2/28 不定期連載「モニタの花道」 |
……店頭予想価格33万円……
1/3、いやせめて半額なら予約に行ってます。
ええ、私は16万出してT960買いましたもの。
世界に1枚しかない14インチ4枚貼り合わせ28インチ液晶を、
ゴッホの絵のように大切に
ジュラルミンケースに入れて運んでいたのを思い起こしました。
あれね、当時の技術では貼り合わせ目でどうしても色が変わるんです。
で、それが目立たな〜いようなデモ画像
(画面いっぱいの紅葉とか)
をデザイナー陣が必死こいて考えて作ってたり……
でも、
「でかいのが作りにくいなら貼り合わせよう」
というアイデアが出てくるところ、いや、
「貼り合わせちゃった」
のがシャープらしくてステキなデモ機でした。
ええ、シャープは大好きなメーカーですよ(笑)
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ええっと、今21インチCRTで1600*1200、不満ほとんどないです。
いや、CGいじってる時とA4印刷プレビューしながら文章を弄ってる時は
もっと欲しいと思うのですが、それはたとえば
23インチ1920*1440とかあっても不満あるでしょうし。
しかし「デュアルディスプレイ環境」というのは経験がないので、
ちょっとだけ挑戦してみようかなと思ったり思わなかったり。
正確にはG400DHを鯖王さんから譲って貰って挿した直後、
2台並べてみたことがあるのですが、
えらい動作が重くなったのと、
物理的に机の上が大変なことになったので(21インチ+17インチ)
止めました。
でも、今の速いCPUと液晶モニタなら。
1280*1024の16インチパネル2枚で、2560*1024。2621440ピクセル。
1600*1200は192000ピクセル。
1.36倍。
16インチのナナオL465、7万円を切りました。2枚でも14万円です。
ウッ……(胸を押さえる)
やはりデュアルか……
デュアルのいいところは一つのアプリで広い、よりも、
サブパネルの方に副次的なアプリを置いておけるのが便利、と聞きます。
メインパネルで全画面で仕事アプリ、
サブパネルで常時接続Webのニュースや天気予報、メールチェック。
あるいはmp3プレーヤ、はたまたDVDプレーヤからBGVを流しっぱ。
別のアプリを使う時、何より面倒なのはウィンドウの切り替えや最小化。
容易にその快適さは想像できます。
待てよ?
それならOSの方で、
「左半分はメイン右半分はサブ」
というようなモードを持っててくれればいいのでは?
ウィンドウ最大化ボタンを押しても、左半分にある限り半分しか展開しないような。
従来の4:3型、しかも低解像度ではあまり有意義ではなかったかもしれませんが、
今は横長の液晶なども増えたことだし。
ということでMSさんにはそんなモードも希望してみたり。
やはりデュアルか……
しかし1枚の画面が今よりも小さくなるのもなんだか悔しいしなあ……
でもさすがに33万は……
ハッ!?
天空から声が聞こえる!?
「何を悩んでおる。
今すぐデュアル。
1年2年経って1600*1200が安くなった時、
おもむろにそれを真ん中に置き
『トリプル』
にするのじゃ!」
「なっ、なんと贅沢な!」
「液晶モニタでは、今までのCRTで不可能だった新必殺技、
『追加』
が使えることを、忘れるではないぞないぞないぞ……」
「師匠!」
生活に支障をきたします。
ですが事実次々にこの『追加』技を使って
「一人ダライアス+1」(=4面)
という恐ろしい状態を作り上げている
サイバー黒魔術師さんを知ってたり。
デュアルかなあ……
L465と見比べて悩もうと思っていたL565が発売延期になり、
ヨドバシで悶え続ける今日この頃です。
2/28 コンビニのケーキ(補足) |
「いい物を作ろう」
は、実は頑張ればいいだけ。
簡単じゃないけど、やることはわかってる。でも、
「いいと思われる物を作ろう」
と思った瞬間、いろんな地獄に落ちます。
それは、誰のためでもなく
自分のためにやってはいけないこと。
#冗談でたまにやるのは楽しいんですけどね(笑)
生き方もそうで、
自分がカッコイイと思う生き方をしよう
というのは努力が必要ですが努力すればなんとかなるもので、でも、
カッコイイと思われる生き方をする
なんてことは不可能です。
人生は芝居、私は役者。
これは舞台に立ったことのある人が例えた言葉に違いないです。
だから観客に見せる芝居を?
違いますよ、一番の観客は自分です。
自分が納得する芝居が、一番の芝居。
見せる相手は、自分。
すぐ忘れるのですが、
我々は今、舞台の上です。
共演者が何人いようと、
セリフをしゃべるのも、体を動かすのも、
たった一人で、
舞台の上です。
2/27 コンビニのケーキ |
甘ければいいのかというとそんなことはなく、本当は
「美味いそして甘い」
でなくてはならないのですが、
「甘い=美味い」
と勘違いするといろんな悲劇が巻き起こる。
ところが、
・「美味い、でも甘くない」
・「甘い、でも『さほど』美味くない」
だと後者が好まれるという現実もまたあったりします。
#さすがに「甘い、でもマズイ」は通用しませんが。
僕はどちらかというと前者贔屓です。
後者は認めないわけでもないし別に嫌いでもないのですが、
砂糖入れればそうなるではないですか。
実に簡単に。
そこに努力を感じにくい。(してないとは言いません)
もちろん、
「甘さ極めるところに美味さがある!」
と天然信じてる人もいますし、
「甘いからケーキやん! 甘くないケーキなんかケーキじゃない!」
と絶叫するケーキ好きもたんといるので、
それはそれそういうものなのかなあ、とは思いますが。
---
どんな食べ物にも美味い・マズイがあり、
本当に美味いケーキは甘党でなくても美味いと感じると思います。
本来狙うべきはそこで、
甘党でなければわからない甘さは、
甘さであっても美味さではない。
それがいいとか悪いとかは別にして。
コンビニの甘〜〜〜いケーキを食べて、そんなことを思いました。
コストわかりますけど、その小さなコストでも、
甘さだけじゃなく美味さにも回せば、
また違った展開があるんじゃないか、と。
それじゃダメなんだよ!
とは前の会社時代からよく言われることなのですが、
ホントにダメなんすかねえ?
やって見もせんで、あるいは、よく思うんですけど、
トータルで1勝2敗でも1勝した時に3勝分勝てばいいわけでしょう?
博打……といえばそれはそうですが、
商品開発なんて全部博打ですやん。
む。徹底して博打を避けた疑似安全を売ってるのが、
コンビニやファミレスやファーストフードなのかな。
甘いのは確実ですものね。
その安全を売っているところに価値があるのか。
うーん……
言いつつ僕はコンビニもファミレスもファーストフードも大好きですよ。
否定してるわけじゃないんです。
もうちょっと別のやりようもあるのかなー、と思っただけで。
ま、それはさておき個人的には、
「ちゃ、ちゃうねんちゃうねん、ホンマは美味いのん作りたいねんて!
ちゃうやん、甘かったらエエやろ思て作ってんのんとちゃうんやで、
ホンマやって! 美味いの作りたいんやって! 信じてーやー」
と、
いつもめいっぱい言い訳
していきたい!
消極的なんか積極的なんかわからん(泣)
高い理想にめげて自暴自棄にならないように、てことで。
……それにしてもコンビニのケーキは甘い。
体壊しそうなほど。
2/26 サラのシャツ |
ながたのフリースはみな着古して襟がヨレヨレなので、
ヨレヨレの下着が見えてるとますます見苦しいのです。
本末転倒?
フト見ると買い置きの新品シャツ。
まあいいやと封を開け着てみる。
おっ!
気持ちいい!
肌着の類は買ってすぐ使えるようになってるのですね。
知りませんでした。
ひとり暮らしの生活が数ヶ月しかないものですから(笑)
思い出したのは村西とおる大監督。
監督は毎日毎朝、新品のブリーフをお召しになるそうです。
まっさらな気持ちで、自分に気合いを入れる。
それがブリーフ、というのが監督らしいですね(笑)
でも、朝新品シャツを開けてダイレクトで着てみて、
その気持ちよさがよくわかりました。
うん、なるほど、これなら僕でもお金唸るほど持ってたらやるかも。
シャツを全部新品にしたくなるぐらい気持ちよかったです。
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昔の日本には、お正月に着物を新しくする習慣などもあったそうです。
大晦日に枕元に、おっかあが新しい着物と新しい下着を置いといてくれる。
伊勢神宮式年遷宮、
毎年張り替え檜風呂。
日本人はなんにせよ「サラ」という意識が大好きで、
それはそういう人々だからそういう文化になったのか、
そういう文化に育ったからそういう人々になったのかはわかりません。
おそらくニワトリタマゴなんでしょうけれども。
台風も地震も戦乱もあり、夏暑く冬寒い。
木と紙の簡単建築簡単崩壊ソフト建築で
テキトーなところでイイ意味で諦めてしまう。
堅牢な永久建築を直しながら何代にも渡って使っていくのは
トップオブトップスの一部建築だけで、
後はまあテキトーに20年も持てば建て直せばエエやん。
悪い考え方ではないと思うのですが、
本来それではいかん社会インフラまでそのようにお気楽に作ってるのが大問題。
高速道路。
原発。
まそれはともかく、
元来からこういうタイプの生活様式を好む我々。
でも、これは大量生産大量消費生活とはいいませんよね。
消費して捨てるわけだけど、
最初からそのライフスパンしかないものを作るエネルギーって、
中途半端に持ちのいいものよりも、ずっと小さいエネルギーで
作ったり維持できたりするような気がします。
気がする、だけでそれは大いなる錯覚かもしれませんが。
ユニクロのフリースは1シーズンで着捨てるんですけど、
でも実用品と割り切られ、1シーズンまるまるを支えきって着て捨てられれば、
それは中途半端にイイ服買って3回ぐらい着てタンスの肥やし、
それを毎年毎年やってタンスがいっぱいになって結局捨てまくるよりも、
何倍も環境負荷が低いのではないでしょうか。
良いモノを長く。
それはもちろんです、わかります、やれるところはやります。
でも、それが効かないところもできないところもあって、
そこは使い捨てかもしれないけれどしっかり使えて
イニシャルの環境コストも安いもので行くしかないような気がします。
昔から、日本という国は日本だったわけで、
資源はなく、利用できる木と土をなんとかかんとか利用してきたわけで、
それでなおサラが好きでサラを楽しんでいたわけだから、
その暮らしにはヒントが豊富に眠ってる……
ような気がします。
サラのシャツを着てそんなことを思いました。
2/25 書店雑感 |
レッシィ……
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司馬の叔父貴の「街道をゆく」シリーズを買おうと本屋さんへGO!
そして針中野の誇る二大大型書店にはまるっきりなーし!
どゆこと?
