3/31 曇天白桜 |
駅からウチに向かう間に、
遠くに競技場の見える広い空間があります。
そこで球技場の方を見ると、全周に低くたれ込める雲。
高い空も好きですが、
低い空の地平線を見るのも大好きです。
地球が意識でき、
その大きさが意識でき、
自分の小ささが意識でき。
そして振り返ると桜並木。
満開のごくほんのりの桜色、
曇天にほとんど白。
雨の匂いの風強めに吹いて、低い雲流れます。
よい風景。
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白と黒に、ほんの少しの、色。
水墨画はやはり、実に日本の自然を表現するに
適した表現手段だったようです。
今この瞬間でしか手にできないこの風景。
文字通り、風も含めて「風」景です。
なにかを感じた時にそれをとどめておきたい気持ち。
それは様々な芸術の原動力の一つだと思いますが、
この風景をとどめる手段、我々はそれを未だ持ちません。
古くは詩が、歌が、そして絵師が頑張り庭師が燃え
近年至るや写真家がビデオカメラマンが……
そしてそろそろ3Dが、頑張っては、いるのですが。
やはり自然が一番広帯域ですね。
ウチら最も原始的な言葉屋は、
もう最初から諦めていますから(笑)
逆にどこだけを切り取ってどう表現してみせるか、
がポイントだろうとは思います。
あるいは神業のごとき抽象化能力を持つ人は、
わずか二言三言でその風景を伝えきるのですが、
でもそれはかなりの割合でその文化やその時代、
そしてその人の個性に依拠するところがあります。
もちろんそれはそれでいいのですが、
普遍性はそれでどんどん減っていく。
僕がヘタレ絵を描いてるのは、
ずっと絵と絵描きさんの、情報量と普遍性についての憧れがあるからです。
世界中誰に見せたって綺麗な薔薇の絵は綺麗な薔薇の絵。
僕らは、そうはいかない。
「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」
は、日本人だからまだ感じるものもありますが、
これを生で外国人にはべらぼうに通じにくい。
「ピザ食へば鐘が鳴るなりサンピエトロ」
じゃやっぱダメでしょうし、
そもそも明治時代の子規の感じた感興と。
今の僕らの感じでは全然違う。
でも、だからってそれを追求しすぎると、
まるで不可能な原音再生を望むオーディオマニアみたいに
なっちゃう。
中村元さんというブッダの大家がおられますが、
そしてもちろんやったはる仕事はめちゃめちゃすごいのですが、
もう、あそこまで行くと
「この電源ケーブル、メーター5万円」
と言い放つオーディオファナティックみたいな息苦しさを覚えます。
その1000万のオーディオで聴くのは
「ラムのラブソング」。
あんまりソワソワしないで。
そこまでやると、「大事な要素」の割合が極小化してしまわないか。
いや、自分はいいだろうけど、伝える相手は?
力道山は街頭白黒テレビで街の人々に勇気と力を与えたわけで、
ポイントはそこのはずです。
ポイント以外に力入れるなとはいいませんが、
ポイントに入れる力割いて、ポイント以外を飾る余裕は、
実はほとんどの場合に置いて、
ない。
話がまるでまとまりませんが、
抽象化最たるもので表現手段幅狭いからこそできる芸と言うのが、
我々言葉屋にはあるはず。
そこを頑張らんとあかんなあ、と、
素敵に水墨ティックな風景を見て思いました。
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ちょっと脱線しますと、
絵の普遍性と情報量ですが、
実はその情報量を塗り込めるにも、
普遍的に通用するだけの技術と観察にも、
べらぼうな時間と労力がかかってるので、それは当然といえば当然のことなんです。
結局「描けばええってもんやない」というのはどんな芸もそうで、
絵もそうなら文章もそう、音楽だってそうだと思います。
情報の量を少なくすればするほど、フォーカスも当たるしパンチも効く。
ただし、ごまかしは絶対に効かない。
PoetとNovelistだと詩人を高く評価する国が多いらしいですが
(そして日本もながーーーい間そうでした。
今も作詞家、コピーライターまでをそう考えると、
名声はともかく富は遙かに流れています)
それも同ジャンルの人間として当然だと思ったりもします。
決してそれで卑屈になるわけじゃないんですが、それは俺にはできんなと。
RBがQBを見るような目かな……
僕がよくこだわる音読リズムや文字の勝手な使い方も、
ケレンと言われれば返す言葉ないですが、
詩人達の手にしてるあの世界に少しでも対抗できねえものかと
用意してる果物ナイフ。
まあ生暖かく見守ってやってください……ね。
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崩れ気味の天候は好きです。
何が起きるかわからない不安と不安定さが、
弾けるばかりの太陽が照りつけ、
時が経てば夜が来るいつもの一日とは違う。
何が起きるかわからない不安感、
それは、
何かが起きる期待感。
家近くに地平から視野一杯の空が見える
公園があることを感謝しつつ、
朝まで呑んでよかったと(笑)
6時前の春景色なんて、そうでもなきゃ見ないですもんね。
3/31 昨日の続き |
人間の欲望というのは限りがないです。
ディスプレイのストレスが無くなったら、
今度はPCの音がうるさく感じられるようになり。
静音電源か?
はたまた静かと評判でしかも小さくて可愛いASUSのこのあたりに臓器移植か!?
どーせ電源で8000円とか取られるなら、これのP3用なら16800円ぐらい、
パーツはCPUもメモリもDVDもHDDも丸ごと移植でOKだから、
コストはベアボーン代しかかからないし。
そしてメイン筐体を来たるべき533P4とBrookdale-Gに空けておくとか……
でも5月か。
遠いなあ。
3月中には!と吼えてたサラブレッド出てこないしよ。
P4はガンガン値下がりするしよ。
というより最近ThinkPadでXPを使い慣れてしまい、
あれを家でも使いたく。
やっぱり安定感全然違うんですよ〜。
2000に及ばないと言われますが、それまで
98やMeを使ってきた人間には十分なんです。
しかしあの重いOSにはP3-700+256MBでは足りなすぎ……
ちょうど3.1→95の時のような
Wiltelタッグの思うツボ。
でもねでもね、ちょっと時代遅れサブマシンなんてあっても、
使わないもんなんですよ。
やっぱり最新最強の環境が一番使いやすいわけで。
鬼のようにエンコードしまくる人とかなら別でしょうけど、
そーゆー場合こそ最新最強のPCを一番重い処理に回したいわけで。
実際、ウチにはゲーム専用機+バックアップ倉庫にしようと思った
P2-333(OSは生95)
というちゅーと半端なマシンがありますが、ほとんど火も入らず……
僕にはC1もあるし。
TPも週末週末持って帰るし。
やっぱメイン最強コレ一台、の方が。
ここはぐっと我慢……
あでもねでもね、
「これはっ!」
買いって買っとかないと後で後悔することも多くてですね。
モデル末期のPowerBook165c
(STNカラーなんですが、カラーにすると火を噴くぐらい遅かった欠陥設計機)
が10万ちょいで投げ売られてた時はナンボほど買おうかと思い。
この時はもうすでにずーっとパワーもありゃ液晶もTFTの
Duo280c持ってたので「買っても意味無し!」と我慢したんですが、
後で何度も後悔し。
あとは親父が名車80系カローラ(FFの4ドアセダンでしたが)を
手放して90系クレスタに乗り換える時も
「金にならない下取りに出すなら俺が貰う……」
と言いたかったのですが自分も車買い換えた直後。
あの空前絶後のパーフェクトコンパクトセダン……
貰ってたらその後のカーライフもまた違ったものに……
とかとか妄想に浸りながらPC系パーツ屋さんを
Webで見ておりました。
だって……お店行ったら買いそうだもの(笑)
3/30 L465 |
今週はですね。調子が良くてですね。
ノイズキャンセルなアイツとの出会いもあってですね。
仕事も本人的には非常に良い具合で進んでですね。
金曜ちょうど6時過ぎぐらいにいいキリついてですね。
で、非常に気分よくみんなで飲みに行ったんですよ。
するとまたなぜか朝。
いつものごとくヘロヘロと始発で帰ってバッタリ眠って
歯医者の予約で10時になんとか起きてちゅい〜んって磨いてもらって
帰ってきてWebなとチェックするかと重い頭でPC立ち上げる、
おもむろに火が入る21インチ。
……ぅぶわぉん……
盛大に放出される電子銃の熱視線。
ぷち……ぷちぷちぷちぷちぷち……
叩きつけられる電磁の粒。
「……
もうええーーーーーっ!
液晶や液晶や!
液晶買いに行くでッ!」
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ながた実はですね。
疲れがたまるとブラウン管の出す電磁波に過敏になる特異体質なんです。
マジでマジで。
高3の受験中なんか、二つ先の部屋のテレビが点く点かないがわかったんですよ。
「消してくれええ!」
音出てないですよ、もちろん。
あのエネルギーが近くで発散されてるだけで神経が散漫になるんです。
例えるなら静かになりたい時に耳障りな音が鳴り続けてるような感じ。
てことで体調不良時にブラウン管の前に座るのはかなり苦痛だったりします。
ONになってても黒っぽい画面(スクリーンセイバーなど)ならまだいいのですが、
真っ白なエディタが開いてたりするとぶっちり電源を切りたくなり……
久しぶりにその症状のキツいヤツにぶち当たって決心がつきました。
いや、ホンマは待つつもりだったんですよ。
L565が街にあふれる連休手前ぐらいまで。
でももう我慢ならんと。
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テクノですよテクノ。クルマで行って持ち帰りですよ。
価格comで最安値通販とか、そんなノンキなことをやってる余裕すらない。
しかしいざ棚の前に立つとやはり立ちふさがる565。
やっぱこっちの方がなんとなくたたずまいがいい……
465はベゼル幅が広いんです。割合的に。
だから365や565ほどスマートに見えない。
あうーあうーあうー……
とりあえず外を歩きながら考える。
テクノ→PCXTOWN→ソフマップ→ディスクピア→とらのあな→ソフマップ→テクノ。
365ならXGAだしドットピッチ広めだしパネルは非の打ちようないしこっちで場を繋いで565を待ついやしかしXGAはs30でいつも使ってて「不満っていうほどじゃないけどもうちょっと欲しいなあ」っていっつも思ってるじゃないのそれにこれに57000円今から払うってのはどうよしかもこれにするなら1年近く前からできたわけでそれを今更それを言うなら465だって出てすぐ買えばよかったじゃんでもそれはそれこれはこれやっぱ565いいよなあでも465と比べて2万高いほどかといわれるとやっぱ難しいものがあるのだが1280*1024なら16インチぐらいがいいよな今ちょうどそのぐらいのドットピッチで生活してるわけだしそういえばプログラマーMが液晶を買って18インチはでかくて省スペースにならないと嘆いていたっけそうそう液晶のメリットは省スペースもあるんだよなそう考えれば小さいことも性能であるといえなくもなくそうそう465といえばスタパの兄貴も使ってるじゃないかそうどうせまだまだ発展途上の商品だからここはあまり奮発して高いの言っちゃうよりもこの中間機種でとりあえず一歩踏み出してみるという方向性もまた中庸の精神もまたありやなしやでもやっぱこのカジュアルさという点では365迫力という点では565で465って中庸といえば言葉はいいけど悪く言えば取り柄のない中途半端
「色は黒でよろしかったですね?」
「はい」
……買っちゃった……
決め手は
「なんか買ってくれビームが出てた」
というほとんど電波な理由。
いや、でもこういう直感って大事にした方がいいんです。
これでね、465買うぞ、っていう決意だけして家に帰って通販したりすると、
なんか変なことが起きたりするんです。
手違いで違う商品が来たり、在庫が無くて一週間待たされたり、初期不良品だったり。
「こちらになります〜」
ディスプレイを手で提げて帰れる時代になりましたよ。
クルマで来るまでもなかったと思うぐらい軽やかで。
さあワクワクの初点灯。
T960のサイドに置き、吼えろG400DH。
びゅーん……
おおっ!?
思ったよりさらにいい感じだッ!
アナログ接続のせいか少々ゴーストがあるが、
コントラストも輝度も全く問題がない!
それではドキドキのドット抜けチェーック!
……なし!!
勝〜〜〜利!!!
日頃の行〜〜〜い!!!
