当時、そのソフト専用のPCを用意することになって、
日本橋でThinkPad560を購入、それにインストールして持っていった。
なぜ98x1で動かしているのだろう?
動かすこと自体は別にかまわないし、汎用性ゼロのソフトなので、
なんぼでも社内でコピーして何台ででも使ってくれてかまわないのだが、
ThinkPadはどうした。
そしてもちろん、インストール元のフロッピーディスク、
再インストール方法を説明した紙マニュアルも納入した。
それとチーズはどこへ行った?
バックアップは取ってないのか?
本体だけで85万もしたソフトだぞ?
納品は確か97年の春、4年も前の別に保守契約も何も
結んでいないソフトの話をほじくり返し、
「新しいOSに対応してないのでバージョンアップ版を開発して欲しい」とか
「フロッピーを紛失したのでお金は出すから再生産して欲しい」とか
そういう話ならともかく、さも当然のように
「なんとかしろ」
と言ってくる神経は常軌を逸している。というか、
「私たち前任者からの引継もできない、
ソフトの管理もできない無能者です」
と外部に公言しているようなものだ。
恥ずかしくないのか。
さすがは第三セクター。
そんなことだから……
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「会社のもの」というのは実に乱雑に扱いがちで、
PCでも個人機はともかくみんなで共用してた頃はほんと酷かった。
マウスなんかゴミ詰まりまくり、ディスプレイは脂浮きまくり、
キーボードは黒ずんで手垢が見えていた。
営業車の寿命は短い。
もちろん、酷使されるからだが、距離や状況で言えば同じように
酷使されるタクシーなどよりも遙かに短い、
いやボロになるのが早いのは、愛情がないからだろう。
管理コストというのは本当に難しい。
あんまりその辺をきっちりやり出すと、
管理そのものに膨大なコストがかかって本末転倒である。
だからといって、やっぱり大事にしなきゃならないポイント物/人/サービスというのは
絶対存在して、85万のスペシャルソフトを8000円の年賀状ソフトのように扱うのは間違っている。
研究所の実験設備などで何千万の機械がミスでふっとぶとか、
そういうのはよくあることだ。
それはコストとしてしょうがないと思えるが、
「ちゃんとしてれば」回避できる無駄、というのは少なからず存在しているように思う。
そう考えると、どんな組織にも目的に応じた最適サイズというのが存在して、
それを超えると性能がリニアにあがらない。
ばかりか逆に低下していく曲線を描いたりすることも。
#ただ今回の組織はとても小さな組織なので、
#それでこの有様というのは担当の個体問題なのかもしれない。
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今の会社は集団サービス業みたいなものなので、
会社からちょっぱってこれるものなどほとんど何もない。
見本誌ぐらいかな(笑)
時効じゃないかもしれないが白状すると、
鋭い株式会社の時は文房具購入担当という立場を悪用して自分専用のシャーペンの芯を買ったりした。
180円の横領である。
だって!
あの会社シャーペンの芯が切れると
文房具入れの引き出しからシャーペンの芯入れを取り出し、
必要本数だけ抜き取って元へ戻すってシステムだったもん!
めんどくさいじゃん!
シャーペンの語源になった会社なのに!!
え?
自分で買え?
昼休みは部屋の蛍光灯オフ。
室温は額面28度おそらくは30度を超える。
廊下の蛍光灯は一本おきに消灯どころか存在すらしていない。
こうして一昨日も昨日も今日も明日も明後日も日本のメーカーは頑張っているのだ。
文句たれるなゼネコンとか銀行とか役所とか!
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話がそれた。
会社のものだからって他人のものだと思わず、
みんなで使ってるものと思えば逆に丁寧に使うべきだと思うのだが、
なんとなく乱雑に扱ってしまうのはなぜだろう。
おそらくそれは集団と自分との間に共感シンパシーがないからで、
「会社」と名乗っていても会社っぽくない、
家内制手工業の零細企業なら「会社のもの」でも大切にするはずだ。
そう考えると、
会社自体に集団としての帰属意識を強く強く要求した
高度成長期の企業のあり方も、全否定されるべきものではないなあ、とか。
それは現在そういうところにいない人間の、
「アスファルトが張られる前の泥道もよかったね」
などというしょうもないノスタルジーかもしれないが。
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(注)
件のソフトは結局、解凍前のアーカイブ(自己解凍だから.exeになってる)
をダブルクリックして
「動かへんぞどないなっとんねんゴルァ」
だったらしいです。インストールするとすんなり動いてめでたしめでたし。
めでたいことあるかあ!
関係諸氏に多大なご迷惑をかけたことをどうして僕がと思いながらも謝ります。
お手数おかけしました。
……動かないときはまずマニュアルを読んでくだされ……
6/29 会長選挙 |
小学校の生徒会で一番エライのは会長であり、
次にエライのは副会長であり、
その次に運営委員と書記長が控えていた。
ウチの学校ではおきまりで選挙があり、6年生からその4人が選ばれた。
選挙権は確か4年生以上の3学年にあったような気がする。
ながたさん会長選に立候補させられた。
各組1人ずつ3人立候補したのだが、
残りの候補は相手が悪かったと言えよう。
なんたって20年後には文章でメシ食ってる元企画屋を相手に回したのである。
冴えないルックスとどう見ても誠実そうではない底の浅い人間性は
凝りに凝りまくった自家製ポスターと、
当時その程度では恥ずかしくて誰もやらなかった
連呼式選挙活動、友人を連れて練り歩くという
パフォーマンスで知名度を高めに高めた。
当時から友人だけには恵まれている僕には、
そういう時に喜んで手伝ってくれるお祭り好きのバカ友が3人ばかりおり、
隊列を組んではしゃいで回ると純真な4年生なんかは
「面白いお兄さん」
と簡単に騙された。
小さい子など知ってる人間に入れるものである。
と、いうことを知っていた自分が嫌だ。
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本人だってそんなこと一つもやりたいとは思っていなかったのだが、
「やるからには勝つ」
というできないからこそ抱く高邁な理想と
「勝てる勝負しかしない」
というそれと似ているが根本的に異なる駄目駄目な生活信条が
このときばかりは見事にマッチ、
ぷらすして生まれて初めてやってみる選挙活動というのが要するに
プロモーションで、それが楽しかった。
今でもそうである。
ということで仕上げは投票前立会演説であり、
本来こういうものの順番はくじかなんかで公平を期するべきものだが、
たかだか小学校ではそこまで厳密ではない。
尻込みするピュアな他候補を後目にトップバッターを買って出た。
さっさと緊張から解放されたかったのもあるが、
一発目の候補者が一番記憶されやすいのと、
一発目でウケを取れば後が少々良くてもかすんでしまうという計算ずくである。
やった演説の内容なんか覚えていない。
ただ、貼ったポスターはほぼ全て
「指名手配! 会長候補者ながたかずひさ」
とかそんなことが描かれてる稚拙ながらも一応ひねってあるポスターで、
赤で「WANTED」とかなんとか描いた。
これをもじって演説の最後に
「それでは指名手配中ですので失礼いたします」
とぶった。
沸いた。
その瞬間勝利を確信した。
勝利を確信した瞬間は諦観に似ている。
「これで駄目なら駄目だろう」
という得も言われぬ開放感と充実感、
そして一抹の不安が交錯する素敵な感触で、
このときの他には4作目の劇の幕が上がった時と
大学入試が終わった瞬間、
それに今の会社の入社2次試験が終わった後ぐらいしか感じてないかもしれない。
事実、どこをどうやったってそんな差のつくはずのない
「小学校の会長選挙」
で圧勝して、会長の職を手にした。
だからってどうということはなく、せいぜい朝の朝礼で朝礼台に立って
「ぜんたーい きおつけ! やすめ!
……校長先生の挨拶です」
とぶつぐらいのことである。細かいことは覚えていない。
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「純真なお客さんを小技ラッシュで籠絡する」
のはこの成功例以降ながたさんの持ち芸となったが、
言い訳をさせてもらうとそれは何も本人の欲望のためではない。
お客さんに(ついでに自分も)楽しんでもらおう
というサービス精神の発露である。
また、例えいかに高邁な思想であろうとも高邁な精神であろうとも、
人間が他者との関係で生きている以上、
他者にどんな形であれ影響を与えないのであればそれはマスターベーションに過ぎない。
例え日に30ヒットだろうと、
即売会で「オリジナルはちょっと」と言われようと、
伝えるための努力は欠かしてはいけない、と思うのだ。
(主客が逆転しちゃ駄目だけどね)
もちろんその頃、そんなことは考えてもいなかった。
だが思い起こすと、こうしたちょっとずつちょっとずつの出来事が、
今に至る自分自身を作り上げてきた。
こういう人間だからそういう行動をしたのか、
そういう行動が当たったからこういう人間になったのか、
それはニワトリタマゴであろう。
最近、「三十にして立つ」という言葉を実感として味わう毎日である。
得意パターンは固まった、そのパターンを振るって何を料理するのかもだいたい見えた、
では、お客さんに美味しいと言ってもらえるように、どう料理するのか。
これからの挑戦である。
……と、小ぎれいにまとめる自分に嫌気もさすが
もうそれはしょうがないであろう。
20年近くこんなパターンでやっているのだから(笑)
6/28 肩書き |
書記長!
