12/31 今年一年 |
僕は5点評価で4.5!
実に久しぶりの高得点イヤーです。
目標の「物書きでご飯を食べる」ができ、
作品が世の中に出て、
それ以外でも割と目一杯、ライティングにいそしみました。
社内外の腕っこきのみなさんとの交流で随分刺激を受けたこともとても○。
満点つけたいところですが-0.5点分の×は
・浮いた話ゼロ
・小火が出たりおかんが入院したりネコが皮膚病になったりと家内安全は今ひとつ
・大きい旅行や大きいイベント、大買い物などもないいたって平板な一年
てところでしょうか。
コミケ会場で
「去年の今頃は試験受けてたなあ」
「一昨年の今頃は初参加か……」
と一瞬だけ感慨に耽りました。
来年ココに立った時どうなっているか、とても楽しみです。
担当タイトルが出て(るかな!?)、人気もそこそこあって、
同人誌なんか作っていただけたりすると会場で泣いちゃうかも(笑)
目標カタログ半ページ(笑)
まあまあ、それは僕一人の力ではどうにもならないことなので
みんなで頑張っていきたいです。
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本人はずっと
「ぱぱっとやってすぐ白黒をつけるタイプ」
だと思っていたのですが、実は
「地道にコツコツ努力するタイプ」
でした(笑)
去年書いたものより今書いてるものの方がよい。
当たり前のことですが、それをずっとずっと続けていきたいと思います。
千里の道も一歩から。
果てしない道ですが、ここを歩くのは嫌いではありません。
来年こそフルマークイヤー。
「ちっ、図にノリやがって」
というぐらい素敵な年になりますように。
いや、する!(笑)
12/30 コミックマーケット61 |
変わってないなあ(笑)
一年半ぐらいでは変わらないのかな。
相変わらず12時すぎでも階段下まで並んでいましたので、
サイゼリアでお昼を食べてやりすごしました。
大名参加です。
ご挨拶巡りなどして、
WHITE ALBUMゾーンを一回りして、
後はお知り合いの所でほっこりしてました。
「知り合いサークルのある一般参加」
は初めてだったのですが、楽ですねえ(笑)
お客さんが近づいてくると反射的に
「どうぞ〜 見てってくださ〜い」
が出てくるのがなんともはや。
出たい……
ミラクルズの新刊を売りたい……
書いてないけど……
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「とらのあな」など大型同人誌ショップやWeb通販がますます拡大してます。
大手さんの本がコミケで苦労しなくても手に入りやすくなってます。
また、WinMXなんかでデータをガーッと拾っちゃうことも実に容易で、
中身確認するだけならタダで全部できちゃう。
おかげでコミケが元のコミケというか、
好きな人が好きなものを創って好きな人と交流する
という形に少しずつですが戻っていけるような気がします。
好きなジャンルの島中サークルを一つ一つ見て
ぴん
と来たものをじっくり選んで手に入れる、
そんな形に。
人出は減るかもしれないし使う金額は落ちるかもしれませんが、
その方がみんな幸せなような気がします。
ま、どんな人間がどんな思いで参加してるかわからない、
という有象無象感が他では得難い場所なので、
「金儲けたんで」、という人々ももちろん居てもいいと思いますが。
その方がお祭り感が上がりますし。
テキ屋のお兄ちゃんは神様なんか結構どうでもいいもんね(笑)
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何度でも言いますが、あの場のみんなは、
例えどんな邪な思いであろうとも、例えどんなにレベルが低くても、
あるいは大幅に勘違いしていようとも、
「俺の/私の創ったものを見てくれ」
と半年も前から準備万端チャレンジする人達です。
その人々を、また20万とも30万とも言われる人達が、
例えどんな目的であろうとも冬の夏の寒い中暑い中、並んで
人混みに潰されて足を棒にして応援しています。
マラソンはスタートラインに立つ人間が一番偉い。
2時間20分で走れなくても、
ビリでも途中棄権でも、
もうイヤだと思って二度と立たないとしても、
「走ってやる」
とあのスタートラインに立った、
その事実が一番尊いのだと思います。
だからそこにはエネルギーがあります。
得体の知れない変なエネルギーが、たくさん(笑)
そこをもう少し社会的に認知してあげるべきだと思いますが……
ま、日本の場合、
もう活力が失われカスカスになってしまった分野の人間が
遅れて社会的認知を得て、心底虚しいパーティーを
開いている図柄がどこにでもあるので、
#例:日本アカデミー賞
認知されないうちが華かな、とも思ったり。
……確かにヤですよね、
NHKの記者にインタビューに来られても。
遂に大台に乗ったながたさんですが、
「あーんだら俺らのやってるのはオモロイんじゃ」
と言えてるウチはまだまだ若い!
と、思いこめた一日でした。
仕事さえ通常モードなら、来夏も行きたいデス。
12/27 予定 |
結局……
髪の毛も切りに行けず年賀状も書けないまま新年へ。
年末年始予定。
29 早朝新幹線大阪出発 終日東京観光
30 お祭り 終了後ミニオフ 最終にて帰阪
31 昼頃集合クルマで名古屋 博士邸にて吉例年越し宴会
01 昼頃解散
てことで明日過ぎると更新が止まると思います。
ご了承。
12/27 常備環境 |
がながたさんの持論ですが、
こないだそれを覆すHERO人ビジネスマンの一言が。
「ヨーロッパ中を動き回ってると、
(棚にバッグを載せてしまうので)
胸ポケットに入るサイズですぐにスケジュールや
データの確認のできるPDAは必需品なんだ」
ははーっ!
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ちゅーてもそーゆー人はごく稀ででしてね。
なんでああいうものが使いにくいんだろう、ってずーっと考えていたんですが、
要するに「サブセット」だからです。
普段PCで作業している分の、あれができないこれができない。
Palmぐらい割り切ってればいいんでしょうけど、
高機能になればなるほど「できないこと」が鼻につくようになります。
15の年から当年とってモバイル歴15年ですが、
結局辿り着いたのは
「小さいPCで全部やる」
というスタイルです。
環境は少しでも異なるとうっとうしいもので、例えば
FEPに登録されているハズの単語が一つ入ってないだけで
うがー。
エディタの設定がちょいと違うだけで
うがー。
ブックマークが一つ入ってないだけで
うがー。
となると一番いいのは
「全ての環境を常に持ち運ぶ」
ですが、それはさすがに無理っぽいので
「仕事の環境は全部持ち運ぶ
個人用の環境は家に置いておく」
ぐらいが現実的な解かなあ、と。
で、家で仕事する必要があれば、全部持って帰れる。
週一ぐらいでトランスポータブル、
スクランブルの場合はどこへでも持っていけるサイズ・ウェイト限界は
B5、1.5キロ。
これは成人男子の平均身長が3mにでもならない限り変わらない物理法則です。
そして電池は「実質で」3時間、できればそれ以上。
今のB5ノートはギリギリ一杯でそれを満たしてくれているので、
手放せないものです。
デスクトップ使うとやっぱりキーボード打ちやすいマウス使い易い
画面でっかいと思うんですけど、さりとて環境丸ごと持ち歩けない不安を
感じると、会社のPCを積極的に使おうという気にはどうもなれず。
s30がメインマシン、デスクトップがサブマシンです。
C1の頃からちょっと遠出するときには持ち歩かないと不安になっちゃって(笑)
こないだも岐阜へs30持っていきました。
ちょこっとテキスト打つだけならJornada720で十二分だ、とは思うのですが、
その時に「ああっ! 『エレーナ』が入ってねーっ!」と嘆きたくない……
本気には絶対足りないし、
そうでもないならそんなもん弄るより「パタリロ!」読んでる方が楽しい。
ということでこれからもながたさんは
飽くことなく理想のB5ノートを追求し続けることでございましょう。
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「オモチャ」には悪い意味もいい意味もあります。
「オモチャ」だからこそ何万もの無駄金を遣えるのですよ。
12/26 ときめきメモリアル3 |
とてもおもしろかったです。
僕も「白鳥」という名の前髪を弄る美形ライバルを書いてみたいです。
12/25 クリスマス特集 |
そりゃもう何十年分もの鬱憤が溜まってるわけだから……
止めようとした人も何人かはいたんでしょうけど、そりゃ
「うるせえ!
こんなチャンス二度とあるか!
撃て撃て撃て撃て撃てーーーーーーーーーーーッ!!」
ですよ。
多分僕でもそう。
やったあかんことやってるわけやから、
あのぐらいのこたいいでしょう。
有無を言わさずジャンボジェット撃墜した国があったじゃないですか。
あれに比べりゃ……
「やったあかんことやったあかん」
その一番簡単な線引きを、偉い人がきっちり見せないから、
社会がぐちゃぐちゃになるんです。
潰れる会社は潰せばいいじゃないですか。
なんの問題があるんですか。
潰れる会社潰さないから、
潰れんでエエ会社まで巻き添えを食ってるんじゃないですか?
なんぼ頑張っても頑張っても糠に釘を刺すように
わけのわからないブラックホールへお金が吸い込まれて行くから、
みんなやる気をなくしてるんじゃないですか?
J2セレッソ大阪が年間王者鹿島アントラーズを力ずくで叩きのめしました。
人間なんでもモチベーションです。
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新型Zって……2シーターオンリーだったの……
購入希望度350%ダウン、
Z貯金あえなく挫折。
ぼか頭からアメリカは2シーター日本は2+2、と思ってました。
RX-7が2+2を成立させてるのに……
911がリアエンジンで成立させているのに……
Zでやれないハズはないだろう……
ちゃうんですよ、ちゃうんです。
使う使わないじゃないんです。
あのクラスのスポーツカーは2+2じゃなきゃダメなんです。
2シーターが許されるのは物理的に仕方のないミッドシップ勢だけなんです。
ていうか2シーターにするんだったら、屋根が空くとか
1000馬力とかウェイトが1000キロしかないとか1000万するとか、
別の飛び道具を要求されるんです。
わかってないなあ! もう!!
Zはコーナンへネコの砂買いに行ってこそのZやないですか!!
Zは子供2人を後ろに乗せて家族でドライブに行って子供達の脳裏に
「おとうちゃんの『ぜっと』かっちょいい。
僕も大きくなったら『ぜっと』乗る」
と刻み込んでこそのZやないですか!!
Zは田舎へ葬式へ行ったときに親戚のおばちゃんとおっちゃんを駅まで
送って行って、
「カズちゃんエライクルマ乗ってんなあ」
言われてこそのZやないですかッ!!
これこそ日本のスポーツカーのあり方ッ!
2シーターにしたとたんみんなおじゃんだ!
そんなものスポーツカーでもGTでもなんでもないッ!
こんな簡単なこともわからへんねんやったら
フランスといすずへ帰れ!!