実はパーフェクト液晶を手にしたのは初めて。
Duo280c、535、C1、X20、s30
と必ず一か所以上あって
#なぜか赤の常時点灯ばかりなんですけど
今回も一つや二つは覚悟していたのですが。
買ってくれビーム信じて大正解。
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明るさやコントラストはもう、何も言うことはありません。
ただ、並べて比べると、
やはり色再現性や画面の柔らかさではT960には敵わない。
特に厳しいのが、圧縮率の高いjpgのブロックノイズなど。
ごまかし一切無しでダイレで見えてしまうので、すごく汚い。
CG系のサイトとか回ると特に顕著にわかります。
見えすぎちゃって困るの。
ソニーの高いテレビにAVマルチ入力したプレステの画面みたい。
いや、まあ、なんぼ進歩した最新型といっても液晶と、
二世代前とはいえトリニトロン管を積んだコンシュマー向けトップクラスCRTを
比べてはいけませんな。
あと、事前に知ってはいたんですが改めて使ってみると、
やっぱり視野角による色の変化、でかいです。
特に上下ででかいので、ちょっと椅子に座る姿勢を変えただけで
色がガラッと変わります。
CG塗る時苦労しそう……
それと、これもホントは欠点と言っては悪いんですが、
本体が軽く小さいため、ヤワなテーブルの上に置くと、
貧乏揺すりはもとよりキーボード乱打にすらふらついてしまいます(笑)
デザイン的にも下の台の部分が小さくてスマートなので、
見た目にもちょっと不安だったり。
ま、貧乏揺すりで倒れることはないでしょうけれども。
応答速度のスペックが悪いのですが、
ウィンドウでDVD(「カリオストロの城」)を見た限り、
僕にはさほど気になりませんでした。
あと、スピーカはやはりどうしようもない代物、
「ついてないよりはマシ」どころか「ついてて邪魔」というレベルです。
使わないから欠点ではないですが。
逆に思ったより良かった点は、G400とのコンビだと
「アナログで100%問題無し」
という点です。
最初出たゴーストは差し込みの甘さとかが原因らしく、
プライマリに繋ぎ直して1台だけ使ってみるとキレイになくなりました。
DVIの出せる安いGeForce2MXとか、DVI-DVIケーブルの予算も
覚悟していたのですが、当面は全く必要性を感じません。
#新しいグラフィックボードを買う時には考慮しますが。
逆に
「これよりクッキリってどうやったら出るんだ!?」
……でもひょっとしてDVIで接続すると目から鱗だったりして(笑)
でもまあ、ホントに、「これデジタルです」って言われても、
普段液晶見慣れてる僕でも区別つかないぐらいのシャープネスですよ。
すごいすごい。
**
ただ、この機種はVGAなどの入力は全て自動拡大するタイプです。
ゲームやDVDをフルスクリーンでやる習慣のある人は、
4:3の縦横比が、強制的に5:4に、ちょっと縦長にされます。
もともと液晶ディスプレイはそういう拡大に弱くて、
全体的にぼや〜んとした絵になってしまいますが、
さらに縦横比まで変わってしまうので、そういうユーザには向かないかも。
僕はゲームもウィンドウでやる人なので、気にしませんでしたが、
もし購入考えておられてフルスクリーンよく使われる方は、
ご注意ください。
**
------
てことで、当初はこちらをメインに使い、
サブにT960を繋いで、必要な時だけ両方使う2台体制を考えていたのですが、
使って3分でL465一本で行くことを決意。
今朝まで元気に動いてくれてたT960は現役引退、予備役へ回りました。
ご苦労様。
もう、机の上のすっきり感といったらもう、あーた、もう。
もう1枚欲しくなっちゃうぐらいですわよ(微笑)
確かに、コストパフォーマンス以外で全てに勝るL565が、
もう一月もすれば市場に潤沢に出てきます。
ですが、やはり価格が2万円前後上がることと、
解像度はともかく、絶対サイズは「大きければいい」というものではないことを考えると、
こちらの方がフィットする方も多いかと。
565/465でお悩みの方には、
「465でもぜーんぜんイイッスよ!」
と背中を押しておきましょう。
明確な弱点は視野角による色変化が大きいことぐらい。
トータルでの「モニタ」としての能力は天下のT960を押しのけるだけの実力。
これが店頭7万円弱、通販最安値6万円前後。
遙かに表示情報量の少ない15インチXGAの365が57000円強、
と考えるとやはりコストパフォーマンスは抜群です。
L465、エクセレンツ!!
……もう1枚、欲しくなっちゃうぐらいですわよ(微笑)
3/29 信じる信じないはおいといて |
「恐怖体験」とかの番組って、昔はもっと怖かったような気がしません?
今日ちょっとそれ系の見て、
もう作ってる方が「ネタ」のつもりで作ってるの見え見えで、
ホントげんなりしました。
出演者も全部そう、ロケも全部そう、スタジオもみんなそう。
いや、ネタならネタで笑い飛ばし方向のバラエティにするっていうのは
全然ありで、それはそれで面白い番組になると思うんですが、
それでもない。一応、笑いは抜きにしてある。
でもネタ。
川口浩探検隊とか、矢追純一UFOものとか、
あれも全部ネタだし僕らも子供の頃
「ネタだ」
と思ってマジェスティック12の顔写真眺めてましたけど、
もっと番組としては面白かったように思えます。
それは自分が成長して醒めてしまったからか、
情報が錯綜する現代で「もうそういうのはええやん」と社会が飽きてしまったのか、
それとも番組の作り自体の質が落ちてるのか。
今日見てて、一番目と二番目も確かにあるけど、
実は三番目が最大の理由なんじゃないかなあ、と。
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ああいうのって、「好きな人」っているじゃないですか。
ホントにいっちゃってる人だと社会性ないからダメだと思うんですけど、
信じる信じないは別にして
「本当に好きな人」
が作らないと、何も伝わらないと思うんです。
「『ムー』の編集者は『本物』かそうでないか」
という議論をしたことがあるのですが、
彼らは、
「信じる信じないはおいといてああいう話大好き」
という人々ではないでしょうか。
#中には何人か本物の方も……あいやいや。
特にテレビというメディアは最近二極分化激しくて、
プロXみたいに「そんな話どこで拾ろてくんねん」というほどねちっこい番組も
依然ちゃんと存在する一方、
本来好き者が好きなように作れるはずのこういう番組ですら
「まあこんな感じでええやろ」的作りも目につく。
信じない人にも、
「こんなん嘘や嘘や」
と言わせながら結局番組を見せる。
それは素晴らしい芸だったんだな、と今頃改めて思いました。
エネルギーかけて行きましょう!!
3/28 ポーランド戦 |
中田と小野はいいんですよ。
思い出してくださいよ、W杯ジャマイカ戦。
シンジが入った瞬間にワンツーで右サイドをキレイに駆け上がり
そしてクロスを入れたヒデ。
得点にはなりませんでしたが、
そこまでトップ下でまさに孤軍奮闘を強いられていたヒデが、
一番自由にプレーできた瞬間。
中田は個人能力が抜群に高いので、
単独突破もしくはトップを使うプレーが目立ちますけど、
彼自身を「使う」ことができると、
もっともっとチーム戦闘力があがる。
で、それができるプレーヤーはシンジしかいない!
左開きの得意なヒデと中へ行けるシンジの
ポジションチェンジも効果的。
てことで右でも左でもいいんですがとりあえず
小野と中田はセットで使うのがよろしいかと。
中田の先制点、シュートもよかったですが
その前の市川へのロングパスが最高でしたね。
どんぴしゃりびしゃあーっ!
さすがヒデ〜〜〜!
2点目もまた小野のパーフェクトロングパス、
そいつをまた市川がいい最高のクロス!
高原が一発目スカしたのはまあご愛敬、決めればいいんです、決めれば。
あの泥臭ーく諦めないところ、高原のいいとこですよね。
そうそう、高原と鈴木のコンビも悪くないですよね。
ともに強引型なんですが、2トップコンビネーションがちらほら見えました。
プレースタイルが似てるのが逆にいいように働いてるように思えます。
あ、あと市川。
さすが本職。右は市川で決まりでしょう。
ディフェンスの安心感もあるし、縦突破もこなれてるし、
なによりも一撃必殺のピンポイントクロス。
やはりサイドの選手は縦突破も大事ですがクロスの精度がなにより大事ですよ。
ウクライナ戦でも俊輔−市川−俊輔の大回しがありましたよね。
最後の最後で本命登場、という感じもしますし、
トルシエ変態3-5-2が本格派WBでも大丈夫なまでに成熟してきた感じもします。
(右にボランチタイプを入れて無理矢理バランスを見なくても大丈夫)
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ユニフォーム、僕は襟無しはあまり好きではないんですが、
最近強いからかカッコ良く見えてきました。
背番号のフォントもちょっとデジタルで日本っぽくていいと思います。
さあ、こうなってくると10番は誰が背負うのでしょうか。
ナカタには7番が、オノには14番がいいと思いますが……
俊輔?
でも、番号はコロコロ変わるより、
高原の19、柳沢の13、稲本の5、浩二の16……
となじみの番号があるほうが愛着が湧いていいですね。
-----
ま、「やっぱヒデ」というのがこの試合のハイライトじゃないでしょうか。
パルマの監督の言うてること、
「ナカタにはトップ下としてのクリエイティビティがない」
んなこたどうでもいいんです。
その代わり抜群のキープ力ディフェンス力視野フィジカルロングパス精度
そしてシューティングパワーがあるではないですか。
彼をトップ下で使わない、
それは己のコンセプトに柔軟性と汎用性のない証以外の何者でもなく、
ましてや試合に出さないなどというのは、
マーク=マグワイヤを擁して
「4番にはなによりもアベレージが必要だ」
などと抜かし試合に出さないような
『阿呆』
です。まったくもう。
ポーツマス人もいいかげんにしないと国交を断絶するよ。
日本代表の正GKよ?
もう二度と来てくれないようなスーパースターなんだから!!
まったくもう。
まとにかく快調快調。
ウクライナやポーランド、W杯に出ようか出まいかって
ヨーロッパのチームに、じぇんじぇん負けそうにないもの。
緊急クラシック3バックのテストテストで日本中が泣きそうになってた
4年前とはえらい違いです。
まったくもう(笑)
3/27 あほ・ーるにゅーわーるど |
僕はアニメソングが大好きです。
特に最近の完全に曲提供側が主導権もってるものや、
ちょっと昔の一般客にも売りたいぜもの、じゃなくて、
もう、ど真ん中、歌詞にタイトル入ってる専用曲。
これ最高。
「キン肉マンGo Fight」ですよ。「翔べガンダム」ですよ。
ええ、もう、そのものズバリ
「宇宙戦艦ヤマト」
ですとも。
別に男の子向けでなくても、「ラ・セーヌの星」であったり
「魔法少女ララベル」だったり。
まずテーマがこれ以上ないぐらい明確です。
何が言いたいかすぐわかる。
「燃えあがれガンダム」
せやな、燃えなあかんな、と。
しかも基本が「煽り」なので、サビにかけて
一直線に盛り上がっていくじゃないですか。
曲も歌詞も。
気分が高揚しますな。アドレナリンが出ますな。
ヤマトの二番なんかあれですよ。
「燃えるロマン」
ときた。
ほとんど軍歌ですよ、軍歌。
だからこそ燃えるんですけども。
燃えてばっかりですが。
でも、ポップスというのはちゃんとした歌(笑)と違って、
「なんとかしよう」感がないとダメだと思うんですよ。
精一杯感というか。
#ホントはどんな歌でもそうでなきゃダメだとは思うんですが
#それはきっと好き嫌いなので
アニソンは文字通り「テーマソング」として
「とりあえずなんとかして客の興味引かなきゃならん」
という使命を背負っているので、
それが迫力を呼ぶのではないでしょうか。
ちんたらちんたら惚れた腫れた歌ってるより、
イスカンダル行った方が、悪魔超人と戦った方が、
フランス革命に巻き込まれた方が、
ドラマがあるじゃないですか。ドラマが。
てことで好きなのですが。
アメリカにはアニソンみたいなのはないんだろう、
って勝手に思っていたのですが、ここにあったではないですか。
しかも文字通りのアニソンだ(笑)
それもやっぱりちょっと嫉妬するのが、
こういうのは普段やらないくせに、やると決めたら本気でやるから
どれもこれもいい曲になっててしかも普遍性がある。
さすがに名前叫ぶのはほとんどないですけど、
ちゃんと本編との絡みもってるアニソンのくせに。
本気のアメリカ人は怖い、といういつものヤツです。
「A Whole New World」とか、ええ曲ですなあ……
デュエットなんですが、これを英語のまま一緒に歌ってくれる
素敵な人が現れるその日目指して練習しよう、
と思いつき聞き取りながら歌詞カードを作ってみる昼休み。
(泣)。
あ、「アラジン」の歌です。
ダメですよ、高原兄、名古屋で活躍中とか
「今日も朝からヘアーの乱れをせっせとせっせとフォトレタッチ」とか
歌い出しちゃ。
そんなこったから……
もう止めよう、枕を涙で濡らすのは。
……(涙)☆。
3/26 ノイズキャンセリングヘッドホン2 |
注目の電車の中ですが、結構効きます。
静かな部屋の中で聞く音量でもなんとか聞ける、っていう感じ。
逆に音量を絞れば、音楽はさほど聞こえてこないけど雑音も消される、という感じに。
「ゴーッ」という風切り音とかはよく消えます。
「ガタンゴトン」という音は消えにくい。
「周囲の音はちゃんと聞こえてるけど、音楽だけがずいぶん大きく聞こえる」
というのは、
オープン型の周囲の音の聞こえ方+密閉型の音楽の聞こえ方
のような感じで、ちょっと新しい感覚です。
逆に深夜、とても静かな部屋で使ってみたところ、
小さな音でクリアに聞こえる……
のはいいのですが、なんとなく押しつけがましいような気もしなくもなく。
やはり一番使いでがあるのは、
そこそこノイズのある部屋でBGMに使う場合。
会社でもエアコン音とPCノイズがほとんど消えて快適快適。
会社ではこのNC5と、CD900ST(ヘッドホン)、MDR-868(イヤホン)と
・デスクトップPCのサウンドブラスターでCDとmp3
・ThinkPadis30の内蔵音源でmp3
・E880(CDウォークマン)でCD
といろいろ聞き比べてみましたが、
一番楽でいいのはやはりE880/CD/NC5。
mp3全般との相性は今ひとつ。CDとの差が出ます。
900STでも出るのですが、900STだと「なりに聞ける」感じです。
NC5は「苦手」っていう感じ。
あくまで個人的な感想ですが。
***
これすごい個人的なことなんですが、
僕の耳変なところがあって、「全く受け付けない音」が存在します。
あまり一般的な問題になってないので多分僕が変だと思うのですが、
ThinkPads30の内蔵音源チップと相性がすごく悪いんです。
XPインストールの時に、ドライバがIntelのAC97コーデックなんとかに入れ替わり、
ずいぶん音質がマシになった(ような気がして)
「まあなんとか聞ける」まで復帰したんですが、
今日NC5接続してみるとまた我慢できない状態に。
以前にもRio500というmp3プレーヤを買ったのですが、
音質がこの「受け付けれられない」音質ですぐ使わなくなりました。
いい音悪い音ではなくて、生理的に拒否反応の出る音が、
僕にはあるようです。
***
キャンセルしてた状況から通常に戻ると、
「うわ! こんなでかいノイズがこんな身近に!」
とびっくりしますよ。
PCのファンはもちろんですが、ビデオが録画してる音とか。
耳がよくなったような気分……になります(笑)
現実にはそんなことないんでしょうけどね。
あ、それより一番の効用は、
「CDで音楽じっくり聴くって楽しいなあ」
っていうことを思い出したことでしょうか。
最近mp3ばっかでぱっぱかぱっぱか
フォルダやファイル切り替えてエー加減に聴くことに馴染んじゃってたのに
ちょっぴり反省。
しばらくは電車の中でも使い仕事場でも使い夜寝る時も使い……持ち歩きです。
シャーマンキングの人みたい。
そして現行機種、ゴーフルの缶のようにまん丸いCDウォークマンが欲しくなり。
今日の結論:
「ヨドバシをつぶせ。金が足りん」
3/25 ノイズキャンセリングヘッドホン |
ちゅ〜かね。
3/1に消音ヘッドホンのことを書いたら、
こないだ「蔵童子」で飲んだ時に黒魔術師さんがわざわざ持ってきてくれたんすよ。
で、にぎやかな「蔵童子」でも、スイッチを入れるとわかるぐらい変わったので、
これは、と。
なんと奇遇にも、旅人も当日使ってたヘッドホンがコレ。
感度高いお2人が愛用しておられるなら、こりゃ間違いないだろう、と。
で、部屋に帰って使ってみる。
効きますよ!