なんという大きい肩書きであろうか。
書記長と言った時に人々が思い起こすのは
ブレジネフでありゴルバチョフでありチェイルノブイリであり、宮本賢治だろう。
思い出しすぎ。
本人はそんなことすると労組からしばらく離れられなくなるので、思案中らしい。
ながたさんは「やれやれ」とケツを叩いておいた。
だってオモロイやん(笑)
普通の職場で普通に働くなどということはいつでもできる。
だが、労組書記長なんてそう簡単にできるものではない。
チャンスがあるものは乗っておくのが吉であろう。
結果が駄目でも、それは挑戦前に戻るだけだから。
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肩書きというものも歳を取ってくると大切だと感じるもので。
いや、そんなものは本質的には本当にどうでもいいものなのだが、
自分が持つとそれはそれで効力がでかい。
肩書きが通用するのはどうでもいいような雑魚ばかりだが、
この「雑魚を黙らせることができる」、というのは猛烈に便利な効能なのである。
ドラクエのトヘロス(だっけ?)を思い出していただきたい。
大物との戦闘に二念なく集中できるというものである。
肩書きというとイメージつかみにくければ、社会的立場といってもいい。
前の仕事を辞めて完全ぷーになった当初は、恐ろしく焦った。
このながたさんが、である(笑)
社会的立場ゼロ、というのは本当によって立つ基盤がない。
自分にしか。
じゃあ自分に何があるかというと、当時のながたさんには何もないのだ。
これはビックリするよ。
「うわ! 俺、何もない!」
それが鋭い株式会社に勤めていた時には、
「ええ、鋭い株式会社で商品企画をやってます」
で全ての説明がついた。
よくアホアメリカかぶれなどが
「日本人は自分の職業を答えず会社名を答えるのは滑稽だ」
などと妄言を吐くが、
結局寄って立ってる寄り代が職業か会社かだけの違いであって、
寄って立ってる事実には一ミリも違いがない。
職業なんてものは自分のほんの一部分に過ぎない。
「弁護士やってます」
なんていうセリフで価値軸を自分自身に持っている、
などと思い上がってるアホは一度その権力と特権がゼロの
ハイチかなんかで生活してみればいい。
てなことで肩書きはそれはそれで、
・他者にうるさく言われない
・他者を簡単に納得させられる
という絶大なメリットがあり、向こうからもらえるものならもらっちゃうのが吉であろう。
何か特別なこだわりがない限り。
僕でも
「週末は助教授とアナウンサーと飲んでたんですよ」
とか、あるいは
「今友達が二人ばかり研究でアメリカに行ってるんですけど」
とか、ちょっと鼻が高い。
そんな友達が自慢。
「いやちょっと友達に書記長がいて」
いいじゃないですか、ねえ(笑)
6/27 スカイライン(後編) |
インテリアは頑張ってますが
(特にメータークラスターがステアリングと共にチルトするのには大賛成)
エクステリアほどのインパクトはなく、わりと要素がバラバラ。
最近の日産の明らかな弱点ですね。
プリメーラもセンターメーターでごまかされてますが、
よーく見ると細かいところは「練りが足りない」と言うか、「おさまりが悪い」。
それよりさらにちょっと……
たとえばATゲートの周りだけでもなんとかならんかったものですかね。
ああ、ATもあのおぞましいスイッチ式やゲート選択式をようやく止めて、
シフトレバーの前後式にしました。
ポルシェのティプトロがデビューして何年経ってるんですか。
結局揃いも揃ってわけのわからんことやり倒して戻ったのはそこかい、
と思うとげんなりです。イイモノはイイ。
特許かもしれませんが買え、そんなもの。
あと色に黒がない。
「外し」はわかりますしプレミアム性の強調にはシルバーに限る、
日本市場じゃ白ばっかり、それはわかります。
赤も水色もいいと思います。ええ。
が、この、寸法より小さく見える凝縮系のデザインは、絶対に黒が映えます。
現に濃紺・エクリュ内装はかなりいい感じなので、早く設定してください。
GTは黒。
それはもう「カップ酒は青」同様、一デザイナー一車種の力ではどうにもならない物理原則なので、
そんなところに楯突くようなしょうもないエネルギーがあるのなら、別のところに使ってください。
そうそう、僕が「スポーティセダン」と言ってるのは、
もうこのサイズでは「スポーツセダン」は成り立たないからです。
例えばBMWの5だって成り立ってない……というか成り立たせるのに
相当の無理(猛烈なコスト)をしている。
ので、今までみたいに山走って楽しい、というレベルにはどうやったってならない。
これはもうボディサイズからくる「物理の法則」((c)福野礼ちゃん)で、
しょうがないです。日産はスカイラインがスポーツセダンであることを
「ついに諦めた」
ですね。本当は33型でやりたかったことをようやくやったというか、
それは30や31が背負ってた宿願かもしれず……
そう言う意味では、遂に宿願達成、かもしれません。
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このクルマ最大の欠点はたった一つ、車名です。
このクルマが「スカイライン」である必然性は何もない。
ブランニューの4ドアアッパーミドルスポーティセダンとして、
真っ正面からマーク2の市場に切り込んでいけば良かったはずです。
全く新しいブランドを立ち上げるにはスゴイエネルギーが必要で、
今の日産にはそれは辛い。それはわかります。
でも、お客さんもバカではない。ものが良ければ、客は来ます。
休眠ネームだってあるじゃないですか。例えば
「レパード」。
扱い販売店がどうのなんて贅沢言える立場じゃないでしょう。
S13シルビアだって、休眠ネーム使って当てたいい例ですよね。
ブランニューと言えば、「シーマ」は新規ブランドだったじゃないですか。
たまたまモデルチェンジ期の迫っているスカイラインが
あのXVLプラットフォームの一号車として白羽の矢が立ったのか、
それともはなっからあれを次期型スカイラインとして考えていたのか、
それはわかりません。
日産の現況からしておそらく前者で、
それに販売実績とパッケージの特殊性から考えて、
廃止になっても文句の言えないスカイラインが
存続できただけでもめっけもんだ、という考え方もあります。
例えばトヨタは長年の伝統と実績を誇るレビン/トレノを簡単に捨てました。
どころか、スプリンターもチェイサーもクレスタも、大名跡をバッサバッサ切り捨てています。
ユーザーごとです。
長年スプリンターに乗ってきたお客さんに、
次はアルテッツァかプラッツに乗れ(販売店ネッツ)と言う。
どっちがいいのか、と言われると、それはそれで困ります。
そう考えると、無名の全く新しいクルマとして、
そのクルマが最高の魅力を持っているように頑張って作って、結果的にそのクルマに
「スカイライン」
という日産きっての、いや日本車でも5本の指に入る大ブランド名がつけられた事実は、
喜ぶべきことなのかもしれません。
それでも!
それでも、です。
丸4灯も直6も、スカイラインが培ってきた財産なんです。
財産というものは使えばいいというものではなく、
できれば増やして子孫に残していかなければならない。
ポルシェと死闘を繰り広げたGT−B、
コロナやサバンナをぶっちぎった50勝GT−R、
欧州車全てに衝撃を与え間違いなく
89年当時「世界最強のクルマ」だったR32GT−R……
が、一生懸命伝えてきてくれた財産です。
お金では買えない。
だから、その名を名乗る以上は義務がある。
財産を受け継いで次に伝える。
だから、その名を名乗ると決まったのなら、
直6は全社戦略に関わるから諦めましょう。
ボディラインはデザイン根幹に関わるからサーフィンラインは諦めましょう。
でも、やれるテールランプぐらいは無理矢理にでも丸4灯にするべきです。
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いつも言ってますが、
企画屋やデザイナーは「俺世界一」とか「俺が新しい価値観を作ってやるぜ」という
「間違った」「思い上がり」が「仕事」の人たちなので、
こんな連中の妄言を真に受けてはいけません。
「中身に自信がある」
なら逆に、どうでもいいのならやらなければなりません。
「やってもやらなくても同じ」
冗談でしょう。その名を名乗る以上「やる義務」があります。
「古いものは全て脱ぎ捨てましょう」
ええ、耳障りのいい言葉です。
なら、なぜ車名が古いんですか?
何も継承していないクルマに、
名を継承させる必要はない。
そしてそれは、生まれてくる新型にも失礼です。
セルシオのようにレガシィのようにヴィッツのように、
新しい名を貰って新しい伝説を築けていけたかもしれないクルマなのに、ですよ?
出来が良さそうなだけに、逆に古い名を与えられてかわいそう、という見方すら、できる。
最悪のシナリオは。
どうせ大ブーイングを浴びます。
現に31型の時に丸4灯ではない廉価グレードを作って、
大不評で今に至るまで指さしてオーナーごと笑われて、そしてやめたではないですか。
つまりは遅ければ次のチェンジ下手をするとマイナーチェンジで丸4灯は戻ってくる。
それが嫌なんです。
つっぱること自体は百歩譲って認めましょう。
そんなことには何の意味もありませんが、高校生はつっぱるものです。
でも、
「つっぱるんだったら死ぬまでつっぱれ、
そんな覚悟もないのにつっぱるな、かっこの悪い」。
レガシィも8年つっぱって結局折れました。
でも、輝くプレアデスを見て「ああ、スバル車はやっぱりこうでなくっちゃ」と思うではないですか。
スカイラインも一緒です。
いつものことですがこれは道徳判断ではありません。
売るための方策です。
みんながハッピーになるための方法です。
状況が悪い時には古い皮袋は全て捨てたくなるものですが、
その皮袋はいいワインをたくさん育ててくれた、
みんなの思い入れのある皮袋なんですよ。
-----
このような話をすると、広告代理店勤務から経営コンサルタント会社に転身した
同級生に笑われるでしょう。
「スジ論だ」
と。
クルマはもはや白物家電です。
実用性ならワゴンRやヴィッツやフィットの方が何倍も優れている。
それでも。
それでも人が3倍のコストを払って「スカイライン」を買う理由は、
そこにある伝説でありイメージであり、一本通った筋、つまり、「精神」です。
短いボディを半分に切って直6をねじりこみ、
かないもしないポルシェ904に真っ向から立ち向かっていった、
あの「精神」に、プラス200万を払うんです。
それをきれいな言葉で言うと、
「夢」
といいます。
お金では、なかなか買えないものです。
だから、買える夢は買うんです。
-----
まあとまれ、
「結構良さそうなジャンルの良さそうなクルマが、いい頃合いの値段で出てきた」
というほむべき事柄と、
「今度のスカイラインは33や34に比べればずっといい」
というほむべき事柄が二つ重なっていると言えばいるので、
久しぶりにプリンス……じゃなかった、レッドステージへ行ってみようかと思います。
来週末ぐらいにインテRとダブル試乗かな(笑)
それだけでも、めでたいことです。
「ちょっと」のハズがいっぱい書いちゃった……
まあ、うん、僕も久々に「いいやん」ではなくて
「ほしい」
と言っちゃいそうな一台です。しかもソアラと違ってこれなら無理をすれば、届く。
うーん……
僕みたいな非・日産党にとっては、
逆に「スカイライン」じゃないほうが買いやすいんですけどね(笑)
6/26 スカイライン(前編) |
写真が一杯出て、多角度からいろいろ見ると、
デザインはなかなかいいじゃないですか。
細かいディテールで不満点いっぱいありますけど、
#例えばリアコンビランプ。あのLEDっぽいのは
#やっぱり300万以上のクルマに使うべきではないと思います。
#あるいは最近日産がご執心のリアウィンドウの台形切りは大嫌い。
全体のイメージはとても新しくていいと思います。
プリメーラの時もそうで、写真の初見は
「うわ」
だったんですが、見慣れて街に溢れるようになるとすこぶるかっこいい。
いや、かっこいいというより「新しい」。
今世界中のセダンの中で「新しさ」にかけてはプリメーラ、文句なくNo.1です。
だからすごーく目立つんですよ。
日本では気恥ずかしい人もいるかもしれませんが、欧州ではこれから
ブレークするんじゃないですか。
少なくとも新型ラグナとか、ボルボのなんちゃらとかああいうどっちゃでも
いいようなデザインよりずっといい。
保守本流アメリカにはこれよりもずっとコンサバデザインのアルメーラで
行くらしいですが、持っていってヤツらのデザインセンスを試してやるのも
面白いかもしれません。たぶん駄目ですけど。
という雰囲気があり、たぶん街で見るようになると
例えばマーク2とかブレビスとかあの辺のコンサバなクルマと並べると
存在感がぜんっぜん違うと思います。
走りは走ってないのでなんとも……ですが、
「すべて本」では信じられないぐらいの大絶賛なので、
ある程度は期待できるのではないでしょうか。
V6を一応フロントミドシップに縦置き、ブランニュープラットフォームで
パッケージングを大幅変更。
ロングホイールベースのクルマは、ある程度までの挙動を穏やかに作りやすいようで、
ウチのエグ子ちゃんも超ロングWBですがハンドリングいいです。
他車ではトヨタのMR−Sなんか評判いいですね。
エンジンは……V6は実用物なので、馬力が出て燃費が良くて静かならそれでいいです。
フィール不問。
数字的には結構なものを出してるので
(そりゃこのご時世にデビューするくせに排ガスは星一つももらえない直噴やからな!)