文庫のコーナーって探しにくいですよね。
特に司馬遼太郎のようにビッグネームだと、
著作が各出版社からバランバランに出ており、
検索がとても大変。
名前順に海外も国内もなくずらーっと一列に並べりゃいいのに。
文庫なんだし。
検索もしやすいし店の管理もしやすいような気がするなあ。
しょうがないので代わりに「水着美少女雑誌」などという軟派なシロモノを。
……小倉優子萌え。
しょうがないので家に帰ってインターネット書籍通販といえばAmazon.co.jp。
小倉優子、と。
だーっ……
んー……
やはり写真集はこの目で確かめなければならんな。
写真集なんてどれも同じとお思いではありませんか?
違うんです。
カメラマンの好みもありますし、出版社の癖も出ます。
英知は値段ボリすぎです。
同じ被写体でも出来不出来、
時期によってかわいいとかかわいくないとか調子の良し悪しがあってですね。
高橋由美子は(おそらく)フルコンプなのですが、
やっぱりデビューしたてのが一番かわいいなあ。
どんどん撮られ慣れてくるというか、意外性がなくなるのです。
その分、綺麗だったり色っぽかったり、完成度はあがるのですが、
人間的な生々しさがなくなっていく感じかな。
僕は、ですけど、
「人間」を見たいから写真集を買うのであって、
「写真」を見たいわけでも、「かわいい物体」を見たいわけでも、
「美」を見たいわけでもないのです。
洗練されて失うモノもありますね。
「それはお前がイモっぽいモノ好きだから」だとう!?
そのとおりだッ!
まそれはいいとして小倉優子ちゃん
#若い女の子に「ちゃん」づけする自分がものすごいイヤな最近……(遠い目)
の写真集はやはりお店でしっかりチェックだ!
しょうがないので代わりに……
笠木忍、と。
ぺろりん。
2冊か。
カートへ入れるカートへ入れる購入、と。
言うてることとやってることがちゃうやん(泣)
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便利ですね。
手数料250円ですよ。
笠木忍写真集なんてレアもの探して街を徘徊する労力と時間の浪費に比べたら、
なんという楽勝感。
これにより本屋さんがつぶれるとか、それはあまりに短絡です。
ですが、本屋さんが狙うべき商売形態は真剣に考えないとダメなんでしょうね。
古本は別にしても、
一つはTSUTAYA系の書店などがやってる「売れ雑誌オンリー」、
それはそれで別にいいと思います。僕は行きませんけど。
もう一つはほぼ24時間でほぼエロ専門。
多いですね、幹線道路沿いに。
専門化、というのは一つのキーワードですね。
前者だって「雑誌専門書店」と言えなくないし。
あそうそう、「とらのあな」はマンガ専門「書店」ですよね。
総合店で行くなら、
#そして書店というのはジャンル違いの棚を歩くのもまた楽しからずや
最近流行りの
「座って読んでもお茶飲みながら読んでもいいよ」系になるんでしょうか。
それこそアメリカの映画館でのポップコーンのように、
そっちで儲けるぐらいの勢いで行った方がいいのかも。
店員がちゃんとした本の専門家揃い、
品揃えも接客も申し分のない一流書店
「駸々堂」
がブッ潰れてしまうこのご時世。
デカいから、といって旭屋も紀伊国屋も
のんびりはしてられないような気がします。
潰れないでね。
司馬の叔父貴が亡くなっててよかった。
あの人なら間違いなくAmazonで破産してます。
2/24 ホットドッグ |
アメリカ帰りのイカした先輩曰く。
「でも日本でホットドッグっていうと下手するとアレですよ」
「やれやれ……
日本には美味いホットドッグがないんだよ」
「どういうのが美味いホットドッグなんですか」
「美味いパンに美味いソーセージ、
それにマスタードorケチャップ。
これだけだッ!」
「なるほどッ!」
うどんでいえばダシと麺。
それが美味くなければ天ぷらのせようが
キツネのせようがダメですね、確かに。
以来ホットドッグ食べる度に
プレーンっぽいヤツを頼んでいるのですが、
なるほど、先輩の言うとおり。
しっかりしたパンと美味いソーセージの組み合わせ。
これだけでいいのに、実はそれこそなかなかない。
まず美味いソーセージが高価で、100円の菓子パンには入りません。
ファーストフード店だとソーセージは幾分マシになりますが、
パンが味はともかくほへほへの柔らかパンばかり。
ソーセージに負けてます。
美味いソーセージも美味いパンもなかなかない
日本では難しいのか……
しかしそこはそれプロジェクトXの国日本。
物理的に足りないところは知恵と工夫で大カバー。
ああそれこそがアメリカには売ってないアメリカンドッグ。
魚肉ソーセージを小麦粉にくるんで揚げてボリュームアップ。
なんという人類の叡智の結晶。
小学生中学生の頃はよく食べましたですよ。
オーブントースターで温めてケチャップにょろにょろかけて。
これがジャンクで美味いんだまた。
すべからくジャンクフードというモノは
ちょっとした極限状況でちょっと腹が減った時に
がばがばがばっと食べた経験が
美味い、という記憶として定着します。
#カップヌードルとか立ち食いうどん/そばもそう。
ので、ホットドッグ屋台が一般的ではなく=良質のホットドッグ経験が少ない状態で
コンビニでアメリカンドッグが熱々で提供される以上、
これからも日本には美味いホットドッグは提供されないのかもしれません。
いっそファーストフード店でも
覇気のないホットドッグ置くぐらいなら
熱々のアメリカンドッグをメニューに加えて貰いたいものです。
ま、「何かを挟んで食べるパン」の日本代表といえば
焼きそばパン
があり、小麦粉+小麦粉の栄養学的矛盾および紅ショウガ&パンという不思議食感を
我々は十二分に楽しんでおり、特に困ることなど一ミリもないのですが(負け惜しみ)
たまには噂の「美味いホットドッグ」も食べてみたいなあ、
とか思う昼下がりのコーヒーショップ。
ベースボール・パークへ行ってみたい。
ホットドッグを食いに。
2/23 本山哲 |
でも知名度は低い。
帰ってきたけどCART行った服部尚貴やパリダカを制した増岡浩よりも
知ってる人は少ないかもしれません。
最近では各国のF3000カテゴリー(F1の一個前、Fポンもそう)
からのステップアップ組が結果を残せないことが多く、
若くて才能のあるF3出身者を青田買いする傾向が強いF1界。
本山にはF1の話はまるで持ち上がりません。
バブルの頃ならスポンサーがどんとついて金でなんとかなったのでしょうが、
今はそんな余裕はどこにもなく。
また走りのスタイル自体が、
「一発ブッちぎれ」とか「どう見ても天才」という
タイプではないのが災いしてるのかもしれません。
しっかりと結果は残すのですが。
サッカーでいえば藤田俊哉かなあ。
誰もが認める日本屈指の攻撃的MFですけど、じゃあ海外で……
というイメージはあまり湧かないですよね。
こぢんまりまとまってる、というととても失礼な言い方なんですけど、
でもまとまってるじゃん!というか。
アントラーズの本山と藤田、どっちを獲るかと言われて、
僕がセレッソの監督なら藤田を獲ります。
でもレアル・マドリッドの監督なら本山です。
そんな感じなのかな。
そんな中来年はずっと後輩の佐藤琢磨が、
イギリスF3チャンピオンを手土産にジョーダンからフル参戦。
ジョーダンは3強に次ぐチーム力を持ち、荒れたレースなら優勝も狙える中堅上位。
もちろん同時復帰のBMWに先に優勝されまくり、
トヨタが参戦してカッコ悪いところは見せられない
ホンダエンジンつき。
佐藤だけじゃないですよ。フランスF3で福田良がチャンピオン、
ドイツF3では金石年弘がチャンピオン。
二人の前途には洋々たる未来が広がってる。
本山の心境いかに……
と、思ってたらJAFMATEに記事が載ってました。
吉井妙子さんの引っ張り出し方が上手いのだと思いますが、こんなことを。
「自分自身の人間的資質を磨いて社会に訴えていく、という
プロスポーツの根本をないがしろにしてきた」
それじゃダメだ、レースの主役ドライバーが、
社会に対するメッセージを持ってないとならない、
と。
自分ではどうにもならない状況に愚痴愚痴文句たれている暇があったら、
その状況の中で自分に何ができるかを考える。
わかってはいてもなかなかできないことです。
ましてや自他共に「日本一速い」という看板と実績を持っていればなおさら。
慢心、嫉妬、拗ね。
いや、それが許されるポジションにいるのに。
そうであっても、誰もが同情の声しか寄せないであろうに。
エライ!
見習おう(泣)
学年は一つ上ですが同じ71年生まれ亥年。
本山選手、応援してます。
2/22 Xbox |
と電話を切られた経験があるながたデス。こんばんわ。
『チン毛ファイヤーショー』
ぐらい珍しいものならともかく、ねえ。
ウチの電話機、子機が不調なんです。
シャープのT8、よく売れたコードレスFAXの名機なんですが、
当然もう子機なんか売ってない。
ウチの場合、2階母寝室、1階祖母寝室、台所の3か所で電話を取りたい、
という母たっての希望で、子機は2台要るんです。
つまり親機も別の子機も問題なくても、
全取っ替え。
もったいないというか
地球に優しくないというか。
と思いながらコードレスFAXのコーナーを歩く。
携帯の普及でこの辺もこれから大変になるのかな?
FAXには一定の需要があり続けるとは思いますが、
携帯メールの前には、一時期ほどの隆盛はもう見込めないような気もします。
僕がT8を買った頃はちょうど
「コードレス電話機を買い換えるぐらいなら、
思い切ってFAXつきに!」
というノリが立ち上がり始めてた時で、
コードレスFAX自体にすごく元気がありました。
わずか5年ぐらい前の話です。
もっと顕著な、がーっと盛り上がってだーっと消えた波としては
ポケベルやパソコン通信がありますね。
この辺も地道〜にツールとして使われていた時期から一気にブレークした後、
携帯やインターネットのように
(ほぼ)100%アッパーコンバチ
のメディアが出現、急速に萎む。
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ゲーム機、っていうメディア自体が、そういう段階に入りつつあるような気がします。
SCEIの久多良木さんも
「PS3なんてハードはない」
とよく言ってるそうです。
ネットワークで結ばれる仮想空間上に表現されるエンターテイメントこそが
近未来の、いや現在進行形のゲームの姿であって、
ローカルのハードは今やそのボトルネック、制限になりつつある。
今まではその箱でしか実現できなかったことが、
今は携帯電話ですらできてしまう。
そうなるとTVの前に陣取り続けたあの箱に、果たして意味があるのか。
ネットゲームがどうの、という狭い問題ではなく、
一人で部屋で楽しむタイプのゲームでも広帯域で、
ストリーミングやワンタイムのダウンロードでその場その場で
プレイすることができれば、ゲームの楽しみ方ががらりと変わる。
(流通や開発・コスト回収でのビジネスモデルも)
もちろん、これは誰しもが描く未来予想図だったのですが、
ADSLへの食らいつき(自分も含めて)を見ると、
実は解決手段がなかったもしくはリーズナブルではなかっただけで、
広帯域への欲求は人々の中にマグマのように存在する。
加えて現在のハードウェア的な進化速度。
3年後にはXbox級のハードウェアが売価1万円程度のワンチップになって
TVの箱に入って、光ファイバーが突き刺さる。
そして画面には
ゲームを、(もちろんPSOもDOAもToHeartも)
Webをメールをストリーミングラジオ/ミュージック状況が許せばヴィデオを、
映し出す。
Xbox用のタイトルは、GeForce3さえ前提にすれば
PCへの移植が結構楽だと聞きます。
だったらPCでいいんじゃないですか?