特に効くのがエアコンのノイズとPCのファン音。
というかこのあたり潰すようにチューンされてる、って感じでしょうか。
キャンセリングをONにすると、同じ音量でもずっと大きく=クリアに聞こえるんです。
そしてそのせいか、音場がずいぶん広い感じです。
ま、音の抜けは開放型だっていうのもあるんでしょうが、
キャンセラー自体の小さいノイズと、全体的な音の細さを除けば、
相当いいクラスのヘッドホンと戦える、と思います。
ほんとほんと。
ディズニーのCDかけてみたんですが、
最初は、「あれ?端子抜けてる?」って確認しちゃったもの。
びっくりしました。
こんな効果あるとは。
もちろん明日は会社へ投入決定。
会社で快適だったらもう一個買っちゃおうかって勢い(笑)
エアコンとPCのノイズに埋もれないようスピーカを大きめに鳴らすより、
ずっと健康的です。
単四一本をヘッドホン側に内蔵(右側)するスタイルですが、
ウェイトバランスとかは全然気になりません。
全体に安っぽいですが、まあ値段と機能考えりゃ全然OK。
弱点を強いて挙げれば高めの音は切れないので、
例えばキーを叩く音などが(これは骨伝導も相まって)相対的によく聞こえるように
なってしまうことですが、これはまあちっちゃい話。
開放型は装着感軽やかで高音もよく抜け気持ちいいですが、
音量を大きめにしないと迫力に欠ける弱点があります。
でも音量を上げると漏れがち。
こいつならその不安もいくらかは解消できそう。
会社の前に電車でCDを試してみまーす。
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こういうガジェットは大好きです。
真っ正面突破の正統派イイモノ、も大好きなのですが、
こうやって知恵と工夫で安くても同等(に近い)の便益
……そんな中途半端な言葉は止めましょう、もっと平易にいえば……
しあわせ
を与えてくれる、いやいや、
「与えようとしてくれている」
というそのハートが大好きなんです。
いいもん欲しけりゃ金を出せ、
そんなん当たり前やないすか。
出せない人にもなんとかして「いいものみたいなもの」を提供しよう。
そのスピリットが大好きなんです。
それはパチモンでもなければ逃げの一手でもありません。
歴とした力と思いのこめられた、一級品だと思います。
#SonyやHONDAはそういう戦い方が得意なメーカーですが、
#これ、あまりやりすぎると直球勝負が苦手になるんですよね(笑)
それはともかく、ステキなガジェットです。
黒魔術師さん旅人さんありがとう。
おかげで気持ちいい浪費ができました(笑)
3/24 センサー精度。 |
フラットに穏やかに居ること=ダルなこと、ではなく、
フラットだからこそ見えてくる小さな起伏への喜びがある。
それすなわち逆に世界が鮮明であるように思います。
キムチマヨネーズ味ジャンクフードに対応できる舌と、
タラの芽のほろ苦さがくるまれた優しい餡を味わえる舌。
両立はそう難しくはありません。
繊細なセンサーの方だけ備えておけばいい。
ただ、あまりに大入力ばかり入れてると
そういう波形が刻みつけられて小入力をノイズと勘違いして
飛ばしてしまうおそれがあります。
この辺、人間のセンサーは巧妙すぎ上手く働きすぎていけません。
かなりの悪臭も慣れますし、かなりの騒音も気にならなくなる。
勝手にダル側へ調整してサージ電圧を丸め、
ストレスを避けてくれる。
その丸めこみで、小入力が飛ぶ。
姿勢が大切。
忘れないこと。
無理する必要はないけども、
要らない刺激は避け目を凝らさねばならないところは凝らす。
開くつぼみにほろりとできる感性と、
(例えば)侮蔑の悔しさに静かに対応できる精神力は、
実は同源同根。
センサーが、いい精度持ってるかどうか、だけ。
振れ幅に対して的確な数字を出せれば、
そこから導き出される気持ちも行動も、適切なはず。
センサーの精度悪いから、振り切れてパニックになったり
計測不可能で無視したりしちゃうわけで。
センサー鍛えていきましょう。
庭の桜を見てまだビヨビヨは泣けませんが、
「桜、いいな」
とは思えるような今年の春間近。
3/24 もうすぐ春 |
top絵を変えてみました。
背景を描いてみようと思いたったのですが技量が伴いませんでした(泣)
なのでボカしてごまかそうとしたらあんな有様に(泣)
精進します。
四日市さんはクイーンズカップを順調に勝ち上がれば準決勝で対戦予定チームの、
控えディフェンシブハーフ。技術はチーム一駄目といってもいいのですが、
その誠実で真摯な人柄で、チームメイトから全幅の信頼を置かれる副キャプテンです。
相手監督はリードした終盤逃げ切りを図り、「一番ヤバイ選手」美緒のマーカーとして
彼女を突っ込みます。それは半ば成功、頼みのキャプテンの自由を奪われたミラクルズは
絶体絶命のピンチに。
それを打ち破る上町大地の采配やいかに!?
その采配とは別に、技量では問題にしないぐらい下なのに、
彼女が転んでも抜いても諦めずに食らいついてくる姿を見て、
我らが長居美緒が目を覚まします。
それはまさに女神の覚醒。
その意味で彼女の投入は戦術的には成功でしたが、戦略的には大失敗。
のちに監督自身も悔やむ対ミラクルズ戦3つのミスの1つとなります。
彼女のセーラー服は本来白&黒の爽やかなものなのですが、
桜並木の木漏れ日の下で、ということで。
3/23 購買パターン |
でも在庫なし! 入荷は4月下旬!?
ダメダメそんなの、ソフマ〜〜〜ップ!
在庫なし!
ダメじゃん……
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買い物ってなんでもそうですけど、
ある「閾値」があって、それを超えていると、
待てば値下がり確実だったり、
他の店でこねくり回せば少々値段が落ちるとわかってても、
「今欲しい!」
と買っちゃう。しかも後悔しない。
僕にとってはそれがLBP-880だったりG400だったりします。
今の携帯のSO210もそんな感じ。
これは一番幸せな買い物ですよね。
次は新型機後継機を予測し、待って耐えて我慢してそれが出た瞬間に買う。
C1XFはそうでした。C1XEも良かったのですが、もう出るから、
2月にチェンジ絶対するから、我慢、我慢、我慢して……
出た! 買う! 発売日!
大満足〜〜〜!
待ってる時の不安と発表された瞬間の勝利ポーズ、
そして(予約してない時の)発売日のどきどき感。
いろんな楽しさが味わえる購買パターンです。
それに次ぐのが実は
「しょうがないからテキトーなのをすぐ買う」
ってやつで、期待もしてない上に物理的にすぐ役に立ってくれるので、
それはそれで納得がいくわけです。
こないだ買った東芝のドライブとかそんな感じ。
スキャナのGT-7000もそうかな。満足してます。
諦める他無いのは
「挑戦して失敗」
っていうケースで、僕にとってはCR-Vとかそうでした。
#CR-V自体はとても使いやすいいいクルマですよ。
前のクルマがあまりに実用性の低いクルマだったので、
ここは一丁実用性の塊みたいなクルマに乗ってみようじゃねえか、
って乗ってみたら肌に合わないことこの上なし。
そういう買い物って当たれば新しい価値を見いだしたり
新しい自分の一面を見つけたり、
それこそ大げさにいえば
「人生を変える」
こともあるのですが、外れるともう、これ以上の無駄遣いはありませんね。
で、堪えるのは、上述のケースと逆。
待って待って我慢して、でも思うようなものが出てこない。
しょうがないから既存品の中から一番我慢できるものを選択した……
ら、すぐ自分ピッタリのヤツが出ちゃった場合。
ヤですよねえ。これも。
T960は実はそうで、当時SONYからFDトリニトロン(フラットなヤツ)の
21インチが出たてだったので、絶対に間違いなくNANAOからも出るのはわかってたんですが、
我慢しきれず買っちゃったら1ヶ月後にFDトリニトロンのT961が(泣)
ま、T960自体にはとっても満足してるので、笑い話にできるんですが。
L565は待って耐えて我慢して出てきた商品なので、
C1XFのパターン……
といいたいところなのですが、
待って耐えて我慢して(240シリーズをオールスルーですよ!)
出てきた商品が
「うーん……こんなもんかな……」
だったs30の例もあり、結局は
買うてみんとわからん
てところですな(泣)
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長らく、省スペースやシャープネス、目への優しさなど
メリットが認められつつも
輝度、コントラスト、色再現性、応答速度、価格、バリエーションなどで
CRTの後塵を拝していた液晶モニタですが、
昨年秋に出たNANAOのL365、それとI・OデータのLCD-A15Cが
一線を越えた
感じです。ようやく
「安物CRTよりずっといい、あとは価格だけ」
というところまで来ました。
半年しないうちにそのクオリティが、
15インチXGAクラスから16/17インチSXGAクラスへ上がってきてて。
NANAOの16インチ、L465とL365を比べると、やっぱりL365の方が目で見て
差がわかるぐらい綺麗なんです。
輝度低いのはいいとしても、視野角とかなんちゅうか「キレ」みたいなのが悪いような。
#えらい抽象的ですけど
そこで「365みたいなSXGAが欲しい!」と我慢に我慢を重ねて待ちましたとも。
で、ようやく現れた期待のルーキー565、
465と比べるとハッキリ565の方がよかったので、
(テクノでは近いところに並べられてるし、両方にちゃんとデジタルで入力されていたので)
購入意欲全開……と相なった訳です。
#それでも微妙に365ほどではない……あのパネルはすごいです。
565のデビューを受けて465が値下がりしており、
通販ならついに6万円を切りました。
565は出たてかつ品不足もあって8万円を切るか切らないか。
2万円以上の差を1インチとあの微妙な差に払うかどうかは人によると思いますが、
僕は払ってもいい差だと思います。
ただ、465は単独で見てると十二分に綺麗だし、
XGAで相変わらず5万円切るのが精一杯の365や565と比べて
現時点でコストパフォーマンスはナンバー1。
白と黒のデュアルにして「ラッテ&マカロン」と名付ける
などという阿呆なネタも今ならたった12万!
たった……
だって「たった」ですよ!
僕T960に15万払ったもの!(しつこい)
あと、1-2年もすれば
20インチUXGA(1600*1200)というモデルが、手の届く値段(15万ぐらい)に
落ちてくると思うのですが、その際にdpi鑑みると一番相性のいいサブモニタが
16インチSXGAだったり!
しかしPC世界では1年先など銀色のぴっちりした服を着てエアカーに乗る未来、
そんなこと考えこと自体今からチューブ入り電車に乗る時の酸素不足を心配するようなものです。
あるいは!
15インチXGAというのは相当に普遍性が高い解像度およびサイズ、
新しいモニタを買ったらままましんに接続しても会社へ持っていってもOKという感じ!
つぶしが利く!
ならばここはパネルそのものの魅力が一番の365に!
あう〜〜〜
あう〜〜〜
あ〜〜〜う〜〜〜
……こうして悶えて楽しめる自分が安上がりでステキ。
買えば安上がりではありません。
……しかしまあ、液晶モニタだから笑ってられますけど、
家とかマンションとか買う時はこんなもんじゃないんでしょうね。
いやまあ、そんな悩み持てる予定はこれっぽっちもないんですけど(泣)
3/23 WindowsXPでLBP-880+NetHawkN-110を使う方法 |
まずルータの設定。
DHCPで今現在NetHawkN-110に割り当てられてるIPアドレスを
割り当て除外→更新→手動割り当て、
適当に192.168.0.100とか割り当て台数外の数字に。
次はPC側。
[プリンタとFAX]→[プリンタのインストール]→
[ローカルプリンタ]にチェック、プラグアンドプレイはチェック外す。
新しいポート作成、[Standard TCP/IP]を選択。
IPアドレスに先ほど設定したIPアドレス入力。
[デバイスの種類]で[カスタム]選択、[設定]を押す。
プロトコルは[LPR]、
キュー名に[lpt1](小文字のまま!)