買いたいクルマまたもや無くなる。
いいことなのか悪いことなのかわかりませんが。
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新型P4、Northwoodが年内間に合いました。
まだベンチデータなどが溢れてきたわけではありませんが、
どうやらコイツにはHyperなんちゃらという1CPUを2CPUっぽく使える技術が
積まれてるらしく、そいつを使いこなせるアプリだったりすると
がーんと性能が上がる様子。
浮動小数点ばかりがベラ棒に速くその他はてんでダメな
バランスの悪いP4の設計は、実はこの技術込みで初めて完成型になるのでは……
といううがった見方も。
これが実力を発揮するとAthlonがヤバイか?などとCPUオタク達は騒然としてます。
まあ、まだ全然未知数なんですけれど。
今のマシンでもうちょっと踏ん張って、
Northwood+DDRマザーが手頃な値段に落ち着いたら購入、という段取りで。
その頃にはきっと16インチSXGA液晶もかなり手頃に。
春……とかかな……
Z買わなきゃそんなもの楽勝だ(泣)
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仕事って……
してると忙しいですけど、サボってると暇ですよね。
してると進まないんですけど、サボってると終わらないですよね。
してると終わらせたいんですけど、サボってると始まらないですよね。
してると楽しんですけど、サボってると楽ですよね。
はぁ。
がんばろ。
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以上クリスマス特集でした。
来年はルミナリエもしくはUSJ訪問レポートを己に希望します。
……と書いてハタ、と去年の12/24-25を読み返してみると、
「ドラグーン」について一生懸命語ってました。
「うわ、あのぐらいの短編で一生懸命ぐちゃぐちゃ言うてる……
あーハズカシー」
と、思いながら読み進めると最後に、
『一年後には
「あはは、『ドラグーン』ぐらいで大層なこと言ってるよ」と言いたいものです。
』
と書いてありました(笑)
今年のクリスマスで一番嬉しかったことです。
来年のクリスマスは、何をやってるんでしょうか。
少なくともこれを振り返って、自分の成長を実感できますことを。
12/24 ワープロソフト |
「WZの新しいの買ってもいいですかッ!?」
「あ、新しいの出てるの? いいよー」
これで780ポイントばかりが我が手に!
早速ヨドバシ!
在庫無し!
バンバンバン(机叩)
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まあポイントはいいんですが、あれほどの巨大店舗、
例えばヘッドホン売場のラインナップなどはおそらく西日本一に違いない
あの店舗にして、
WZ
などという大名跡を用意してない。
それはヨドバシの不備というよりもワープロソフトの終焉。
Wordだけあればいい。
せいぜい一太郎。
他は……
富士通がWin版OASYSを押し込んでますが、
あれもOASYS育ちの人が減っていくに従ってじり貧になるんでしょうねえ……
以前「O's Editor」について書きましたが、
ホンマのライティングプロは.txtしか使えない。
どうしてもフォント拡大縮小や色換え、また傍線などの修飾がしたいときには……
実はHTMLという強い味方があるので、
NetscapeComposerでもHomepageBuilderでもなんでも使えばいい。
ワープロソフトは自分の特殊形式にしないと文字修飾や文書情報を持てないので、
別のソフトとの連携が非常にやりにくい。
もちろんコンバータはあるのだが、一度二度のものならともかく、
日常的にやりとりするのは考えられない。
プリンタドライバ違うだけでもレイアウトはちゃめちゃになるのに、
そんな不確定要素まで面倒見てられるか。
もうええ、WordやWord、Word買うてこい!
ということで一時はパソコンソフトの花形も花形だったワープロソフトも、
時代の流れと共に主役の座を降りてしまいました。
今もてはやされてるのはネット関連。
インターネットセキュリティだったり、ウィルスバスターだったり、ビルダーだったり。
それと勢いのいいのは3Dソフトかな。
でも3Dはまだ敷居が高いので、もう一つブレイクスルーが欲しいですね。
誰でも30分でテライユキが作れるぐらいの……
無理?
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それはそうとWordって使いづらいソフトだと思いません?
やりたいことは多分全部やれるんですけど、
やれるようになるまで機能調べるのに時間がめちゃめちゃかかる。
不要な自動化も依然として初期段階で山のようにやってくれてるし……
ライティングとレイアウトとは分けて考えるべきで、
昔はそうでした。
生テキストをPagemakerなんかでレイアウト。
いやそれはWordの方でも充分わかってるみたいなんだけど、
肥大化してレイアウトやHTMLエディットの機能を飲み込んでしまったが故に、
シンプルな文字書いて印刷する、というのが見えにくくなっている……
ような気がします。
高機能コンビネーションオーブンレンジばかりがいいかというと、
パン焼くだけなら4000円ぐらいで売ってる
オーブントースターの方が手っ取り早くて使い易い。
そしてパンを焼くという行動は毎朝毎朝やってくる。
Wordというソフトは、そういう超高機能コンビネーションオーブンレンジみたいな気がします。
俺はパンしか焼けへんねん、と。
ここまで来たらもうええやないですか、Microsoftさんも。
Light-WordみたいなものをWinに同梱して一太郎にとどめを刺す代わりに、
ATOKを標準搭載しましょう。
みんな幸せ。
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僕が最初にMacに触った頃には、Wordを中心にNisusやEGWordがしのぎを削っていました。
Nisusの無限回アンドゥが商品購入の決定打になった時代です。
人々の意識に登らなくなる、というのは商品が成熟した証……
なのでしょうが、それにしてはえらい使いづらくそして高価なものが生き残ったなあ、
というのが正直な感想です。
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クリスマスイヴ?
そんなもんは知らん!
12/23 就職とか |
お題は
「捨てる神あれば拾う神あり」。
鉄心さんの友人の就職決定。
彼はなかなかの能力者なのだが、
#「あれがプエルトリコの国旗だ」と言える男
なかなか就職が決まらず、本人も周囲も随分気を揉んでいた。
しかしこのままでは大学を追い出される、という土壇場で、
思いもかけない好条件、逆転ホームラン。
こういう「縁のもの」というのは
いつ、何が起こるかわからないものである。
腐らないで下駄を履くまで頑張ってみるものだ。
よかったよかった。
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就職というのは面白いもので、
これしかない、と頑張ってると、
ポロッと決まることもある。
特に個性的な人材ほど、決まる時はパーンと決まる。
g石アナが倒壊ラジオに至ったときもそうだったし、
鉄心さんがG大学に決まったときもそうだった。
僕も実は鋭い株式会社さんの時は
かなりイレギュラーな取り方をしてもらった。
バブル崩壊直後の93年から就職状況は突然悪化、
僕らの94年もそれに輪をかけて酷くなった年であり、
鋭い株式会社も四大卒事務系は「法務・経理系スペシャリスト」、
もしくは「外国語のできる海外担当」に絞って取っていた。
なんの取り柄もない僕はかなりダメもとで連絡を取ってみたのだが、
すぐ会いましょう、と連絡があって出てきたのは人事の課長さん。
次が副社長面接。
決定。
ダラダラと3ヶ月ぐらいかかった就職活動は、
一番ごちゃごちゃ言わなかったあの会社で決まった。
縁がある、というのはそういうものなのだろう。
ダメかいいかなんて一発でわかるもので、
そうでない場合、取って育てるとか
ウチに合いそうじゃないけどスペックが凄いからキープしとくか、
という場合ならスペックシート見ての経営判断であって、
現場の人間に何人会わせてもしょうがない。
特に今のウチらの仕事みたいに一目見れば仕事の実力が
わかる職業ではなく、通常の事務職の場合は、
もう「好き嫌い」というレベル。
#人間性なんてわかりゃしませんて
俺なんかが会ってもしょうがないんだけどなあ……
と思いながらOBとしてリクルーティングをやってた。
ということで、日本式の段階のごちゃごちゃある
あのやり方は、合理的なようでいてちっとも合理的ではない、
と思う。
-----
捨てる神がいれば拾う神もいる。
諦めずに頑張ろうそういろんなことを。
うんうん。
……早く出てきてくださいよ、拾う神様(泣)
12/22 鉄心ゼミ忘年会 |
本日はG大学鉄心ゼミの忘年会にお呼ばれである(笑)
迎えに来てくれた鉄心さんとお酒を買い込んで大学に向かう。
ゼミの学生さん達は、1期生ということもあり3年生が中心。
若いなあ……
僕は21歳の頃、あんなに若かったのだろうか?
いや、今より老けてたと思う。
こんなにバイタリティはない。
鍋準備に働く彼らを後目に炙ったスルメを片手に
ビールを飲む、僕と鉄心さん。
じじい……
てなことで鍋は始まった。
そこはそれさすが鉄心さん。
なぜかゼミ忘年会にゼミ生でない人がワラワラと寄ってくる。
呼び出せば来る。
携帯電話を駆使する彼らの姿は、
我々の頃には無かったものだ。
連絡は充分確認しなきゃならなかったし、
買い出しのチェックミスで頭を抱えるなんてことは
よくあった。
ま、僕らの頃は僕らの頃で、そんなアクシデントを楽しんでいたんだけど。
ここは教育学部、
彼らは「先生になりたい」という人々である。
ので、
「先生たるものフツーの人の感覚から乖離しちゃいけない」
ということを一生懸命言おうとしてみた。
でも先生じゃないから上手く伝わったかどうかはわからない(笑)
僕らの頃は
「食いっぱぐれはないし教職一応取っとくかぁ」
なんてノリもあったのだが、昨今はまるで逆。
「先生なんてメシの喰えない職業にはならないでおくれ」
と泣きつくおかんを振り切って教育学部に来た学生さんも居た。
でもそんな学生さんばかりなので、
逆に職業に対する姿勢は真摯で情熱的であり、
夢に向かって一歩一歩前進する姿は見ていて実に
頼もしくまた清々しい。
「でもみんな真面目なんだよなあ」
とは日本一腰の軽い数学者の弁。
僕もそう思った。
僕もご存じの通りの真面目一直線、朝5時に起きて乾布摩擦が日課だが、
その僕が見ても彼らは良く言えば真面目、悪く言っても
「大丈夫かな……」
と思えるほどの素直である。
人間を相手にする以上、あまりストレートばかりでは
堅苦しい、というか飽きる、というか……
まあそれでも教育者なのだから、基本はストレート。
速い直球を持つ投手が変化球を投げるのは簡単だが、
変化球ピッチャーは速いストレートがなかなか投げられない。
(泣)。
ということで彼らの前途は洋々たるものである。
-----
岐阜というと片田舎という非常に失礼なイメージを持っていたが、
やっぱり片田舎だった(笑)
しかし、そんな地方都市にも、こうして教育者への夢に燃える若者達が居て、
そこに新宿ゴールデン街の薫りを運んでくる助教授が居るわけだから、
まだまだ日本は捨てたものではないだろう。
惜しむらくは偉い老人どもが、こうした若者達の
足をひっぱってくれていることで、大学関係者と会うたびに
悶部化学省へのテロ企画を聞かされる。
日本という国は何もない。
同じ先進国でもフランスやオランダは走りゃわかるが
一流の農業国であって、最悪喰える。
だが日本にはそれもない。
HERO人はイタリアへ仕事で行っているのだが、
フィンランドへの出張も多く、彼の国の基本姿勢を教えてくれた。
フィンランドも同様にほおっておけば喰えない国で、
だからこそ若いうちからフィンランド語以外にも
スウェーデン語と英語をしっかり勉強させるらしい。
で、NOKIAの携帯は世界を征し、ついでに
ミカ=ハッキネンとトミ=マキネンが世界を征した。
日本が金をかけるべきところは人間以外にない。
誰も通らない道路やもう寿命が来てるのにどうするかまだ決まってない
原子力発電所ではない。
日本人の異常性癖として、
「金にならない職業の方がピュアな人間が集まる」
というものがあり、それが故に少々人材が枯渇しても
またその人々が虐げられてもクオリティはなかなか落ちないのだが、
それにしたって限界はある。
日本の大学はどこもボロい。
シャープの天理は万博前後から徐々に作り上げられてきた研究所で、
よって古い建物も多いが、
国立大学のボロさほどボロくはない。
営利目的の企業でさえ研究開発の重要性をしっかり認識し
そこへできるだけの金をぶちこんでいるのだから、
国がそれ以上のことをやらなくてどうする。
少々の困難にはめげず、彼ら彼女らには
ぐわんぶわってもらいたい。
-----
鍋は美味しかった。
海鮮、チゲ、普通の水炊きと3種類作ったのだが、
ダシ用の蟹(480円ぐらい)をぶち込んだのが実に効果的で、
その他の食材はごく普通のものなのだが、
とてもいい味に仕上がった。
鉄心さんと二人で買い込んだ焼酎も美味かった。
「むかしむかし」
という銘柄で、20年ものの古酒をブレンドしているらしい。
非常に呑みやすいのに焼酎っぽさがキッチリあって、
この僕が珍しくストレートでぐいぐい呑んでしまった。
一升瓶が瞬く間に空く焼酎ってのは珍しい。
でもそれより美味かったのはやはり元気な若人達との会話。
みな何かしらの特技があって、個性に溢れている。
いろんなジャンルの岐阜代表の多いこと多いこと(笑)
さっすが鉄心ゼミ。
教官が教官なら生徒も生徒。
となりに座ってくれた女子学生は、高校時代書道で岐阜代表という強者。
名前は「みさき」ちゃん、というこれまた世界最強のお名前。
彼女にかいがいしく鍋の具をよそってもらったりすると、こっちが大恐縮。
当然21歳。
「9つも下か……」
ついこないだまで逆の立場だったような気がするのに。
つーかまだまだ同級生みたいな気分ですよっ!