で、当のPCは、最近TVチューナやMPEG2のリアルタイムエンコーディングが
流行で、TV+VTRでできることを一生懸命やっている。
(二次利用性が高かったりハンドリングが良かったりしますから)
DVD観て、地上波観て、CD聴いて、ゲームやって。
同じようなことができる画面と機械が2個ある、っていうのは
やっぱりちょっと無駄がある。
10年前の技術では、PCやゲーム機をTVに入れるのは
ただハードウェア的に丸ごと載せるしかなく、
進化が速く陳腐化の早いPCやゲーム機に引きずられて
あっという間に商品魅力を無くしました。
また、いわゆる「ハードは赤でもソフトで儲ける」ビジネスモデルは、
純然たるハードメーカーには馴染みません。
組み合わせると、絶対に1つ1つ買うより高くつく。
でも、この2002年にXboxの美麗な画面見てると、
「もうええやん」感がすごく湧く。
「もうええやん」が出てくると後は叩き合いです。
あっという間にスキャナもカラーインクジェットも9800円。
CD-ROMドライブは5000円。
売価1万円差なら付加価値として十分に認められうる機能です。
ビデオでも2万円取れますからね。
コストだけではなく、1MBダウンロード数十秒の
広帯域通信手段があれば、ちょい古いコンテンツなら
貯め込む必要もなくオンデマンドで……
(=HDDやDVD-ROMなどコストがかかり信頼性不安要因になるドライブ類が要らない)
というモデルはすでに携帯電話でやっている。
と、なるともうそろそろスポッと入っちゃうのかな、と。
それこそ「ネットワークTV」ですね。
やっぱちょうど10年早かった(泣笑)
-----
でも、割とあっという間かもしれませんよ。
94年には非常に限られた人々しか知らなかったインターネットが、
8年後の現在は通勤途上の手のひらの上で
日本中の老若男女が使っています。
……あ、それでも「ゲーム」ボタンを押した時に
出るロゴが「PS」か「MS」かで
規格が二つあったりして(泣)
逆に言うとG総帥的にはXboxが商売にならなくても
世の流れがそうなっていけば、
WindowsTVとかなんとかを相変わらず売りまくればいいわけで、
インストールベース絶対数は確実に増える。
それも2倍とか3倍とかいう量。
いや、そういう世の中を現出するための呼び水か?
あのパンドラの箱は?
とか穿ってみたり。
ああお金持ってる人のところにはお金集まるなあ、とブルブル震えます。
2/21 背負う音楽 |
最近すっかり好々爺の徳さん、彰太郎御大のような昔語り。
歌詠んでましたよ。
「メルツェデス ああメルツェデス メルツェデス」。
合いの手で和夫の兄貴が「宇宙一!」。
何気なく読んで仕事して、昼休み。
家から持ってきたCD、ヘッドホン被って再生ON。
そしてまたパラパラとSLの勇姿を眺めてみる。
おおおっ!?
どうした! SLが急に何倍もカッコ良く見える!
なんだこれは!?
原因はBGM。
ワーグナーの「タンホイザー」。
驚きました。
銀のSLはまるで中世の古城を守る甲冑の騎士。
「タンホイザー」の主人公のように、
SLが野を駆け山越え、中部ヨーロッパのあの果てしない平原を
駆け抜けるイメージが眼前に湧いてくる湧いてくる。
カッコイイ!
やっぱドイツ車にはドイツ音楽だ!
きっとフェラーリ550マラネロにはカンツォーネが似合い、
フランスのクルマには……
あ。
思い出した思い出した。
やりましたよ、プジョー309乗ってた時に。
シャンソンのMD持ち込んで、御堂筋を流しました。
「ウ〜〜〜ションゼリゼ〜〜〜テレレッテテレレ〜〜〜」
これはさほどでもなかったです(笑)
吉野家とグリコの看板をシャネルとヴィトンに読み替えて、
高島屋を凱旋門に見立てろと言われても。
でもコーヴェットやトランザムなんか、
やっぱハードロックをバックにしたいところ。
じゃ、日本車は?
雅楽? まさか。
演歌? 最近はクラウンと言えど演歌は似合わなくなってきたからなあ……
やっぱり、それはちょっと違うと思うんです。
その国で生まれたからには、その国の言葉やその国の自然、
もちろんその国の人々、
そしてその国の音楽が似合ってないと。
どこからきたどこの何左右衛門か、わかりゃしないもの、
それはやっぱり、変なものじゃないですか?
#最初からワールドワイド、は別だと思います。
#ヴィッツやマーチのように、最初から世界を主戦場にする場合は、
#英語ポップスでいいと思います。
##そういえばドメスティックなフィットは、この二車と違って
##モーニング娘。
##が似合いそうですね。
###だからあれだけヒステリックに売れるのかな。
と、そう考えると、
最近音の聞こえてこないクルマが多いのが、セダン。
なんだっていいんです、なんだって。
モー娘。でも宇多田でもSMAPでも八代亜紀でもいい。
BGM背負えないようなクルマに魅力がないのは当然でしょう。
そりゃ売れませんよ。
……あそうそう。
一台、みんな知ってる勇壮な曲がバッチリ似合うステキセダンがありました。
やっぱり市場でご好評、あっという間に完売御礼。その名は
「三菱・ランサーエボリューション7」。
似合う曲?
日本の誇る魂の名曲、
「翔べ!ガンダム」。
2/20 水 |
僕の居た中学校は毎夏登山を行います。
当時は中一が火打、中ニが妙高、中三が白馬。
火打は踏破距離が長く、白馬は雪渓を四つんばいで登る必要があり、
みな記憶の中の「一番きつかった山」はそれぞれなのですが、
僕はぶっちぎりで妙高山。
理由は、道程に飲み水が全く存在しないからです。
火打は8合目あたりにヒュッテがあり、250円出せば缶ジュースが飲めます。
白馬は山頂で泊です。当然、大切にせねばなりませんが水はちゃんとあります。
妙高には……
あるんです。それがまた囂々と流れる水量豊かな川があるんです。
ところが。
その川の水は硫化水素を含み、飲むとべらぼうに渋く、
逆に口内粘膜の水分を奪われてしまうような、
全くもって乾きを癒さない水、つまり
水じゃない水なのです。
さんざん飲んだから(笑)
僕は今も、1リットルのお茶と大マグカップ2杯のコーヒーを1日で飲み干す
大の水気星人。
まして登山などという猛烈に汗をかく運動中、水が手持ち水筒1リットルだけでは、
大げさではなく「死ね」というようなものです。
でも頑張りましたよながた少年は。
ウチの学校も最近は甘くなったというか親がうるさくなったというか、
半数とかそんな勢いで途中下山が出るらしいですが、
僕らの時はよっぽど体調不良でなければ登って降りたものです。
いや、誰でもない、自分自身が
「こんなもんでめげてられるか、一生後悔する」
と出さなくていい(謙遜ではなく、今では本気でそう思います)
根性出して登りました。
ということで、人生後にも先にもカラッカラに乾ききったのは
あの経験をおいて他にありません。
もう、首に巻いたタオルに染み出た自分の汗を絞って飲む勢いです。
誘惑に負けて「わかっているのに」川の水を何度も口に含み、
うがいをしてみては渋くて涙流しながら吐き出す。
それを繰り返して、登って、降りて、
ケガ人や病人以外では最後の方にようやくようやく這うように下山。
途中出会って、トロい僕にずっとつきあってくれたT君には今でも感謝しています。
特に仲がいいわけでもなく、当人はもうすっかり忘れているでしょうけれど。
さあさあさあ、やっとこさっとこ登山口近く。
冗談抜き意識朦朧、薄ぼけた視界に、
きらめくような光の反射が。
水だ!
よろめきながらその水道に辿り着いて、
最初の一口にしゃぶりついたときの感動といったら、もう。
「美味い」とかそういうレベルではありません。
スポンジよりも速く、五臓六腑が、いや、
体の隅々が水を吸い込んでいきました。
自分でも「どれぐらい飲むんだろう?」と不安になるぐらい
長い時間飲んでました。
いつまでも飲んでいたい。そして、飲めそう。
ああ、水ってなんて美味しいんだろう。
むろん、これは極限状態での体験だ、とわかってはいても。
今も時折、歩いてて喉が渇けば、
「あの水美味かったなあ」
と思い出します。
一番基本的で、一番ナチュラルなものが、
一番本能を直撃する。
そんな体験。
-----
そのころ(今から16年前)には、
「ヨーロッパ人なんて水を買って飲んでるらしいぜ!
可哀想だよなあ!」
なんて言ってたもの。
まさか自分たちが同じ立場に立つとは、思いもよりませんでした。
洗車をほとんどしないのは、
ほんの少し後ろめたいから、なんです。
2/19 シーケンシャル処理 |
というよりも、こだわりがなくなりました。
以前、
「どうして画面絶対サイズよりも精細度を取るか」
考えたときに、おそらく個人的に
「できるだけ全体像を常に把握しておかなければ我慢できないタイプだから」
と分析しました。
ある箇所だけをクローズアップして見続けていると、
ものの本質を見失いがちです。
・あのクルマ、シフトノブの形嫌いやから乗れへん。
……と、思っていたのですが、
逆もまた真。
全体像ばかりを追いすぎて、ディテールが甘すぎるのも
それはそれでかなり問題です。
・シフトノブがお地蔵さんの形してるクルマには誰も乗りたくない。
要はバランス。
小さいところも煮詰めつつ、全体像も見失わず。
-----
僕の仕事&好きなことは文章書きです。
絵と違って文章は、そして現在のエディタとPCとモニタの表現能力では、
どこをどうしたって一本の作品全体を見ることはできません。
それは古き良きメディア、本&活字でもそうです。
結局は目の前の行、目の前の数文字、たまに思い立って数行前数文字前。
このシーケンシャル処理こそが、
文章という表現の根幹です。
「文字を読む」という作業をさせる以上、
絵のようにどこから見てもいい、というわけにはいきません。
むろん、だからこそ存在する技術や芸もあります。
ある本の内容、99.9%忘れたけど、ある言葉だけ覚えてる。
それは悪いことでもなければいいことでもありません。
そういう特質だ、ということです。
それならば、古のそして懐かしの1行表示ワープロのように、
1行でもなんとかなる。
10行もあれば十二分。(でかい編集をしなければ)
では、と、いつも9ポイントのエディタの文字を、12ポイントにしてみました。
結果、「別にこれでもいいや」。
やはり文章は、
一文字一文字が大切だ。
ウルトラ当たり前ですが、
そんなことを改めて思う12ポイント文字の前です。
2/18 雑感 |
・AIBOのアニメ。
すでにあるらしいです。
「シュールなもの」だそうです。
なにキドってんですか。
早くラッテ&マカロンソーセージ(マルハ製・魚肉)を出してください。
・DVD-ROMドライブ。
CD-DAを鳴らさない問題ですが、
悪者はi815チップセットくさいです。
4台つなげてみんな鳴らなかった方がおられました。
やれやれ。
・テンピュール座布団。
プラシーボに弱いながたさんの意見なので眉にヨダレつけて聴いてください。
効いてるような気がします。
朝会社に行くときより、夜会社から帰る電車の方が、
立ってて楽だったように思えたり思えなかったり。
あ。
朝は鞄にPCが入ってて夜は入ってなかったからか?