[LPRバイトカウントを有効にする]にチェック。
OK、次へ、完了。
Canon/LASER SHOT LBP-880を選んで、プリンタ名を適当に入れて、完了。
テストプリントゴー。
いい加減にしろお(泣)
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プリンタサーバってめんどくさいですね。
いや、素直にパラレルでつなげろというお言葉はごもっともなのですが、
s30もC1も共に、パラレルポートなどという痕跡器官が存在しない最先端ノート(泣)。
デスクトップ経由で場をしのぐこともできるのですが、それではいつまでもそれだし。
Ether経由だとデスクトップが動いてなくても大丈夫、
それに転送速度が違うから巨大なファイルを印刷する時に便利……
とか言ってそんなデカイファイルを最後に刷ったのはいつの日か。
あ、でもこれはプリンタサーバが面倒なだけで、
LBP-880はべらぼうに良いプリンタです。
ページプリンタはキヤノンです。
ファーストの速さが段違い、これで使い勝手が他社とは雲泥です。
普段の仕事で何千枚も刷る訳じゃないんだから、
トップスピード何十ppmよりも一枚目が何秒で出てくるか、
こっちの方が大事なスペックです。
いや、僕はエプソン党ですよ。インクジェットもスキャナもエプソンですけど、
レーザーはキヤノン。
待機時の動作音の静かさも特筆もの、動いてることをよく忘れるほどです。
むろんプリント結果は非の打ち所なんか無いッス。
印刷所のおねいさんに原稿渡して誉められたもの。
なんてんでしょう、いい機械って使ってると幸せになれますよね。
こないだ買った東芝のDVD-ROMドライブもこう、いい感じのがっしり感があって、
なんというかこう……さわり心地が
「しっとり」
してるんですよ。
Microsoftのマウスやキーボードと一緒。
わしゃ機械フェチか。
今頃なにを。
同人誌刷るために880のトナーを1本使い切ったのが、
密かな、してもしょうがない自慢の種です(笑)
3/23 ATOK15その後 |
びみょ〜に変な変換があるんですよ。
14は馴染むと「それは理解できない」という変換はほとんど無くなるんです。
文節の区切りがしょうがなさそうだったり、
こっちが無茶な区切りをしたり、
どう考えても入ってなさそうなカタカナ語をぶちこんだまま変換したり、
そんな時は変な変換出ますけど、それは納得できる。
でも、15はポロッ、ポロッと納得できない変換がある。
ちょっと例挙げにくいんですが、
「バックライト」が単独打ち込みで「バッくらいと」とか。
そんな日本語どこにあんねん。
#ひょっとすると14でも出て辞書鍛えただけかもしれませんが、
#それならなぜそれが引き継がれてないのかわからない。
#「バックライト」なんていかにも僕が使いそうな単語じゃないですか。
ただの憶測ですが、
話し言葉優先変換をやる際に、
特に文節の区切り方のアルゴリズムをかなり変えたんじゃないでしょうか。
時折、何でもないところでびっくりするような変換が飛び出します。
あるいは辞書の覚え方でしょうか。
僕は会話文多いので、例えば
「バッ、バッ、バカなこと言ってんじゃないわよ」
なんて文章を書いた時の「バッ」を覚えてたり。
これがねえ、ストレスなんですよ。
こっちは絶対の安心感持って打ってるわけで、
「ええっ!?」と思う。
これは10→12の時も12→14の時も思わなかった感触です。
ま、頻度低いのは低いんけど、
ウチらみたいに一日30KBとか打ってると、
日に2個や3個じゃきかないです。
もちろんそのたびに怒りにまかせてこれでもかっていうぐらい学習させるんですけど。
学習進むと効率が上がるのかなあ……
ダメだ、というよりピーキーなんです。
すごく。
覚えんでええことまで覚えたり、
できもせん細かい文節区切りを一生懸命やろうとたくらんでる。(ように思える)
できないことをしようとするより、できないことはできません、と言ってくれた方が
こっちの対応もやりやすいです。
あ、あと候補列順位が引き継がれないという仕様はおかしいですよね。
候補列順位だってどこかに記憶されてる訳だから、
そこを参照すれば引き継げるんじゃないんですか?
とか考えるとプログラム全体の考え方が変更になってて、
簡単に引き継げなかったのかなあ、とか穿ってみたり。
これ、実はかんなりでかい問題で、買って一月、
僕でもまだ失われた候補列順序を取り返してる最中です。
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反面、14から改良された点は
例えば英文字の打ち込み。
シフト押して大文字で入れると半角英数で入力してくれるのはとても便利です。
もちろんEやAでもOKなところも素晴らしい。
F10を押す回数は減りました。
また、オートコレクトみたいな候補文章の入力支援ですが、
これは14よりもさらにいい感じになってます。
変にしゃしゃり出ず、しかしいかにもめんどくさそうな
「ハァハァハァハァ……」
#なんの文章ですか
とかパッと出てくれる。この辺は進歩進歩。
ただ、個人の方が相当に鍛えられた14から積極的に、
しかも8000円とか払って乗り換えるというほどではない、かなあ……と。
13はほとんど使ってないのでわからないですが、
12とだと微妙だなあ……
同音異義語サポーターだけでも転換する価値があるかな。
あと個人的には、アイコンデザインとか候補列ボックスのデザインとか
スプラッシュ画面を強制的に見せつける変な意識とか(これは切れますが)
なんとなーく肌に合いません。
やっぱり奇数世代と相性が悪い。
さりとて14への戻し方もわからず、調べて戻すほどでもなく、
まあもう1年すりゃ16が出るだろ、と辞書鍛えに邁進してるのが正直なところです。
あ、でももちろん、新規ユーザには相変わらず
絶対のオススメであることには変わりはないですよ。
ThinkPadにXP入れた時相変わらずIMEがアホだったので変に安心したり。
教訓:「新IMEの導入は慌ててはいけない」
3/22 蔵童子 |
こうねえ、マキちゃん西やん汚いんですよ。
2部の最後は「翼をください」を合唱させるんですよ。
客に。
しましたよ。
このおおぞらに〜
ええ、もう。大盛り上がり大会でしたとも。
西やんのギター、マキちゃんの歌い方に合わせて
演じ方をガラッと変えてて、すごく新鮮かつ迫力ありました。
パワフルでハイスピードな曲には、それに合わせて激しいドライブ。
それはご想像どおり相乗効果を生み、
マキやんのヴォーカルもさらにパワフルに。
こうでなくっちゃ。
僕も仕事もこうありたいもの。
チームプレーだもの、1+1は2以上で。
終了後マキっぺ+西やんも合流してショットバー。
鉄心センセが僕より先に沈むという珍しい光景も見られながら、
話が尽きず。
西田さんが普通のフルタイム仕事持ちながら
演奏活動続けたはるのを考えれば
(しかも終了後ちゃんと飲みにも行って(笑))
自分の甘さがもう、痛くて痛くて。
「いや頑張ってはいるのですが」
というのはもう言わないようにしよう。
気がつけば朝6時。
え!? さっき8時に高槻で集合したばっかじゃん!
店を追い出されてもまだ話し足りないので早朝ローソンの前で立ち話。
ワシら高校生か。
いや、高校生より自覚と自由と稼いだ金を使ってやってる分
タチが悪いですな(笑)
-----
異業種の人と話していると、
自分の当たり前が世間の当たり前でない、
という当たり前のことが当たり前に思い知らされます。
ところがまた普遍性のある話題もあり、
それは生きることのスタンスだったり、人との接し方だったり、
より根幹の話題。そんな時には、
自分の当たり前がさほど間違ってはいない、
という当たり前のことが当たり前に思い知らされます。
自分と世界のバランスを取れて、
間違ってないという自信を持ちながら
何も知らないという謙虚な気持ちを思い出す。
ついでに翌日二日酔いで頭ガンガンお腹ぴーぴー、
人間節制が大切だ、と思い出す。
だから飲みに行くのは大好きです(笑)
3/21 立ち上がり |
あ、いや、いっぱいあるんですけど(笑)
一番大きいことを挙げると、ですね。
無駄時間が多い。
人間の集中力というのはご存じの通りそう長くは保ちません。
一発90分という定説がありますが、まあおおよそそんなもんでしょう。
本気で集中してる時はそのぐらい、長くても2時間超えると
物理的に体が悲鳴を上げます。
腹が減ったり、脳にブドウ糖回らなくなってくらくらしたり、
同じ姿勢を続けて目・肩・腰がガチガチになってみたり。
てことで休むのですが、
家でやってればもうとことんまでだらけて力を抜くことができます。
TV見るとかマンガ読むとか、精神面での息抜きもそうですが、
物理的な体の面でも、
寝っ転がる
というのはとっても楽なことですね。
いやもう、最終的には寝ちゃえばいい。
そうでなくても風呂、おやつ、あるいは散歩、アブトロニック。
ぱっと気分転換してぱっと充電してさあ再起動だ!
……と、いうわけにはいかないですよね、8時間労働だと。
そうすると休みきれずに、
なにかフカフカした変なもの抱えたまま頑張って頑張ってカスカスの中から力をひねり出し……
ということになるのです。
効率が悪い。
僕らの仕事はチームプレーなので、
一か所に集まって決まった時間やるのはしょうがないですし、
またピシッと枠を決められた方が効率のいいタイプの人も
たくさんいるので、悪いとはいいませんが、
個人的にはそれが辛い……というか、
もったいないなあ、とか思ったり。
だからって家でやっていい、ってなればなったで、
仕上がるまで一日中追いつめられたような気になってしょうがないのかも。
それも辛いなあ。
隣の芝生は青い。
無駄時間が無駄時間にならないよう、
立ち上げ特性をシャープにしていく他ないですね。
これがまた落ちる時はびっくりするほどシャープに落ちるくせに、
上がるのはなかなかで……
なんか小学校5年生ぐらいから同じ悩みを抱えているような気がします。
人間、基本性能は進歩しないものですね。
これはもう特性と諦める他無いのかもしれません。
いや、立ち上がりの遅さを逆に利用して人生を華やかに生きる!
……何に……どうやって……
ちょっとやらしい妄想が脳裏に華やかに。
もう寝ます。
3/20 s30生産中止 |
ThinkPad系各種掲示板では、以前から
「後継はない」という噂がありました。
それもフェードアウトではなく発表までしての生産中止は、
ついにIBMがB5サイズを諦めるという「宣言」。
ショックです。
ノートパソコン史上屈指の名機535シリーズの血統が途絶えるのは。
僕が相変わらず全く理解できないのは、
このサイズこのジャンルの商品を求める人は、
相変わらず絶対数として相当いるのに、
こんな決定が、しかもノートPCのオーソリティIBMがすることです。
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率は下がってますよ。
PCをほとんどの人が持ち、オフィスのほとんど全ての机の上に
A4フルサイズノートが置かれるようになりました。
5年前と比べてもまるで違う風景です。
でも、絶対数としてはまだまだ多い。
いや、おそらく増えてる。
ジャストB5サイズの存在意義は、
「完全環境をどこへでも持ち歩ける最小最軽量サイズ」
というところにあります。
僕も一時期、C1やLOOXのようなハーフB5サイズでもいけるかも、
と思ったのですが、あのサイズは逆に、小型軽量化にプライオリティがあります。
キーボードが小さくても少々遅くても液晶が小さくてもバッテリが持たなくても、
50g軽い方に価値があるサイズなのです。
このジャンルに、あまり無理な性能要求を突きつけるのは酷。
彼らは軽く、小さいことこそ性能です。
昨日も俎上に載せたA4Thin&Lightは、
確かに性能や使い勝手ではデスクトップに迫ることができます。
でも、逆に「薄さ」というデザイン要求以外でほとんど何の価値もない性能のために
犠牲にする部分が多すぎます。
ビジネスバッグにジャストフィット?
A4は新幹線のテーブルに載りません。無理に載せても液晶が開けません。
A4はドトールの丸いテーブルに載せるとコーヒーが載りません。
A4はリュックとはなはだ相性が悪いです。
これでオンザウェイモバイルが本当に実現できると思っているなら、
その人はノートPCを「自腹で」所有し本当にオンザウェイで使った経験のない人です。
ここは、狭い日本です。
家と会社を往復するだけのトランスポータブル機ではなく、
他の機能を叩き切って常時携帯性能だけを取るCE機みたいなものでもない。
ちょっとずつの我慢で、デスクトップ環境と同じものを、
常に持ち歩いてどこでも作業ができる……
それがB5サイズ。
これこそが真のモバイルマシンであり、
真のモバイラー達が必要とする
「プロの道具」
なのです。
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こうして本当に渇望するユーザ達がいるのに、そこに製品を投入しない。
こんな決定、どこをどう考えても理解できないです。
欲しい人に欲しい製品をお届けする。
それこそが「メーカー」の存在意義ではないですか。
ユーザ層の比率や日本専用モデルを用意することの効率の悪さ、
そんなものがそんなに大切なことですか。
高いブランドロイヤリティを確立して、
少量生産でも相当に高い利益率を確保して
儲ける方法もあるはずです。
陳腐化の速いPCでやりにくいのはわかりますが、
メルセデスほどではないにしろ、忠誠心の高いユーザを
大量に抱えるIBM、いやThinkPadなら可能性はある。
現にLet's note LIGHTとThinkPads30を比べれば、
(デビューに9ヶ月ぐらい差があると言えども)
絶望的な性能差が出ています。
0.96kgと1.45kgですよ?
66%のウェイトで同じ駆動時間を実現し、同じ液晶を積み、
より速いCPUを積み、しかもファンレスと来た。
66%ですよ? 3分の2ですよ?
もはや別ジャンル商品と言ってもいい差です。
それでも。
それでもThinkPadユーザ達は、Let'sとs30を並べて比べて悩むんです。
自分が買う時でなくても、友人に訊かれたとしても。
それは地に墜ちたとはいえLet'sよりは120倍マシなキーボードだったり、
カタログの数字に信頼が置ける実働時間だったり、
使えばわかるTrackPoint4の使いやすさだったり……
つまりは、「ThinkPadだから」という「信頼」が、
500gというモバイルにおいては致命的なウェイト差に目をつぶらせているんです。
そして世にノート数あれど、そんな信頼を勝ち得ているのはThinkPadしかありません。
Dynabookも堅牢で、今でもBIOS自社開発の信頼の置けるノートですが、
そこまでの愛好家がここまで大量にはいません。
VAIOの特殊シリーズ(C1や旧505系)も愛されてるという意味では負けてないでしょうが、
信頼性には「ま、VAIOだし」と目をつぶってもらってる愛され方です。
#それはそれで素晴らしいことだと思いますが
僕はThinkPad買う時に、よそのノートPCとの価格差を
まじめに考えたことはありません。
3万高かろうと5万高かろうと、ThinkPadはThinkPadだからです。
気になるのは店舗間か、より大きなThinkPadとの価格差だけ。
ここまで愛されてここまで需要があるのに、
やめる
なんて……
正直、あまりの反響のでかさに「嘘です」と言って欲しい気分です。
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ホンダに、その昔
CR-X
という素敵な小型軽量FFスポーツがありました。
今現在でも通用する美しく個性的なピニンファリーナデザイン、
ショートホイールベースとバカ軽量(今のマーチとさほど変わらない重さです)
が生み出すクイックネス、
後半にはエンジン史上に名を残す傑作B16AVTECを積み、
リッター100馬力のパンチ力で、峠でデカくダルな大排気量ターボ車を
追い回したり追い回そうとして自分がくるくる回ったりしたものでした。
ユーザ達やホンダ党、いやクルマ好きにとても愛されたクルマでしたが、
ホンダはこのクルマのコンセプトを突然止めました。
まるで関係のないオープン2シーターをデビューさせ、
「こんな市場性のないクルマ作ってられるか。
速いFFに乗りたいヤツはシビックの速いのに乗れ」
ただ楽しく走るためだけに作られたCR-X。
ファミリーカーとしても使える広くて大きいシビック。
ただモバイルのためだけに作られたs30。
ドッキングステーションとのコンビでデスクトップとしても使えるX20。
あれから10年。
今に至るもCR-Xは帰ってきてはくれません。
これからもしばらくは無理でしょう。
ホンダは何も失っていません。
ですが、
CR-Xが手にしていたものは、何も手にしていません。
「愛される製品を作る」
それ以外のどこにメーカーの誇りと喜びがあるのか、
僕は知りません。
3/19 Let's note LIGHT |
というよりお金がナッシング!