いいんじゃないですか。
知りません。
ターボももう要らんでしょう。VQには3500があるし、なんと北米にもヨーロッパにも
持っていくらしいですから、追加あるかもしれません。
スカイライン遂に海を渡る。
そもそもMTがない時点でパワーはどうでもよい、という感じですね。
2500がベストっぽいですが、余力のある3000でグランツーリスモを気取るのがいいのかな。
値段は2500すっぴんで265、こみで300万コース。
3000になると余裕の350万コースとかなり高めです。
ですが今、一瞬だけ「スカイライン」という車名を忘れれば、
実はスポーティで日本車離れしたかっこよさがあって、しかも2500ぐらいの
余裕があってちゃんとした4座で……という
アッパーミドルセダンはとても貴重です。
プライドに涙を呑んでマーク2
(マーク2が欲しいというメンタリティの人は最初から相手にしていない)か、
財布に涙を呑んでBMWの318(400万コース)、
メルセデスのC180(430万じゃ効かないコース)。
アウディのA4もBMWやメルセデスに比べれば安いですが、
それでも2000素モデルが360万というのは、ね。
それか子供っぽいのを我慢してアルテッツァとか、逃げの一手でアルファの156。
この辺りと比べてご覧なさい。
2500のとても新しいデザインの、走りは信頼の置けるメンテの心配のいらない
日本車が、300万で買える。
いい線です。
レガシィのB4とかも、もちろん好きで選んでる人も多いでしょうけど、
「まともな大人っぽいスポーティセダンが欲しいんだけど他にない……」
と、消去法で選んでる人は多いと思います。この層も食える。
ちょうどミニバンもブームではなく定着して、一度乗って嫌になった人とか、
もう「家族の季節」が終わってでっかい箱が空しくなったお父さんとか、増えてきます。
その辺りに、無理のない額で無理のないプレステージのあるこのクルマ、
フィットするんじゃないでしょうか。
それこそ僕ぐらいの年齢(30前後)の男性でも、
独身だとクルマ選択の自由はあります。
でも無理してBMWの最小排気量に乗るのも、
B4で280馬力だぜというのも、
あるいは今さらインテRやランエボは……25歳まで。
そういう人は多いはず。
というか僕がそう(笑)
下手をすると「外車行きたいけど行ききれない人」とか
「スポーティセダン欲しいけど今までいいのなかった人」とかがわっと押し寄せて、
そこそこ売れるかもしれません。
6/25 卒業旅行 |
擬音ではなかなか伝わらないですな。
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okbちゃんには弟がいる。
溢れ出るお笑いセンスを惜しみなく溢れ出させている。
ぴろかずがもっと小さかった頃、okb家へ遊びに行った。
初めて会った小さな少年に向かって彼は
「俺のこと『横綱』って呼んでええで」
と許可を与えた。
太っ腹である。
また、ネタ好きである。
高校時代みなでスキー旅行に行った。
スキーウェアは学ランである。
友人もみなそれにならって学ラン。
全員でトレインを組み白銀に学ランシュプールを描いた。
漢である。
そんな彼も腰掛け的院生生活に見切りをつけ、
遂に就職である。卒業旅行にも行かねばなるまい。
ヨーロッパだ。
ローマの、オードリー=ヘップバーンで有名な階段。
持っていった(ここが重要である)
リーゼントカツラとグラサンを着用、うんこ座り。
お題「番長 ローマの休日」
あるいはパリ。
エッフェル塔の真下で記念撮影。
スタイルは。
持っていった(ここが重要である)
赤い全身タイツは胸に「のるうぇー」。
そして雄々しいスピードスケートスタートポーズ。
「ネタ好き」と吼えるならば
このぐらいのことをやってのけねばなるまい。
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入浴剤メーカーと小さな広告代理店を天秤に掛け、
広告代理店を選んだ。
賢明である。
しかし場所は東京。
帰省しては妹や兄に
「笑いのレベル落ちたんちゃう?」
とツッコまれ、(ツッコム兄妹も兄妹だが)
兄と並んで寝る布団で遂に告白。
「『顔芸のokb』と呼ばれている」
なんという悔しさだろう。
目もくらむような素晴らしいパスを出しても出しても
拾ってくれない。
まるでベルマーレ最後の年の中田英寿である。
だが、きれいなパスを出していれば、
きっとそのうちペルージャからお呼びがかかる。
ゆくゆくはローマでスクデット獲って、
欧州最優秀選手だ。
これからの活躍に期待しよう。
頑張れ、横綱。
6/24(15) Hコミック |
中学生の頃は今のようにコンビニそしてコンビニ売りエロ雑誌などというものは
全く発達しておらず、毎月どきどきしながら、店員さんの視線を気にしながら
学校帰りのユーゴー書店で買っていたものである。
どうやらこれは金になるらしい、
ということがわかって他の出版社もワラワラと乗り出した。
今に至るA5判コミックも隆盛を極め、少ない小遣いをやりくりしては
新刊を買ったものである。
が。
アレでナニな事件が起きてしまってその責任の一端を負わされてしまった
この業界、一端は静まり返ってしまう。
-----
年月を経て、今はまたエライ隆盛を極めている。
原因は同人誌だ。
同人誌の作成と流通のシステムが着実に整備されたおかげで、
素人以上玄人未満のマンガ作家のレベル
#少なくとも技術的な
が飛躍的に向上、もちろん量も増え、
びっくりするぐらい絵の力がある人がびっくりするぐらい大量に
作品を量産する。
エロはレスポンスが天下一品。
「こいつエロい」
てことになるとアッと言う間に客がついて人気爆発である。
新人も発掘しやすい。
発掘される方も割と気軽に受ける。
あるいはとりあえず己の能力向上あるいは今日の食い扶持のために、
本来はそういう趣向のない作家も描く。
おっちゃんらの頃。
蘭宮涼がでてきた時はあーた、どこの店でも品切れ出してねえ……
-----
てなことで。
恵美須町旧ソフマップ6号店その前はスタンバイのソフト部門跡地の
とらのあなへ行ってみました。
ああそうさエロコミックを買いに行ったのさ!
……買いやすい!
スペースも広いからわんだーらんどみたいに人でギチギチっていうことはない!
そして綿密なジャンル分け!
これは買いやすい!
4冊もこうてもた!
だって資料!!
そう資料!!
資料を自腹で買うこの研究熱心仕事熱心たるや!
ああ! 広辞苑の調査費用を自分で出した新村出大先生のような!
怒られます。
-----
最近、ちょっとまた表現が過激というか、
「ノゥ チェイック!」
というぐらい全部描いてある/消してないのでヤバイですね。
そのうちまた規制がかかりそうです。
買うなら今のうち。
物理的側面だけでなく表現の方でも
「うわ! 大丈夫これ!?」
ですよ。
うーん、年齢書いてなきゃいいだろう、っていうのは……
あるエロゲーで女の子のパンツずれてるシーンで
「ランドセル」
にモザイクがかかったという、ネタなのかマジなのか笑えない話があって……
たぶん同人誌が完全どフリーでえげつないことになってるので、
商業誌がそれで負けてるわけにはいかなくなったんでしょうけど……
そこで張り合うのも……
いや、道義的問題ばかりではなく、
消さなければエロいか、というと、そうじゃない。
制限あるなかでできる限りのことをするのがぷろへっしょなるというもので……
-----
選択の余地があるというのはそれはそれでいいことだし、
現物では絶対にやってはいけないことをできる、それはメリットでもデメリットでもあります。
それで癒される人もいて、それで刺激される人もいる。
ただまあ、チャイルドプルーフみたいなのはちゃんとすべきですね。
モノ自体の規制の前に、コンビニの売り方とかを考えた方がいいのでは……
あと、エロ人ながたさんいつも思うのですが、
エロだ!
と最初から宣言しているモノ(とかサービスとか)って、
実は健全とは言いませんが健康ではないでしょうか。
提供側も受ける側もそういう意識の元で流通するから、
それ以上のことにはなんないと思うんですよ。
エロゲーの主人公が社会革命を説いても社会的影響力は無いでしょ?
本当にヤラシイものとか不健康なものっていうのは、
実はエロくない仮面を被ってることが多いような気がします。
それはジャンクでもB級でもマイナー品でも大衆演劇でもなんでもそうですが、
「偉そうな顔をしてるのに中身が偉くない」
こそが唾棄すべき叩き壊すべきものであって、
「どうもすいませんこんなんで、と言ってるどうしようもないもの」
を弱いからと追い立てて虱潰す時間や労力などない。
別にそっちばかりを弁護するわけでも飾り立てるわけでもありませんが、
エロだからダメだろう
というのは大きな間違いで、あれはあれでものすんごく大変なことなんですよ。
マンネリになるし縛りが多いし類型が多いし。
そんなこんなで、みんな頑張っているんです。
ある人はただ本人が描きたくてエロ、
またある人は青雲の志を胸に今はエロ。
そっとしといたげて(笑)
6/24 ThinkPad i s30 |
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いや、週末は仕事しようって思ってたんですけど。
今週末込みで自分なりのスケジュールピッタリだったんで、
よし、書くぞ!
とか思ってたんですけど。
いけませんなあ、
「在庫希少」
という言葉は(泣)
ええ、買いましたよ。
例のヤツを。
ていうか無いなら無いでいてくれ(泣)
あるから買ってしまったでわないか。
会社勤めだしてから収支赤字ちゃうか……
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ThinkPad i s30。
43Jの有線LANモデルです。
とりあえずモノを見ておこう、と思って土曜日、
ドライブがてら雨の日本橋。
まずはテクノランドですが、展示機はあるも予約受付。
IBM派遣っぽいお姉さんによると、メーカー在庫が無くて
入荷いつになるかわからない、とのこと。
早くて一週間、下手をすれば一ヶ月……
J&Pってね、いつも思うんですけどノートPCの手前に
値札のプラ板を置いてるので、値段はわかりやすいんですけど
キーボード触り難いですよね。
店員さんが近づいてくるスピードも早いし。
じっくり見難いのです。
そして恵美須町側のソフマップには展示機すらない。
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テクノの横にライバル・ニノミヤのエレホビー店っていうのがあります。
以前は一階がソフト&書籍&Macという駄目駄目店舗だったのを大改装、
各種ハードをずらり並べて大攻勢に出ました。
入ってみるとIBMのフェアかなんかやってるらしく、入り口横エスカレータ前の
一等地がIBMコーナー。
そして展示機。
やはりB5ですよ、B5。
日本人ジャストサイズはそう、半紙(およそB4)をベースに作られたB5判なのです。
今回からあの愚かしい「A5ファイルサイズ」などという
詐欺呼称をやめてはっきり「B5」と言っているのはいいことです。
商売人は正直でなきゃ。
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余談
そうそう、レガシィがついにマイナーチェンジで
顔にプレアデスを戻しました。
B4のアルテッツァバンパーには立ちくらみがしましたが、
プレアデスを戻しただけでこのマイナーには価値がある。
えらい。
よくやった。
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大嫌いな不等間隔ピッチ、18.25mmピッチにこだわったが故の変なキー配列、
(半角/全角キーが左Alt右横)
7段キーよりもやはりパームレスト奥行きを優先すべきではないか、
と見た瞬間から抱いていた疑問は全くその通りでしたが、
しかし絶対キーサイズが大きいので、さほど嫌な感じではありません。
配列は微妙なもので、僕は普段全く使わないWinキーとか多用する人もいるし、
PgUp/PgDnキーも頻用する人は書類はなんでもあれで送るらしく、
「無いと購買対象にならない」
とまで言い切ってるのをWebで見かけたり。
タッチは240最終型と同等?
X20と比べても遜色は無し。
ベラボウにいいというほどではありませんが、ThinkPad標準。
お値段は21.8。
22.8で無線LANモジュール内蔵型。
さんざん弄くり倒した後、頭を冷やすために「こけし」へ行って
とんかつカレーダブルとんかつタマゴ入り
を食べて考える。
すでに考える内容は
「買う」か「買わない」かではなく、
「無線LAN」か「有線LAN」か。
近くのTWOTOPとか言って無線LANアクセスポイントの値段などチェック。
今やアクセスポイント機能だけなら25000円なんですね。
LANカードは9800円ぐらい。
無線LANPCカード一枚ついて、ルーティング機能がついた基地局が41000円ぐらい。
ただし、無線LAN機にすると家と会社に基地局がないと、
結局どっちかでは有線LANのPCカードとか使う必要がある。
それはスマートではないので時期尚早と判断、
欲しくなったら基地局とセットになってるのを買うことにして有線モデルに決定〜。
メモリ128MBが6000円。(I/ODATA) 5年保証延長が3%。
消費税が5%。しめて24.7。
いそいそと帰る道すがら、
そう一番美味しいものを最後までとっておくA型気質爆発で
ベルノへ行ってフィットを試乗したんです(笑)
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ノートPCを買って一番のドキドキの瞬間は、
火を入れた直後真っ白な画面を出してみてのドット抜けチェック!