あはは、もうちょっと様子みないといけませんね。
でももしコレでいけるのならアーロンチェア買わなくても1/10のコストで問題解決……
とか言ってて欲しいからいつか買う。
継続レポします〜。
・ATOK15。
PC起動時に妙な画面が出て鬱陶しくお思いのみなさまへ。
プロパティ(環境設定)→入力補助→特殊
のダイヤログの中に、「スプラッシュ画面を表示する」というオプションがあります。
このチェックを外すと出ません。
ジャストシステムさんに限りませんが、
アプリケーションのダイヤログボックス等々からは
もう半角カナはやめてった方がいいように思います。
別に昔Mac使ってたから言うわけではなくて、
全カナと半カナが混じってるのがとても美しくない、と思うのですが。
(オール半カナならまだしも)
MicrosoftもUIゴシックとか幅の狭いフォント用意してくれてるし、
「表示力稼ぎ」っていうのは今は昔の言い訳くさいと思いますよ。
(オール半カナならまだしも)
気にする人少ないのかなあ。
・デジカメ。
デジカメに限らずコンパクトカメラ一般にそうですが、
シャッター押下→シャッター切れ
のタイムラグの大きさはなんとかならんもんですか。
あれでは移動物体なんか撮れたものではないですよ。
と、ネコ写真がうまく撮れないことをデジカメのせいにしてみる。
まるで絵がうまく描けないのをマウスのせいにする人のよう(泣)
-----
今日はさしたる動きもなく、平穏な一日が過ぎ去っていきました。
昨日に比べてべらぼうに寒いです。
2/18 練習練習と |
どんなに天才呼ばわりされるヴァイオリニストや
サッカー選手でも、もう人生練習に次ぐ練習に次ぐ練習じゃないですか。
あれですよあれ。
ライブ2時間のために2ヶ月の練習。
練習もまた、ええ加減にやったのではいくら長時間やってても
大量にやってもあまり効果がありません。
#やらないよりはマシですが
目標を定め、負荷の軽重を管理し、チャレンジを適度に混ぜつつ、
得意技の磨き上げも行う。
ほえながでもそうやっていろんなチャレンジをやらねばなりません。
でもイチローの背面キャッチみたいに
練習だからこそできるサービスもあるわけで、
そこはそれお客さんが入ってることは忘れずに。
手で書く、頭で書く、ハートで書く。
実は炭水化物・タンパク質・脂質みたいなもので、
バランス取れてないとエグ味が出ます。
#それが良かったりもするんですが
毎月毎月お給料とお仕事貰ってると、
「自分がなんであるか」
考える時間が多くて、困ります。
そんな余裕ないのに、ねえ。
自分は何か、さえ考えなければ、もっとたくさんもっといいものを書けるだろうに。
でも、自分は何か、がベースとなって紡ぎ出されるものもたくさんあります。
無下にシャットダウンばかりもできません。
自分であれ自分でないものであれ、
えぐってえぐって「今日はよくえぐった」と寝床につけるのが、
いい一日です。
が、なかなかそういう日はありませんね。
あ、そういうことを考える余裕もないのが、もっといい一日、なのかも。
2/17 空の |
何か一つを捨てることは、
何か一つを片づけることは、
それだけ隙間を生み出すことです。
新しい何かができる、かもしれない。
人間は、ほおっておけば可能性は狭まるばかり。
ならば妙なものを抱え込んで、古い何かを鞄の奥にしまい込んで、
新しい何かを納めきれなくなるのは、もったいないことこの上なし。
あれのためにこれ、これのためにそれ。
それだからこう、こうだからああ。
用意周到はいいことですが、
たまには空の鞄を持って、空の頭を頂に、空の両手を振って街へ出よう。
マウスを置いて。
空これ最強、だってなんでも入るもの。
2/17 散財週間 |
そんなことを3週間に1回ぐらい言ってるとかそんなことはともかく
DiMAGEの余勢を駆って散財の旅へGO。
まずは日本橋、64MBのSDメモリカード。
とらのあなでHコミック「仕事の資料」2冊。
TWOTOPでDVD-ROMドライブ衝動買い。東芝の16倍速。
東急ハンズへ移動後0.3mmのシャーペンとHITECH-Cを何本か。
#やっぱりHITECHが一番なめらかで書きやすいような気がします。
#お値段は倍ですが。
万年筆を見るも、ハンズは高級品(モンブランとか)はあまり置いておらず。
うむ、これは百貨店か。
それから椅子を再見。
実は最近、ちょっと腰が痛いのです。
普通に座ってたり寝てたりすると大丈夫なのですが、
通勤電車で立ってるとちょっとぴりっとくる感じ。
とはいってもアーロンチェアみたいなゴツイものを
仕事場に持ち込むのもなんだか大変そうだし、
小さくて良さそうな椅子がないものかと。
膝置きがあって背筋を伸ばすタイプの椅子は、
確かに腰への負担は軽そうですが、
ちっとも休まらない、のと逆に膝が大変そう。
それに高い。
これも有名なメーカがあるようなのですが、そこのは
36000円〜60000円。
うーん……と思いながらテンピュールコーナでまた
枕買おうかどうか悩んでると、椅子の上に敷くクッションが。
座ってみるとなかなか良い。
よく見ると、通常型以外にもPC作業用と銘打ち、
5度ぐらいの前傾がついたくさび形のもある。
ハンズのお姉さんとあれがこれがと座りながら試したところ、
この前傾タイプがスッと背筋が伸びるようなので
#その代わり見るからに足のやり場に困りそうなのですが。
思い切って買ってしまいました。
12000円もするんですよ。
まったくもう。
通りかかったソニータワーでラッテ不在を確認。
悔しいからソニープラザでステキステッカーを物色。
女学生かわしゃ。
帰ってDVD-ROMを取り付けてみれば、
さしたる工夫も要らずにDVD再生。
噂通り動作音はとても静かで快適。
……しかし。
CD-DAが鳴らない(泣)
他全部大丈夫で、mp3もwavもダイレクトで鳴るのに、
CD-DAだけがダメ。
マザーボードのBIOSまでアップデートしてもダメ。
WinAMPでもMediaPlayerでも。
症状としては
コンパネのマルチメディアの音楽CDのデジタル再生にチェックを入れ、
何かのプレイヤーを動かすと、Windowsごと二念なく落ちる、
という性質の悪いもの。
解決策は「とりあえず諦める」(泣)
DVDは全然大丈夫なので、「カリオストロ」とか見て楽しんでみました。
前傾クッションに座って。
絵コンテずーっと見て楽しいってそりゃおかしいですよ(笑)
いくら何度も見て脳内補間がかかってるっていっても、ねえ。
ああおそろしいおそろしい。
お金はぱーっと無くなっちゃいましたが、
いろんな経験ができて楽しい週末でした。
さて、来週も頑張ろう。
2/16 DiMAGE X |
笑わないで(泣)
花博で、当時まだ珍しかったAF一眼レフシステムの
無償貸し出し
をやっていたカメラメーカーがありました。
ミノルタです。
一眼レフカメラなぞ触ったことも無かったのですが、そこはモノ好きメカ好き、
これは!と思い即借用。
それもα9700に35-135mmをつけた貸出機で一番高級なヤツを。
#その前に絶叫系マシーンに乗って気分が悪くなったのですが、
#そのサービスを見つけた瞬間すっかり元気になった自分が微笑ましかったです。
初めて触るAFの速さに驚き(今の基準から言えばずいぶんのんびりしたAFでしたが)
135mm望遠の威力に驚き(当時のコンパクトカメラではさすがに135はなかなか出なかったです)
そして存外簡単なシステム全体の操作性に驚きました。
なんだ、今の一眼レフカメラって、バカなんとかカメラと同じじゃん。
モノとしての楽しさもさることながら、
こういう太っ腹サービスで新しい体験をさせてくれたミノルタさんに、
ずいぶん敬意を払ったものです。
その写真は今も大切に取ってあります。
-----
そんなミノルタのデジカメ最新作が、
DiMAGE X。
弟がSonyのP1を買い、300万画素パワーを見せつけられたもので、
「デジカメ買うなら300万画素以上だ!」
#300万あるとMaxMaxでサービス判プリントなら下手な銀塩に勝てます。
と思っていたのですが、
デジカメ売り場で見て・触って・感動。
とりあえず薄くて(20mm)軽くて(乾燥で135g)小さいんですよ。
何世代か前のポータブルMDみたいな感じです。
これを持った後IXYの200とか持つと、厚みはともかく「重っ!」と思います。
#もちろん出てずいぶん経つモデルなので、比較は可哀想ですが。
パナのライカレンズのF7も直接競合機ですが、こちらは
細長い形状はいいとして厚い。
厚いとポケット出し入れ性が低くなる。
……とかなんとか購入理由を吐き出し続ける天使感性に対し、
悪魔知性は「デジカメなんか贅沢品だ」「おまえ所詮ネコぐらいしか撮れへんやろ」
「P1借りとけ借りとけ」「5万あったら液晶モニタ買えるぞ」
と邪魔をします。
さらにはPCWatchの実写画像サンプル見ると、
明らかに「最新200万画素クラスとしては」画質はよくない。
色のおとなしいのは補色フィルタだし嫌いじゃないのですが、
実にこう「デジカメ臭い」絵。
やめとけやめとけ、半年待ったらチューニングモデルが出てくるかもよ。
悩むこと1日半。
2/17まで梅田ヨドバシはキャンペーン。
割引券(これがまた5万以上で5000円という太っ腹)
+ポイントもいつもにまして15%、
千載一遇……
まんまとミノルタとヨドバシの思うつぼ。
昼休みに出かけてって買ってしまいました(笑)
-----
ファーストインプレ。
大枠の使い勝手は結構いいです。
薄く、軽いので携帯電話と逆側のコートのポケットにぴったり。
起動も速く、正方形に近いフォルムは慣れればホールドも案外しやすいです。
ズームはちょい遅めですがコンパクトカメラならこれより遅いのはいくらでもあるので、
まあいいでしょう。
AF合焦はそこそこ速いですよ。
各種設定も階層は深めめんどくさめですが、
操作体系自体は非常にシンプルでわかりやすいです。
よく使う削除がちょっとステップ多いのが玉に瑕かな。
画質もまあ……こんなもんかなあ……って感じです。
明らかに「いい」とは言えないんだけど「悪い」とも言いにくい。
解像感は低いですが、さりとてボケてる、って感じじゃない。
色も「おとなしい」の極致ですが、だからってくすんでるわけでも沈んでるわけでもない。
感嘆はしませんが失望もしません。
まさに「こんなもんかなあ」画質です。
DiMAGEの売りは、一日持って歩いてもまるで苦にならないサイズ、シェイプ、ウェイト。
それに惚れて買ってますから、気にならないのかも。
最近のデジカメはUSBストレージとして認識してくれるので便利ですね。
線でつなげばハイ転送、XPならドライバも何も要りませんよ。
QV-10をMacに挿してたころの面倒と転送の遅さと言ったらもう……
というのは昔話。QV-10は稀代の名機です。
とりあえずの第一印象は、
「写真そのものを楽しむにはあまり向いてないけれど、
「撮る行為」を楽しんだり、スナップをWebやプリントで「利用する」ことには
とても向いているデジカメ」
クルマで言えばコンパクトRVみたいなもの、
クルマ自体や運転自体を楽しむんじゃなくて、
ドライブで体験するいろんなことを楽しんでくれ、
その代わりドライブに対する心理負担はできるだけ小さくするから、
というタイプかな。
そう考えるとおとなしさ一辺倒の画質も、
派手な絵づくりをして「いい絵撮らなきゃ」ってプレッシャーを掛けないように
ワザと狙ったものかも、とか穿ってみたり。
……それはないか(笑)
購入金額は
(54800*1.05-5000)*0.85=44659。
(他、64MBのSDカード(6000円)を別のお店のポイントで購入、
これで1600*1200のスタンダード画質が125枚入ります)
今のところ満足です。
使い倒していきたいです。
文人画みたいな感じで、スナップとエッセイのコンビとか
ぴしゃっと決めれるとカッコイイだろうなあ……
まるで余談ですが、ミノルタさんの本社は大阪にあります。
2/15 おまけにAIBO |
お! 1/4サイズ! 結構かわいい!