僕も鉄心ゼミの一員みたいな感じでっ!
でもてっちゃんとは間違いなく同級生で、
ということはみんなから見れば僕は先生の同僚みたいなもので……
「永田先生!」
そんなお酌しないで〜〜〜(泣)
時の流れは残酷ですなあ。
ていうか21歳の女性に「ちゃん」づけしてる時点で
地獄のようにじじいですな。
とっても楽しかったです。
また呼んでね〜
12/21 ぷてぃ同窓会 |
集合場所は天王寺!
呑み所はチェーン居酒屋!
実はデスね。
海外で長く暮らすと、日本風の
なんでもかんでも出てくる
チェーン店タイプ居酒屋が無性に恋しくなるらしく。
ご当人の賛同を得てこちらに。
先生食べる食べる(笑)
恐ろしい勢いでオーダーを入れて
恐ろしい勢いで皿がキレイになっていく。
……思い出すなあ、高校時代を。
牛肉といえば本場アメリカ、なのだが
タン
といえば単位は「本」、しかも基本はシチュー。
塩タンなどのようなスライス式薄肉で焼いてある
などというものはなかなか当たらないそうな。
途中HERO人伊丹からダイレでご到着、
ハマー先生の浮っついた話も出て大盛り上がり。
先生。
彼女の写真がモノクロ証明写真というのはいかがなものかと。
というかどういう経緯でその写真を手に入れたんです?
これでウチらの仲間では
嫁持ち4、彼女持ち2、そしてフリーダム5、
と遂に少数派に成り下がってしまった。
時代の流れである。
ちょっと遅い流れのような気もするが。
3時まで呑んだがまるで呑み足りなかった。
まあなんかしょっちゅう会ってるHERO人はいいとして、
ハマー先生とは丸2年ぶりになる。
そのぐらいではまるで久しぶり感がない。
それはメールやWebの発達、
という物理的社会的側面はもちろんあるのだろうけれど、
それよりもつながりが濃いことを誇りたい……
と思った。
ミラノとフロリダと名古屋と大阪の人間が、
ウオツカを片手に世界各国の料理を食べている。
まあ、いい時代なのではないかと。
12/20 まだまだしごと〜 |
どのぐらいかというとポストペットじゃないポストイットを買いに走ったぐらい。
-----
ハンバーグを食べながらいつものみんなで。
「今年はホントにコンシュマーのゲーム買いませんでしたねえ」
「ホントですねえ」
「ウチは……○○ぐらいかな……」
「僕は○○○○○とPSOぐらい」
「あ、バージョン2」
「あ」「あ」
「……」「……」「……」
要するに本数はべらぼうに少なかったですが
時間的には変わらず、いやむしろ多め。
つまりはPSOイヤー。
ネットワークゲーム恐るべし。
こんなところにも一極集中の波が。
勝ち組負け組が。
負けてるのに勝ってる……
骨を切らせて肉を断つ、さすがセガ。
そんなお二人はヨドバシへPC版PSOを求めに消えてゆきました。
付いていこうかと思いましたが鑑定しても鑑定しても鑑定しても鑑定しても
ヴィクターアクスだったあの日のことを思いだして止めました。
いつまで止めていられるかはわかりませんが。
ADSLで俊速接続で……あー……
アイテムの出現バランスが変わってたりは……
うー……
-----
昨日のことですが。
真っ白のコートに真っ白の手袋、
真っ白の靴下に真っ白のスニーカー(中は中学の制服)
という攻撃的いでたちの少女と、電車で乗り合わせました。
ご尊顔の方は
「んッ!?
……まぁ……
勇気に免じてッ!」
てな感じでしたが、(どんな感じや)
その華やかな服装で気分は全くメリークリスマス。
眼福眼福。
いやあ、ファッションは決まると人を豊かにしますなあ。
「服装に気を遣わない」
というのは本当は、
「人が見ても不快ではないぐらいの服装をするように気を遣う」
ことなのでしょう。
それが一番、本人が楽だもの。
こういう素敵少女を見ると下手な絵を描きたくなるあたくしですが、
今そんなことをしてると複数多方面からろけっとぱんちが飛んでくるので
自粛します。
年明けだ、年明け……
くそう。
寝てやる。
ダメだってば……
12/19 ベタネタ |
ストレス貯まり果てたので、土曜は御大宅へちょっとだけ顔出して
なぜかそこに居る鉄心さんとJOYさんと、
そして不思議「帰れ言うんやったら帰ります」姉さんといくらか酒盛りました。
御大という人はまったくポケモンマスターで、
次々に新しいポケモンをゲットし続けます。
あれはもう才能というほかなく、あの才能を応用して
金儲けでもできないものか、
それにはやはり人間動物園かな、とか変なことを思っていました。
見てるだけで楽しい。
ただ、年一回ぐらい行けばいいという施設ではありますが……
-----
月曜はフラフラしながら博士&ハニー、
それに素敵シティダンシング助教授に引き合わせていただき。
めっちゃお洒落な赤いバーで一杯。オーダー。
「ジントニック」
「ジンライム」
「ジンギスカン」
そんなベタネタはやりませんよ。
ベタネタは。
俺からベタネタ取ったら何が残るいうねんバンバンバン(机叩)
-----
なーんかベラ棒に忙しいなあ……
走ってるってことは、僕は師ですか?
おまる……
おでまる?
彼女彼氏への×増すプレゼントに最敵、
アクアプラスがお届けするヌーベル感覚携帯マシンP/ECE、
「チッ……まあここまで作ってあったら許してやるか」
と小絶賛発売中!
はぁ……
がんばろ。
12/18 New Z |
今週のベストカーに独占試乗記事が載っていたので、
有益な情報はなにもないと知りつつも買ってしまいました。
雑誌にスクープってのは大事ですねえ……
プリメーラ、スカイライン、ステージアと
ながた最近絶賛の日産デザインですが、ますます絶好調。
これもZコンセプトとして出てきた時は
「?」
と思いましたが、生産型になって変な飾りが取れて、
見慣れてくるとこれが……イイ!
ちょいと眼が小さくておとなしいような気がしますが、
後ろとサイドはもうヨダレもののパーフェクト。
あのサイドの佇まいを見れば、
アウディTTというクルマが如何にスポーツカーにあるまじき
「デザインのためのデザイン」
をした、単なるスペシャリティカーかがおわかりになるというもの。
サイドウィンドウが小さいのは、がっしりしたロワボディに
低くなめらかなルーフが被さっているから。
なぜロワボディの厚みがあるかというならそれこそ18インチ。
でかいホイールハウスぱっつんぱっつんにはまってる
18インチも単なる飾りではなく、3500cc35キロのトルクを
がっしり受け止めるための必然。
クルマデザインは必然で骨格を作って、
その上を着飾らなければなりません。
着物から作るようなものはどんなものであれ美しくない。
#最初から着物を見せるためのクルマは世に数多あって、
#それはそれでいいんですが。
#例:クーペフィアット、クーペフィアット、クーペフィアット。
後ろから見ればきっとポルシェ928もまっつぁおの
セクシーヒップでしょうなあ。
早く実物が走り去るのを後ろから追いかけたい。
パワー・トルク・ウェイト・ボディサイズのバランスも、
大型GTクーペとしては現状ではベストではないでしょうか。
しかもあの辛口の福野礼一郎が絶賛してるらしいッス。
それもまた安心材料。
なにを安心するの?
-----
これではうまっち?
330?
それはちょっと希望的観測過ぎるかなあ……
でも、真面目に330ならガバッと飛びつく人は多いと思いますよ。
そうそれは僕らぐらいの年代の男の子。(子言うな)
メカドック世代。
風見のフルタイム4WDのZ31に心躍らせた連中。
バブル時代、大学生なりたてでクルマ乗れるようになって、
Z32を指をくわえて眺めた連中。
もちろん大門団長の金黒ツートン催涙弾乱射装置つき
ガルウィングS130もトラウマ。
ホントはね。
欲しいんですよ。
ジャパニーズスーパースポーツが。
サバンナRX-7、芹香じゃないセリカXX、バラードスポーツCR-X、
AW11MR-2ぐらいまでも含めて、
あのクルマ達がやっぱり一番の憧れの存在で。
それが帰ってきた!
今なら無理すれば買える!
友人はみんなミニバンやステーションワゴンにチャイルドシートを
積んどるがそんなこたどーでもいい!
場合によっては300万内外の欧州車乗っとるが
そんなこたどーでもいい!
Zに、乗る!
「……お前、クルマ新しく買ったんだって?」
「うん」
「何? ゴルフ? レガシィ? それとも新型ノア?