OK!
とりあえず目立つところに常時点灯も常時消灯もない!
端っこにはあるかもしれないけど見てない所なんか知らぬが仏!
てなことで昨日はいそいそとインストール作業をしてました。
使用感はまた後日。
気に入ってます。
X20嫁ぎ先大募集中。
6/23 実はセレッソが危ない |
それでもちょっとあんまりにも勝ち点が少ないので、
ヤバげな香りが漂ってきました。
今日もFC東京に勝ちきれず追いつかれ最後はVゴール負け。
横浜や鹿島など、下位に沈んでる強豪は他にもありますが、
このあたりは調子を戻せばぱぱぱぱぱっと6連勝して
20点ぐらい勝ち点稼いだりできそうです。
我等がセ大阪はそれほどではないので……
実は地道に浦和とかがひくーい位置に居て、
しかもシンジが7月からフェイエノールトに行くとか行かないとか
言ってるので、こちらのサポーターも気が気ではならないのでは。
逆は市原ですか。
酒井、バロン、山口、廣山といい選手ばかりをすっぱんすっぱん
投げ売りして買ったのはチェ=ヨンスだけ、
ああまた今年も指定席争いを……
と思いきや清水に堂々の勝ちっぷりですよ。
今日はジブノビッチというDFが獅子奮迅の大活躍でした。
決定力のあるFWさえいれば、カウンター速攻決め打ちのチームを作れば
そこそこはなんとかなるという見本……
……それはセ大阪がやってたことでは……
とりあえず一人、一人でいいからいい最終ラインの選手を取りましょうって。
井原兄さんとか取りどころだったと思うんだけどなあ……
ただ、歯車がかみ合ってないだけなので(それはヴェルディなんかもそうだと
思うのですが)2ndで立て直して中位あたりに返り咲くのはそんなに難しいことでは
ないと思います。
諦めずに焦らずに。
6/22 ホンダ・フィット |
ヴィッツ対抗というより、コンパクトカー欲しい人万人にお勧めという
感じではないでしょうか。
直接の対抗はデミオかな。
でもデミオは基本設計が20年以上前のクルマ
(初代フェスティバ→レビュー→デミオ)
なので、ブランニューのフィットと比べたげるのはかわいそうです。
思った通り、「これぞシビック」。
まずとても広い。
諸元(3830*1675*1525)からは想像できないぐらいゆったりしてます。
後席も足元広いです。頭上空間もモノボックスだからたっぷり。
ただ、アレンジを優先した板席なので、ファンカーゴ同様座り心地は今ひとつかな。
前席のシートはわりといいです。
ホンダ車のシートもよくなったものだ……あっしが最初にインテグラに乗ってた時はねえ……
そして例の2バルブエンジンは低速からトルキー。
ホンダ車のエンジンも以下略。
無断変速CVTとの組み合わせで「ぴゅーん」と走るのですが、
特筆すべきはSレンジ。変速ベルトを加速側加速側で保持して走らせる
モードなのですが、これとトルキーなエンジンの組み合わせは、
ほとんど市街地無敵モード。
「速ええ! これ速ええ!!」。
ロゴもそんな特性があって、「0-80m加速世界一」などと
半分感心半分バカにされたものですが、継承してます。
原付みたいなクルマですよ。
信号ででっかいクルマみんな置き去り。
なかなか爽快です。
ただ、慣れてないから(そしてど新車だから)だと思いますが、
脚はちょっとバランスが悪いような感じがしました。
エンジンのキビキビ感ほどはきゅっきゅっと動くタイプではない。
ホイールベースの長さが悪さ? リアがついてこないような感じ……
まあ、新車ですし。
エクステリアは可もなく不可もなく。
あんなもんじゃないすか?
目は頑張ったと思います。
あのディメンジョンでモノボックスフォルムをちゃんと成り立たせてるのも
立派です。他のクルマは全部ハコに逃げてますからね。
(その点もヴィッツは評価できるのだ)
ただ、そのせいでちょっとAピラーが迫り気味ですが、
(空間はちゃんとありますが、相対的に)
ま、それもミニバン風でいいんじゃないですかね。
インテリアはいい感じです。シンプルですが、安っぽくはない。
凝ってないですが、ちゃんとデザインはしてある、という感じで。
媚媚系ではなく、男性でも年輩でも大丈夫ですよ。
そうですね、確かに「ヒキ」があるかっていうとそう強いヒキは無いんですが、
逆に「こりゃダメだ」というところもなく、
弱点らしい弱点が無い、のが長所かもしれません。
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お値段も安く、真ん中の売れ線グレードで115。
1300、あのスピード&スペースを持つクルマが115というのはお買い得だと思います。
昔から力説してますが日本の道路インフラで使う以上、
このぐらいのサイズ
4000以下/1650程度/1500前後/1トン前後/100馬力弱
というのがジャストサイズだと思います。
それ以上は余剰。
お値段的にも、もうクルマってのは「宝物」じゃないんだから、
ぶっこみ150万ぐらいのものに7年乗って年平均維持費込みコスト30万、
というのがジャストじゃないでしょうか。
ということで日本の道に生活に文字通りぴったり
フィット。
よく売れそうですね。
6/21 PSO終わりました |
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ラスボスよりラスボスに辿り着くまでが大変かな。
ウチのマグ、バーナちゃんとはシンクロ率120%なので
ボス戦途中で無敵発動、シフタデバンドでめったぎって
最期はマグ技炸裂で一刀両断。
ちょっと悲しいエンドなのはまあ、予期できる範囲のアレではアレでしたが、
まあアレはまあああきたらああかなあ、とは思えなくもない。
強力なよりしろ
とか言いだした時点でああはいはい……というのはスレ過ぎですね。
だからね、いつも言ってますけどね、
なにをやっても「ああはいはい」なんですよ。
最近は。
じゃあどうするかっていうと、ああはいはいははいはいでいいから、
どうやって「おお、ああ、おおお」と言わせるかという問題で……
いや、このゲームはシナリオなんてどうでもよいと言えばよいのでよいわ。
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それはさておき。
PSOはアクションRPGとしてもバランスの非常に練り込まれた、
各武器や各職業や各魔法各マグのやたらめったら作り込まれた、
非常に良作です。
家に帰るととりあえず電源をつける毎日が続きました。
久方ぶりに「ああ、RPGってこうだよなあ」という古典的RPGを堪能。
そう、いいものはいい。
RPG独特の「成長」や「数字遊び」という楽しさは、普遍的な楽しさなのです。
絵と音みてるとちゃっちゃとすすんじゃう、というのはそれはそれでいいんですが。
プレイ時間は僕みたいなヘボヘボさんでも40時間で1stプレイ終了です。
一人でもその後好きなだけやりこめるようにはなってます。
が、やはりコイツの本筋はオンラインで、
知り合いとしゃべりながら暴れるのが吉。
超優良チャットソフトと言えましょう。
彼女とか彼氏とかいたはる人は、夜な夜な愛を語りながら
手に手を取って戦うのはどうでしょう。
チームはオープンにしておいて、入ってくる他人は完全あてつけられ状態。
でも戦い方に人格が思いっきり出るので、
二人の仲が発展するかぶち壊れるかは保証できません。
「待てこらお前、レンジャーやのに勝手に突撃して……
あー死んだ……めんどくさー!」
「あんたがボケッと突っ立ってるからやないの!」
ま、そんなときはヴァーチャル世界では普段通りの人と
180度変わってしまう人がいるということで……
堅実に生きてる人ほど猪武者傾向があるらしいです。
ディアブロの時からそう言われてますが……
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とにかくこれで人生が自分の手に戻ってきました(泣)
さて、今週末にはまた戦いながらチャットで……
6/20 迷惑メール |
ウチにもしょうもないそしてしょうがない電話勧誘のおねいちゃん達が
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もかけてきて、
まま上が
「どのようなご関係で」
とからかうと
「ち、中学の時の同級生です!」
我が母校大阪★学院は男子校です。
てな話は前にもしてるとおり。
あれだって商売になるからこそ今でもやっているはず。
妙齢の若い男が女友達に携帯番号を教えていないはずはなく、
その時点で家のものが無視モードに入ってるとは思うのだが、
未だに通用するお宅もあるからこそ絶滅しない。
己ら取引先は死ぬ直前まで絞り尽くすくせに
末端顧客からのバッシングには過敏なNTT系列らしく
(NTTとDocomoは仲が悪いらしいが我々からみれば
松下電器と松下電工や住友銀行と住友信託銀行が
仲悪いというのと同じレベルである)
思い切ってある一定額のパケット料金を無料にするというサービスに出た。
抜本解決ではないにしろ腰を上げただけ評価せねばなるまい。
抜本解決は非常に難しい。
プッシュで放り込んでくれる以上、受け手もそのシステム維持に
コスト負担をすべきなのは当然で、嫌ならi-mode自体を切るしかない。
さりとて例えばプッシュを止めてもダウンロード時に回線というか
パケットというかを使うのは同じだから、迷惑メールがメールボックスに
入った時点で費用は発生してしまう。
ならメール元を断てばいいのだが、
これだけインターネットの無料メールがありいかようにでも
発送先をごまかせる手段があり、あまつさえDM発送業者
(おそろしいことにプロバイダぐるみ/プロバイダ自体がそういう商売をやっている
ところもある!)
までいるから、一箇所断っても焼け石に水である。
変な個人からのメールもそう。
僕のi-modeのメールアドレスは当HPをご覧のみなさまなら
大体想像のつく単語にしてあり
(変更サービス始まった直後だったから取れた……というか
複数形だから取りやすかったのかな(笑))
最初は下8桁ランダム作成系の迷惑DMなんかはこなかったのだが、
最近困った事態が起きた。
どうも僕のアドレスを騙って方々の出会い系サイトに
メル友募集文を書くバカがいるらしい。
もちろん女性として書くらしく、
20代後半から30代前半の男性から熱いメッセージがたくさん届く。
例え間違いメールでも女の子からならともかく、
「やっほ〜、僕、31歳、ちょっとシャイなエンジニア。
175c65k、『りゅう』で〜す!
クルマはBMWだよ。メル友になろうよ!
待ってま〜す」
などというメールを会社帰りの駅のホームで受信すると
げんなりげなげなげんなりげなげなすた〜まるひほうこく〜
という気分で、帰宅しても
「なんでウチの夕食は週一でお好み焼きやねん!」
と母親に八つ当たり。
もうこうなったら
「やったことは一度もないのだが」
メールオカマにでも挑戦して、
「あ、メールありがとう。
あたし、かつみ★ 23歳、OL一年生!
BMいいなあ〜 あたしはワゴンRに乗っているのだ!