680円! 買おう!
……マカロンばかりでラッテおらず。
売り切れの模様。
購買中止。
だって二人揃ってこそのラッテ’nマカロンではないですか。
「もうええ!
俺のことはほっといて、先へ行くんやラッテ!」
「そんなことできないよ!
だって僕たち、AIBOーじゃないか!」
ピカチュウやソニックに負けないワールドワイドヒーローとして、
二人が羽ばたくにはやはりオール3Dアニメ化が必要かと。
30分ものですが、前半5分は最新ソニー製品のアピール。
登場人物が新しいビデオカメラで遊んでたりNetMDを聴いてたり。
当然リビングにはVAIO-Wがあり、プラズマWEGAで
プロジェクトX・トランジスタラジオ営業部隊の回がエンドレス放映。
肝心のラッテ&マカロンは
孤高の一匹AIBO「ショージ」や先輩AIBO
「我が輩はどちらかというとネコだった。名前はまだ無い」と共に、
悪の秘密結社から地球を守る正義のスーパーロボット。
でも普段はそんな正体を隠して、盛田大クン(12歳)の家で
ペットロボットとして惰眠を貪っています。
たまにトロ、モモ、パラッパといった楽しい仲間も遊びに来ます。
みんな集まればPS2でグランツーリスモ。
でもお隣に住む御殿山博士がよせばいいのに悪事を働く悪者
#新しいメモリーカードの規格を考える連中とか。
#新しいゲーム機をぶち上げるアメリカ人とか。
を見つけるや、昼夜を問わず大出動。
正義の鉄槌を下します。
「こんなひどいことをするなんて……
僕のCPUはもう、オーバークロックだよ!」
「CCDが涙で曇ってきよったで……こいつだけは……許さへん!
いくでラッテ!」
「OKマカロン!」
「バーニング・メモリースティイイイック!」
「プロフェッショナルAIBOware、インストーーール!」
「「電撃!
ファイナル・トリニトロン!!」」
どがーん!(悪人散る・二人決めポーズ。)
「「It's a SONY!」」
……ダメですか?
2/14 大学ノート |
……もういいんですよ、もう。
僕の頭の中にはいつも以下略。
真っ白のコートに身を包んだウチ(といえばミラクルズ)のありすみたいな女の子が
うちの玄関前にて
「遅いなあ……ながたさん、今日はお仕事大変なのかな。
せっかく……
でも……受け取ってもらえるかな。
お口にあうかどうかなんて、わからないよ」
と白いミトンを合わせて白い息を
略してません。
ミノルタの「DimageX」がとても欲しい今日この頃です。
割引券が! ポイントが! ああ! だいたい5万円!
そう! 自分へのバレンタイン!
(泣)。
-----
このところアイデアの煮詰め直しなどを、大学ノート上で、
シャープペンシルにて行っています。
久しぶりに大学ノートをこき使っているのですが、
思ったほど「もどかし」くならないので、
「おや?」と。
あれほど
妄想速度=表現速度
を目指し、親指シフトの練習までしたっていうのに。
結局のところ、ボトルネックは
表示速度
(=エディタに目的の日本語文字列が並ぶ速度)
なんかじゃあないんです。
妄想速度
そのもの、また、その妄想をいかに表現するか、という
表現速度
とでも言うべきものが一番遅い。一番時間がかかる。
(もちろん、一番楽しい)
そういう意味では、その場その場で逐次処理をすれば
大学ノート鉛筆書きでも十二分についていけます。
確かに妄想自体が先行することはありますが、
ポイントポイントをキーワードで書き留めておけば大丈夫。
いい妄想は忘れないもの、キーワードで思い出せないような妄想は
捨ててもいい妄想です。
また、デメリットがない以上にメリットも再発見しました。
瞬速起動や一覧性はよく言われることですが、
それ以上にやはり、記号や絵や位置関係などを自在に操れる
・自由度の高さ
が最高ですね。
また、各要素をフラットに並べられるが故に、
全然関係のないことを欄外に書けたりして、
そこからまた別のイメージがスタートしたりする。つまりは
・引き出すイメージの多様さ。
と、いうようなことはここしばらくPCでエディタばかり使っていたからこそ
再発見できた魅力。
ヨーロッパから帰ってきて「日本はイイ!」と唸るようなもの。
そしてもう一つは、
「埋まっていく」
ところ。
所詮アイデアショットなどで、ファイナルコンテンツではないのですが、
それでも1ページ2ページと白い紙が埋まっていくと、
「ふぅ〜 書いたなあ〜」
と自画自賛。
PCでエディタとなると、一日の終わりに昨日のファイルとのファイルサイズ比較で
何KB
っていう数字にしかなりません。
それでは内容はつぶれてしまいます。
数字大きい、よくやった、小さい、ダメだった。
そうじゃないですよね。
たった一言でも作品を決めるホームランを打った日もあれば、
うじょうじょうじょうじょ書いたけれどもちっとも納得の行ってない日もある。
そういうのを、白いノートは表現しやすいです。
「これはいい」と思う表現には○したり☆つけたり赤で囲ったり。
そうやって多角度から
今日一日、あるいは一週間の様子を振り返ることができる、
これは少し楽しいことです。
そう、PCのデータは無限回のやり直しが効き
気持ち悪いデータはこの地球上から跡形もなく消えますが、
その、
「やり直しで苦心惨憺した形跡」
や
「中途半端な気持ち悪いデータ」
も、大切なデータです。
Z会の不合格体験記ではないですが、
体験は体験です。ゼロじゃない。
作り手はファイナルしか残したがらないタイプと
なんでもかんでも残したがるタイプに分かれるようです。
プラトンなんか著作全部燃やしたとか。
僕は後者で、残したからって後から見るわけでもないのですが、
(ファイナルのはよく見ますよ(笑))
でも残ってること自体に安心して確認する、自分自身を。
こんだけやったから。
そういう意味では、キー一発完全消去のPCデータと違い、
「ゼロではない」
ことを示し続けてくれる大学ノートは、僕向きなのかもしれません。
-----
つくづくと紙というのは偉大なる発明だな、と思います。
いい万年筆が欲しくなりました。
……すぐそういう方向へ行くんだから(笑)
あ! 自分へのバレンタイン!
「……うん! とっても美味しいよ!」
「ほんとですか!? よかったです!
あの、きっと、ベースのチョコレートが美味しいから、それで」
「違うよ」
「えっ……」
「美味しいのは……
君のま・ごころさ」
「そうやって冗談めかして照れ隠しするながたさん……
好きです」
あ・せーの、
(号泣)。
2/13 ATOK15 |
ATOK15(単体)と一太郎12(キャンペーン版、WordかSuperOfficeユーザなら買える・証明書必要なし)
の価格差が300円ぐらいという、一太郎投げ売り大作戦にまんまと引っかかってみる。
8太郎以来の12太郎購入。
どうも14から環境移行ツールがうまく働かず、今回も辞書は手マージ。
入力環境自体はいつもプレーンに「ATOKだけど→←で文節移動」なので、
一カ所ぴょっと変えるだけ。
これだと候補列並びなんかが全部死んじゃうんですが、まあしょうがない。
「エレーナ」も「ユミ姉」もほらばっちり。
自動登録合わせて辞書登録語、10,000を突破していました。
#我らがエレーナ・ベレズナヤが金を獲りましたですよ。
それでは注目の。
「話し言葉関西弁」モ〜〜〜ド!
一発確定で行ってみます。
ほんましゃれになりまへんで。今日ヨドバシ行ったらATOKと一太郎の値段が変わりまへんねんで。
こら一太郎買うほかありまへんがな。せやからいうて一太郎手よけいなアプリぎょー三入れてくれよるさかいに
一太郎ごとインストールするっちゅーのはあんまり気乗りがせえへんかってんけど、
真、そらしゃーない。しぶちんしぶちんで一とかな。金貯めなあきまへんが名この不景気のご時世に。
イヤホン間、どんぐらい関西弁に対応してるかが楽しみでしてんけど、まあそこそこやってくれた半のとちゃいまっか。
補助的に使うだけやったらわりかし便利なキモしまっせ。
なんや要するに怪しい語尾を全部ひらがなのままにするだけの制御のようなキモしまっけど、
真、それは言わへん約束でっしゃろおなあ。
こんな感じ。
普段より文節長目に切ってるので精度落ちてますけど、
語尾だけ切れば相当やってくれそうです。
というか上記の通り、
「語尾で標準じゃなければひらがなのまま」を基本制御にしてるだけのような気が……
などというとATOKの開発チームに怒られますね。
きっと語尾辞書なども相当練られたものなのでしょう。
他への悪影響はあまりなさそうなので、常用してもよいのかな?