あ、ちょっと無理してメルセデスのCクラス?」
「Z」
「……」
この瞬間の勝ち誇りようったら、もう。
何想像して興奮しとんねん。
つーこって担当ソフトが100万本売れて
臨時ボーナスが1億出てZ買えますように。
お星さまにおねがい☆
12/17 孫総帥ご苦労様 |
3分7.5円ですよ。
東京かけても北海道かけても。
YBBがどうとかいう話を抜きにしても、
固定電話の逆襲という感じですな。
というかこれぐらいのことをやらないとこれからはダメなんでしょうね。
固定電話は。
-----
いや、あの方は、
野茂もイチローも中田も小野も飛び出すしかないこの日本で、
めちゃめちゃな圧力に負けずにこういうことを営々やってる、
という点でやっぱりエライ、と素直に思います。
日本人というのはご存じの方お困りの方多いと思いますが
「人を真っ当に評価できない」
民族です。
それはおそらく自分もそうかと思うと幾分ゲンナリ。
特に誉めることを知らない。
これはなんとなれば農耕民族とか大平和大江戸時代とかそういうところに
起因するのだと思いますが、要するに
「人と違う」=「マイナス」
という図式ができあがっちゃってて、第二次世界大戦後56年、
このくそインターネット時代になってもまだ壊れていない。
「人と違う」というのはマイナスのこともあればプラスのこともある、
「違う」ということだけです。
いい例が小野伸二への評価で、
僕は何度でもいいますが今日本人で
「予想のつかないパス」
を出せるのは小野伸二一人しかいないと思っています。
#中田のすごいパスは「すごい」とわかってる時点で予想がついてるわけです
#それを「やれる」のはまた別の意味での凄さです。
その一点だけ評価して僕なら120点を上げるのですが、
否定派は守備能力が低いとか球離れのタイミングが早すぎたり遅すぎたりするとか
よくサボってるとかそういう、
そこらへんの高校生でも教えりゃできることをやってないだけで
ありゃダメだ
という評価を下したりするわけです。
「10 6 6 4 4」
の選手は、本来ならば
「8 8 8 8 8」
の選手よりも上手く使えば戦闘力は高い。
4の部分を他の選手の10でカバーすればいいだけの話です。
そうすればオール10のチームができあがる。
8の選手いくら集めてもオール8にしかならん。
でも日本では30点の選手と32点の選手なんだな、これが。
どころか「4の選手」という扱いすらされたりする。
#いや別にオール8型に意味がないとかそっちの方が劣るとか言ってんやないすよ。
#それもこれも認めるべきだ、というだけで。
で、4を指摘するのはめちゃめちゃ簡単なんですよ。
誰だって小野が歩いてる後ろで中田浩二が必死に敵選手止めてたら、
「なにやってんねん!」
と思う。
でも、コンフェデで西澤に送ったワンタッチパスがどんだけ凄いか
わかるようになるには、サッカー相当見てないとダメじゃないですか。
10を指摘するのは、実はめちゃめちゃ難しい。
だから大リーグでMVP獲らなあかんかったり
オリンピックで金メダル獲らなあかんかったりする。
ということで何かを評価するときには(特に人)
その人の最も得意とする部分をちょっと過剰に勘案するぐらいで
ちょうどいいのではないかなあ、とか思ってたりします。
いいとこ認めると悪いところもズケズケ言えるし(笑)
-----
孫さんの髪型がスノッブな人々の間で
「ソン・スタイル」
として流行すれば、多くの男性の福音になると思うのですが……
頑張れ孫正義。
大正製薬を追いつめろ。
頑張んのんそこかい。
12/16 監督 |
野村御大がどうしようもなかったからなあ……
でも85年の優勝も吉田監督の手腕と言うよりは
前任の安藤監督の功績ではないか、という人も多く、
(昨今の例で言うなら大矢→権藤)
中村監督下で2位になった時もあんまり監督がどうこうではないような……
中村監督といえば。
ちょっと前のインテルにシモーネという監督さんが居て、
この人はなんつーかあまり能力がなさそーなんですけど
それが故にか随分選手には愛されたらしく、
負けがこむと叩きまくられるイタリアカルチョマスコミの攻撃も
「監督は悪くない」
と庇われてしまったり。
この年のインテルのサッカーは簡単で
要するに10人でボールを取ってロナウドにつなげろ、
というもので、当人が言った言葉かどうかは忘れましたが
「ロナウドが戦術だ」
という名言が残っています。
そんなロナウドも膝完治、全盛期を思わせるワープダッシュで
1本決めたらしいですな。
トップパフォーマンス時のロナウドの瞬間加速力はまさに異次元。
フランス代表のアンリとか、ウクライナのシェフチェンコとか、イングランドのオーウェンとか、
トップギアに入ると速い、
というタイプは他にもいろいろいますが、
動き出した瞬間から速い
というFWは(僕は)あの人しか見たことないです。
なんせ不調と言ってもよくコンビFWも最後まで決まらなかった
98フランスでさえ4得点3アシストですからねえ。
W杯で見たいなあ……
-----
監督というのは運不運が大きいです。
ロナウドがいるとかいないとかいうのは運。
でも、やっぱり、結果が全ての世界では運も実力のうち。
毎度ですが僕がトルシエを買ってるのはヤツには運があるからです。
この昇り調子の日本代表を率いることができた、
それだけでも強運ではないですか。
……でも運っていうのは巡るもので……
野村監督も使い切っちゃってたし……
やっぱり阪神が元気だと大阪が元気になるので、
そういう意味では仙ちゃんタブチくんに一つ頑張ってもらうということで。
でも阪神ファンは幸せですよ。
負けても負けても来年も巨人戦が見れるのだもの。
とりあえずセレッソは天皇杯8強、次は……
鹿島戦。
ああ(泣)
45mのロングシュートってあんた……
小笠原!調子のってんじゃないわよッ!
桜吹雪が散るんだからッ!
散ったあかんて(泣)
12/15 O's Editor |
こんな感じかな?
いやまあ上の3行はともかく、
エディタは白いノートと同じ、文字が打てればそれでええわ……
と思っていました。
事実、同人時代メインでズーッと使ってたワープロソフトはタダでついてる
ワードパッド
です。
印刷前、レイアウトする段階でようやくWordに持っていって整形。
ほえながは伝統的にこれもタダの
Netscape Composer。
でもさすがに職業でやるようになると、
「書く」こと自体よりその回りでいろんな作業が発生し、
ワードパッドでは役不足。
あれ、複数書類が開けないんですよ(笑)
てことでいろいろ探しました。
いろんな書類をパッと開ける、起動の速さは絶対に譲れません。
その時点でワープロソフトは全滅です。
が、エディタに目を向けると、
プログラマさんがソースを書いたりするのに最適化されてるのがほとんどで、
私ら日本語を扱う人間には辛いものが多い。
行間変えられないとか。
もうそれで使いものにならないんですよ。
再読性が著しく低くなって。
ワードパッドもできないんですけど、あれはプロポーショナルフォントを使えば、
まあ読み易いんです。
エディタは大抵等幅フォントしか使えないので……
ということで行間変えられるWZを使っていたのですが、
おでまるプロジェクトでまたも大問題。
おでまるってP/ECE側が11文字*2行、PC側が26文字*3行なんです。
PC側はまだしも、11*2なんて読めたもんじゃないですよ。
ということで例えば30文字折り返しで書いて、11文字折り返しに
設定しなおして見直して、また30文字折り返しに設定し直して……
しかも他の仕事じゃまた別の文字数で折り返し……
うがー!
ワープロソフトの場合、独自形式で保存すれば書式情報を盛り込めますが、
「.txt」である以上
(そして仕事で使う=プログラマやグラフィッカの手に渡る以上、
「.txt」以外の選択肢はない)
書式情報は書類の方ではもてない。
そこでエディタの設定を変えるのですが、WZの場合、
「一時設定」とか「書類に書式を埋め込む」などでなんとかしようとはしてますが
いまいち使いにくい。
また探しました。
そういう問題を上手く解決してくれるエディタを。
ようやく見えた光明がこの
「O's Editor」。
これはエディタ側で「スタイル」のパターンをいくつも持てて、
それによって同じテキストファイルを、違う見てくれで見ることができる、
逆転の発想エディタ。
初期テンプレートでも、同じ文章をエディタ風、原稿用紙風、シナリオ台本風……
と、全く違う形での読み書きができます。
ちょっと使ってみて、
売り物のこの機能が「僕のためにつくってくれたのか」と思うぐらいピッタンコ、
もちろん画面のカスタマイズもかなり徹底してできますし、
とても快適になったのでレジストしました。
1000円。
ただし。
文字列選択、反転後それをドラッグ&ドロップでコピペできない、
(今その機能のついてないエディタやワープロを探す方が難しい)
スクロールがずいぶん変則的、
(ちょっとやるとすぐ超加速してファイルエンドへ行く)
検索&置換が恐ろしく貧弱、
(もちろんgrepなど夢のまた夢)
と結構でかい難がいくらかあります。
どうもワープロをエディタ的に作り直したソフト、という感じで、
我々職業ライターにはとてもフィットするのですが、
プログラマさんなどが文字列を扱う、というのには向いてないようです。
だもので万人オススメではありません。
でも、でかいメーカーがやってないことを
コツコツやってもらっているのは実にありがたい。
改良点要望などをまとめてメールしてみようかな、と思わせる力作です。
ライター系の方は一度試用されてみては?
12/14 生きてるものが一番大切 |
遺族はもっと大変です。
特に喪主は泣いてる暇もありません。
僕は自分の父親の喪主をやって、
「ああ、もし自分に息子娘ができたとするなら、
こんなバカバカしい苦労だけは
死んでも
かけるまい」
と固く心に誓いました。
「戒名料15万20万30万、さあどれ!?」
どうしろっていうんですか。
あ、ほいでもね、ウチの頼んだのは公益社さんなんですけど、
ビジネスライクだったから逆に有り難かったですよ。
これで対坊主で奥歯モノな言い方だったらもっと気が狂いそうになってる。
-----
死んでしまった者はもう戻ってこない。
だから今生きてる者を大切にするべきです。
沈んだ船あげて遺体捜索、
おかげさまで生き残った人々の心の傷が悪化して
入院3名。
水死体というのは、警察検屍医のような強者をして
「一番イヤ」な仏様だそうです。
海の男もしくはそうなろうとする人なら、よく知ってるだろうし覚悟もしてますよね。
それを連日連夜「一人見つかった」「二人見つかった」って
水中の映像見せつけられたら、誰だって苦しみますよ。
それは、やっぱり、おかしいことだと思います。
行方不明になられた方々のご遺族のお気持ちも考慮せねばならんですが、
それよりも、過酷な運命に翻弄されてしまった事件当事者の方が
もっと大切にされるべきやないかなあ、と。
確かにこれは難しいところで、我々第三者が何を言っても
しょうがないことではあります。
そう、我々が何を言ってもしょうがないことなんです。
だもので、無責任な世論を形成してしまうのは
マスコミ個人問わず、よろしくない。
「あげろあげろ」の大合唱をしていた人達は、
彼らのえぐられた心の傷に対して一体どういうお気持ちでおられるのでしょうか。
こういう事態を一人で最初から想起するのはとても難しいことです。
偉そうに言ってて僕も、経済的側面から無意味だとは思いましたが、
このような事態が起きるとは思わなかったです。
だからこそ、「こんなこともある」「あんな可能性もある」という
いろんな要素をいろんな目でできるだけ出してくるのが、
マスコミとかの役割だ、と思うのですが、いかがでしょうか。
-----
と、言ってもこれも済んだことですから、
同様の事件事故が不幸にも起こってしまった場合、
教訓を活かし充分熟慮して対応するべき、ですね。
心の傷は本人の自然治癒力でしか治らないものですが、
みなさんが少しでも早く少しでも多く癒されることを。
12/13 PC整備 |
学校の試験勉強のあの日を思いだす。
部屋の片づけとか!
普段読まない難しい本読んだりとか!
プラモ作ったりとか!
そんな私は昨日、
「もうボロボロだから寝よう」
とP3を手に立ち上がり、
「お風呂入らなきゃ」
とABITのHPからBH6用最新BIOSをダウンロードし、
「湯冷めしないように早く寝なきゃ」
とままマシンのBIOSをアップグレードして、
「もう12時回ってるよ」
とC400からP3に差し替えました。
動いた!
ABITマンセー!
つーかBH6はやっぱり稀代の名マザー!
どっこい。
音鳴れへん!!
これがマイマシンなら「明日にしよう」と言って一週間ぐらい放置するのですが、
なんせこれはマママシン。
ご存じの通りマイまま上はカラオケボックスへ長男を拉致しては
「やっぱフランク=シナトラ上手いわあ」
などとおすぎもビックリの辛口批評を繰り返す大のカラオケ好き。
最近ではADSLパワーでオンラインJOYSOUNDですよ。
我が家でいっちゃんADSLの恩恵にあずかっとる。
つーかこの女帝の許可が出て変更されたのだが……
「ADSLにすると長年使ってきた電話番号が使えなくなるやもしれませぬ」
と不安要素を上奏すると、女帝は太っ腹なことに
いや物理的にもそうなんだけど
「別にエエで」
そんなこんなでJOYSOUND。
フツーさ。
音源ボードからってさ。
スピーカ用のラインアウトにつーっと一本だけ線が出てるもんやないすか。
それがなんかもう一本出てるんすよ。
なにかなーと思ってたどっていくと
マイク。
YES! マイマイク!