3/4月はやっぱり物入りですね。
特に僕はクルマの保険(今年で63000円ぐらい)
という大物を3/31設定にしてるので、キツいです……
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Let's
note LIGHT、見ました。
持ち上げてみると「モックか!?」っていうぐらい軽いですね。
960gはウチのVAIOC1XF(標準バッテリ状態)と変わらないはずですが、
大きくて軽いとより軽く感じるようです。
ただ、液晶両サイドのアルミ箔貼ったような板はいただけません。
円形のパッドにもなんの意味もありませんし。
B5サブノート買う客って全PCユーザ中最もうるさい客なので、
「意味のないデザイン」
はそれだけで減点です。
スルーじゃなくて、減点。
「そんな板貼り付ける暇があったら2g軽くしろ」。
それはいいとして最近ちょっと流行りそうで嫌なのが
上下に詰めたキーボード。
VAIOSRなんかもちょっとそのケがあるのですが、
あれは辛いです。
日本語でよく使うスペースキーが打ちにくくなる
(いつもよりずっと奥の方にある)
ので、ちょっとキーピッチがちっちゃいよりもずっと打ちにくい。
慣れるのかなあ?
基盤レイアウトなんかとトレードだったのかもしれず、
それならしょうがないんですが、
もし広いパームレストや変態タッチパッドとのトレードオフだったら
それはおかど違いです。
ちゃんとしたキーボードあったればこその
パームレスト、タッチパッドです。
順番が逆。
まそれでも細かいところまでずいぶん「頑張ってる感」がよく出てて、
#ファンレス設計とか、地味なようで実はすごくステキ仕様
いい感じでした。Let'sで久しぶりに「あ、いいな」と思った機種でした。
-----
最近もうホントに勘弁してくれっていう風潮に、
「12.1インチ搭載型を薄く軽くしよう」
というヤツがあります。
ThinkPad X20あたりからVAIOのR505、シャープのMURAMASA、
それから新しい東芝のDynabookSSへ。
しかもどんどん軽くなるんですよ。
SS S4なんか1.19kgですよ。
ウチのs30なんか1.45kgもあるんスよ!?
--はいここからいつものヤツですよ(笑)--
でも、キーピッチや液晶絶対サイズだけ見れば魅力あるかも知れませんが、
キーの打ちやすさにはピッチだけではなく十分なストロークも必要です。
また、12インチといえど解像度は10.4インチと同じ1024*768、
画面の使用効率はさして変わらないと思います。
無理な薄型化でバッテリにポリマー使ったりして電池も持ちにくいようだし。
あと、日本の卓上インフラ移動インフラ(つまり机と鞄)では、
やっぱA4は大きいんですってば。
感じません?
どなたかA4の(紙の)ノートお使いですか?
B5でしょ?
「多少厚くてもB5ぴったりの10.4」
っていうのが
ジャパニーズ・ジャストモバイルサイズ
だと僕は信じてますし、
535/X20/s30/C1とサイズの違う4機種を使っての実感でもあります。
ベストサイズは535、後はあれをどれだけ薄く軽くしてくれるか。
……だけでいいのに……
A4Thin& Lightというのはアメリカ中心に海外で売りやすいサイズ
だろうとは思うのですが、
せっかく偉大なる先人達が築きあげてきた
(535シリーズ、Let's のmini、旧DynabookSSシリーズ、VAIO初代505シリーズ)
スタンダードから逸脱してまで日本人に押しつけられてはたまらん、
と思います。
#無骨なA4フルサイズから降りてきた人にとっては
#カッコよく映るのかな?
Pentium4-Mが熱くて熱くて笑っちゃうぐらいでかいノートにしか入ってないとか、
水冷やろか、とか、
小さくしたらしたでVAIOUみたいなキワモノ路線、
最近いろんな話を聞くにつけ見るにつけ、
愛するB5ノートがどんどんどんどん隅っこへ追いやられてて、
とても悲しくて。
Let's note LIGHTはそんな中孤軍奮闘と言えるぐらい期待のルーキーなので、
細かいところは目をつぶって一言、
「がんばれ!」
3/18 表現 |
いや、稀じゃなくていつも。いつもいつも。
よく、
「表現」
という表現が使われるのですが(笑)
僕にはあまりピンときません。
自分自身を表現する……
そんな立派な自分自身なんかいないし。
立派になればなるほど、そんなことしたくなくなるような気もするし。
でも、表現という言葉は取りようで、
「なにかを表したい!」
という意識を持っていようがいまいが、
「ああいつものながた節」
と思われれば、それは立派な「表現」なのでしょう。
そういう意味では、よく「表現」してる方かもしれませんが……
とにかく、特に意識して
「自分はこう!」
なんてことは言うてるつもりはないのです。
あ、よく言ってますが、それはあくまで
主題、テーマ、イイタイコト
があって、それを訴えたいために
「俺はこう思う」と吼えているだけで、
その「主題」こそが大切、自分自身のことなどどうでもいいのです。
-----
いわゆる「表現者」にはいろんなタイプがいると思います。
で、僕が好きなタイプは、やっぱり同じようなタイプで、
「サービス」だったり「芸」だったり、
そして「主題」だったりするものを、見せてくれるタイプの人です。
「そういうタイプって当たり前じゃん」とか思うでしょ〜?
そうでもないんですよ。
いやむしろ割合的には少ないんじゃないかなあ。
「その人が見える」
のと、
「その人しか見えない」
というのでは、同じようで全然違う。
ま、もちろんその人を見せるタイプもたんといますし、
それが好きな人を否定してるわけではないですよ。
また……よく、それはその人の中で交差してしまったり、
周りがへんてこな方へ持っていったりしちゃうもの、ですし。
ただ、安易に「その人」を見せてなんらかのインパクトを得よう、
というのは……もったいない、と思うんです。
ダウンタウンのトーク番組は面白いですよ。
でも「ごっつ」でコントやっててくれた方が100倍面白かった。
そんな感じ。
-----
社会全体でスピードばかりがもてはやされて、
目先の変化ばかりが求められています。
そういう中では「表現」の中に
なにかの色をゆっくり塗っていく
ことが難しくなっている……ような気もします。
だからしょうがない……
とは言わずに、自分はゆっくり(気分的には)
書いていこうかな、と思っています。
時間と投入したエネルギーだけが与えてくれるなにか……
艶、みたいなもの……
も、やっぱりあるのです。
ま、謙遜抜きにして生身じゃつまんない男ですから、
なにか読んでいただくには、それぐらいはしないと、ね。
3/17 ジーパン |
僕らが小学生の頃はまだ、
「男の子は冬でも半ズボン」
などという帝国陸軍の香りを色濃く残した非科学的中世教育が
まかりとおってた時代でしたので、
学校から帰って塾へ行く時に履き替えてました。
小学校の男の子なぞどこへでもべっちゃり座ります。
トイレの後手を洗ったらズボンで拭きます。
こう見えてもながたさん小6の部活はサッカー、
当時168だかなんだかの長身(笑)と70弱の自重を活かし、
不動のポストマンとして前線でボーッと突っ立ってたものです。
汚れます。
だからジーパン。
デニムとかジーンズとかそんな呼び方じゃないですよ。
ジーパン。もしくはGパン。
以来20年、制服とスーツを除けばずっとジーンズ一辺倒。
が、こないだユニクロで3本6900円とあまりに安かったので、
生まれて初めて
自分で綿パンを買ってみました。
で、しばらく履いていたのですが、どうもなじめない。
決してトイレの後手をズボンで拭けないからだけではなく、
どうも下半身が頼んなくて頼んなくて。
それは「楽」ではなくて、僕にとっては「不安」なのです。
あと、スーツの時も思っていたのですが、
男のすね毛というものは、裸ならともかく
ズボンから覗いてると実に見苦しい。
ジーンズだとまあまあ我慢できるのは、もともとが作業着だからでしょうね。
でも綿パンやスラックスから覗いてると自分でも嫌。
と、思ってたら塩野七生の姉貴が
「男のすね毛は見苦しい!!
くるぶしまで完全に覆うハイソックスを履けハイソックスを!」
と吼えていらっしゃったり。
当たり前ですが女性陣にも見苦しいもののようですね。
-----
ながたはON・OFFハッキリするのが苦手な人です(笑)
裏表というと言い過ぎですが、
いつも自分は自分でいたいような気がします。
だから、自分が自分ではないような気にさせられる
制服とかスーツも大嫌い。
また、衣料品たるもの主人がどのような状況でもきっちり役目を果たしてくれるべきで、
「しわが寄るから脱いで寝よう」
などと気を遣わせるのは言語道断、
まして主人に折り目を整えさせて吊らせるなど、考え違いも甚だしい(笑)
てことでいつでも黙々と役割をこなしてくれるジーンズ、
あいや、ジーパンが大好きです。
3/16 鳥の目、空の心 |
また、「過程を楽しんでるからいいだろう」と、
昂然と言い放つのもまた、嘘っぽい。
というかそんな恥ずかしいセリフ面と向かって誰かに言えない。
せいぜいが
「わかりませんけど、精一杯やりました」
ぐらいかな。
それで許して貰おうとも思ってないし、
それを言ったからってどうなるっていうもんでもないのですが、
何かしゃべれと言われたら、こう言うしか。
個人的にはずっと精一杯なので、
それだけは言えると思います。
まあ、それが言えないようになったら、おしまいです。
全部。
それも全部。
逆に言えばそれは自分ではわかっているから、精一杯なんですけれども。
-----
「NOと言うことが私の誠実だ」
とは名外相陸奥宗光の言葉。
それはよっくわかるのですが、
自分追いつめられてもなお
「誰かのために」
YESを言わなければならない時はある。
それは誰かのためになっている自分に酔いたい行為だと言われればそれはそう、
でもそれが俺のスタイルだと言えばそれもそう。
プライドが一番大切な男もかっこいいと思うのですが、
プライドぐらいなら簡単に捨てる男もかっこいいと思うのです。
人はほぼ100%、そんなことまで見てないのですが。
それこそ過程と結果で、本人は過程を楽しんでいるはずです。
で、なくちゃやってられないですよ。
全てを叩き壊してすっきりするのも一つのやり方、
ドロドロを少し抱えたままでも大切な何かを少しでも守り続けるのも、一つのやり方。
でも最近はすっきりするのもいいのかな、と思ってもみたり。
壊れないものはそう簡単には壊れない。
壊れるものはそこまでのもの。
守ろうと思ったものがたいしたこと無いものだったり、
守ろうなんて自分の思い上がりだったり。
古い自分を捨てるわけではなく、
新しいパターンを追加してみる、感じで。
-----
宗男ちゃんの騒ぎ持ち出すまでもなく、
今世の中はヒステリーです。
世間全てがそうなのか、それとも
ネットやその反作用としてのマスコミなど
極一部の引っ張り手の引っ張り力が異様に高まってしまっているのか、
それはよくわからないのですが、
とにもかくにもああなります。
とりあえず自分は足をしっかり地につけていたい……
いや、ふわふわ浮いてる方がいい?
流れるままにではなく、自分が思うところにずっとふわふわ浮いてられたら。
目も、心も。
そうすればきっといいものも書けるはず。
鳥の目、空の心で。
それは……天使?
……30男のセリフじゃないですね(笑)
もう寝ます。
3/15 TrackBall vs Mouse |
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マウスをMicrosoftのIntelliMouse Opticalに換装しました。
会社でも同じものを使っていますが(私物ですよ)
6000カウントのマイナーチェンジ版は初めてです。
ところがいざ換えてみるとトラックボールも捨てがたい。
大画面高精細度になるほど、
「端から端まで動かす大移動」と「一文字をドラッグする小移動」が
両立してて欲しいものですが、
トラックボールはポインタの加速が速い……というより、
「速く動かし」やすいので、加速の調節がやりやすい。
親指を優しく動かすのと、びゅーんとボールを弾くように動かすのとで、
ポインタの反応は全く違いますが、
慣れれば上手くコントロールできます。
あと、Web閲覧はマウスよりさらに楽です。
動くのは親指と人差し指の指先だけ。
手首も肘も使いません。
ですが!
ながたにとっては致命的なことに、
小移動の不得手に加えて
「(左ボタンの)人差し指の筋肉を緊張させたまま(ボールの)親指を微細に動かす必要がある」
ので、ドラッグ&ドロップがかなり苦手。
テキストライト時にはちょいと辛いです。
家に帰ってWebをパラパラ見てる時は快適なのですが、
いざ「じゃあ今日のほえなが書こう」と思うとギクシャクする。
まとめますと
TrackBall Mouse TrackPoint4(参考)
大移動 ◎ ○ △
小移動 △ ○ ○
D&D × ○ ×(今でも攣りそうです)
Web ◎ ○ ×(backボタン無いのは大減点)
文章 × ○ ○(指がホームポジションから離れない!)