今度パソコンのこと教えてよ!」
とでも書いて送り返してやろうかと思い詰めたが、
そうやって同じ年頃の焦りの見える男子をいたぶるのも
因果応報で何か悪い夢を見そうで、止めた。
ま、悪いのは騙ったヤツで、彼らだって貴重な時間を使わされ、
29歳独身男性の変態HPのネタになり、
その知人達が朝の職場でコーヒーを飲みながらケタケタ笑うネタに
なるべく一生懸命携帯のボタンを押したのだ。
ご同情申し上げる。
ただ、そんな中でも困った人は居て、
「ふ」
という題名で本文が
「うふふふふ。」
だけだと、ちょっと怖い。
ネタ的に目立って興味を持たせてリターンを狙う作戦ならいいのだが、
マジでこういう人だったりすると、自分の携帯のアドレスがこの人
に知られている、というのはちょっぴり嫌〜。
メル友募集掲示板なんかも、ヤフオクのように
募集人の評価
などという欄を設け、リターン率などを集計すると面白いかもしれない。
面接率とか。
とりあえず僕はまあ小銭程度の損害であるから諦めもつくが、
「これは!」
と思って一生懸命メールを打つ男性諸氏の気持ちを考えると、
ちょっとどこではない哀しさが漂うので、こういう悪質ないたずらはやめてもらいたい。
書き込みは一度ではなく複数回に渡っており、2ヶ月に1度ぐらい
わらわらわら〜っとくる。
……ひょっとして、僕に恨みを持つ誰かの犯行?
うわあ、それやったら嫌やなあ……
6/19 へたり |
最近、長年愛用してきたクラークスの靴がそこを超えてしまいました。
3回ぐらい前の雨の日に、今までにないぐらい水が染みてしまって、
「あ、寿命だ」
電化製品なんかは「壊れる」というわかりやすい最期を迎えるものですが、
服や靴にも寿命が尽きる瞬間があるようです。
クルマなんかでもそうで、パーツはあるから直せば
(経済的損得を抜きにすれば)
いつまででも走れるんだけど、
「もうカスカスになっちゃってダメだ」
という日が必ず来る。いつまでも乗れるものではない。
つまりは無機物にも寿命があるようで。
無機物とはいえクルマも電化製品も、
まあ服も靴も、異なるパーツの集合体という意味では
システム
で、システムというのは全体が劣化してくるとある日カタストロフを迎えて
崩壊するものなのかもしれませんね。
そういう自然の摂理がある。
ただ、上手く使ったり変化させていったりもともと完成度の高いシステム
だったりすると、寿命がすごく長い。
政治システムなんかでもそうではないでしょうか。
なんのかんのと言っても自民党システムは手を替え品を替え現在も現役。
徳川幕府300年。ローマ帝国1000年。
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政治システムには人的要素が絡みますから、
「飽き」とか「人心の荒廃」という単語で説明しようとするものですが、
実際には物理的限界がきただけなのかもしれません。
最もフィットしてる「いい時期」から
へたるまでの時間というのはあっという間で、
意識がなくなるほどフィットしているからこそ
小さな変化を見逃すようになって、いつか壊れる。
その靴はとても気に入っていました。
2万出して同じ靴を買うのもいいのですが、
これだけ気に入っていたのだから、もうちょっと
大切に手入れしてあげればよかったかなあ、とちょっぴり後悔中です。
雨の日は違う靴。
でもその靴は底がとても滑る。
こういう生活密着用品ほど、失って初めてそのありがたみがわかるものデス……
6/18 眠いけど寝てないよ。いや、寝てないから眠いの。 |
もちろん朝のである。
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そんなながたさんは最近老化が進んで、
眠気だけならそんなに無い。
ただ、黙って座ってたりするとやっぱり寝てしまう。
電車の中で座れたので寝てしまう。
ふと、自分のヨダレで目を覚ますと前にどっかで見たような人が立っている。
カジュアルな格好であるが、
どうも春先に見たことのある真っ赤なスーツ真っ赤なフレームのメガネが
カッコ良かった、駅降りて同じ方向へ歩いていったお姉さんではないか?
果たして駅を降りて会社へ向かうと、お姉さんも同じ方向へ歩いた。
当たりである。
なんという記憶力!
僕はまだ大丈夫!
というか。
そういえばあの頃は僕もちょっとはちゃんとしようとして襟付きのシャツとか
着て黒い皮ショルダーとか持ってたっけ?
今は剥げ剥げのプリントTシャツ(踊る女の子の柄)に青リュックだ。
お姉さんもあの時は随分気合い充分な姿だったような気がするが、
いつの間にやらめちゃカジュアルになっている。
してみるとあの人も春から就職……にしてはちょっと年齢が上目だったので、
転職? したのかな。
ああ、もう6月も後半戦原腸陥入ですよ。どうします?
4ヶ月も経ってしまった……
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会社に着いて仕事してると案外大丈夫で、鼻歌混じりに仕事。
昼は石焼きビビンバ。
これがお腹一杯でいかんかった。
いきなり昼は3時ぐらいまで睡魔と格闘モード。
こういう時には「考えながら書く」なんてことをすると知らない間に
異世界へワープしてしまうので、「手で出来る仕事」をする。
同じ背景を使うシーンの抜き出しとか。
同じ表情以下同文。
つまんないのでさらに睡魔が(泣)
よくしたもので長年の夜のほえなが生活により、
「手で書く」という所業が可能になっており、
『クオリティさえ問わなければ』
オートマチックにいくらでも駄文を量産することは可能である。
ほえながならそれでいいのだがお客さんに読んでもらうものに
そんなものを書くわけにもいかないので、こうした自動書記は使わないようにしている。
ところがまた世の中よくしたもので、
自動書記に書かしてもそこそこができることもままあり(泣)
「あれ? この回記憶に無いなあ」
などというほえなががあったりするのは秘密だ。
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見合いの話は持ってこないでください(泣)
僕をなんだと思ってるんですか(泣)
6/17 ファンタシースターやっとオンライン |
さんざん食べたはずなのに食べ終わってしばらくすると
ラーメンの一杯ぐらいならすっぱり入りそうな消化吸収の早さである。
ああ焼き肉万歳。
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12時に帰る。
実は今日は1時30ぐらいからローマスクデットの瞬間をアホ関テレがようやくやるので
(関西ではセリエA中継は毎週ではありません・年に3回ぐらいです)
それまで起きてないとダメ。
おととしあたりまでの大白熱はどこへやら、メルセデスも居ない
BMWも居ないトヨタも居ないでは1200%誰も見向きもしないルマン、
ピエヒの欲望のおもちゃ箱ということで1-2-3でVWグループ。
ベントレーが帰ってきた? 中身アウディじゃねえか。
そのアウディにしてもリアセクションをミッションからサスからなにから
まとめて交換できるらしく、最早そんなクルマを「耐久」レースで使っていいのか?
という疑問はもりもり残るのだが。
こうまで人を小馬鹿にしたCM活動をやられては他のメーカーのやる気も失せるというもの。
毎年変わるレギュレーションについていけないとか、
何年経ってもあか抜けないテレ朝の中継とか
(今年は逆に注目度が低かったのが功を奏してあっさりしててよかった(笑))
このボクでも閣下に電話で指摘されるまで忘れてた。
まさしくプロ野球(セ)状態である。
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鯖王さんと潜った。
やっと。
PSOというゲームは、RPGではなかった。
チャットソフトである。
オフは割とどうでもよくて、気心のしれた仲間とただれた会話を繰り広げながら、
ダラダラと迷宮を彷徨うのがいいのだ。
「どっちだっけ?」「しらん」
「こっち?」「さあ」
AIは弱い方を狙うので、鯖王さんの体力自慢のハンターがつよーい敵の周りをぐるぐる
巡っているうちに、そいつの撃ったミサイルがまとめて僕を狙う。
「生き返らせて〜」
人生は突撃タイプのながたさんであるが戦闘では銃を構えて
遠距離からチマチマと敵を倒す。
言うことは言いっぱなしだが人生は堅実な鯖王さんは
戦闘になると人が変わったように敵陣へ切り込んで長物を振り回す。
RENAULTは真っ赤な少女ハンターであるのだが、
チャット中は困る。
RENAULTをやった方がいいのか自分の地でやった方がいいのか、
迷ってしまう口調になる。
ロビーでボーッと待っていると、サーバがUSのサーバなので外人に話しかけられ、
「Hi! Nice name! You have a RENAULT car?」
とかなんとか言われて、
「しとろえん……しとろえん……」
と綴りを考えてるうちにその人は去っていった。
チームを組む空きがあれば途中参加可能で、
(ロックすることも可能なのだが)
途中で1人、見知らぬ人が入ってきた。
ボス戦の真っ最中である(泣)
相手できなかったので去った。
というか嫌がらせ?
てことで面白いので、じょいさんは購入決定。
HERO人も買うように。
週末はロビーでチャットかな……
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同じく高い自由度を誇り街で本当に生活できちゃう
(というかせざるを得ない)
ウルティマ・オンライン
では、ユーザーが勝手に遊び方を開発しているらしい。
聞いたところで一番面白かったのは、
「ウルティマオンラインセクハラ隊」
というもので、装備無しの裸の状態になり、
複数で他人のキャラクターを取り囲んで、
卑猥な言葉を次々に投げかけては走って去っていく、
という活動に日々精を出している人々。
あるいは「寝落ちプレイヤーキラー」。
深夜、街に行った状態で(操作者が)寝てしまったキャラに、
新作のキャラで近づいていって殺す。
弱くても反撃がないので簡単に殺せる。
(記録が残るので、メインのキャラではプレイヤーキラーはやりにくい)
強盗ではなく、ただの嫌がらせである。
だがそんなことをしてると因果応報で、
ある日騎兵タイプの寝落ちプレイヤーを襲ったところ、
馬の反撃にあって自分が死んでしまった。
間抜けである。
アメリカンなものには、どうもこういう素敵な間の抜け方がよくある。
PSOのver.3もしくはPSO2が出るときには、
ぜひこんなようなことができると、嬉しい。
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ローマがパルマを破り、中田はスクデット経験のあるプレイヤーに
なってしまいました。おめでとうございます。
残るのもいいですが当のパルマあたりに移籍して君臨し、
チャンピオンズリーグで暴れ回るというのもいいかな、と。
いやいや、エライ時代になりましたねえ。
6/14 進捗管理 |
わっはっは。
そういう業界ですわ。
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みなさんはどちらですか。
僕はどっちかわからないんです。
ウチの高校には山荘と海の家があり、そこで夏に希望者には勉強合宿が開かれます。
先生も一揃え行きますから、苦手教科や強化したい教科を選択して授業を受ける。
僕、行くんですけど授業一個もとらず。
先生に「あれ? 永田、授業の希望は?」「いえ、自習オンリーで」と確認されたぐらいので、
おそらくそんな生徒はかなり珍しかったのでしょう。
ほなら家でやれや(笑)
いや、家でやるよりはぐーんと進むような気がするんです。
いや、進むんです。
そういえば去年もファミレスやコーヒー屋さんへ良く行った……
「縛られるのは嫌だけど自分で自分を縛るのは好き」、
といったところでしょうか。
自縄自縛。
それはちょっと違うか。
それはマゾとはちょと違う。
禁欲的であることに快楽を見いだす、
というどうしようもなく安上がりな……
「やり方なんかどうでもいい」
というのは理想論で、相手が気に入らなくなると
「ああいうやり方してるからだ」
という話にすぐなります。(逆もあり)
夜型の僕は生まれてこの方文字通り精神的苦痛を社会全体から受け続けてますが(笑)
まあ、「んなやり方でよくあんだけできるよな」
と言われるぐらいに、いや、できれば
「ひょっとしてあのやり方すればあんだけできるのか!?」
と言われるのがベストでしょうね。
-----
「『進捗管理』とは仕事の進み具合を期間を切って管理することです」
「ああ、なるほど。
そんなことワザワザしてもらわなくてもいいのに」
「……いや、ワザワザというより……」
確かに、それが理想のような気もします。
6/13 PSOじゃんきー |
ああっ!?
なぜ布団に入って寝ないのですか、俺!?
まあまあ、ちょっと洞窟を先に進むだけ……
…
……
…………
2時!?