とりあえず標準でしばらく使い込んでみることにします。
パレットに「関西」って書いてあるのがちょっと楽しい(笑)
変換パレットのデザインも変わりました。僕は14の方が好きかな。
候補列の上のバーが太すぎるような気がします。
FEPの小窓で一番大切なのは候補列やと思うんですけど。
ま、でもすぐに慣れるのでしょう。
なんというか、FEP商売というのはズルイというか、
完全な日本語入力などありえないわけだから、
何年かに(何バージョンかに)一度は買わざるを得ませんね。
で、やっぱり2世代ぐらい置いて乗り換えると、
体感できる程度には良くなっているんですよ。ATOKの場合。
実は8→10→12→14と使ってまして、
初めて使う奇数世代です。
「スカイラインは奇数世代がハズレ」などとよく言われます。
(現行11代目はイイ車だと思いますが)
当たった後は前に引きずられて上手く作れないのかもしれませんし、
開発チームが一つ置きに回っているのかもしれません。
(ファイナルファンタジーシリーズなんかはそうらしいですね)
特にこれだけの大名跡ともなりますと
毎年リリースを守る必要もあるでしょうし、
開発はホント、大変でしょうね。
でもまだまだ、改良の余地は山のようにある。
それは作り手としては幸せなことですよ。
莫大な辞書も猛烈なパターン総当たりも複雑怪奇なアルゴリズムも、
ハードの発達がある程度はカヴァーしてくれるし。
逆に一度、
めちゃめちゃなハイスピードCPU大量メモリでしか使い物にならないけど
「やりたいことは全部やった」
「ハイエンドATOK」
などを作ってくださると、我々ライターも会社に
「速いマシン買うて」(←「こうて」出ました! すげえ!)
とねだりやすくなるというものです。
ね。
頑張れジャストシステム。
不況なんかに負けるな浮川夫婦善哉。
ていうか前も言いましたが
Windowsの標準FEPをコレにすればみーんな幸せなんじゃないかと……
2/12 WindowsXP |
新インターフェイスデザイン、「Luna」。
店頭などでのパッと見は「ケバッ!」でしたが、
手元でゆっくり見るとそんなには悪くはないかな。
個人的にブルー好きだし。
でも、IEやエクスプローラなどOS周りは統一とれてていいのですが、
ほとんどのアプリのインターフェイスは昔のまんま、いつもの95風味なので
そこで違和感が出ます。
Lunaっぽいデザインのアプリケーションが揃うのには時間がかかりそうです。
各種アニメーションなどを切ってもまだかなり重く、
やはり256MBちょうどではしんどいような気がします。
TPはCPUも600MHzだし、ディスクも遅いし……
特にウィンドウ周りのアニメーションがギクシャクと動くので、
それが体感の遅さにつながっているようです。
-----
確かにちょっと使ってると
「ああやっぱり95スタイルは飽き飽きだ」
という気分にはなりました。
Lunaがいい、とはいいませんが、少なくとも気分転換にはなります。
Appleの「AQUA」がとおの昔から世に出ている以上、
あれじゃなくて、でも95の延長でもなくて……
という制限の中でやった仕事としては、まあまあ頑張った方かもしれません。
と、同情してみたり。
同情できないと言えば毎度お馴染みの日本語化の不細工さ加減。
インストール中出てくる文章からしてもう破滅的。
お金あるんだから、ちょっと本職に外注すれば随分マシになると思うのですが。
物書きも最近はPC使ってる人多いですし。
まあ、どうでもいいといえばどうでもいい部分なのですが、
なにかをどうでもいいと言いだすと全部どうでもよくなります。
だから日本語版だけスタートボタンの下が不細工に何ピクセルか空いちゃう。
回避策は絶対あるはずなのに。
あまりそれが繰り返されると「こっち見てない」というお客さんの不信につながるのですが……
とかこのXPのご時世でも同じことを営々繰り返しているところを見ると、
そういう企業風土なのかもしれません。MS日本法人は。
と、みんなおそらく諦めてる。
僕も言ってもしょうがないな、と思いながら言っている。
それはちょっとだけ寂しいことだと思いますけども。
……それを、寂しいとは思わない(もしくは思えない)企業風土なんでしょうね。
-----
注目の安定性についてはまだわかりません。
起動・シャットダウンはMeとあまり変わりません。
スタンバイ移行・復帰は体感できるぐらい早くなりました。
「なんだかんだ言ってもWindowsMeよりはよさそうだよ!」
……それもMS製品です(泣)
2/11 Give me... |
「自由を! しからずんば金を!」
【英訳】
「Give me liberty, or give me money.」
……訳すとショボイなあ……
2/11 変化 |
……ていうようなこと書くのは恥ずかしいなあ……
でもそれは物書きたらんとした瞬間からの宿命ですから、
赤面しながら続けます。
内容を表現するのは難しいのですが、
「あ、わかったわかった」
が、ある日突然降ってきました。
言葉では表現しにくいのですが、一応プロですから(笑)無理にしてみますと。
一つ目。
目の前の敵DFをぶち抜くことばかり考えていたのが、
ピッチ全体が見える、あるいはゲーム90分が見えそうな予感。
二つ目。
これはまた詳述しますが、僕が「サービスだ」と思って入れているスパイスが、
嫌いな方が多いらしく、そういうお客様には食べてもいただけないようなので、
少なくとも入れるなと言われた場合は入れないようにします。
三つ目。
書いてばっかりでいいんだろうか、という疑念がちょっとあったのですが、
よく考えればそれ以外になにをすんねん、という「事実」があって、
書いてばっかりでいいんだ、と改めて思いました。
四つ目。
丁寧に拾うようにします。
勢いが持ち味で、それを殺すことを凄く怖がっていたのですが、
ある程度基本の塊が上手くできているなら、撫で回すのは悪いことではないです。
ただしやりすぎは禁物ですが、もともと飽きっぽいからその心配はないでしょう。
他細かいことがいくつかあるのですが、
これらが一つ一つボロボロと降ってきたのではなく、
全体として一塊りどーんと「わかった」ことがあって、
それを現状に当てはめた具体的結果が、これらだ、って感じです。
抽象的ですいません。
-----
シンクロニシティという半オカルトが大好きなのですが、そんな折りに
おとついみたいなの書いててバーンスタインについてちょいと調べると、
「彼はオーケストラで最も興奮しており、最も冷静だった」と。
なるほど。
双方を二つとして持っていることが大切で、どちらかだけでは
足りないのですね。
あるいはそんな話を鉄っちゃんとしてると、
「剣道でも『美しい剣道』と『強い剣道』があるのだけれど、
本当の名人達はみな美しく、強く、そして個性的だ」
と教えてもらいました。
それもなるほどです。
己の理想たる剣道を追い求めるのが本当であって、
美しくあること自体も、強くあること自体も、
実は目標ではなく手段、もしくは過程。
イチローが打撃開眼したのが、
西崎投手から打ったセカンドゴロだった、
というのは有名な話です。
やはり物事の進化というのはステップ状、
頑張ってるとある日突然、なんのことはないキッカケで
「あ」
という日が来るものです。
それっぽい。
予防線張っときますと(笑)
だからってパフォーマンスがいきなり目に見えて上がるワケじゃないですよ。
イチローだってだからって.450打つようになったわけじゃないでしょ。
自分が得意としていたことのウェイトを下げる、
という意味では不安もあります。
ドリブラーが1on1でパスやクロスやワンツーを選択していこうと考えるようなものです。
ただ、別にドリブル止めるわけではありませんし、
悪い方には転がらないだろう、という本人なりの予感みたいなものはあるので、
やってみようかな、と思っています。
というより、ココ(ほえなが)でもそうですけれど、
やってみている最中です。
もう少しアクセル踏んでもいいのかもしれませんが。
行き詰まり……というほどエラソーなものではありませんが、
次のステップはどこだろう、と探していたのは事実で、
その目的地が見えたような気がします。
逆にいうとまだドリブルも全然極まってないのにそんなもん見えてくるなよ、
とか泣きそうなんですが。
-----
それはそれとしていいのですが、
逆に溜息が出てしまうのが、理想の遠さ。
僕はようやくでかいステップとしては2個目ですよ。
小ステップまで含めても4つ目。
先達はこんな苦しいステップアップを、何段階も何段階もやってるのかと思うと……
ぶるぶるぶる。
果たして消えて無くなる前にある程度の域に行けるんでしょうか?
こないだまでは距離的には近い、と思ってたんですよ。
ところがどっこい、霧が晴れてみればそこと現在地との間には、
到底飛び越えれない深い谷が横たわっているんです。
「嘘!」て感じであたりをブンブン見渡すと、
はるーか彼方ーに小さく小さく橋らしきものが見えてて、
どうやらあそこまで行って渡って回ってくれば、いけそうだ、と。
「うええええええええええ
遠おおおおおおおおおお」
ていう感じです。
でもまあ、遠さがわかったことと頑張ればいけそうな気もしなくもない
(途中でのたれ死ななければ)
ので、収穫かな、と。
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読んでる方にはあまり面白くない話だと思いますが、
本人一年後振り返って
「おお、レベル低いこと言うてるわ」
と笑えますように、と書いています。
また、「ほえなが」のコンセプトといたしまして(笑)
ながたかずひさというドロップアウテッドなどうしようもない人物が
物書きとして徐々に一人前になっていくところをリアルタイムで
楽しんでいただく、というのがありまして、
で、恥をしのんで書き残しております。
もしも、物書きになりたいな、と思う人がいれば、
参考にはならなくても勇気づけるぐらいができないかな、と。
「なんだ、こんなくだらないこと書いてるヤツでも、このぐらいにはなれるんだ」。
それが僕のミーム……
とか書くとまた変なスパイス混ぜて、と怒られるので、
今日はこの辺で(笑)
2/10 買いたいもの観たいもの |
本だったら「積ん読」ってOKじゃないですか。
あれと同じだと考えれば、読まない・観ない・プレイしないまでも、
買って押さえておく、いや、
買う
という行為自体に充分な価値があると思います。
それは、その作品自体に対価払うだけの価値がある、と自分が認める、
非常に高度な精神活動の一つですし、
また、それだけで充分楽しく、意味のある活動です。
人間の時間は有限、
作品を作品として本当に楽しむ
ことを許される作品は、相対的に見て恐ろしい勢いで減っています。
明治30年代と現代では、人々が「小説」に賭けられるエネルギーの
比率は、めちゃくちゃに下がっている。
それこそマニアならなおさら、昔ならあらゆる文芸書片っ端からチェックしたであろう
マニアの手にも、携帯電話が握られバッグの中にCDウォークマンがあり、
家に帰るとWebが待ってるわけです。
そんな中、作品本来のスタイルではないにしろ、
「あ、これおもしろそう、いつか楽しもう」
と大枚叩いて購入に至るだけでも、
それはかなりいい線行ったってことではないでしょうか。
そしてそういう、「買う価値あり」と判断できる作品に出会えただけでも、
「小さな」幸せではないかな、と。
額は少し大きいですが、
ちょいといい料理屋で食べるのと同じぐらい。
しかもこっちなら、いつでも楽しめるし。
「時間」はお金では買えません。
……なんとなく自分に言い聞かせてますが(笑)
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「ナウシカ」が出てくるのを心待ちにしているのですが、
宮崎アニメは「観たい」と同等もしくはそれ以上に「買いたい」
あるいは「手元においておきたい」と思わせる魅力があります。
事実、僕は「もののけ姫」はさして好きではないのですが、
いつもDVDコーナで買おうか買うまいか悩みます。
作品それそのものを楽しむばかりでなく、
作品を所有する楽しみ
まで存在しているあたりが、「いいもの」の証なのでしょうね。
いつかそういう素敵な作品を。
2/10 クラシック小話 |
ニューヨーク・フィルの定期演奏会、
急病のワルター(彼も大指揮者です)のピンチヒッター登板、で大成功。
それもなんとノーリハーサル。
さすが歴史に名を残すような人物はデビューも鮮烈……
というのはいいのですが、
驚くのはその定期演奏会が開かれたのが、
1943年11月14日。
つまりは昭和18年、学徒動員が発令され
進め一億総火の玉
だった頃。
前年にはB25が東京を初空襲、ミッドウェー戦で虎の子空母4隻を
大量のエースパイロット達と共に失っておりまするとも。
そうそう、9月8日にはイタリアが早々と降伏。
片や次代のスーパースターが衝撃のデビュー。
そら負けるわ。
2/9 クラシックよいとこ |
アニメソングとJ-POP!