といったところでしょうか。
コレ(ほえなが)を書く必要があるのでマウスに換えましたが、
トラックボール捨て難し侮り難し、というところ。
馴染んでる面もあるにせよ、今更ながらに
マウスというデバイスの完成度の高さを思い知ります。
パロアルト研のAltoは1973年、30年の時を超えて……
それがおそらくは人間の動きの理に、最もかなったものだからでしょう。
自転車やねじ回しや鉛筆のように。
時代が変わりPCの使われ方が変わっても、
PCが今の形である以上、いつまでも脇に小さなネズミが控えているようです。
3/14 予約 |
「予約」という行為がとても苦手なんです。
人生のその日その時間をそのためだけに空けておく……
そんな、生きてるんだから何が起きるかわかんないじゃないですか。
その前日に
「えと、あの、私……(いつもの)……明日、よろしくお願いします!」
なんてメールが来たらどーするんですか、一体。
来ません。
実際何があるないよりも、
「そういう可能性を潰す」
ことが、人生の面白味をぐぐーんと下げてしまうようで、
つまんなくて嫌い。
可能性、というのは実に安上がりなレクリエーション。
妄想するだけならいくらでもできる。
しかもタダ!
ところが予約一点入ってるだけで、
その妄想は、「絶対に」現実に昇格する可能性がなくなるのです。
それは、嫌です。
たとえワールドカップ日本戦であろうとも。
もちろん、わくわくどきどきして待つこと自体も
「楽しみ」なので、楽しい予約もあることはあるんですけどね。
-----
人間は、年を取るごとに可能性を
捨てて生きていきます。
もう僕はユヴェントスの10番は背負えない。
いや、まだいけるか!?
無理です。
だからこそ、少しでも可能性を失うことが嫌、なのかもしれません。
いやはや、年齢ばかりではなく、こればかりは人それぞれ、
「そこにある確実な未来」
を手に入れる方を好む人も多いです。
日本人にはそういうタイプの人が多いのかも知れません。
農耕民族はそういうメンタリティに育つのかも。
(そういうメンタリティだから稲を作り出したのか、
それはいつものごとくわかりませんけれど)
一年後には、これだけのコメがほぼ確実にできる。
でも、これ以上のコメは絶対にできない。
僕は……マンモス追っかけ続けた方かな……
安心と確実を取るも良し、
自由と可能性を取るも良し、
未来など神のみぞ知る、
どーーーっちにしてもやりやすい方で
今
を頑張るしかないですけどね。
3/13 MTV1000 |
MTV1000(リアルタイムMPEG2エンコーダ・TVチューナ付き)
が4万円弱、と。
こいつさえあればPCをテレビ&ビデオ代わりに使える。
昨日プロジェクトX録画用VHSテープが見あたらず
古いビデオでラベル貼ってないのをチェックしていたら
古いエロビデオにぶち当たり、
「あっ、樹ますみと浅倉ケイや!なつかし〜!」
などと生暖かい目で鑑賞してしまって
人生の時間を無為に費やしてしまったながたさん
としてはTVチューナ付きキャプチャボードが欲しいのですが、
4万円はなあ……
だってそれだけあれば21のテレビデオだって狙える……
……そう考えると高くないか。
つーかPCをテレビ&ビデオ代わりに使おうと思ったら常時通電が必要じゃないの。
スタンバイなんて自作PCじゃ当てになんないわよ、まったくもう。
でも、「ようやく」満足にそれができるようになったんですよね。
くっつけただけの(スーパーインポーズとかできますが)
「テレビパソコン」X1のデビューが1982年。
苦節20年。
20年か!
そう考えるとNTSCにいかに情報量が多いのかを思い知りますね。
VHSも偉大なフォーマットだ。
次のバリューPCのトレンドはこっち方向かな。
VAIOのWとか、いい感じですよね。
チューナもついてるしDVD載ってるし、で実売16万円と来た。
事実よく売れてるみたいですね。
これももちろん、付属のソフトウェアでMPEG2で録画できます。
(処理速度的にぱっつんぱっつんみたいですけどね)
昔のソフトは独自形式だったんですけど(著作権配慮?)
評判悪くて止めたようです。
#mp3対応のCDウォークマンを我慢できずに出しちゃうなど、
#最近のソニーは節操がなくてステキです。
待てよ。
じゃこれ(VAIOW)買った方がいいんじゃねいのか?
XPだしメーカパソコンだからスタンバイとかきっちりしてるだろうし
録画用ソフトついてくるし……
ダメダメ、そんなぬるいこと考えちゃダメ。
マーチにATで乗ってクルマ好きと言えようか。
最終版RX-7に72回ローン「・・・7」つけて乗ってこそ漢。
最近そういう無駄なエネルギーを費やすのが惜しくなってきてですね。
そもそもこんな不要不急のものを見に行くから欲しくなるわけで……
「買ってきま〜す」
あ、買いにいっちゃった……
しょうがない、マウスでも買って帰るか。
なにがしょうがないのかよくわかりませんがもうすぐ春ですねえ。
恋をしてみませんか(泣)
3/12 マーチ雑感 |
それはいいのですが、
しかし年に何車種も出てくる他のクルマもそのはずです。
一車種だって気合いの入ってないクルマはない……
ない……
……ヴェ……
ないはずです。
日本車の兄弟車みたいなのはまあしょうがないとしましょう。
売れグルマのスキンチェンジやどんがらだけテキトーに若いデザイナーに線書かせ
こんな外板制限でこの面なんか出るはずないじゃないですか勘弁してくださいよ
ダメだって言われるの俺なんすよ誰もそんなことわかりゃしないってどうせ買うヤツは
アルファ買う勇気のねえヤツなんだからいやアルファは買わない勇気を持ってる立派なお父さんですよ
いいから黙ってちゃちゃっとやれへいへいしょーがねーなーもーちゃちゃっ……
特定の車種を指してはいませんよ。
でも、例えば、BMWの新型7のように、
時間も金もマンパワーも湯水のごとくかけることができたはずなのに、
そしてその人材も素晴らしいメンツのはずなのに、
1枚目の写真見た瞬間から
正直に言いましょう。
ダメだこりゃ!(長介風)
というような「完全失敗作」も世に出てくるわけです。
それとこれとの差は、一体なんなんでしょう。
みんな一生懸命やってるはずなんですけどね。
愛情だって気合いだって入ってるはずなんですけどね。
運、なのかな?
でも、マーチは……先代K11の時も、今回のK12でも思いましたが、
なんにも飛び道具は使ってない
のに、抜群に「いいもの」感が出ています。
CVT、ツインスパーク、センタータンク、ミニバン風ルックス……
飛び道具満載のフィットと比べてもまるで負けてない。
それでいてデザインは「あっ!えぐっ!」と思うフィットと比べても
実はかなり思い切ってるのですが、すぐ見慣れる。
というか気にならなくなる。
フェンダーヘッドライトは目につきますが、それ以外でも
あのサイズ(横幅)のクルマでキャットウォークみたいな段付きベルトライン通してるところとか、
よく見ると異常に小さいオーバーハングとか、
結構アヴァンギャルドなんですけど、全然気にならない。
全車14インチの大きなシューズ履いてるんですが、上屋がでかいからか
走ってる写真とか結構タイヤが小さく細く見えて、それもまた可愛い。
2CVが走ってるみたい……というとほめすぎですか。
やっぱり、いいもの、だなあ。
K12の存在は、飛び道具なくてもイイモノは作れる、という証明でもあり、
飛び道具がないからイイモノを作れない、という言い訳をできなくする存在でもあります。
新車発表会本社、12色揃い踏み、参加者には5色のイメージカラーの
ハンカチーフを渡し身につけて貰ったと聞きます。
ゴーンさんはパプリカオレンジを胸ポケットに飾ってご登場とか。
その仕掛けのイヤミの無さと小粋さもちょっとニクい。
そんな可愛い真似の似合う会社じゃなかったじゃねえかよ、日産ってば!
変われば変わるものです。
また、その仕掛けが似合うのもマーチだからこそ。
初代から数えて3代目、何百万台もが世界中で愛され続けてる背景があるからこそ。
K12も偉大な先代先々代に負けずに愛されることでしょう。
今年のイヤーカーは決まり、欧州でも獲れるのではないでしょうか。
というか今年イヤーカーをこのクルマに出さなかったら、
FTOをイヤーカーにした年(オデッセイのデビュー年)
以来の大チョンボですよ、COTY。
それにしてもK11は偉大な先代を引き継ぎ、軽が10年おきに陥る
ハイパワー装備合戦路線から見事路線変更、
日本車初のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを獲り
日本のコンパクトカーの新しい地平を切り開き、
最多月販2万4千台、通算国内販売130万台、
カブリオレにレトロ調、BOX、アジアではセダンまで追加、
公約通り10年間の長きに渡って日産の屋台骨を支え続け、
自らの開いた市場に現れた強力なライバル達に追い落とされそうになったところで
期待の後継者(しかもフランスとのハーフ)が颯爽とデビュー。
本当に幸せなプロダクトだと思います。
こういう製品をお届けできると、メーカー冥利につきますね。
ご苦労様、K11。
……って、まだまだ日本中いや世界中で活躍してくれてますね。
がんばれK11、かな。
今日は3月(マーチ)12日(K12型)ってことで。
3/11 あまいごはん |
今までのコメは一体どんなグレードですか。
「3番目でこれぐらい美味いのならトップ行ってみましょう、トップ」
「それが美味かったらどうするの。
それしか食べられへんようなるよ」
おっしゃるとおり。
美味いごはんは甘い。
ごはんだけ食べててもバクバク食べれてしまう。
ごはんこそ「主食」。
メインがしっかりしてないと、何も成り立たないというもの。
-----
でも本当に、
甘いごはん=いいごはん
なのでしょうか。
昔に比べて日本人がコメを食わなくなったというのは、
#もちろん食生活の多様化が理由のほとんどを占めるにせよ
ひょっとするとコメが美味くなりすぎたからでは?
美味いものというのは、案外あまりたくさん食べられないもの。
例が「いい酒」で、いい酒になればなるほどゆっくりじっくり飲むから消費量が減り……
とか書いてみて全く当てはまらない人物が幾人も
走馬燈のように脳裏をよぎりまくったので前言撤回。
えーっと……
みかんとか。
昔に比べて一個一個は抜群に甘くなりハズレも少なくなったんだけど、
食べる個数は減ってませんか?
冬と言えばみかんを段ボールで何箱も買ったあの頃に比べて。
これは「食生活多様化」では説明しきれないのでは?
今のあまーいみかんだと、2個も食べれば
「おなかいっぱい」
ですよね。
あとよろしくないのはトウモロコシのハニーバンダム。
誰だあんな甘ったるいトウモロコシ考えた奴は。
あれ、焼くと甘くて甘くて醤油と相性悪くてしょうがない。
トウモロコシの一番美味い食い方は焼きモロコシではないですか。
一番美味い食い方が一番合わないなんて。
みかんやモロコシならまだいいのですが、
ごはんまであまーくなりすぎちゃうのはどうかと。
甘いとたくさん食べれない。
そしてごはん好き達は、「美味いごはん」もいいのですが、なにより
「ごはんおなかいっぱい食べる」
というのにご執心です。
この消費量じり貧のご時世、
農家の方は、高級品ブランド品へシフトして
少量高価格路線を狙っているのでしょうけども、
あまり甘い方へ甘い方へ、
「味のいい」方へとばかりいかないでください。
「味がないのが味」という方向性も、
「主食」という特殊な立場に立つごはんならばこそあるはずです。
あまりごはんばかりがしゃ しゃり でないように。
ごはん好き達が美味いと思いつつも
腹一杯詰め込めるようなごはんを……
贅沢言い過ぎですね(笑)
3/10 自分らしい |
自分らしいアドレス……
自分らしい電話番号……
自分らしい住所……
-----
自分らしい、というのはどこからどこまでをどういえばいいのでしょう?
「自分」にはいろいろな面も幅もあって、
一単語で表現できる「自分」なぞ、その一部分にすぎないはず、です。
僕の場合「powernetwork」でも「hoenaga」でも「miracles」でも「writer」でも
それはほんの一部分。
となるとやはり使い慣れ使われ慣れた
「nagata」
が、もっとも包括的に「自分」を示す単語かな。
わからない人には全く何の情報もないのだけれど、
わかってる人には「ああ、ながたさんだね」。
名前というものはそういうもので、
あれもこれもひっくるめた「なにか」
をトータルで指し示すための符号。
だからこそそこに価値があったり、意味があったりするわけで。
普通名詞や別のところから引っ張ってきた固有名詞では、
「自分らしい」
というには切り捨てる部分があまりに大きすぎるような気がします。
また……その単語を「自分らしい」といわれるには、
相当なことをやってないと恥ずかしいでしょうし、
それならそれで当人にとってもいいことかどうかわかりませんて。
山田康雄さん「lupin3」。
それはちゃいますよね。クリント=イーストウッドの立場がない(笑)
逆にペンネームや芸名、リングネーム源氏名というのは
「それ以外」を切り捨てるのにとても好都合。
僕も使用を検討しています(笑)
「ああ、これもながたさんだ」と思われるのがいいものもあれば、
「うわっ! こいつか!」と思われるのがマズイ(というより受け手に申し訳ない)ものもあるので……
キャッチフレーズならともかく、
「自分らしい」単語
ってなんだろう、と考えてあまりに浮かばなかったのでそんなことを。
それぐらい幅が広いと喜んでいいのか、
なーんにも持ってないと悲しむべきなのか、
それはわかりませんけど。
-----
はぁ。
月曜朝(自分内)締め切りは止めよう止めようと思うのです。
金曜ラス締めの方が絶対週末がハッピー。
でもその2日半をいつも選んじゃうんですよねい。
この軟弱者!