俺風邪ひいてるのに!!
と、言うことで特にマンガアニメゲーム関係者が総ざらえで
能率を落としているPSO、あたしも例外なく堕ちてしまいました。
ええ。
なんかねえ、ほんとにクサイ作りで、
区切りがついても続きがやりたくてやりたくて……
ということで全ての物事が滞っております。
全てを滞らせてゲームばっかやってるのって……
こみパ以来かな?
OFFでも充分面白いので、ドリキャ持ってる人は全員買うべし。
持ってない人もRPG好きなら本体ごと買うべし。
「しんどい」とか
「ねむい」とか
「腹減った」とか
人間の根元欲求に勝てる欲望、それがPSO欲。
誰か止めて……
6/12 オートマティズム |
ドラマもへったくれもないから、ただ敵を切り刻んでいけば
話が進みます。
マップも複雑に見えて実は分岐ハズレは早めに袋小路になるので、
一本道といえば一本道。
新しいことやらなければ、頭要らないから何時間でもボッケーッとやってられる。
それでもレベルは上がるレアアイテムは出る。
ちょっぴり楽しい。
そりゃ1000時間やってる人も出るわ。
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ゲームというととかく感動感動また感動、
泣いて笑って喧嘩して死んで生き返って奇跡を起こせ。
それもいいんですけど。
「ボーッと続けられる」
てのも実は凄い。
面白いんだけど、ガツンとくるものでもがーんとくるものでもなく、
ただなんとなく「ほんわりと」面白い。
成長する喜びとか、新しいものを発見した喜びとか、
ちょっとずつ迷宮を先に進んでいく喜びとか、
昔からよく知っている喜びばかりなのに、
なんかめっちゃ懐かしい。
この実に古くさい感覚こそ、忘れていた楽しさ。
ええ、「アレスタ」をただボーゼンとやり続けたあの日。
なんだかわかんないんですけど終わった「ドラクエ3」のレベルを上げていたあの日。
あの感触は間違っていなかった(笑)
暇だからでも他にすることがなかったからでもなく、
あれが楽しかったから、やってたんです。
きっと。
これですよこれ、
任天堂の宮本さんも言うてますけど
この、「ボケーッと楽しい」ってのがRPGいやゲームの基本じゃないですかね。
だって……暇つぶしだもん!!
「デュープリズム」は全編一生懸命楽しめるゲームだったので、
実に好対照でした。
あれはあれでものすごくよくできたゲームでしたが、
もう、あのぐらいでも押しつけがましくなっているのかな?
「構えちゃう」んですよね。それがめんどくさいし、しんどい。
僕もやるまではめんどくさそうだなあ……と思ってましたもん。
ちゃいますやん、RPGって、ホントは細切れ細切れで話進むし、
やることっちゅやあレベルアップとショートクエストの連続だから、
めんどうなはずないんですよね。
それがいつの間にかこんなことになっちまった。
なぜ!?
「プロジェクトX」はながら見ではなくて、しっかり見ようと思う。
でも土曜日のJリーグ3試合はテキトーに流し見。
見てる時間はJリーグの方が6倍。
そんな感じかな?
で、楽しさ、という面ではそう変わらない……
ただしこのタイプではライターはあんまり必要ない(笑)
とりあえず真髄はオンラインだろうから、もうちょっとしたらオンラインデビュー。
-----
人間、なんでもそうですが慣れてくると大抵のことがオートマチックに出来るように
なってしまいます。
自転車に乗る、なんてめちゃくちゃ複雑なことでも、
半眠酔っぱらいでもちゃんとできるわけで。
習慣になってしまうと強い。
PSOはデバッグ中、プレイが楽しくて帰らないデバッガが続出したらしいですが、
そこまで行くとホンマモノです。
中毒かあ……
狙ってやるのは難しいんですよね。
濃すぎると倒れるし(麻薬)
薄すぎるとさほど必要じゃないと気づかれるし(ヤクルト)
ううーむ……
6/11 問題はここ |
「こんな仕事本気でやればすぐ終わるわと思ってたんですが、
今日問題が発覚しました」
「ほう! どんな問題が」
「本気になれないんです」
-----
PSOおもろいよ〜(笑)
どのぐらいオモロイかというと会社の終わるのが待ち遠しいぐらい。
上手くハードさと前へ進む進度とが調節されているので、
ついつい前へ前へ行ってしまいます。
OFFでこれだけおもしろければ、そりゃオンラインすればもっと面白かろうて。
徐々にオンライン欲が高まっております。
ヤバイです。
とりあえずオフでクリアしてから……
-----
NHKはなんですか、NASDAの回し者ですか(笑)
こんなもん見せられたらH2がなんぼ落ちてもなんも言えんではないですか(笑)
「技術者に一番大切なものは、
必ず完成させるという、意地だ」
by岸本健治「日本のロケット開発の切り札」
「エース」とは一度呼ばれてみたいですが、今はいいです(泣)
ただでさえ権藤・権藤・雨・権藤みたいなローテーションなのに……
6/10 名古屋にて |
まずは焼肉、いや肉焼の店に行って怪気炎。
さんざっぱら喰い果てて4000円、は安い。
終了後イノケン様を呼び出そうとすると
「ただいま、お客様のご都合により……」
払え。
とりあえず。
後g石バーにて近鉄バファローズ10.19のビデオを見たり、
鳥肌実のビデオを見たりしながらあれやこれやについて
盛り上がる。
「ジス・イズ・プロ野球〜〜〜〜〜!」
アベロクさんは詩人だ。
「ちょっと時代ハズレの二枚目半トリオ」、
誰かさんは明らかに時代遅れで氷の世界の火柱のようであり、
誰かさんは明らかに芸の辺境をさすらう孤高の旅人のようであり、
誰かさんは明らかに先に進みすぎて置いてけぼり。
ただし、だからこそ熱烈なファンが少数だが居る。
蝶よ花よと持ち上げてくれなくて結構!
いやむしろウェルカム!
見てろよ、20年後に記憶に残ってるのは俺達の方やからな!
ゲリラ戦である。
一旦話し始めると後へ引かない三人なので、
知らない間に朝4時半。
板の間(フローリング言え)で転がって寝た。
29歳独身、
彼女あり彼女あり彼女なし。
なんか文句あるか!?
チッ! どいつもこいつも夜中彼女と電話しやがって(泣)
閣下とこ電話するぞ(泣)
あるいは鯖王さん……
RS-1さん……
(号泣)
-----
までも負け惜しみ無しにして、今の状態こそが
なんでもできて幸せなような気がする。
「俺達はサービス業だからね!?」
「そう! 芸人だから!」
「うおーーーーーー!」
あたし達が自分のことを会社員or国家公務員だと思うようになったら
お終いです。
相手になってくださる人々が居て、その前で自分を出せる
(出さねばならない)仕事というのは、
そりゃあもう滅法辛いものですが、一度やると辞められないものなのですよ。
ええ。
がんばろう、と力の沸いた週末でした。
こういう週末の過ごし方が毎週出来ればいいんですけど(笑)
6/9 あの事件は |
アメリカで銃乱射事件などが起きるたびに、
遠い世界の出来事だと思っていましたが。
サリンの時もひっくり返りましたが、
あれには「狂信者集団」という理由がありました。
(だからってもちろん、許されるものではありませんが)
でも、今回は弱い子供達を選択的に狙ったことと、
銃など無くても全国どこでも起こりうることだという点で
耐え難く哀しいです。
通り魔や異常者犯罪は始終起きてますが、
今までの通り魔とは明らかに壊れ方が違っています。
今までなら一人刺せばカタルシス、みたいな感じだったのが、
大量に、作為的に、しかも反撃のできない
弱い者を選択して狙う。
無差別テロよりも悪質です。
中東のテロリストでもこんなことはしない。
もう一度言いますが、テロは人間の行為ではなく、
テロリストは人間ではないので人権はありません。
現行犯ですし、情報収集が終了次第死刑です。
それ以外の選択をしたら、完全に司法は信頼を失いますよ。
司法関係者が守るべきは人間です。
法ではありません。
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こうまでやられてしまうと、日常、我々自身も受けている刺激の数々が
悪い影響を与えてるのではないか、と思ってしまいます。
僕はそういう論調には今までは反対の立場だったのですが、
こうまでアメリカの銃乱射系犯罪のまねごとをやられてしまうと、
さんざんTVで見せ続けていること自体が悪いことだ、
という論を否定しきれません。
もしそうだったとするのなら、TVで規制されるべきは
「既知外」という言葉だったり、ネプ投げではなく、
こういう「ほんまものの」暴力シーンではないのでしょうか。
日本人一般の特性でもあるのですが、
普段はおとなしくディフェンシブなくせに
大義名分を得た途端とんでもないことを平気でする(良くも悪くも)
ことがあります。
豊田商事永野会長刺殺事件を誰一人止めようとすらしなかったあの時から
報道関係者のメンタリティはどうも一歩も進歩しておらず、
ドキュメンタリーであるから
真実であるから
という大義名分で全部が全部を生出しする、というのは
少し考えた方がいいのかもしれません。
#ただ最近はネットで隠しても隠しても全部出る、というのはありますが、
#選択的に見るのとボーッとしてても流れてくるのではインパクトは違う。
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切ないのは「どこかで止めれたかもしれない」という点で、
それが事故や天災とは違う。
なんというか、何を思っても、
ある日ある時突然狂人に襲われ、包丁で命を絶たれた子供達の、
そしてその親御さんや家族や友達の痛みと苦しみは
想像もできず、またこれからも続くのかと思うと、
同情さしあげることすらはばかられるほど悲しいです。
二度とこんなことが起こらないようにするには、
一つには犯人の末路を見せるべきです。
絞首刑全国中継。
それとは別に、ご遺族は犯人の顔も見たくないと思います。
もうそろそろ被害者加害者共に、実名・顔写真報道は考え直した方が
いいのではないですか?
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歳をとったからか、友人に子供ができてきたりしたからか、
こういう話を聞くと我がことのように悲しいです。
なんとも言えず、胸が締め付けられるような、重苦しい気持ちです。
6/8 等身大 |
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「これだけメシ屋があるんだから、一軒ぐらい
男勝りのキップのいい女の子が切り盛りしてるお店があってもいいですよねえ」
「お、いいですなあ」
「気に入ったお客は大盛りになるんですよ」
「いいですなあ」
「話が盛り上がってくると
『あたい、こんなこと初めてだからさ、どうしていいかわかんないんだよ』
とか言いだすんですよ」
「いいですなあ!」
あたい。
ちょっと書いてみたいと思った僕は負けてますか。
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我が社に等身大フィギュアが一人、導入されました。
ええ、ウチのエースであるあの子です。
いえ、購入したのではなくメーカーさんが送ってくださったのです。
基本的に男所帯ですから一様にみんなパンツ下ろそうと
するのですが、下ろし様に個性があります。
僕はしゃがみ込んで目線を合わせて(どこに)両手で下ろそうとするのですが、
脚を肩幅に開いて中腰のまま下ろそうとする人や、
上半身だけ折って、片手でスカートをガバッと上げて片手で下ろそうとする人など、
そのスタイルは様々です。
さらに前面をひっつかんで引く人もいれば
両サイドを均等に引く人もあり、
ひどい人になると横にずらすだけ。
きゃ。
パンツ自体はかなり普通というか薄手の生地のどうということはないもので、
これではいかんという意見は一致しているのですが、
じゃあ誰がどこに買いに行くかという点ではチャレンジャー募集中です。
サイズ的問題もありチチバンドも装備しておらず、
これもついでに買いに行かねば、という意見は一致しているのですが、
これもチャレンジャー募集中。
問題はマネキンの様な硬い素材と(ほぼ)無可動という点で、
そこさえなんとかなればええ、もう、それはもう。
そんなこというけど。
目の前にセーラー服で突っ立ってもらったままパンツ下ろすなんて所業、
実物では無理だ!