こんなお人のPCが音が出ないというのは、
CPUコアが一世代新しくなってしかもクロックにして1.5倍もパワーアップした、
などという功績が簡単に吹き飛ぶ粗相であって、
もう明日からは毎晩お好み焼きを食わされてしまう。
いかん!
さあドライバですよドライバ。
ところがこのドライバつーかボードがむかーしに安物を買ったので、
なんともはやWin95用もしくはNT用というテイタラク。
(マシンは98SE)
大丈夫かな……と思ったらやっぱダメ。
200万回ぐらい入れ直してもデバイスドライバ自体とPCIオーディオコーデックが
ぶつかってるらしくて、両方入れるとフリーズ、
もちろん片方だけではデバイスすら見えない。
時刻はかろやかに2時半。
泣きながらPCIスロットの位置変えたりして八方手を尽くすもダメで、
YAMAHAにリファレンスドライバでもないものかと見に行っても
まるでどこにあるか見当も付かず、
藁をもつかむ思いでGoogle。
ヒット!その名も
「YMF724ファンページ」。
歴代YMF724/744/754採用のサウンドカードのドライバリンク。
うひょ〜〜〜!
ありがて〜〜〜!
その中にありました。DCSのおそらくウチのと思しきカード名が。
備考欄に光り輝く解説文。
「粗悪カードとして名をはせた。」
……そうやったんや……
つーこってリンクたどってDCSのサイトから最新ドライバ
(これがまた7MB以上ありやがんの)
ダウンロードしてエイ!
スパーン!
「ぴろりろぴろりろぴろりろり〜ん」(註:98起動音)
鳴りました!
ばんざーい!
なんでBIOSアップグレードしたぐらいで音鳴れへんねーん!!
バンバンバン!!(机叩)
時刻は3時30分。
次はJATIC道路情報です。
環状線西行きでワキガ重態4キログラム……
そして1.5倍のスペックアップは全く体感できず。
そんなちょっぴり切ない夜。
こんな夜には薬師丸ひろ子が
「もしもし、あたし。
誰だと思う?」
なんて電話をかけてきそうでドキドキしますね。
「あたし」ゆうてるやん。
携帯電話がなかった頃ですなあ……
80年代も楽しかったですが今もそれなりに楽しいですな。
12/12 暖房が直りにけりないたづらに |
「本物か……」
「病気ならしょうがないよね」
と同情の声を漏らしているのが印象的。
ていうか電器屋の店員も、
まさしがビデオカメラ買いに来た時点でサツにタレ込め。
ていうか売るな。
もうこうなったら開き直って
全国盗撮撲滅委員会の委員長として駅やビルのトイレを
プロの目で
チェックして回ってもらいたいものです。
マルサの方々が貯金通帳を見つけるように盗撮カメラを。
僕もエロビデオ大好きですが盗撮ものだけは見たこともありません。
威張るな?
-----
ごめんなさい、会社のエアコンのメーカーはダイキンではなくて
日立
でした。
ダイキンさんごめんなさい。
でも前のビルの時はダイキンさんで、その時も壊れて、
サービスマンを呼んだら
「あ〜 長時間つけっぱなしにするからですよ〜」
というそれってエアコンの故障か!?という原因を説明され、直せと言うと
「じゃあ応急処置だけしておきますね」
「いやそうじゃなくて直せってば」
しぶしぶ直して帰った1時間後に
止まった。
そうです。それはダイキンさん。
だからってダイキンさんと日立さんを間違えていいというわけではないのは
重々承知していますが、それはダイキンさんでウチのビルのは日立さんです。
しかも濡れ衣ついでに
日立さんのエアコンは実は壊れているのではなかったのです。
なんと
「2階と3階のコントロールが連動していてしかも冷房優先、
一台でも冷房が入っていると全部冷房になる」
というスーパー素敵仕様。
一番エライ人自ら走り回って全部屋チェックして、一つの部屋がドライだったのを
暖房にしてもらうと直りました。
直りました……と言っていいのか悪いのか。
「なんですかその中途半端に多数決取る民主主義みたいなシステムは」
「多数決じゃないですよ冷房独裁じゃないですか」
「いや始めは全館冷暖房にして温度を統一しようと
思ってたんだけどそれじゃ無駄が多いし、
てことでこういう仕様に」
「じゃあの壁面のコントロールパネルは一体何をするものですか」
「温度と風の調節」
「はあ……」
ということで今日は眠くなるほど暖かい部屋でした。
まる。
-----
ご存じですか。
エアコンの温度調節に書いてある数字は実は温度ではないのです。
お手元のリモコンをご覧ください。
「たいてい」
「27」とか「25」としか表示されないでしょ?
「度」とか「℃」の表示がない。
あるいは表示されてる場合はその上にでっかく
「設定温度」
とか書いてあって、要するに目標であって現状は知りませんよ、と。
はなはだしきリモコンでは、フツーにしてると
「23℃」
とか書いてあるのに、
カパッと開けて「温度調節」を弄ろうとすると、実は開けるカバーの方に
「℃」
だけが書いてあって突然「23」っていう表記になったり。
現在の室温なんて計る場所によって全然違うし、
精度も問題になるし、
計ったからってどうやねんていう問題もあるし、
だから正直に言えば相対目安数字しか書けないのです。
だもので数字にはこだわらず、快適と思う数字に合わせるのがいいですよ。
エアコンって素晴らしいですね。
12/11 グラフィックカードとか冷風暖房とか |
こういう、技術屋がプライドと胸張って書いてる文章は大好きです。
あと立花隆さんの「サル学の現在」を読んだときに思ったんですが、
サル学では日本は世界をリードしているらしく、出てくる研究者がみな
凛としゃべってました。(ように感じた)
根拠のない断定ではなく、体験に基づくセリフというのは人のこころを打ちます。
だから福野礼一郎さんのクルマ評論が好きなのですよ。
身銭切って買った新車並行フェラーリがボロボロだったからこそ、
「コーンズで買え」
という血を吐くようなアドヴァイスが出るわけで……
でもなかなかそれですら伝わらないもので、
血を流しながら
「ウォシュレットはイイ!」
と言ってるんですけどなかなか普及率は上がらず……
え?
流してるところが違う?
-----
TV事業部にお邪魔して、スペシャルTVを見せてもらってた頃がちょっと懐かしいです。
職人チューンのTVのなんと美麗なこと。
単なるNHKニュースが、隣のハイビジョンの100倍キレイ。
NTSCの実力をあの時始めて見ました。
感性機器というのはフォーマットではありません。
チューンです。
この人の手を介したチューンこそが金のかかるところで……
件のテレビも
「これ売って下さい」
「100万出す?」
というものでした。
次はかのーぷすのビデオカードにしようかな。
キャプチャオプションつけて。
頑張ってよMatrox……
-----
本日も空調は怪調、もしくは壊調に冷風を吹き出しています。
遂にエライ人が竹竿の先に「直訴」と書いた封書を刺してもっとエライ人のところに。
「このままでは死人が出ます」。
夏も冬も空調がおかしいです。
今日はみんな上のコートとかジャンパーとか着て作業してました。
「手がかじかんでキーボードが上手く打てません!」
ネタ抜きで。
ドイツ・アウトバーンのサービスエリアで、
車内で凍えながら昼食取ってるんやないんやから。
#註 環境オタクドイツでは不要にアイドリングすると警察に密告されるそうです。
「ダイキ○は飛んでこないんですか、ダイ○ンは」
「おかしいねえ、言ってるんだけどねえ、ダ○キンに」
「もう○イキンはダメです。松下か三菱に全取り替えしましょう」
「石油ファンヒーターを買ってきましょう」
「それはCO中毒が怖いです。電気ストーブを個人用に……」
「ダメです電気を使うものは。ブレーカが、ブレーカが」
「じゃあAthlonマシンを股間に抱えて」
「それはもっと電気を食います」
そのぐらい追いつめられております。
#註2 メーカー出身者としてはそれはアフターを担当する販売会社がダメなのだといいたいのですが……
#註3 でもメーカー完全子会社の販売会社なケースは多く……
#註4 とりあえずどっちでもいいから早くそして完全に直して(泣)
12/10 ちゃんぴょんしっぷ |
結果も鹿島らしい磐田らしいというか、
第一戦で2点を追いつかれるのが磐田の愛すべき所。
また鹿島のオットコ前な所ですね。
小笠原のFKの進歩と、ヴァンズワムの不調とが被ってしまいましたね。
1戦目の2点目もヴァンズワムのミスと言ってもいいし。
さしものジュビロも名波抜きは辛いなあ……
逆に言うと名波そして高原抜きで2位になって、
あのクオリティの試合ができるってのはすごいんですけど。
小笠原ももちろんですが、もっちーがいいですねえ!
本山という人はああして最後15分で
流れをガラッと変えられる人なので、
代表にスーパーサブとして用意しておくべきだと思います。
あと決定力さえもうちょっとだけあれば、1.5FWのオプションとして
非常に魅力的なんですが……
柳沢ワントップの下に本山と森島を並べ、両アウトMFに左小野右中田、
というのは面白いと思います。
しかし鹿島は試合巧者ですねえ。
一年トータルでの完成度が高いのはどう考えても磐田なんですけど、
うまいことごまかすというかなんというか……
もちろん、それができるのも非常に強いチームの証なんですが。
それと選手育成の上手さ。
柳沢、鈴木、平瀬、小笠原、中田、本山、曽ヶ端……
逸材をちゃんと伸ばしてますからねえ。
それどころか秋田や名良橋まで上手くなってくんだから。
いや、この2チームがある限りJのレベルは落ちませんよ。
ええ。
-----
僕はシドニー世代、もっと区切ると
ワールドユース組のファンなので、
本山や小笠原の大活躍を見たり、
神戸が城と播戸で悩んで播戸を獲った、とか、
あるいはトラパットーニが曽ヶ端を誉めた、とか
そういう話を聞くと嬉しいです。
ソガはあれですよ。ワールドユースじゃ第3GKだったんですけど、
登録外で絶対試合に出れない、でもずっと帯同して南と榎本の練習相手を
務めてたんです。
でね、準優勝して小野や本山や稲本が口を揃えて
「ソガがいてくれて本当にありがたかった」
と。
泣けますねえ。
アトランタ世代はまだ、
ちょっと足りない力を精一杯発揮して頑張って世界に互している
という感じでしたが、(一番わかりやすい例が城)
シドニー世代はもう
フツーにパフォーマンス出せばワールドクラス。
小野、稲本、高原、そして実は中田。
本山も小笠原も、もちろん中田浩二も、
機会があれば日本を飛び出して欧州や南米の人達にいいところ見せてやってください。
播ちゃんも。
それに永井……まだ間に合う! 頑張れ雄一郎!
ドーハの悲劇も見てましたけど、
いや、あんなチームで(失礼)よく出るとか出ないとか
そういうところまでいけたもんです。
やっぱりあの人達はエライ。
侍ですよ。
逆に言うとこれだけタレントが揃ってるんだから、少々の結果は残さないと。
あうー……
楽しみー!
12/9 Princess Aiko |
500万するボルボのステーションワゴン乗ってても
子供が後ろに立って運転席と助手席の間から
ニコヤカに顔を出すのを平気で許してる
アホ
が多いこの昨今、とても良いことだと思います。
下々の模範となるお姿で。
できればお二人もシートベルトしていただきたかったですが☆
-----
あと、お乗りのセンチュリーなんですが、
ナンバーが「・500」でした。
特別にナンバー獲るのは全然いいのですが、
「500」になにか意味があるのでしょうか?