「セイラさんにならぶたれてもOKいやむしろぶって」
と思えるようになったのは
大人になった証拠ですか、それともまだ子供の証拠ですか。
3/9 ビールとごはん |
魚料理の「渚」。
刺身・煮付け・塩焼き
の三種類の料理法だけで勝負という剛毅なお店。
なかなか。
魚料理の苦手な母親の元育ったながたさん、
「煮付け」はどこで何を食べても美味いと思ってしまいます。
本日もカレイとキンメダイを美味しくいただきました。
白いご飯が欲しい。
一番美味しかったのは……
最後に食べた焼きたての鮭をほぐし入れた鮭茶漬け。
皮の香ばしさがたまりませんな!
マーフィーズ→青山→神座
というミナミ黄金パターンで飲みつぶれ。
土曜日は眠りこけておりました。
毎週コレや……ま、週一日くらいエエですやん。
-----
家庭によって食文化は違います。
その昔ぐらんまが酒屋をやってた我が家、食事といえば
ばばばっと食べてさっさと終わる。
鍋でもど頭からご飯があります。
食事をしながら会話を楽しむというよりも、
食い終わってからだらだらする。
別の家庭からやってきた父親はそれがなじめなかったらしく、
最後まで反発してゆっくり食べてました。
鍋もご飯を食べずに終わってからおじやを要求。
亭主関白でしたよ。結構。
外食の機会や、余所のご家庭でお食事をいただく機会に恵まれると、
「我が家はあまりに急ぎすぎだ」
と頭ではわかったのですが、
だからって体に染みついたリズムというのはいかんともしがたく。
そんなわけで強めの味付けの料理が出てくると、
白ご飯を持ってこい
ということになるのです。
焼き肉でも、すき焼きでも。
もっと若者だった頃はビールが白ご飯代わりになったのですが、
最近はそれもなんかちょっとちゃうなあ、とか思いだし。
ビールで流し込むよりも、
ビールはビールでちゃんと飲む方が美味しい。
でも空きっ腹一発目のビールの美味さ、これもまた捨てがたい。
美味しいビールは他になにも要らないのですが、
それでは体に悪い。
我々は日本人です。
美味い食事には美味いご飯。
メシが無いのに美味い食事だなどと言えるものか。
しかしコメはこれがまたビールと相性悪い。
日本型ジャンキッシュ居酒屋が隆盛を誇るのは、
実はこの妥協点だったりするからかもしれません。
ビールではないビールもしくは味付けサワーを、
キツい味の副食と共に食べる。
そして注文すればすぐに出てくる
ビビンバだのキムチチャーハンだの焼きおにぎりだの。
実際ビールもご飯も大好きな僕は居酒屋が大好きで……
-----
本当に美味いものをじっくり楽しむのももちろんステキなことですが、
なんとかしてたくさんの美味いものを一度に楽しんでやろう、という
挑戦もそれはそれで楽しいことだと思います。
あ、そういえばお好み焼きもミックス、サンドイッチもミックス、
お弁当は幕の内の好きな私。
そしてミラクルズは18人。
3/8 がんばって |
頑張って、と言われたことも多ければ、
頑張って、と言ったことも多いです。
僕は、言う方が、辛い。
だからいつも、しっかり言えない。
本当の気持ちほど口にすればするほど、
嘘になる怖さが増します。
だから下唇を噛みしめます。
僕は、物書きです。
だから僕は、物書きです。
空を震わせる言葉が、いかに力を持つかは
よく知っているのに、肝心な時には
顔を歪めて笑うほかない。
許しを乞うのは厚かましい、でも、
顔を歪めて何も言わない僕は、
精一杯そのことを考えています。
それは、ほんとうです。
出せなかった言葉、
いつか書きます。
誰かが誰かに向かって、力強く、語る言葉で。
それが今の僕の、精一杯です。ごめんなさい。
がんばって。
3/7 www.powernetwork.jp |
「ニューマシンにマウスを買おうと」
「5ボタンですよ5ボタンそうMicrosoftのコレですったらコレです、コレ
僕も最初は別に要らんかと思ったのですがブラウザのバックだけでも
これがまた便利便利特にでかい画面では便利なんですってば
ほら買ってくださいよいいから買ってくださいってばええ全く買いましょうって」
「使ってみましょう」
翌日。
「5ボタンいいッスね! 会社用にも買いたいぐらいですよ」
「でしょう!? でしょう!?」
その翌日。
「実はドメインを取りまして」
「おおっ!? なんと豪快な」
「今は簡単に取れるんですよホラ」
「……あっ……
……空いてる……」
取っちゃった(笑)
-----
今は転送サービスを使ってますので、一瞬全然違う画面が出て、
ここ(http://www2a.biglobe.ne.jp/~nagata/)へ飛んでくるだけですが。
とりあえず、とりあえず。
いずれお金に余裕ができたら(いつやそれ)
レンタルサーバでWebを持ちメールアドレスも取ると。
メールの署名とか遊び用の名刺とかカッコイイですよ。
web : http://www.powernetwork.jp/
e-mail : ace@powernetwork.jp
とかねっ!
教えていただいて、他にもいろいろ調べてみたのですが、
(「お名前.com」とか「ジャパンレジストリ」とかいろいろあります)
「miracles」まわりは全滅です。
#平井堅とは一度膝をつき合わせて話をせねばなりません。
もちろんですが「nagata」もダメですね。
「p-n」と略そうかとも思いましたが、
URLなんて一度入力したら(気に入っていただければ)
二度と入力しないものだし、
「入力しやすさ」よりも「覚えやすさ」をとってみました。
これが税込み8000円/年前後。
.jpドメインは少し割高です。
でもそのおかげでか割と空いてる様です。
#「.jp」なんてドメインが取れるのなら、
#「.co」とか「.ne」とかの第2レベルドメインの意味は?
検索しまくってると
「あれも空いてる、これも空いてる……」
と「取っておきたい欲」爆発。
「hoenaga」
とか……
ま、powernetworkの下につければいいや。
それでこその「ぱわーねっとわーく」だし!
デビュー丸6年にしてついにドメインを取りました
PowerNetwork!!
今後ともよろしくどうぞご贔屓に。
3/6 積極的無視 |
やっぱり、XPだとCPUパワーもあった方がいいんですよ。
で、正直、XP触ると98系へは安定性要求で、
2000にはインターフェイス要求で戻れない。
インターフェイス大事ですよ。
色味その他は好き嫌いあるとしても、
ポインタ乗せた時の反応がクラシックなインターフェイスと違って、
すごくわかりやすいんです。
XP触るまではちっとも平気だったながたですが、
ThinkPadにXPをインストール後は全部XPにしてしまいたい勢いです。
そうなると……CPUは速い方がいいんですよー。
あうー……マシン組みたいよー……
AthlonXPのプロセスシュリンクの(サラブレッド?)が出た瞬間に、
それの2000+とP4の2.0Aと比べて値段と安心と天秤に掛けて
購入予定、だったのですが。
最近無駄遣い多くてどうなることやら。
今日も8000円も無駄遣いしちゃいました……
何に使ったかはまだヒ・ミ・ちゅ☆
-----
久しぶりにCDを借りました。
オルケスタ・デ・ラ・ルスが「ワールドミュージック」の項に分類されていて、
ちょっと嬉しいような、くすぐったいような。
別に僕が感じなくてもいいんですけど(笑)
いや、皮肉でも吐き捨てるわけでもなく、
ホントのホントな現実として、この国では
無視
こそ一番の評価なのかもしれない、と思いました。
みんな、横見て自分の評価をオープンにします。
理解してもらえそうにない価値は秘めておく。
(持ってないわけじゃない)
爆発してから「いや実は昔から」。
そしてたいてい、ホントにいいものっていうのは水みたいなもので、
わかりにくいことも多いものです。
なぜ黙っているのでしょう?
「これいいぜ」となぜ言えない社会なのでしょう?
なぜ、みんながみんな揃って出て行くのでしょう?
商業価値と現実の価値との差は、
クッションになっている媒体のレベルの差、
だけじゃない。
それよりずっと根深い何かがある。
ネットがあり世界が近くなって、
実はあれにはそれだけの普遍的価値があった、
と後から思い知るチャンスが増えているのですが、
実は出て行く時にもう知る人は知っている。
以前藤田と本山の例を出しましたが、
ワールドスタンダードとドメスティックスタンダードにズレがあるのでしょうか。
あるとするのなら、それはいいことなのでしょうか、
悪いことなのでしょうか。
両方のスタンダードを認めるぐらい
この社会の懐が深くなっている、と喜ぶべきなのでしょうか。
それはオプティミスティックすぎますか?
でも、デ・ラ・ルスのCDは手に入ります。
日本ではなかなか見れなかったイチローも、毎日のように見れます。
やっぱいいこと、なのでしょうね。
「積極的無視」と「問題外」との間には、
ものすごい隔たりがあるようです。
同じように見えますが。
世代でしょうか。意識でしょうか。
意識だとするなら、要因はなんでしょうか。
それは、潮のように拡がっていくものでしょうか。
それともまた揺り戻しのくる単なる浪漫主義?
ジレンマです。
イチローや中田や琢磨は幸せです。
そっちの方がいいって決まってるから。
でも、
世界戦を強烈なライバル達を向こうに回し正々堂々戦っているマーチは、
(おそらく)ワゴンRの3分の1しか売れないんですよ。
おろかおろか、
ライフよりもムーブよりも売れないんですよ。
アンダルシアの峠を駆け、ニースの光を浴び、
ビッグベンを聴きアウトバーンを疾走する彼が。
なんか、
なんか、
おかしいような、
別にそれでも、いいような。
もうちょいゆっくり、考えます。
3/5 メルヘン |
乗ってる30分中、正直やかましかったのですが、
今日は割と気分も機嫌も良かったのでさほど怒りはなく。
携帯電話ぐらいの鬱陶しさで。
人はみな、ああなる可能性があって。
自分もああなる可能性があって。
30年後の自分かもしれず。
あったかい目は不可能ですが、
しょうがないかという目なら、頑張ればなんとか。
「新型マーチ、いいですな!」
「いいでしょう!?」
「14cオリーブグリーン」
「あ、僕もカードラ見てオリーブグリーン一押しかな、と。
専用色5色とも(フレッシュオリーブ、パプリカオレンジ、アクアブルー、アプリコット、ビーンズ)
いい色なんだけどね。
12cの5MTはルノー製だぜ? クリオに載ってるのと同じ!」
「いいですなあ……欧州の薫り!
あれが郊外のちいさな一戸建ての庭先に置いてあるわけですな」
「周りにはプランターのお花だらけでね」
「かわいい奥さんが乗るわけだ」
「もちろん駅に迎えに来てくれる訳ですよ。
電話掛けるとね。
『うん、迎えに行くよ!』
ところが子ネコがボンネットの上で昼寝してて」
「……」
「『あっ、あっ、どいてくれないと運転できないよ、
どうしよう……
でもネコさんの邪魔もできないし、困ったよぅ……』」
「……」
「その頃駅では
『遅いなあ……大丈夫かな、あいつ』」
「……」
「そして肩で息する半べその奥さんを『いいよいいよ』となだめつつ、
夕焼けの中を帰るわけです。
自分は助手席、膝には子ネコが丸くなってる。
はいステアリング越しの奥さん微笑みアップで
(シートリフターMaxでもちょっとしか顔出てないコレ重要)
キャッチは
『そんな二人の行進曲(マーチ)!』」
「メルヒェン!」
しょうがないかという目なら、頑張ればなんとか。
3/4 TrackBall Optical |
いや正確にはMacintoshPowerBookDuo280cの時使ってるのですが。
Duoのトラックボールは出来が悪くてねえ!
1個目は本体買って1ヶ月しないうちにちゃんと動かなくなったんですよ。
「あ、トラックボールってこんなもんなんだ」
と思ってマウス外付けにしてずっと使ってたんです。
で、キーボードかなんかがぶっ壊れてAppleのサービス代理店みたいなところへ
持ち込み修理に行ったら、
「これ、トラックボール壊れてますね」
壊れてんのかい。
で、修理して交換してもらったらまた1ヶ月でちゃんと動かない(笑)
しかも消耗品扱いで保証もなにもなかったんです。確か。
松下の「Let's note」というノートPCにはトラックボール搭載機が多く、
これで育った人々が強烈なトラックボール派になり果ては
「トラックボール搭載機を出せ」
と署名運動なんか起こす勢いです。
僕はヤな想い出しかなかったのでそういう皆さんを
「トラックボールが壊れたことのない幸せな人々」
だと思っていましたが、
最近はセンサーが光学式になって汚れに強くなり、
可動部分がなくなって壊れにくくなったとか。
それなら使ってみたいなあ……
でも、市場では人差し指ボール駆動型が多いのです。
人差し指はなるほど細かい移動がやりやすそうですが、
前はノートのポインティングデバイスとして親指でボールを動かしていたので、
親指駆動型で、できればマイクロソフト製が……
と思ってたら、この3/1に出ちゃったもので。
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今現在も使ってますが、使い勝手は……
うーん……
「不満は無いけど、別に無理にコレにする必要はないかなあ」
かな。
精度自体は素晴らしいですよ。文句なし。
光学マウスで気になるビクビク震えるような神経質な挙動もほとんどない。
ポインタの動きも実になめらかです。
(最初「んっ!?」と思うほどぎくしゃくしてましたが、ドライバを入れるとしっかり動きました)
でも、マウスをこれに代える積極的理由はあまり見あたらないです。
慣れると手の移動距離が決まってるのが便利?