胎教など糞の役にも立たんという奇麗な反例が今ココに。
……というのも実は冗談半分、
その甲斐あってかあらずか実は私、割とクラシックが好きなんです。
最近またクラシック聴こう病が再発して、家では割とクラシックばっかり。
ご存じのとおり私という人は
「こだわるところには病気かというぐらいこだわるが
こだわらないところには大丈夫かというぐらいこだわらない」
人なので、「天才モーツァルト以外は認めない」とか
「この作曲家は誰の演奏じゃなきゃ駄目」とかそういうのはあまりなく、
なんでも聴きます。
だってねえ、何百年も残ってる作品だもの、
「好き嫌いを別にすれば」
全部良品かつ天才の所行
に決まってんじゃん。
高校時代は岩波文庫ばっかり読んでたり、
一見ケレンミの王者みたいですが実はオーソドックスも大好きな人なのですよ?
ん。違うか。
極端から極端へ、「こころ」じゃなければ「男塾」(笑)
それでも大雑把な好き嫌いで言うと、明快な主題性のある方が好きで、
マーラーはしんどいですがチャイコフスキーとか好きです。
やっぱアニソン好きや(笑)
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わけわからんけど凄い
というのが、もちろんキライではありませんし存分に認めてはいますが、
己はやらん、という意味で。
そういうの見ると「ずっこい」と思うんですよね。
3万出させて庭見せながら目の前で作られたら、そりゃ美味いように思うじゃないですか。
俺の作りたいのは美味いカレーライスで……
ただ、ワザワザ「食べに行く」んだから演出含めて
「食べに来た」満足まで提供せねばならんのとちゃうか、という考え方はわかります。
でも、そんなことばっかり言うてるから誰もカレー作れへんし
そやから美味いカレー無くなったんとちゃうのん、
という反論もまたできそうです。
ニワトリタマゴなんですけどね。
ミラクルズはそういうカレーなのですが、
美味いものを美味いと思ってくれる方も居れば
(食べて美味いと思っていただけないのは力量不足、それはごめんなさい)
カレーか、と思って食べてもいただけない方も居ます。
それを否定するつもりはこれっぽっちもありませんが、
ただ、世の中にはカレーといえどもとても美味いカレーもあるのにな、
もったいないことをしはるな、とは思います。
(ミラクルズだけじゃなくてですよ)
ただし、カレー嫌いも世にはたくさん居たはって、
その人に無理矢理食べさせるわけにはいかない。
なら、そういういかにも刺激性きつそうなものでないものも用意するべきか、
とかも思ったり。
美味しいもの食べて喜んで貰うのが本義です。
カレーというのはあくまで選んだ手段の一つですから。
あまりこだわるのは、やっぱり本義から外れてますね。
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クラシック、てのは先ほども言いましたように
ほぼ全部「いいもの」
と、歴史と世界中の人々が営々と証明してきてくれたもの。
それはもう「人殺しはいけません」と同じような公理、
「決まってること」なので、そこに楯突いてもしょうがない。
ならば。
学べるところは学び、もし己の小さな腕で応用できることがあるなら、応用しよう。
……歳取ったなあ(笑)
高校生ぐらいの頃はとてもエライものと自分を同列に並べていたものですが……
ま、若いうちはそうでなきゃならん、反省はいつでもできる、
とか思いながら赤面するんですけど。
謙虚、というよりは落ち着いてる最近です。
……問題はそれがいい方に転ぶか悪い方に転ぶかわからないところですが、
まあ、転がってみようかな、と。
久しぶりにたくさんクラシック聴いてると、
「いいものはいい」
という当たり前の事実を改めて突きつけられ、背筋が伸びる思いです。
2/8 エディタ求めて三千里 |
書いたとおり、
「見てくれ切り替え機能は実に便利だが、
検索置換が素晴らしく貧弱で起動も少し遅め」
で、さらなる理想のエディタを求めて三千里。
先日、会社で「WZ Editor 4.0」を買ってもらい、使ってみました。
各地の掲示板などでは「3.0の方がいい」と酷評だったのですが、
試用版を使ってみたところ、さほど悪印象ではなかったので。
でも短い試用ではわからないこともたくさんありますね(笑)
○は……
・「O's」ほど簡便で多機能ではないですが、簡単な見てくれ切り替え機能がついたこと。
・エディタには実に珍しくプロポーショナルフォントでの表示をサポートしていること。
この2点は有名なエディタでもほとんどがサポートしてないので、
とても便利です。
#というかこういうのをエディタに求める方が本来おかしいのはわかってます。
#見てくれのことを言うならワープロソフト使うべきなのですが、
#じゃ超高速起動ワープロソフトとか……どこかにありませんか?
ただし。
・新規テキストを保存する時は前回保存したフォルダではなく、
強制的に「MyDocument」が指定される
という世界中でマイクロソフト以外の誰もが嫌がるこの推奨仕様(ですよね?)に
犬のように従っており、このダイヤログが出るたびに頭痛がします。
また、今まで弄ってた書類を
・「名前を付けて保存」すると(これはさすがに前回利用フォルダです)
ウィンドウサイズが勝手に変更される
という不思議体験が。
そんな必要がどこにあるというのでしょう?
3.0ではこの2点はごく普通に「前回保存フォルダ」が開き、
「ウィンドウサイズ同じまま」別名保存されていたのに。
明らかに改悪です。
しかも。
落ちる。
WinMeとノートPCという過酷なコンビ上で苦労するのはよくわかりますが、
何はさておきエディタが落ちてはいかんでしょう。
経験したのは一度だけですが、目が点になりました。
長いPC人生で初体験ですもの。
エディタが落ちたなんて。
Macでも経験がない。
後は全文を置換するのが3.0ではボタン一発だったのに、
ワザワザチェックボックスをチェックさせるように改悪されていたり、
「なんだかなあ」感が満載。
細かい点ですがアイコンも3.0の方がキレイだったと思います。
ダサイです。
僕は表示を柔軟に変えられる点が全てに優先してるので
ダメダメ点は我慢に我慢を重ねて使ってますが、
これでは「とうてい」人には薦められません。
まして実売で8000円もするんだから……
5.0、早く出してください。
どっかわからんところじゃなくて、こっち向いて作ったエディタを。
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とか偉そうに言ってみても会社のお金。
でも逆に言えば「買って」とねだった以上
「どうしようもダメだ」あるいは
「それ以上のこんなソフトがあります!」
というところまでは使わねばならん、変な義務感に駆られています。
【教訓】
仕事道具は自分で買わなきゃ駄目。
……ATOK15、買いに行こうっと。
2/7 俺憲法 |
……「俺が法律だ」という人は多いですが、「憲法だ」とまで言い切る。
相反する二つの要素「憲法」と「俺」との見事な出会い、混交、そして
アウフヘーベン。
なにがアウフヘーベンですか(泣)
ただ、俺が俺であるための憲法を自分で持つというのはすごく大切なことです。
そしてすごくカッコイイことだと思います。
よそ向きに振り回さなければ……
なんて注意書きは、本当の俺憲法を持ってる人には必要ないでしょうね。
2/7 表記から発音へ |
鯖のお寿司はバテーラ。
3人になってしまったマクース。
耳を揃えてキチーリ返してもらおか。
……半角じゃないと雰囲気でないですね。
でも、「バッテラ」より「バテーラ」の方がなんとなーく言いやすいような
気もしなくもなかったり。
ドライバ(driver)とかサーバ(server)とか、
本来はバーとかダーとかの長音も、
日常会話でのテンポからかはたまた日本語の性質なのか、
どんどん落ちていってるような気がします。
言いやすいように言いやすいように自然と変化した結果が
「音便」なら、こういうのも外来語(-er)が大量に入ってきたが故の
新しい形の音便なのかもしれません。
それとも終末の長音落ちにはなにか原則でもあるのかな?
と、考えるとこのパターンも
「発音しやすいように変化する」
音便の一つの形なのかも。
ただ違うのは、
発音が表記を変えたのではなくて、
変化した表記を発音していること。
こうして
書き言葉から話し言葉が変えられてしまう、
というのは実はものすごく画期的なことでは?