皇太子御一家専用車なら
「・126」
がいいと思うのですが。
それと、なんとなくいいな、と思ったのが
その後ろに着く2台の関係者のクルマが
「先代」Sクラスメルセデスベンツ、
「旧型」センチュリー
だったことです。
慎ましいですね。
新型センチュリーで揃ってても誰も文句は言わないと思うのに。
この辺があの皇太子様の賢いところというかイカスところで、
なにをやっていいのかやるとまずいのか、そこのセンスがいい。
うん。
あ、あと夫婦ってやっぱり似るものですね。
だんだんお二人が似てきているような気がします。
雅子様の満面の笑みが印象的。
いいじゃないですかねえ、別に子供がいてもいなくても男の子でも女の子でも。
とにかく、なんとなく爽やかな映像でした。
愛子さまはどちらに似るのでしょうか。
ま、どちらに似ても賢いのは確か、
女帝というのもいいのではないですか?
12/9 ヤクルトおねいさん |
いつもヤクルトを届けてくれるおねいさんは、
いつも両手で、こちらの目を見て商品を渡してくれる素敵なおねいさん。
でも別れの日は突然に。
「あの、月曜日から別の方が来られますので、よろしくおねがいします★」
「あっ……はい」
ねぎらいの言葉一つかけられなかったシャイな我々。
「来週からヤクルト買う人少なくなるかもしれませんねえ」
「いや、慌てちゃいけません。
キングの次にエースを引くこともままあります」
「用が済んだらポイかよ。
一体いくら貢いだと思ってんだ」
「まあまあ落ち着いて、この『ぱっくりりん』を彼女の形見だと思って」
一本95円のミルミルEを買うたびに、
こんな労力をかけて届けてもらっていいのだろうか、
と自問したり。
ウチのビルで一回どのぐらいの売り上げだろう?
やっぱり担当者によって同じビルでも売り上げが違うんだろうな。
ランキングがつけられたりして。
それが事務所に張り出されてたりして。
うわあ……
仕事頑張ろ……
12/8 W杯組み合わせ |
引き締めに必死にならざるを得ないほど、
楽観論が吹き出ても無理のない3カ国ですが……
油断はできませんよ。
確かにフランス、イタリア、ブラジル、アルゼンチン……
といった、「こことあたれば必敗」という強豪がいないのは大きい。
しかしそれは逆に、またあのアトランタの無念、
2勝1敗3チームで得失点差
という事態を引き起こしかねない。
こういうフラットな組み合わせになった以上、
3勝する
つもりでいかねばなりませんね。
(もちろん最初からそうなんですけど、ますます)
ロシア、根性ありそうだし。
ベルギーは言うても強いですよ。ムペンザとか。
チュニジアは……コンフェデのカメルーン戦を見てもおわかりのとおり、
逆に身体能力「だけ」のチームの方が最近は与し易かったり。
セネガルにはやられましたけど。
日本の実力は今正直なところ、世界で
トップ15前後
ではないかと思います。
だから順当に行けば決勝トーナメントには出れそうな気はするのですが……
でも順当にいかないのがサッカー。
なんたって世界トップ5の一角(上の4カ国に加えて)
オランダ
が予選も突破できませんでしたからね。
上の4カ国がやはり優勝候補だと思うのですが……
これに準ずるというとどこでしょう?
スペイン、ポルトガル、イングランドあたりかな?
スペインはご本人達の意識が一番の問題。
内弁慶と「強いところに弱い」というメンタリティがなんとかなれば……
あとあのムラっ気。あれは国民性なのでしょうか?
ゆうてもイタリアもフランスも、サッカーとなれば最後まで諦めないものですが……
ユーロ2000、ユーゴと死闘を繰り広げたあのチームと、
98W杯、ナイジェリアにズタズタにされたあのチームが
同じチームだというのは信じがたいですね。
W杯の時はチームリーダー不在(要するにグアルディオラ)が言われましたが、
今回はいます。
いますが、いても同じじゃないかな……というのが正直な予想。
イエロの衰えもありますし、4-4-2系の生命線、両サイドバックが
今ひとつというのも……
とりあえずキッチリ守れないと勝ちあがれない決勝トーナメント、
守備破綻でどこかで消えるような予想。
ポルトガルねえ。
ルイコスタとフィーゴだけでサッカーはできんからねえ。
やっぱり絶対ストライカー不在では優勝は難しい。
ジョアン=ピントとヌーノ=ゴメスでは……
ただ、前回のデンマークやクロアチアみたいに、掻き回して面白くさせてくれそうな
チームではあります。
勝ち上がりは確定の易いグループなので、体力も温存できそうだし。
イングランド。
まずグループがエライことになってしまいましたよ。
アルゼンチン、ナイジェリア、スウェーデンと同組。
アルゼンチンナイジェリアと三つ巴ってだけでも大変なのに、
スウェーデンはこれがまたエリクソン監督の母国だったりして。
まあ変な私情は挟まらないでしょうが、勝っても負けても茨の道ですなあ……
ただ、チーム力自体は98フランスやユーロ2000よりさらにパワーアップしてるようです。
デイビッド主将のロングシュートが怪獣シメオネを倒すのを楽しみに待ちましょう。
予選リーグでもし見に行けるとするなら(日本戦除く)
一番見に行きたいのがこの、
アルゼンチン-イングランド戦です。
その他、というと
クロアチアはボバンやアサノビッチを失ってるし、未だにボクシッチに頼ってる。
ドイツはまだ世代交代中で軸がない……
ナイジェリア?
ダメダメ、ああいうチームはW杯ではどこかで負けますって。
まだまだまだまだです。
ということで、4強にこの3つが続く、って感じですが……
優勝予想は難しいですね。
また始まる直前にでも。
現段階ではバランスとしてやっぱりフランスかな。
イタリアはフランスとどこかで当たって、やっぱりPKで散る……
というかね。
あの古色蒼然たる戦い方を、やっぱり認めてはいけないのですよ。
予選は見てないですが、どうせ本戦になったらWB二枚ががっちり引いて、
両ボランチもちっとも上がらないといういつものヤツでしょ?
う〜ん……
イタリア代表、好きなんですけどいつも推し切れないのは
この戦い方だからです。
負けても「しょうがないか」と言わせるのはズルイですよ(笑)
それは色男の特権で。
我々不男は勝ってなんぼやから前へ出なあかんのに。
そしてバランスといえばアルゼンチン。
前戦中盤ディフェンス、GKを除けばタレントの配分もバッチリです。
決勝はアルゼンチン−フランス戦かなあ。
トップ7のあとには日本も。
一勝も怪しかった事実できなかった前回とは話が違う。
俊輔や名波をベンチに置こうかというこの層の厚さ。
パルマとフェイエノールトの司令塔がいるんですよ、ウチのチームには。
グループ突破は既定路線として(笑)
1位突破してC2位のどれか、中国、コスタリカ、トルコ……
たぶんトルコ。
トルコならまだなんとかなる。
よし、ベスト8!
いや、チャレンジャーとしてはブラジルとぶち当たって
(もちろん勝てばミラクルですが)
ゴールデンゴールにもつれ込むような大熱戦を繰り広げる、とか。
前回のデンマークvsブラジルの殴り合い、
オランダvsブラジルの息を呑む接戦、
どちらも好カードだったもので。
楽しみだなあ……
とりあえず突破しとこうぜ!
3連勝や!
12/7 目を覚ませ関西商人 |
こないだサイバー魔術師&鉄心さん(双方関東出身)
と話していたのですが、
大阪人は商売上手
というのは過去の幻影に過ぎません。
現在日本最高の商都は間違いも疑いもなく東京で、
大阪は単なる大きな田舎です。
それは福島県人が根性があるとか鹿児島県人がいつも「ちぇすと」と叫んでいるとか、
それと同じぐらい時代錯誤も甚だしい
間違い
です。
このヨドバシの一件を見てもそうでしょう。
なんつーディフェンシブな戦い方でしょうか。
「そっちが10%やったらこっちは15%にうどん付けるで!」
というのが大阪商人ではなかったのですか?
あのね。
同人誌売ってた時もね。
東京のお客さんって、
「手に取って見てくれる」
んですよ。買う買わないは別にして、とりあえずチャンスはくれる。
でも、大阪のお客さんは
「見もしない」。
(その代わり信頼できる筋の評判を聞くと中身見ずに買ってくれる)
若者というのは大人の鑑、
要はそれぐらい地域としてまた街の雰囲気として、
先取の気風とか挑戦心とか若いヤツ育ててやろうとか、
そんな気分がものすご希薄。
人情の土地?
春団治?
ほななんで夢見る若いライターの本買うてくれへんかったんですか(笑)
東京の方が倍売れた。
ええ、ええ、そりゃナイナイもココリコもロンブーも関西から輸出しましたよ。
でも育ててくれたのは向こうのマーケットじゃないですか。
こっちじゃFUJIWARAや中川家を
ちっとも育ててやれないじゃないですか。
いつまで昼の新喜劇で高校生役をさせるつもりですか。
あんなオモロイ連中を。
いや、ウチも大阪で生まれて大阪育ち、
遠い大学も大阪から通った生粋の大阪人でっさかい、
ええとこはよーさん知ってます。
でもね、自分達で思ってるほど、
自分達が強かったところはもうすでに強くない。
いやむしろ向こうの方が全然強い。
それはわかっておいてくださいな。
メシは美味いですよ。東京。
なんたってこっちから
「腕の立つ順に」
向こうに行きますからね。
-----
銀行主催の
「関西の元気のいい経営者600人パーティ」
かなんかへ出かけていった社長が出かけていくと、
最年少 だったんですと。
それはいいとしても次が
「44才」「青年」実業家。
も、呆れてモノも言えませんわ。
大阪、ちゅうか関西って今そんなもんなんですよ。
ということでヨドバシ・ショックで燃え上がれ関西商人。
Docomoの携帯が安いからと出張のついでに買っていった
ああいう風景が、ありとあらゆる商品で見られる……なんてのは、
決して期待しすぎじゃないと思うのですが。
12/6 ヨドバシポイント初体験 |
無い!
どこにも無い!
と思ったら盗難防止用か入荷する側から売れるからかレジに置いてあった(笑)
WLI-PCM-L11GP、9800円なり。
なんだ、定価か……
いや違う!
ここはヨドバシ!
ポイントが! 消費税がついた後について!
1338ポイント!
うーん。
なんだか得したような別に得してないような。
その後CD/DVDコーナーへ。
あ。
エルガイム……
……36800円って……
高いよ……
……
でも買う……
だってまもちゃん好きだもん!
レッシィ好きだもん!
ちなみにミラクルズの和泉流乃というのは……
まそれはいいとして
本日だけでついたポイントは6000近く。
もうCD2枚がタダ。
わーっはっはっは!
ヨドバシ万歳!
……騙されてますな(泣)
-----
ヨドバシが来ることは用地買収で三越を破ってあの一等地を獲ったときから
わかってたことでした。
もちろんですがその頃すでに首都圏では公取委に泣きつきが入るぐらい
ポイント制度が猛威を奮ってまして。
関西圏にいる人間でも、ちょいとWebりゃ
「〜でモノを見てヨドバシで買う」
とか、
「ヨドバシのポイントが30000円分溜まってるからそれでバッテリを」
とか、あるいはもっと具体的に
スタパの兄貴が入手性の高いフツーに買える電子ガジェットを買うのは
いつも必ずヨドバシのWeb通販、
とかそういう状況が繰り広げられててですね。
ああ、こういうの大阪でもやってくれる店舗ないかなあ、
と思っていたのですが、どこも一向に動く気配なし。
「やらないのは別にいいけど、もう来るで?