え?
実物で実践なさってる?
……お幸せに。
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「ということでティナですか」
「あれはもう人の道を踏み外してますよ」
「たかだか14万ですよ!?」
「落ち着いてください」
「ノートパソコンは古くなるけど、ティナは古くならない!」
「……それもそうか」
今も休憩室に、我が社の守り女神のようにお立ちになっておられます。
朝、その姿を見て
「おはよう」
という言葉が出そうになることが、いいことなのか悪いことなのか、
そんなことはわかりません。
ただ、どうしようもなく楽しいです。
……そんなこというけど!!
6/7 よい一日 |
フライング発売の「ファンタシースター・オンライン(PSO)バージョン2」を見せてもらいました。
面白そうです。
実は特になんというわけでもなくって、
「ただの」アクションRPGのステージ区切り敵キャラ無限出現型なだけなのですが、
それもあそこまでぎゅううううううううううって作り込まれてしまえばそれだけで面白そう。
映画好きなんかが、
「絵づくりの出来が良ければストーリーなんか要らん」
というのと同じです。
#玄人筋にはひっじょーにウケのいい北野作品なんかは、僕はあんまりオモロイとは思わないのですが……
文法外してる所なんか全然なくって、面倒なだけの
謎アイテム鑑定とか街での体力回復とか残ってるので、
「古き良き」という香りが漂うのですが、あれはもう「わざとやってるな」ですね。
フレッツISDNではオンラインは面倒そうなので止めてましたが、オフでも充分面白そうなので
手を出すか、という感じです。
だってPSO大好きな人は、わずか昼休みに1時間レベルアップするためだけに、
ドリキャス家から持ってくるんだもの(笑)
-----
鋭い株式会社時代の友人と呑みに行く予定があったのですが、
(R社のMちゃん見てる? いつも見ててくれてありがとー)
こんな時に限って仕事がはかどる(笑)
7時になっても
「あー! 今いいところなのに! あー! 今書いときたいのに!
あー! でも呑みに行きたいし! あー! あー!」
でも呑みに行く(笑)
と、いうか「7時から呑みだ!」っていう楽しさが、筆を進める大要因ですね。
半年以上ぶりぐらいに5人で会ったのですが、うち元の会社に在籍してるのは1名(笑)
「今何してるの?」
「ゲーム会社のライター」
「どこの会社?」
「ちっちゃいとこ」
「どんなゲーム作ってる会社?」
「……
……シミュレーション……」
ヨワ!
-----
玄人素人といえば、ある人に
「玄人ウケを狙いに行ってはいけない」
と釘をさされましたが、ええ、それはもう、経験上よくわかっております。
#狙いに行ってるんじゃなくてナチュラルだ、という話が(泣)
「金持ち父さん貧乏父さん」
なんて、僕みたいな人間には題名聞いただけで
「一生読まない本」
決定ですが、読んで感じる人も多くてベストセラーになるわけです。
もちろんいいこと書いてるんでしょうけど。
なんてんでしょう、いいこと、っていうのは、
「そんなこたわかってる」
っていうことで、一々確認しなくてもいいような……
というかそれなら聖書でも般若心経でもなんでもいいわけで……
と、いうのは玄人というか企画屋の長い人間の考えなんでしょうね。
僕は別に玄人にウケたいとはこれっぽっちも思ってませんが、
素人をだまくらかそうともこれっぽっちも思ってはおらず、
なんというか中途半端です(笑)
僕が感じる「これがいい」というものを、ある程度咀嚼しながらある程度飛ばしながら
書くので、評価は変です。
咀嚼部分を気に入る人は飛ばしてるところがマニアックで嫌いだといいますし、
飛ばしてるところが好きな人は咀嚼してるところが鬱陶しい、狙ってるといいます。
この辺を上手くキレーにグラデーションかける能力があればいいのですが、
どうもその辺でシマシマが出るんですねえ……
いっぺんどっちかにべっちゃりやっちゃってもいいとは思うのですが、
それは書いてて面白くない……
と、思いこんでるだけで、ひょっとするとそれでコロコロ転んで貰うとそれはそれで
面白いのかな?
ただ、それはやってミスると非常にダメージがでかそう……
とか、そういう本がバカ売れする現状を見て思いました。
だって……「チーズ」もそうですけど、
土曜ワイド劇場みたいなもので、読む前から答えわかってるような本じゃないですか。
それって読む価値あるのかなあ……
それとも、僕の考えている「本」というカテゴリー分けが古い、ですか?
ひょっとして僕が「クルマ」に持っているイメージが、もう古いというか普通の人とは
かけ離れてしまっているのと同じ、ですか?
今はもう、「本」というものはフローな「実用品」であって、
毎年「チーズ」が出ればそんでいいんですか?
うーん……だとしたらちょっとだけ、寂しいなあ……
でも、そう、かも、しれませんね。
やだなあ、小説が講談とか浪曲みたいなポジションになっちゃったら……て、もうそうかな(泣)
-----
「ナンバー」今号の巻頭は中田のインタビュー記事。
あ、中田だー、と思って手にとって読み進めると、
なんかめちゃ読みにくい。文章が、ではなくて、想定していたものと違うものを読まされている。
「なんだ、またなんかしょうもない作家かなんかが(金子さんは認めてますよ)
売名駄文でも書いてやがんのか」
などと思って途中でライターの名を見ると、
おおそこには五体不満足な人の名が。
あちゃー。
えと、エッセイとしてはあれで全然ええと思うのですが、スポーツルポだとするとダメで、
自分のことはいいから中田のことを書いて下さい。
人々が「ナンバー」で求めてるのは中田の記事です。
近しい人はちゃんと言ってあげなきゃダメよ?
そういうことは。
いや、そういうことを。
-----
後はコーヒー牛乳を一気飲みすると、飲んでる最中はとてもハッピーなのに
飲み終わってから胸焼けに苦しめられる、という事実を知ったことでしょうか。
後輩がとてもいい会社に就職が決まったり、ええ、のぼり調子、かな。
さあ! 去年の今頃(いっちゃん辛かった時期)に比べれば天国天国!
がんばろー!
6/6 スポーツドリンク |
「東京の人間はそんなことをしない!」
と言い張られてしまいました。
そうなんですか?
パン系でお茶とスポーツドリンクでもお茶を選ぶ、と言われビックリです。
世の中には幕の内弁当でもポカリで食べる人が居るのに。
僕はパスタまでならDAKARAでもOKです。
お好み/焼きそばは微妙だなあ……
お茶(緑茶)は万能なのですが、
お茶もパン系とかカレーとか明らかに苦手にしているものがあります。
僕は割となんでもOKですが、一つ、お茶でなく水の方がいいな、
と思うのは実は
「たまごかけご飯」。
たまご分のぬるぬるが固まるような感じで、
お茶との相性が悪いような……
それは個人差でしょうか。
もし地域格差があるのなら、何が原因になって
スポーツドリンクの飲み方が違ってしまったのでしょう?
そしてその境界線はどこにあるのか。
そばとうどんの関係みたいなものがあるのでしょうか。
そば文化圏の人はああいう薄味のものをご飯と一緒に食べることができない、とか。
名古屋あたりを境にそば文化圏うどん文化圏は分かれると思うのですが、
逆に北海道や九州はどっちの文化圏にあるのですか?
宇都宮は完全にそば文化圏でしたし四国は全島うどん漬けでしたが……
はっ!
ひょっとしてどっちも「ラーメン文化圏」?
6/5 気楽さ |
デジタルハイビジョン時代を迎えてNHKは
持ってるカードガンガン切ってくるからタチ悪いですね。
スピルバーグが俳優や監督志望の若者の前でしゃべり倒す
番組を見てめっちゃ楽しかったです。
日曜の夜はアーカイブスで船台大工さんの苦闘を見て感動。
(三菱重工・長崎)
進水式なんてテキトーに綱切ったらひゃーって行くのかと思いきや、
めっちゃ大変な作業なんですね。知りませんでした。
昨日言ってたことと全く逆なのですが、
こういうインプットっていうのはエネルギーにすぐ変換されます。
要するに好き嫌いなのか(笑)
-----
「レイダース」でハリソン君が刀の大男と闘ったとき、
愛用のムチで倒すのかと思いきや銃で倒したお笑いシーンがありましたが、
あれもアドリブだったそうです。
映画作りって、たぶんそういうところが一番面白いんじゃないでしょうか。
ええ、演劇作りもそうでした。
僕は脚本家演出家としては三流もいいところで(謙遜無し)
要するに「ウチの連中が動けばなんとかなるやろ」という大前提に100%依存した
(特化した)演出をしていた(しかできなかった)ものです。
でも、負け惜しみ抜きで、だからこそ面白いんですよ。
紙の上なんかではわかんないことが、実際に動き出すとわかりますし、
役者が勝手に動いて新しい楽しさが次々に沸いてくるし、
失敗さえそっちが面白ければ即取り込み。
あんまりそのクセが抜けないもので、
「このキャラの背景が弱い」「この行動の理屈が弱い」
と怒られる毎日が続きます(泣)
いいじゃんねえ、「ついカッとなってやった」で(笑)
それは冗談ですが、
その気楽なライブ感も、とても大切なことだと思います。
かっちりきっちりやればええっちゅうもんじゃない。
(だからこそさらに難しいのですが)
-----
髪の毛を久しぶりに(高校生以来か?)結構短めにしたのですが、
思ったほど爽快感はなかったり。
自分の身体の変化にあまり敏感ではなくなってきているのかなあ、
それって年取ったってことかなあ、なんて
血圧上が104なんて初めて出る数字を見ながら思いました。
会社の健康診断でした。
「前にやったときは再検査ラッシュで」
……業界柄……
6/4 インプット恐怖症 |
これは悪性なのかそれともほっといていいのかわからないので、
対応に苦慮してるのですが。
環境が変わったことによって
流入する情報の質と量が変化します。
それを消化しきれなくて下痢を起こして体調不良、
という感じです。
そうすると全体的に知的活動自体が
機能不全に陥って、思考停止状態に追い込まれているような気が
しなくてならないのです。
たぶん処方箋は簡単で、目をつぶって耳を塞げばいい。
ただ、それをやっていいのかどうかとはわからない。
ひょっとすると、それでも消化していく能力は必要なのではないか、と。
割り切って開き直って「オレはこう」というだけがいいことでもあるまい、とか。
あまりに流入情報量が多い、というのはやはり
その情報の処理・管理・蓄積「だけ」にエネルギーが
大量に消費され、本質的な部分で
自分で何かを創ったり、考えたりするエネルギーまでも
そっちへ回されている気がするんです。
例えばほえながだってネタが無くて困る。
会社へ行きだしたから、というのはエクスキューズで、
もっと忙しくてもっと籠もりっきりだった時期というのは
あって、その時でも「物理的に忙しいから手が回らない」、
ことはあっても、「ネタがない」などという屈辱的な状況はなかった。
コレすなわち思考能力やセンスがくたびれている証左に他ならないのでは
ないかと。
いつまでもワンパターンの情報収集スタイルでは
ダメなのはわかってますが、それでも体調不良になるよりはマシ。
ということで6月は食事を控えめにしてみます。
いろんな情報を手に入れ続けることは、
完全なる美徳のように言われていますが、
はたしてホンマにそうか!?
と、思っています。
毎日満漢全席を食べていると、みそ汁のみそが変わったことに気がつかなくなる。
そんな気はしませんか。
6/3 コンフェデ・カメルーン戦 |
これですよこれ、ええ、日本代表は強い!!