でもないか。
外来語が入ってくるときは全部そうですもんね。
とか、電車の中でマターリ考えていました。
2/6 世界の文字 |
イースター島に残る謎の「ロンゴロンゴ文字」。
浪漫ですね。
ここにあるだけでも随分多くの文字が未解読、
解読されていても現用されてない文字も多いです。
もう使われなくなった文字……
切ないですね。
そうやって歴史に埋もれるはずだった文字を、
いやその文字でそこに記された内容を、
「解読」という作業でもう一度陽の下に表し示してくれる
言語学者の人々は、とても尊いです。
シャンポリオン万歳。
ま、読み解いてみれば案外、
哀しい恋の歌だったり、
人生に悩む愚痴だったり、
「パチャレシュカ(12歳♀)萌え〜〜〜」
だったり、
「いつもどおり」
かもしれませんけども。
でも、何千年も昔のイースター島の人達「も」、
いつもどおり
だったことを知るのは、笑顔の出ることだと思います。
-----
文字というのは現在で言えばPCのOSでしょうか。
文化だ、思考を導くよすがだ、なんて偉そうに言ってみても、
Windowsがパーソナル・コンピューティングを席巻したように、
英語が「道具」としてパーソナル・コミュニケーションを席巻するのでしょう。
ただし、家電でTRONが動きサーバでUNIXが動いてるように、
適材適所の文字と言葉は残り続ける、と。
ただ、存外少ないこの一覧表を見て、
「ああ、もう充分多様性限界だ」とも思いました。
今から新しい文字が生まれることはないでしょう。
にしても漢字って奇跡的な文字ですね。
よくぞこんなヤヤコシステムが生き残ったものです。
逆に言うと、こんな非合理的システムを平然と使いこなす
人間の脳というのは、可能性無限大。
それに、日本人ってばこの偉大なシステムを丸コピーしながら、
独自拡張して適宜使い分けてる。
もう1500年も昔から。
やはりこういう国民気質っていうのは、文化が文化を呼ぶばかりではなく、
自然風土や、口伝伝承などもっと身体的文化が育むものかもしれません。
ややこしいシステムを拡張してわかりやすくした気になって
さらにややこしくして使ってるんだけど、
使いこなすと表現力世界最強。
唸りをあげろ五七五。
……まあ、いつもの風景ですね(笑)
あるいは、江戸期にでっちあげられた嘘文字だろう、といわれている
「神代文字」
と、漢字ベースに新興国家がムリムリでっちあげた「西夏文字」を
見比べてみると、やっぱり形状に自然文字ほどの
「バリエーション」
が無いような気がします。
そういう目で見るからかもしれませんけれども。
いろいろ考えて楽しいページでした。
「モジ文字」(実在)。
2/5 笑ってみたり |
余裕なのか自信なのか、
それはどちらでもいいのか。
振り返って「でもこう」だから大丈夫。
振り返ったつもりで振り返ってないときが一番マズイ。
ま、それも後からでないと気がつかなかったり、するけど。
思い出すのは覚悟、それなら負けない。
折った骨は、誰かが見てくれている時もある。
誰一人見てくれていない時もある。
それでも折るなら自分のために。
……ではないなら折らない、
というぐらいの世故は手にしてもバチは当たらない。
キット。
なにかを振り回す人より、楽しいからと笑う人の方が信じられる……
というより、横にいて、楽しい。
から、横に居ようと思う。
横に居られたいと思う。
いざ笑うとなると、実はこれが簡単じゃない。
頑張って笑おう。
2/5 スカイライン250GTm |
正しい。
何より涙ものなのがタダの廉売グレードではなく、
走るために必要な装備は一つも落とさず贅沢品だけ削っているところ。
このサッパリ感、潔さ、これこそ
ザ・スカイライン。
350GT8まで含めて120%ベストバイです。
うんうん、やっぱり日産は上向き、上向き。
腐れマーケッター共の「ヒット作がない」なんて妄言に耳を貸す必要などあらしません。
ええクルマ作ってたらお客さんは帰ってきます。
ええ、ホントにもう。
「最初からそうしろ」なんて言いませんよ。
やっぱりMTが欲しいなんて言いません。
ターボはいつだとか。
ええ、ホントに。
欲しいにゃあ……
エグっぺの車検は11月にゃあ……
それまで毎日日の丸弁当持参で
お金を貯めればなんとか……
貯まる額=一日350円一月7000円9ヶ月で
63000円。
少し足りません。
ヨシわかった!
毎日一本買ってるコンビニのパック1Lお茶@98円を止めて家から水筒を……
貯まる額=一日100円一月2000円9ヶ月で
18000円。
もうちょっとなのに……
……内外装黒一色、しょうもないギミックを捨てたGTmは、ホントに
カッコ良かったッス。
2/4 そういえばそんなことも |
一体何がどうなのですか(泣)
-----
WinCDRでお馴染みアプリックスの
社長さんを見たことがあります。
バリバリの青年実業家さんでしたよ。
さすがに社長さんだけあっておつきの者共を引き従えて来てはったのですが、
僕の注目は、今時瞳が見えないほど分厚いメガネが印象的な、小柄な女性。
秘書さんかな、と思いきや実はエンジニア、
技術的質問には彼女がぺらんぺらんと応えておいで。
ご想像ください。
小柄なメガネっ子が長くて余ってるスーツの袖の端っこから
ぐーを出してメガネのずりを治す仕草。
そして
「あ、その件はわたくしからご説明……わわっ!」
ざ・ざーっ……
滝のように膝から流れ落ちる資料。
慌てて拾い集める指先と指先が触れ合って……
「ど、どもすみません」
「いいってことですよ」
何事もなかったように続くミーティング。
それも終わり、
お客様である先様をエレベータまでお見送りです。
「どうも……」「いずれまた……」「ご連絡を……」
飛び交う会釈と会釈、
閉まりかけるエレベータ扉。
ぺこぺことひっきりなしにお辞儀していた彼女は、
最後の最後に僕を見るや
とっておきの深々としたお辞儀を……
ざ・ざーっ。
「わ、わ」
「だっ、だいじょ……
……いってしまった……」
僕は気づいた。
メガネは、彼女のシールドだ。
ずり落ちたその奥から覗くアンバーの大きな瞳。
澄み切っていた。
素のままじゃ、
日の光で焼き切れるぐらいに。
僕の心も、
灼き切るぐらいに。
-----
92%ぐらいフィクションです。
その時分(今から5年は前ですのお)は
「CD-Rライティングソフト!?
そんなもんで生計立つんかいな。
業務用だから利益率高いのかなあ?」
なんて思っていましたよ。
ウチのおかんが24倍速で飛ぶようにCDを焼きまくる時代が来るとは、
夢にも思いません。
時代なんてどこをどう流れるかわかりませんね。
彼女はどうしているのでしょうか。
案外今も資料を落としているのかも(笑)
2/3 鬼はどこ |
……と、問いかけること自体の意味さえわからない。
「自分が何物であるか」
という規定などそれ自体があまり意味がないとは思いながらも、
規定されれば楽であるから人間はそれをやりたがる。
僕ならそれは「ゲーム屋の社員」だったり「30歳独身男性」
であったりする。
そうやって見てもらえば把握してもらえば社会的に楽になることは
山のようにあり、それは失って初めて痛感する。
だがまた、同じように失って初めて痛感するのは
その規定の意味と威力の(本当の意味での)小ささであって、
「ああなんだ、こんなことだったのか」
と、半分は自虐的に、でももう半分は開放的な気分で、
嗤ったり笑ったりできる。
それでもなお人は不安に弱く、なにかの
カラ
を被りたがりすがりつきたがる。
それが中身にマッチしているウチは非常に効率よく作用するのだけれども、
人は変化する。
いつの間にか、あるいは、突然。
カラごと変えていく変わっていく、という穏やかな方法が
合う人できる人もいれば、それではダメな人満足しない人もいる。
深刻な破綻に直面しないためには自分のパターンを知っておく……
というのもカラの一つになるのか。
そもそも深刻な破綻自体が「良くないことか」と問われれば
(特に我々のようなゾーンの人間では←これもカラだが)
そうでもない
のがまた始末に負えないところではある。
笑われようが笑わせようが笑って貰うのがいい道化だ。
道化である以上方向性の違いセンスの違い能力のあるなしは
おいておくにしても、少なくともいい道化たろうという意志は直球で、
だから道化の顔は(大抵)輝いている。
道化の顔が輝きを失う瞬間はただ一つ、
道化たることに疑問を持ったとき。
それが長く続くあるいは頻繁に続くようであるならば、白粉のパフを置かねばなるまい。
逆に言うと。
例えどれほど芽が出なくても腕が上がらなくともお客さんに罵倒されようとも、
「道化たろう」という意志さえあるのなら
いつまでも大丈夫。
その道化の顔は、輝き続ける。
カラのメンテナンスに汲々とするぐらいなら。
浮き上がる疑念を振り払い忘れようとするかぶりを振り続けるぐらいなら。
拳握って自分の意志を確認する方がいい。
たったそれだけのことである。
簡単なことだ。
簡単なことだから、いつも忘れる。
2/2 太子 |
まあ言えば
島サークルがいきなり永野護の画集を出しちゃった
ようなもの。
目の醒めるような思いだったでしょうな。
地下室で地方公務員である事務方のみなさんが千円札を震えながら
数えてる姿が容易に想像できます(偏見)
今では「フェルメール通り」などという小径を周りに巡らすはしゃぎよう。
で、次は大阪支局新築記念で関西をプッシュしたいNHKと組んで
「聖徳太子展」
などというまたわかりやすい素材。
NHKがついてて引っぱり出せない国内文化財はありませんからな。
いいコーディネーターを雇ったな?
気合い入ってますよ。
玉虫厨子、菩薩半跏像、夢違観音など国宝がズラリ。
行ってみようかと思います。
日本は特に美術館博物館に気合い入れすぎですよ〜。
パリだってルーブルとオルセーは別格ですが、
オランジェリーとかピカソ美術館は
とてもカジュアルでふらっと入れる感じが素敵でした。
それと(こういう特別な展示会はしょうがないですが)
入場料は120円ぐらいでお願いしたく。
万博の国立民族学博物館なんかはとってもいい所ですがいかんせん遠く……
-----
まま上はすでに参戦済み。
「感銘受けたなあ……
聖徳太子、あんたにそっくりやで!」
「なんや気持ちの悪い。
そんなに誉めても嫁はもらわれへんで」
「細いつり目でしもぶくれ」
「もうコーナンへは行かん」
明日から僕を
「太子」
と呼んでください。
2/1 ライナックス |
-----
PS2買うだの買わないだの。
「HDD買うなら、今度出たPS2用ライナックスキット買うとお得ですよ」
「?」
「なんたってライナックスとキーボードとマウスと
EtherのボードとVGA出力ケーブルとHDDがセットで25000円!
こりゃーもうお買い得!」
「……
ライナックスって……
なに?」
「えっ!?
あの……
OSの……」
「……
リナックス?」
世の主流はどっちですか(泣)
その昔あるパワフル計算機使いに
「本場じゃあ『ライナックス』って読むんだよ」
と言われ、
そう言えばアメリカでは
HITACHI が ハイタチ
Nikon が ナイコン
と発音される事例に鑑みああそんなものかと信じてたのですが。
一昨年ぐらいにブームになった頃の紹介ではどこもかしこも
「リナックス」
だったように思いますが、どうもそう発音すると
便器メーカー
と間違えやすく……
-----
と、思ってWebで調べてみると
「ライナックス」派も古くからのパワーユーザを中心に
まだ相当の割合で居るらしいです。
また、「ライナス(Linus)さんが考え出したんだからライナックスだろ」
という意見もあるのですが、その発音自体が米国発音で、
母国フィンランド的には「リーヌス」らしく、
だとすると「りーぬっくす」の方がいいような。
てかオープンソースのみんなでポンなLinuxで、
生みの親だからといって
変なウェイトを置くのもどうかと思ったり思わなかったりも。
本国読みがいいかってそうでもなく、
AMGはドイツ語読みすると「あーまーげー」ですが、
本国ドイツでも読みは「えーえむじー」だと聞きました。
また、韓国現代自動車はHyundaiと表記し、
本国では「ヒョンデ」という読みですが、
日本では正式に「ヒュンダイ」と名乗っていたり。
ま、名前なんて「オサマ・ビンラディン」でも
「ウサマ・ビンラディン」でも「ラディン」でも
「アフガンの髭の人」でも、
「ああ、ヤツね」
とわかればいいと思うのですが、
今回は通じなかったので困りました(笑)