来たらどうするんやろ?」
とか思っていたのですが。
寸前になってJoshinが英断を下して5%つくカードに切り替えました。
(あそこは実は(ほぼ)全店舗日本橋価格なので、
地元の小型Joshinでしか買わない人にはかなり有意義なのですが)
でも人間アホですから、5%より10%の方が安く感じるんですって。
たとえ正札が高くてもね。
(今日買ったL11GPも、確かソフマップだと札はもうちょっと安かったように記憶します)
こないだ西日本大手4社連合が発表されましたが、
これから関西民族系がどう動くか見物です。
中川無線なんか商売やめる勢いですからねえ(泣)
ディスカウントショップってあんた……
サティの最後の方見てるみたいで若干切ないんですけど……
12/5 雑感 |
おでまるインストア以降ヒット数が倍になりました。
といっても70/日ぐらいですけれども。
新しく検索等々で見に来られた皆様、
いちおー毎日やっておりまするのでよろしくどうぞご贔屓に。
朝刊の一面下コラムよりはこっち、というのを目指しています。
ごめんうそ今目指しました。
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あ、もうヘビィなWebウォッチャーには常識だと思いますが、
こちらのゴノレゴ吉野屋シリーズはかなり最高なのでひとつ。
「小一時間問いつめたい」
を今年の流行語大賞に……
「先行者」もちろん「中華キャノン」も今年ですよね?
そーゆーアンテナの短いことやってっから
外人メガネ小僧に読者持って行かれるんですよ。
根こそぎ。
いつでもいっちゃんわかってんのは市場です。
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温泉旅行の際、連休でしたしドライブがてら……という人も多かったようで、
いくらか新車を見ました。
新型ステージア3台。
うかつにも
「ちょっといい」
とか思ってしまいましたよ(笑)
スカイラインもそうなんですけど、最近の日産デザインの常で、
写真より実車の方が全然いいです。友人とも話したのですが、
「いいもの感」
が内側から滲み出てるというか……アウディのA4(特に前のが入ってきた当初)とか
ああいう感じで、妙にツヤツヤと輝いてます。
オーラでてます。
やっぱりあのFMパッケージ自体がかっこいいんだと思います。
タイヤでかくて、ホイールベース長くて、オーバーハング切ってあって、
っていうアレが。
レガシィがやばいですね。
2台が真横に並んだりしたら、さすがにレガシィの古さが鼻につくと思います。
あのつんつるてんのボディサイド見せられちゃ、モールと段差だらけの
あのボディでは……
マイチェンでも一向に治してこなかったし。
もちろん全く買えませんが誰か買う人がいれば止めないと思います。
買うといえばフィットにタイプSとかタイプRとかいう噂があるのですが、
あれは本当でしょうか。
本当にタイプRが179とかそんな値段ででてきたら、実印抱えてベルノへ走りそうです。
日本中のホットハッチ好きが同じ行動を取るのではないかと。
新型インテRを下取りに出すような輩もいるかと。
なにがかなしゅうて235も出してぷじょー106買うか。
左は不便よ、左は。
1トン150馬力って理想的なパワー/ウェイトですよ。
比でも絶対値でも。
そしてあのサイズ。
蘇ったシビックRSという感じですね。
欲しいにゃあ……
-----
友達の医者が入籍した事実を3ヶ月遅れで聞かされた
我々ひがみ三兄弟ですが(船大工が長男、僕が三男、自分が一番次男)
相手は当然のようにナースだそうで。
昨日「夜勤病棟」というOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)を見ました。
いや別にそれだけなんですけど。
……
ちっ。
絶対キレイになってやる。
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今日はかんなり身につまされることがたくさんありました。
僕らの仕事はレベルが低い方がご託が多いというか、
ぐちょぐちょと仕事の中身以外のことを言いがちです。
ごちゃごちゃ言う前にファイナルアウトプットで勝負!
他山の石がごーろごろったらごーろごろ。
いやいや、もうホント、自分自身もっと鍛えなきゃ。
ほんっとまだまだですよ。
でも、まだまだとわかると無理もしないし
いいカッコもしないので、いいのではないかと思います。
そんな調子で言い訳無し、誤魔化し無しで頑張りましょう。
12/4 無線LAN雑感 |
あははー。
ま、「やること」は「やりたいこと」にせよ
「やらなければならないこと」にせよ、
無いよりある方が全然いいです。
頑張ります。
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弟君が無線LANに興味を示した。
PCカードを彼のVAIOにぐっさり挿して動かしてみたところ好評、これ欲しいと言いだす。
売りつけた。
代金をせしめて新しいカード(若干アンテナ部が小さくなっている)を買う。
メルコは1年ぐらい前、いきなり
「これからは無線LAN!」
と思いついたらしく、鬼のような勢いで無線LAN系の
ブロードバンドルータやISDNルータ、それにクライアントのPCカードに
PCIボード用差込口、最近ではUSB接続のデスクトップ用アンテナと、
そこそこカッコもよく値段も納得行く値段の製品を次々に突っ込んだ。
一歩。
たった一歩速かっただけであるが、
お陰で無線LANとなればメルコ製品、
というのが昨今のPC周辺機器売場の状況だったりする。
ブロードバンドと無線LANは
コンビになると突然威力が倍増する。
無線LANだけでファイル転送したところで、さして嬉しくもないし、
ブロードバンドが来たからってノートPCまで10BASE-Tを引っ張るのは面倒なのだ。
ところがコンビを組んだ途端、
おふとんで(もしくはコタツで)Web(もしくはメール)
とどのつまりは
どこでもWeb(メール)
というめちゃめちゃに明白でしかも確実な便益が発生し、
人はそれの虜になる。
もう元へは戻れない。
手持ちのノートPCには全部無線LANカードを突き刺したい。
次のノートは無線LANアンテナ搭載機以外は考えられない。
きっとメルコの誰か……商品企画か技術かあるいは経営関係者か……
誰かはわからないが、おふとんでWebったのだろう。
もちろんブロードバンドで。
その瞬間、
「これはいける!
いや、これからはこう!」
こういう「実体験」こそが新しい市場を開拓していくものだが、
その実体験を人柱的につかみに行くことこそが難しい。
もちろん、その体験をしたときに
「これはッ!」
と思える鋭敏さとバランス感覚も必要で……
でも本当は一番難しいのは、その「これはっ」っていう気持ちを
社内で伝えることです。
インターネットTVをやってたあの日、平気で
「日本じゃインターネットなんて普及しないよ」
って言ってた人がいました。
企画屋でもですよ。企画屋でも。
評価というのは簡単なようでとても難しいものです。
難癖つけるだけが評価でもなければ、
盲信することも評価ではない。
ということで
長年PCと格闘していると「BUFFALO」という赤文字を見る目には
嬉しさも哀しさも籠もっちゃってるでしょうが、
とりあえず無線LAN製品はちゃんと動いてます(笑)
完全に水を開けられている永遠のライバル、アイオーデータの巻き返しに期待。
これも見る間にスピードアップして、
LANは無線が当たり前、ATAみたいな超高速が必要なときだけ有線……
それもUSBみたいな柔軟な規格になるんでしょうねえ。
「ワシが若い頃は10BASE-Tのカテゴリー5を30m引っ張って……」
「おじさん何それ?」
ああ無線LAN万歳!
12/3 お葬式 |
死因は「肺ガン」である。
「調子が悪い」と検査に行くとこの事実が発覚し、
その時点で「余命半年です」と医者が家族に告げた。
それが4年前。
以降
「あと半年」「あと半年」
とソバ屋もしくは大作エロゲーのように予定延期が繰り返された。
生きる。
生きる。
また生きる。
最初こそ「そうか、もう半年か……」と寂しさを気取っていた
関係者一同も、そう何度も延期されては感覚が麻痺、
ひっじょーに言葉は悪いのだが
「はよ片づけへんかな」
などと思っちゃったりしたりしなかったりするのは人間として当たり前の
精神構造で、ガンで確実に衰弱していきかつ現代医学ではリブートの可能性のない
身体を長年見続けて、
それでなお
「生きて! もっと生きて!」
などという人間ははっきり言って
おかしい。
そんなこと思わんでも生きる人は生きる。
死ぬ人は死ぬ。
なにがオモロイと言って約1年前の検査では、ついに
医者すら自信を無くし
「ガン……じゃないのかな……」
などとポツリと漏らす始末。
が、ちゃんと全身に転移して着実に進行はしていた。
81歳、文句無しの大往生。
「ホッとしました」
関係者一同の弁。
「せいせいした」でもなく
「あなたが死ぬなら私も死ぬ」でもない。
それは、いい死に方だろう。
-----
孫のU子ちゃん(女子高生)が、
白い花に「喪主」と書かれた例の勲章を見せてくれた。
「なんか変や」
見るとそこには、
「喪玉」。
「ぶわっはっはっは!」
僕とまま上は不作法に笑う。
「喪主」という文字がプリントではなく、シールだった。
もっと弄る。
「喪王」。
「なんかカッコイイ……」
「なんか格好いいな」
そんなアホを隅っこでやりながら、例の儀式は粛々と進んでいった。
日本風仏教葬式は大嫌いだ。
主役が亡くなった人でもなければ悲嘆にくれる家族でもない。
坊主である。
それは1200%間違ってると思うのだが、いかが?
帰る道すがら。
彼の最後の粘りと一人残された彼の老妻について思う。
「寿命なんて、延びてよかったことってあるのか?」
答えはすぐに見つからなかった。
「日本へ帰ってきて思ったよ。
この国は、老人ばっかりやね」
ロサンゼルス一年在住の同級生の談。
悪いことではないと思うが、よいことでも、別にない。
12/2 物欲大連鎖 |
なんでかというと、たかだか回線が速くなっただけなのに、
やりたいことがぶわーって拡がっちゃって、それに伴って欲しいものが
ぐわーっと増えて。
まず常時接続に近い状態になっちゃったので、
「セキュリティソフト買わなきゃ」
気分になりました。
シマンテックのインターネットセキュリティにでもしましょうか。
ダウンロードが俊速だから、Web見てて、カチッとリンクを
進んでみたけど「あ、やっぱ要らんわこのページ」っていうことが、
すごく多くなりました。
だもので、すぐ前のページへ戻りたい→
ブラウザの「戻る」を割り当てられる5ボタンマウスが欲しい。
会社で使ってるIntelliMouseOpticalがいい感じなので、これをもう一つ。
ファイルのアップロードも速いので、マイHPを弄る欲求も高まります。
今まではNetscapeComposerで作って、フリーのFTPソフトで更新してきましたが、
そろそろ本格的なホームページ作成ソフトでも使おうかと。
やっぱビルダーかな。
生HTML打ちの機会も増えるので、いいエディタも欲しい。
WZの4を持ってないので、買っちゃおうか。
そして年明けには待望も待望の関西弁対応ATOK15。
15では「桂三枝」の一発変換を望みます。
(「間寛平」は一発だったハズ)
ご存じですか?
ATOKでは「ガンダム」は一発です。
絵も貼りたい。
温泉旅行で鉄心さんもサイバー魔術師もバリバリデジカメってたのを見て、
急激に欲しくなったりならなかったり。
サイバーショットP5か?
オリンパスのC40か?