フロックでもなんでもない、セットで1点獲って守りきったような試合ではなく、
真っ正面から殴り合って、勝った。
なんだか急に一皮剥けたようです。
特にシステムとフォーメーションにこだわらない、
選手達の自由な動きが印象的です。
カナダ戦よりさらによかった。
カメルーンみたいな身体能力「だけ」のチームを、
これまでの日本代表は非常に苦手にしていて、
古くはアトランタのナイジェリア、
ワールドユースでもカメルーン5トップにゴリ押されて初戦で負けました。
その時確か
「サッカーの発展のためにも、こんなクズチームに負けててはいけない」
と言いましたが、ええ、そうです、
正義は勝つんです。
サッカーは、ボールゲームです。
アクロバットプレーの品評会じゃない。
プレスの入れ・抜きが上手く、ヤバイゾーンではさっと
囲むけど、あまり重要でないところはある程度角度切るぐらい。
でも最前線から全員がちゃんと追う。
特にカメルーンが「一人止めれば終わり」というチームであることも手伝って、
日本の守備のいいところばかりが出ました。
要するにこういうチーム=力でごり押すチームである以上、
例えナイジェリアだろうがノルウェーだろうが、なんとかなる目処がついた、
という点でこの勝利は計り知れない意義があります。
W杯予選グループ突破へ向けて。
3位の国はもちろん、2位の国にいい勝負どころかかなりの確率で
勝てる可能性が出てきたわけで。
-----
選手個々ではやはり鈴木でしょうか。
初めて鈴木を意識したのは去年のチャンピオンシップでのマリノス戦、
小村だったかを吹き飛ばして、もぎ取ったあの1点で、その強引さに
「うわ、日本人離れ」
とビックリしたものです。
高い守備力と身体能力、キープとクロスの技術、充分以上の決定力。
今の形の日本代表で「最も使い易い」タイプのFWなので、
ケガさえ無ければスタンダードで使って貰える可能性、大です。
特にヒリップは気に入ると良くも悪くもずっと使うという特徴がありますから。
たぶん、ですけど、もう一ついい点は、あのプレースタイルだと
誰とやっても悪いコンビができないだろう点です。
今日も西澤とも中山ともいい感じでした。
もちろん柳沢や平瀬なら大丈夫だろうし、
あるいはポストが上手く決定力のある北嶋との2トップが面白いかもしれない。
1.5トップ型との相性も良さそうなので、森島や中田を前で使うオプションでも使い易い。
ニューヒーローです。
トルシエの采配も一皮剥けてます。
あの人の面白いのはちゃんと成長してるところで(笑)
就任したてなんか疑問符つきまくりの先発とか交代があったものですが
#ワールドユース決勝の氏家先発は「間違い」です。
最近だいぶマシになってきて、カナダ戦で0-0にもかかわらず前半30分から
1ボランチにしてFWを入れる、「勝負」に出た攻撃的采配などは
「初めて?」ではなかったでしょうか。
この試合の鈴木先発も、「中山でいいのでは?」と思わせて、
実は鈴木の身体能力と守備力が実に効いてました。
フランス戦で真ん中でズタズタにされた松田に右でもう一度チャンスをやるなど、
アグレッシブかと思えば明神に右封じを命じたり戸田を再度ボランチで使ったり、
抑えるところはちゃんと抑える。
交代も「中田途中交代」という
「あんたそれをシドニーでやっててよ」
という手を思い切って打ったり、
隊長を入れて新潟のサポーターを大沸きに沸かせるなど、
試合を演出する余裕すら出てきているような気がします。
印象的なのは選手個々の成長度合いで、
モリシもそうだし中山もそう、自分の得意のプレーに、要求される仕事を
上手く織り交ぜて機能する。
左に貼りつく小野とか、潰れ役を買って出る中山とか、
もちろん明神も浩二も、普段やってる仕事は稲本に任せて
右と左をガッチリ抑えてる。
でもたまにオーヴァーラップかけてミドル撃ったり、
FWへロング送って決定機を演出する。
年代とか関係なく、(森島29歳中山33歳)それができるかどうか、が
トルシエジャパンでやれるかどうか、で、
それがわかってるからこそ波戸とか戸田とか鈴木とか、
新しく呼ばれた選手がちゃんと機能するのではないでしょうか。
とにかく先制すれば相手が出てきて、
そこをパス回して走らせて疲れさせ、
足が止まった後半・後半に自慢のパスワークで
掻き回してとどめを刺す、というパターン。
今まででも格下相手にはこれが通じたのですが、
同格・もしくは格上相手にもこれができるようになり、
しかもリードしてても守る気持ちゼロで
ガンガン前へ行ってもう1点をもぎ取りに行く。
攻撃は最大の防御なり、
ええ、日本人には専守防衛のメンタリティはありません。
勝つ自信がそうさせるのか、
ワールドユースの時みたいに一戦ごとに力つけてるみたいで、
明神が行けば「もう大丈夫」っていうノリだし、
森岡が一対一でも「森岡だから大丈夫だろ」だし、
川口がスーパーセーブ見せても「ま、川口だし」とか、
とにかく妙に安心して見てしまうのはいいのか、悪いのか。
鈴木の力強さに、隊長もさらにヒートアップ。
四つん這いになってボールをキープしたシーンなんか、
涙出そうでしたよ。
ブラジルですか。
飛車角金銀桂香抜きじゃあないですか。
逆にグループリーグだから、というエクスキューズがある今のうちに
一発勝って、トラウマにしましょうよ。
レオンの首飛ばしましょう。
で1位で突破して準決でフランスに5-0で勝ってそのまま優勝、と。
どうよ?
6/2 オリンピックの顔と顔 |
理由は2つあります。
1つは、大阪府も大阪市も、
そんな不要不急のお祭り騒ぎをやる前に
「やらなあかんことがいっぱいある」。
もう1つは、
「北京には100%勝ち目がない」。
です。
56億7千万歩譲って、前者はまあ、考え方次第だとしましょう。
確かに、起爆剤、モチベーション向上というのは充分な理由になる
といえばなります。
USJ一つであんだけ盛り上がるわけですから、
オリンピックとなれば万博の夢ふたたびというのはわからんでもない。
#90年のことはキレイサッパリ忘れてるらしいが
問題は北京です。
世界中誰に訊いたって「北京でやるのがベストだろう」という答えが返ってくる。
執念と意義の前には、大会運営上の小さな具体的問題など、
それこそ問題にもならないと思います。
アトランタ→シドニー→アテネで、そろそろアジア圏、とか、
ダメでもまた立候補してくる迫力、とか、
やっぱり何をどう言っても、12億人の巨大国中国の首都。
障害はほとんどない。
今回、北京以外に決まったら、逆にIOCの良識を疑います。
アメリカの地方都市でなんどもなんどもやってるのは、
彼の国には確実に儲ける手だてとシステムがあるから、
で、大阪にそれはありません。
し、IOCは最近それで散々ぶっ叩かれた後ですから、
今度くらいはまともに「競技会」としての側面から開催都市を選ぶんじゃないですか?
で、気合いと情熱は別にさほどでもないから、
ソウルに敗れた名古屋同様、もう30年ぐらい立候補の「り」の字も出ない。
それやったら、譲りに譲って例えホントにやりたいとしても、
「勝てる年」
に出るべきではないでしょうか。
「余裕がない」のはわからなくもないですが、東アジア競技大会の
#こんなんやってたなんて誰も知らないでしょ?
ビックリするぐらいの盛り下がりっぷりを見ると、
「これじゃアカンやろ」感は、バリバリしてなりません。
「立ったんだからがんばらんといかん」
という考え方には大反対で、そもそもの前提が間違ってるのに
その間違いを指摘できない雰囲気作るのはおかしいと思います。
今ちょっとだけ地元大阪ではそんな雰囲気もなくはないので。
#もちろん今でも反対してる人も多い。
勝てる確率が限りなくゼロに近い無謀な戦いに
じゃばんじゃばん税金使って、
ダメでもたぶん磯村は辞めない。もちろん、その他に誰も責任をとらない。
それは、やっぱりかなり間違ってることで、
こんな首長を抱き
こんな首長を止められない自治体だからこそ
地盤沈下が止まらないのだと思います。
してみると横浜が国内戦で落ちたのは、横浜の
有意な人々がこれ以上無駄な金を使わないように手を回した、
とか変にうがった見方もしてしまったり。
絶対ダメですから、これを機にもうヤメにしましょう。
6/1 エアコンと机の上 |
だものでお願いして替えて貰いました。
幸いにも空きはあったので、エアコンから最も遠い席を。
仕事がはかどらないぐらい快適ですよ(笑)
いやもう、こんなことならもっと早く替えて貰えればよかったと思うぐらいです。
「マンセー!
エアコン吹き出し口から遠いこの席マンセー!」
って一日中幸せモードでした。
業務用なので吹き出し口のスイングとかをやってくれないエアコンも問題なのですが
(もちろん1/fゆらぎとか、そんな小技はない)
どうもパーティションの存在も良くないようです。
ブースに吹き付けた風がどこへも逃げずに、そのブースだけを冷やし続ける。
「ここはでもパーティション低くなったからマシになったんやで。
前のビルの時なんかもっと極端な席があってなあ。
誰も近づかない」
ううむ。
エアコンの温度分布、っていうのは永遠の課題ですね……
-----
一気に仕事中にごちゃごちゃすると迷惑がかかると思って、
一日、ThinkPadだけ持っていってぱかぱか打ってたのですが、
こう、何もない机の上というのは、それはそれで新鮮で気持ちがいいですね。
で、気づいたんですが、ほら、西洋人の方なんかで、どこにでも
家族の写真を持っていったりして、ホテルの机さえ自室の机のように
してしまう人とかいるじゃないですか。
僕は全く逆で、言われてみれば鋭い株式会社の時も、
机の上はたぶん部内一奇麗でしたよ。
必要書類すら乗ってない。
あかんやん。
高校時代もそうでした。
(て、あんなの散らかしようがないんですが、ま、机の中とか)
でも、自室の机の上だけが散らかってる。
ハタ。
しかし自室の机の上で、僕は仕事(とか勉強とか)をあまりしない!
ノートPC使うのは、キッチンのテーブルとか、応接間のテーブルとか……
つまりあそこは物置き!
なんと。
高校の時も図書館とか好きだったし、
去年もファミレスやファーストフード店で原稿書いたし、
どうも、僕は
「まっちろな机」
が大好きなようです。
文豪とかにも二通りあるようで、要塞のように本に囲まれて自分の城を築くタイプと
(文豪ではないが立花隆さんとか)
全くなんにも置かないタイプと。
三島由紀夫さんなんて、書斎はなんの変哲もないスチール机が
どん、と置いてあっただけだそうです。
ま、必要なものは全部頭の中、せいぜいThinkPadの中でことが足りている、
てことなのかな。
飾り物が嫌いなのは、きっと飽きがくるからでしょう。
あと、余計な色や形が目にはいるのが、鬱陶しいのかもしれません。
色や形を遊ぶ執念と余裕があるほど、人間が成熟していない……とも言えるし、
その力他に使ってんだ……ていうのも、本人的にはあながち強がりでもない実感、なんです。
では、今度は一度
「え? ここながた君の席じゃなかったっけ?」
と思われるぐらい奇麗な……いや、「真っ白な」机を目指してみようか、と思います。
人生の土壇場では白装束を身につけ、
神宮ですら20年に1度建て替え、檜の風呂を削って使い畳を裏表する
日本人は、ひょっとするとそういうメンタリティの持ち主なのかもしれません。
無印とかユニクロがウケる遠い一因かも、ね。