だったら、ウチのキーボードはNaturalなので、
両手の間のパームレスト部分に仕込んでくれるともっといい。
#ノートパソコンみたいだけど
て、そういうキーボードがちょっと前まではいくつかあったのですが、
(今は亡き「ふぁすとばっく」などで売ってました)
いかにもチャチくさいネタものばかりで二の足を踏んでいたのです。
マイクロソフトさんには是非Natural+TrackBall Opticalのコンビ製品を。
一週間ぐらい使ってみて特に困らないようなら採用決定。
あ、ボール動かすとそのボールの周囲が赤く光るギミックが
採用されてて、これはちょっとサイバー(笑)でカッコイイです。
うーん……
よくわからない……
これって便利なんだろうか不便なんだろうか……
いっそ「ぎゃー!使い物になんねー!」物だった方がすっきりしたなあ、
なんて妙なことを思ってしまった衝動買い6000円也。
3/3 意味の爆発・雑感 |
そんな時に何よりも美味しく感じたのは
ただの白米。
それなのにまま上が腕によりをかけて作ってくれるのは
ギョーザ。
うん、ニンニクたっぷり。
(泣)
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先週は大好きな
C・ウィルソンの「至高体験」
など読みました。
コリン一番の問題点は、どの著作読んでも常に大変面白いのですが
肝心の「ほなどうすんねん」という点がいつも放り投げられてることで(笑)
だから
「日本でしかウケない著述界のビーチボーイズ」
などと陰口を叩かれるのですが、
でも日本でウケているという事実には誇りを持っていいと思います。
そらま、
「至高体験」を自由自在に繰り出せるようになる科学的方法
なんか見つけりゃ、
ノーベル賞でもビル以上のお金でもアメリカ大統領以上の権力でも
なんでも手に入りますわ(笑)
おそらく、それを自在に手に入れられるようになった人は
そういうことに興味がなくなるんだと思います。
だから科学的論理的実践的方法でそれに至る手段を、
普及しようとは思わない。
思っても「うーん、こればっかりは口で説明しにくいなあ」。
また科学がよく安易に根拠とする還元主義、
こいつがまたコレと相性が悪い。
そんな中なんとかして体系化しようとしたのが
幾分宗教的方法で、禅とかヤキ・インディアンのドン・ファンが、
って話になるんでしょうけど、今の世の中では
「回りくどいなあ!」
って話にすぐなる。
はてどうしたものだろう、
「悟り」などという不確実な物ではなく、
「意味の爆発」
とも言えるステキな体験を自由自在に手に入れる方法は。
クスリ!?
ダメですってば(笑)
それはもうクスリ使ってると認識してる時点で負け切ってるので、
疑似体験にしかなりませんわ。
人間の精神ってのはヤワですが甘くはない。
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それはそれとして置いといても、
実は至高体験自体は確かに人生を豊かにし
その人に取ってはプラスになることはなるのですが、
だからってそれと
「上手く人生を生きる」
のはこれまた別問題。
人はみな食っていかんといけませんからね。
そこで絶対的な摩擦が生じる。
たとえば、ですけど(あくまで)
僕の場合でも文章書いてて
「来た!」
という瞬間もあるわけです。
が、それは本人にとって大切なことでも、他人のハートを揺すぶるとは限らないわけです。
ま、無視ならOKなのですが、
「それがアカン」
とか言われると、それは当人に取っては
「アホがボケが」
言われるよりも遙かに堪える事象だったりします。
芸術系の人が社会性が低いのは、
これに耐えられないから、だと思います。
それは……その、彼らにとっては人格否定以上の砲撃になるのですよ。
あ、ちなみに僕個人的には
相当なところまでOKですから大丈夫ですよ(笑)
劇の経験が効いてるんです。
自分がこれや!と思ったギャグが全然ウケなくて、
意識もしてなかった役者の動かし方一つが大ウケする。
「ウケばかりはどこから降ってくるかわからへん」
そして僕はウケりゃ僕自身などどうでもいい、といえるぐらいには
芸術家じゃないんです(笑)
まそれはさておき、
そういう「意味の爆発体験」みたいなものを通じ
基本的に輝く生活を送っている人も、
触れてはならない部分は持っているわけで、
そしてご飯も食べておなかも痛くなるわけです。
決して万能薬ではない。
オタク行動というのも、
「意味」を自分のできる範囲で積極的に掴み取りに行っている、
また、掴み取れる対象を選んでいる、
と考えれば、案外有意義なことなのかも。
古典的に恋愛や自然美を対象にすることは
もちろんいいことなのでしょうけれども、
現代社会都市生活はなかなかそれを許してはくれませんからね。
いや、ホントは許されてないことなどなく、
オフィスに飾られた観葉植物の葉、一枚から
自然美に想いを馳せることはできるはずなのですが……
どうしてでしょう。
やはり、入力と雑音が多すぎて、処理しきれなくなってるのかな?
「Meets」や「関西一週間」を見てると息苦しさを感じるのは変ですか?
ま、そこまでたいそうなことを言わなくても、
なんらかの「よりよい体験」を例え疑似であろうが体験させてくれるのが
美術であり文学であり演劇であり音楽であり……
人によっては科学だったりスポーツだったり、
だとするのなら、ゲームというのは
非常に高い参加性=主人公性、
とでも言うべきものを備えており、
それは他の表現手段には存在しない。
それこそがゲームならではの表現手段としてのポテンシャルの高さだ、と思っています。
てなことで来週も頑張ろう、かな。
なんだかとりとめもなくてすみませんでした。
週末が終わるのは悲しくて。
3/2 スポーツ雑感 |
いえ〜い。
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JとF1が始まると春が来たと感じます。
週末ウォッチで感じたことなどダラダラと。
ベガルタ仙台、(vsヴェルディ)面白かったです。
岩本がイイ!
左サイド、DF抜かずに出してくる速いクロスがめちゃ効果的。
FWもトップ下シウビーニョもよくそれに対応してチャンスの山。
小村、森保、山下、片野坂、福永……
しっかり能力が把握できる実績ある選手を集めた補強も、
バッチリハマってます。
あまり大きなことを狙わず、一つ一つ勝っていけば
中位も狙える、コンセプトのはっきりしたサッカーだと思いました。
やれ三都主だ俊輔だと代表の左サイドには諸説紛々ですが、
岩本もあのパフォーマンスがジュビロあたりを相手に出せるのなら
断然クローズアップするべきですよ。
パス能力も1on1での突破能力もあるし、クロスの精度には驚きました。
小野も含めてですがオフェンシブハーフ出身のアウトサイド選手には
早い放り込みに対して消極的。
ですが、ベッカムの例を引くまでもなくいいボールが入りさえすれば、
柳沢や西澤ならそういう戦い方にも十分対応できると思います。
その辺の意識を持ち込むだけでも、岩本を呼んでみるのも面白いかもしれません。
仮にも昔10番を背負った選手ですしね。
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ジュビロvsグランパス戦。
「良質のサイドアタック抜きでは点が獲れない」
ジュビロ、ついに中央には低い位置に福西を置いたきり。
トリプルボランチというよりも、
両サイドに前後二枚のアタッカーを置くダブルサイドアタッカー。
前はアタッカー、逆サイドボールの場合は中央へ切れ込む、
後ろはアタック・ディフェンス兼で、低めのサイドディフェンスにも積極的に参加する形。
ウチ(といえばミラクルズ)で言えばこんな感じ。
可憐 胡桃
ありす ナナ
流乃 美緒 ユミ姉
蘭 もも 明日葉
忍
試合開始前、フォーメーション図を見た時は
「なんてオフェンシブな!」
と腰を抜かしましたが、なかなかこれがどうして守備のバランスも悪くない。
攻め込まれると5バック1ボランチ6人で守ります。
2バック逆アウトサイド1ボランチで中央固めて、
ストッパーとアウトサイドがボールを追いに行く。
#ただ、明らかに攻撃・守備共に中央が薄いので、高速カウンターなんかに弱そう。
ユーヴェのリッピ監督が前回スクデット時に
「ディフェンスは6人で壁を2段作る」
とか言ってました。
まさにそんな感じ。
代表の3-5-2よりもサイド守備の安定感があり、
攻撃時の左右のオプションが増えていて、
「これはこれで!」。
トルシエ3-5-2の弱点はもう明らかになってるとおり、
劣勢の試合で5バック2ボランチが守備に張りつき、
トップ下と2トップが中央高めで孤立する点。
これなら6人が守備に回ってても、
バランスよく前に2人、両サイドに1人ずつ残る。
今の代表なら4人いれば少ない手数で決定機を作れると思います。
カウンター狙い、ではなく、少ないチャンスの活かしやすさ、
という意味でウォッチしてると面白そうだ、
と感じたフォーメーションでした。
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僕がフォーメーションをやかましく言うのは
我々は日本人だからです。
日本人のメンタリティとして、
「己の仕事は死にものぐるいでやるけれども、
その全体における意味をあまり深くは考えない」
という特性があります。
今の代表の3-5-2のアウトサイドはそういう意味では
非常に役割の難しい、
「今チームがこういう状態だから守備をしよう」
という判断をゲーム中常に迫られる職場ではないでしょうか。
左・小野、右・波戸という成功例にしたところで、
要するに小野は左オフェンシブハーフのつもり、
波戸は右サイドバックのつもり、で明らかに左肩上がりで
微妙に成り立ってるだけです。
小野は右もできるからって右へ入れて左に三都主、
そんなん100%成り立たない。
状況に応じて自分の求められる仕事を速く・的確に判断できる選手
ばかりではありません。
そういうのは苦手かもしれないけど、
これをヤレと言われたことをピシッとやるなら天下一品。
そんな選手もたんといるわけで。
だからって今からフォーメーション変えろとか
言ってるわけではないです。
弱点を把握した上で、選手の個性把握した上で、
このポジションはこういう特性だからこう、
という選び方をしてほしいなあ、と。
んなこた代表スタッフは1200%わかっているのでしょうが、
「FC東京4発! 小林、代表へ名乗りあげ!」
とかそういう無邪気な報道を見てると
この国でやるワールドカップは一体どんなことになるんだろう、と
いくらか不安になったりならなかったり。
三都主騒ぎとか。
三都主はもちろん素晴らしい選手ですが、代表のアウトサイドがどれほど
「やってみやんなわからへん」
ポジションか忘れたとは言わせませんよ。
名波や藤田でさえフィットしなかったんですよ?
あと3か月ですよ。
まったくもう。
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F1開幕。
ミカ・サロがウエーバーを追いつめた時は叫びました。
「行け!サロ!」
スピンして離されちゃったのはご愛敬。
右京のドライブで2位になったルマンを思い出したり。
サロっぺは奥さんが日本人だったり、
ヤマハエンジンにずーっと乗ってたり、
日本に縁の深い人なので好きだったり。
人、良さそうだし……
やっぱりフルチームだと応援にも力入りますねえ。
ホンダ……
フジテレビのオーガナイズ能力に翳りを見るのは僕だけでしょうか?
本編前後のイベントは寒々しくて見ていられませんでした。
フジF1中継といえばもっとあかぬけたカッコイイ絵面を提供してくれてましたよ。
イヤミなぐらいその辺突いていたのが、あのブームを呼んだんだと思いますが。
予算が少ないとかそういう問題ではなく、センスガタガタです。
人材がいなくなってるのかなあ?
ああいう「琢磨がんばれ」みたいなノリでいくんなら、
呼ぶゲストは菊川怜じゃなくてお母さんでしょうが。
それにしてもミハエル・フェラーリは速く。
あれで去年型ってんだからF2002はナンボ速いねん、と。
BMWのエンジニアは地団駄踏んでるでしょう。
見るからにストレートでは別格に速いんですけど、
コーナーとブレーキではまるで遅い。
クソミソに速いウィリアムズ・ルノーに立ち向かったホンダエンジニアの
切歯扼腕を思い出したり。
今年もミハエルかなあ……
ここまで来たら5回目のワールドチャンプを獲って、
我々を歴史の証人にしてもらいたい……
いやそれではオモロないし……
ああ、いなくなるとミカの存在感の大きさを思い知るなあ……
実は今季はバリチェロが最大のライバルだったりして。
でも素直に、琢磨とトヨタには頑張ってもらいたいものです。
あもちろん、ホンダとブリジストンにもですが。
3/1 雑音 |
ただ、これ系の「逆位相発射式消音」は、
「音はしないけど圧迫されてる」
みたいな感じになると聞きました。
音は消えてもエネルギー自体は残ってる、とか。
確かU13ブルーバードかなんかに、アクティブなんとかかんとか、
ってコレに似た装備が積まれた時に、
そういう批判が出たような。
正しいところはよくわかりませんし、
使ってみれば案外イイモノかもしれません。
試せるところないかなあ。
雑音は確かにストレス源ですが、
でも雑音があるからこそ和らぐ、という側面もきっとある。
不純物たっぷりの高原の石清水の方が、
超純水よりも体に良い……でしょう、きっと。
消音はまた、人間が動物として持っている本能、
「周囲警戒センサーのレベル」を上げてしまうような気がします。
音が聞こえてこないから、小さい音でも聞こうとする。
逆に耳に使われるエネルギーは、増える。
そういう意味では、耳栓よりもヘッドホン、
音楽流したりしての無理矢理集中の方が好きです。
まあそれも、臭いトイレにキンモクセイ、みたいなもので
「臭くはないけど息苦しい」
時もよくあるのですけど。
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夜の寝室。
安静にして、無音に近い状況で思考を巡らす。
それでいい思考が閃光のように浮かんでくる……
ばかりではありません。
悪い思考も雪崩のように止まらない。
精神活動というのは、
ピーキーならいいかというとそうでもなく、
そこそこダルな方が扱いやすくていいのかもしれません。
ゆったりポツポツ出てくるから、
まとめまとめ先へ進める。
暴走してぴゃーっと行っちゃって違う違う今はこれは関係ない、
こっちこっち、またぴゃーっ……
まあ、それはそれで楽しい時もあるのですが。
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あと、雑音に囚われたくない、と消音ヘッドホンを被ってる時点で、
雑音に囚われているような気も(笑)
高校の同級生のS君という秀才は、
自部屋もなく、台所のちゃぶ台の上で勉強してました。
それも、おばあさんが大きな音でTVを掛け、お母さんと妹さんがおしゃべりをする横で。
そして東大へ。
自分ばかりみてると、ありとあらゆることに文句のつけどころがあります。
人間、本気でアタックする対象があれば少々の環境要因は吹き飛ぶもの。
問題は、「雑音」よりも、
「雑音が気になる」ことの方かもしれませんね。