いや、新型待ちで価格下落中のIXY200?
実はLUMIX、腐り果ててもライカ、絵づくりは向こうっぽくてすごくいいらしい……
これら素敵ソフトエンコンテンツをバリバリ使うために、やはりPC本体もパワーアップを。
ブルックデールGを待ってP4+DDRか?
いや、今すぐAthlonXP+DDRか?
それとも若干ディフェンシブに845チップセットでP4?
ながたの持ってるメモリは全部PC100なので、どっちにしろメモリを新調する必要があるので、
ブルックデールG待ってもいいかな、と……
ADSLでガンガン集めたCGとかはさっさと保存する必要もある。
HDDを大増設か。
32倍速CD-Rに保存。
そしてあるいはDVD-RAM。
いやここはチャレンジャブルにDVD+RW。
そうそう、バックアップ環境もパワーアップするんだった。
やはりRAIDでミラー?
しかしPCで使うような安価なRAID自体に、今ひとつ信頼置けないとなると……
HDD2台での〜とんセンセのGhostとか使って丸ごとバックアップか……
一番の大物は、
無線LANが来たことで
「寝っ転がってWeb更新」
の夢がぐーんと近づいてしまい、そのためにもう一台のノートPC……
(C1は縦狭いのでWebがとことん苦手なのです)
もちろん無線LANユニット搭載のヤツ。
ということはVAIOのSRX3か。
イヤ待て、ThinkPadを仕事場からコンバートするという手もあるぞ。
しかしそれでは仕事場にもう一台必要になるな。
ならば仕事場はX22とか?
そうすると家では机の前にあまり座らなくなる。
仕事場にアーロンチェアを入れて……
待てよ、それならX22まで買わなくても、
液晶モニタを用意すればいい?
キーボードはNatural……いや、日本語がいるんだよな、よく。
そうするとNaturalの日本語を一枚……
うむ、デスクトップとなると音楽もいい環境で聴きたいな。
ヘッドホンはCD900STでも買って、音源はONKYOのSE55あたりか。
いかん、USBポートが足らん。ハブも……
泥沼ーん。
ていうか最後の方ADSLと関係ないやん。
-----
やっとこさ「WindowsUpdate」が使い物になってます。
IE6のダウンロードだって、ちょっとテレビ見てる間に終わっちゃうもーん。
そらこんな回線使ってたらトップに150KBのフラッシュとか置いてまうわ。
ほんの3年前、
「アメリカじゃ定額が当たり前」
「アメリカじゃT1回線(1.5Mbps)が当たり前」
と言われ、
「日本は10年遅れている」
と叫ばれたものです。
追いついた。
というか
追い抜いた。
無線LAN環境は狭い日本でこそ花開く。
そして携帯を中心としたモバイルネットワーキング環境。
NTTさんは本体ではADSLとなんも変わらん10Mbpsの光フレッツ、
Docomoでは「たかだか」384kbpsそこいらのFOMA、
と今ナウでさえさしてヒキのない技術を、地下鉄の中吊りを占領するなど押し売りに懸命ですが、
ヤバイ
と思ったらパッと軌道を修正しないと、ホントにヤバイですよ。
ダイエーだって潰れそうなこのご時世ですからね。
だってモスとデニーズと駅で無線LAN空いてたら、384kなんて低速回線要らんもん。
Bフレッツなんか月額600円じゃなきゃピンと来ないですよ。
100Mの方が6000円ならまあ考えてやらんこともないかな、というレベルですよね。
と、完全に役目を終えたISDNダイヤルアップルータを見る。
友達に売ることもできず
(そんなことするぐらいだったらADSLへの加入を強く薦める)
ヤフオクでは今人気機種でも7000円程度、
家にあってももう多分二度と使われることはない。
40000円ちょっとした。
2年ぐらい使ったから月額2000円弱か……
ま、それだけこき使ったけど。
ご苦労様。
今回のブロードバンドルーターも45000円ぐらいしましたが、
はて、何年使うことになるやら。
このダイヤルアップルータの前は、288のアナログモデムでした。
その前に使っていたのはPowerBookDUO280cに内蔵の144モデム。
うん、逆に言うと
「くそー! また買い換えかよ〜!」
っていう環境が現れる方が嬉しい悲鳴ですよね。
2年後って、どんな通信環境なんでしょう?
12/1 謝辞 |
僕にとってはデビュー作となります。
若い頃から憧れていたのに、自分をごまかして目を背けていた
「職業物書き」
の第一歩を踏み出すことができました。
これもひとえに、友人知人仕事仲間5匹のネコを含む家族は元より、
ほえながをいつも見に来てくれる皆様、
同人時代に応援してくださった皆様のおかげでございます。
これからも皆様のお目にかかる以上は
精一杯のテキストを書いて参る所存ですので、
変わらぬご指導ご鞭撻、そして暖かいご声援、
よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
-----
道のりは長かったようで短かったようで。
本気で取り組み始めたのは28の秋。
その冬に初めての同人誌を出したのですが、それはコミックでした。
初めて小説の同人誌を出したのは2000/4/23のその名も
「こみっくパーティー」(笑)
「縁」ってあるものです。
2年、と考えるとめちゃめちゃ早く聞こえますが、
これがまた濃ゆい2年だったので、
「えっ!? まだ2年!?」
という感じです。
古くさかのぼると小学校5年生の時には、
連絡帳の余りページに空中戦小説を書いてました。
中身は「クラッシャージョウ」と「エリア88」を足して足したまま、みたいなヤツです。
中学に入って悪い先生に騙されて、
劇の脚本を書く羽目になります。
それで文章書くのいいじゃん、てことでなし崩し的に文芸部に所属。
またそこで悪い友達に騙されて地理歴史研究部に所属。
劇はその後も4年続いて、3年目と4年目にメインライター。
高校3年時はさすがに劇はできん、ということで同人誌。(ウチは進学校だったもので)
ここまでは順調でしたが。
大学入ったところで、いろんなモチベーションを一気に失い、
精神的流浪が始まりました。
これが4年ばかり。
消去法的に選んでしまった
(それでもその状況下では「最も悪くない」という積極的選択)
電機メーカーで商品企画やるのですが、
ここでは勉強させてもらいました。
単純な知識もそうなのですが、日本の消費者のモノの捉え方とか、
販売店様(様つけるのは癖です(笑))の考え方とか、売り方とか、
社内での各部門(営業とか技術とか)のいいところ悪いところとか。
今でもめちゃめちゃ役に立ってます。
この時代がなかったら、もっと傲慢でワケがわかってない人間になってると思います。
純技術的にも、
アホテンションテキストを高速ででっち上げる
という技術が身につきましたし。
ですが「このままではあかんやろ」と3年で辞めました。
実は僕はサラリーマンとしてはめちゃめちゃ恵まれていて、
上司や同僚との人間関係も悪くならなかったですし、
なにより自分のやりたい仕事をずーっとやらせてもらっていました。
でも、だからこそ、
「ここまで恵まれてても物足りないのはダメだろう」
ということで辞めました。
別の仕事をしてみたのですが、それも結局は同じことの繰り返し。
サラリーマン的なつまらなさはなくなりましたが、
自営業には自営業の厳しさと切なさがあるのです。
要するに、やってること自体に「何か」を見いだせないと、ダメだと。
その仕事も辞めます。
それが一昨年の夏ぐらいなので、大昔のほえながをひっくり返していただくと
その辺の心境がわかります。
(ここでも自営業者の皆様の大変さを身をもって体験できたので、勉強になりました。)
この時期、辛かったです。
モノのわかってない大学時分も曖昧模糊とした自分自身が辛かったですが、
ある程度見えてて、自分自身がついていけないのはもっともっと辛いですよ。
悪いときには悪いことが重なるものです。
たくさんのマイナスの出来事がこれでもかと襲いかかって来ました。
それは「もう止めてくれ」と天に向かっていいたくなるぐらいです。
でも、頑張ってると嵐はいつか過ぎるもの。
いや、嵐の中で頑張らせてくれたのが、読んでくださる皆様のご声援。
同人誌即売会は素敵な場所です。
「いつも読んでますよ」といってもらったあの日。
「こんな面白いもの読んだことない」といっていただいたあの日。
瞼を閉じると昨日のことのように。
自信もつけば覚悟も決まって、肝も据わる。
今の会社がライター募集、一も二もなく挑戦しました。
結果、拾って貰って現在に至る。
サイズが小さいのもあって、「おでまる」が一番先に仕上がりました。
でも、これからもずっと、「デビュー作です」と胸張ってもいいぐらいには
面白く仕上がってると思います。
その意味では、とても幸運なライターです。
-----
ゲームテキストライトは、普通の小説とは違った難しさと、
違った楽しさがあります。
難しい点は、共同作業ということ。
絵師の描けない、あるいは描きたくないものを書くわけにはいきません。
場合によっては別のライターとコンビ組まされることがあります。
キツイですよ、これ。
得意な分野も好きなノリも文章に対するポリシーも全く違うのに、
一つの世界観でやらないとならないのは。
制限もキツイです。文字数制限、行数制限、表現の制限……
そして気の遠くなるような莫大な量を、短い期間で上げるパワー&スピード。
会社の状況によっては併走、三併走もアリです。
純シナリオだけじゃなくて販促物やマニュアルの仕事も降ってきます。
背景や動きの指定も、量的手間的にはメチャメチャあります。
とにかく、精神的にも物理的にも「しんどい」というのが今もやりながらの感想です(笑)
実働寿命が短いのもしょうがないですよ、この職業。
でも、一人で小説書いてるだけでは味わえない楽しさもあります。
それが、共同作業ということ(笑)
書いてると表現や筋立てで「どっちにしようか」ということは多いです。
そんな時、離れた目で見てもらえる第三者がいるのは背中を押して貰える、
という意味でありがたいです。
単純に誉めて貰えることもあります。
それはシンプルに嬉しいです。モチベーションがぐーんとあがります。
最も楽しいのがシナジー効果というか、
絵や音楽やシステムと、お互いに刺激しあって作品のレベルをあげていく瞬間です。
自分の文章に素敵な絵がついて素敵な音楽がバックに流れ、
プログラムされた演出効果が被さってくる。
すげー!
この瞬間はゲームライト以外では味わえません。
映画や劇の脚本も同じ感覚はあるのですが、これらはあくまでも
「脚本」で、話し言葉ベースでしかできないじゃないですか。
ゲームはもっと書き言葉寄りにできますから、
書き言葉でしか表現できない言葉遊びを織り込みやすいんです。
ということで、キツイのはキツイですが
それに見合った楽しさもたっぷりあります。
小説書きが自分で暴れ回って点を獲ってればいいFWだとするなら、
ゲームライターは自分も点を獲りに行きますが周囲に点を獲らせる攻撃的MF。
いや、隅から隅まで目を配らなければいけないという意味では、
ボランチあたりと言ってもいいかもしれません。
点獲って目立ちたい。
それはライターなら誰しも思うことなのですが、
それよりもチームが勝利する(=いいゲームができあがる)方を優先する。
それがゲームライターです。
いやマジでマジで、ホントにホントに。
僕も「あのテキスト面白かった」なんて言って貰うより、
「『おでまる』面白かった」
って言ってもらう方がいいですもの。
ライターの名前なんか忘れたけど、
マルチのかわいさ、凛々しい姿は覚えてる。
それが一番です。
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てことで来年はまたいろいろ仕事して、
いろいろご報告もできるかと思います。
これからも、
いつも皆さんに喜んで貰えるようなテキストを書けるよう、
精進して参ります。
どうもありがとうございました。
これからも頑張ります。