6/30 優勝は、ブラジル。 |
いかにカーンに魂あれど、いかに全員サッカーで前へ前へといっても、
あそこまで選手が居ないとどうしようも無かったですね。
2点目は豪快にオーバーラップするWBに3バックが引きつけられて、
リヴァウドがスルーしてロナウドがクリアーにシュートを撃つという
美しい点。
あれを100%決められるのがロナウドの恐ろしいところで、
あの状況下で「スルー」という選択肢を選べるのがリヴァウドの恐ろしいところで、
オーバーラップかけられたらみんなでワラワラとケアせざるを得ないのがカフーの恐ろしいところで。
あれはもうしょうがない。
それより象徴的なのは1点目。
ここまでどころかこの試合中でも何本、何点止めてるかわからないカーンのミス。
多少スリッピー、シューターがリヴァウド、とは言ってもミスはミス。
もう、カーンのミスで先制されたらもう、それもまた
「しょうがない」
でしょう。
でも、ドイツの問題は選手層の薄さとかそんなことじゃなくて、
一点目を獲られてからガラガラと崩れた、
あのドイツらしくもない
「諦めのよさ」
ではないでしょうか。
アイルランド戦で追いつかれた姿といい、
4年前の予選リーグユーゴ戦、
マテウスやクリンスマンといった老兵達が2点差からドローをもぎ取った
あの気迫が、あまりなく。
ドイツというチームは
「気迫」
という性能をプラスして初めて「強い」と言えるので、
そこが欠けていては、やっぱり、優勝はできない。
猛烈に「消去法くさい」変な気分ですが、
まあ、どこかに何かがあった他の強国達に比べて、
「マイナスの何かがなかった」というよりも
「マイナスの何かが出ない幸運に恵まれた」
のがブラジル。
優勝しても、しょうがないのかも(笑)
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こう、終わっちゃったからぶっちゃけて言っちゃうんですけど、
日本戦という特殊フォーマットを除けば、
全般的に98フランスよりは面白くなかった大会でした。
個人的に98の時は熱に浮かされてたところもあって、
それは割り引くのですが、それでも。
特に強国のヨワヨワっぷりには一人で憤っておりました。
一人ケガしただけで何も出来なくなるってそれどういうことですかフランス。
世界中誰もが把握してる弱点を「伝統」という隠れ蓑で目をつぶったイタリア。
アイルランドや韓国ごときにPK戦にまで突っ込まれる「優勝候補」無敵艦隊。
もちろんアルゼンチンもポルトガルもそうです。
いやもう、「やる気ないんやったら来んな」とか言いたくなるのですが……
実は強国には強国なりの事情があって。
たぶん、選手が疲れ切ってるんですよ。
特に有能なスター選手達が。
つい4月までどこのリーグもバリバリ開催されており、
チャンピオンズリーグに至っては決勝が5/15。
しかもチームが強ければ強いほど、
優秀な選手なら選手ほど、
国内リーグ、国内カップ戦、チャンピオンズリーグorUEFA杯
の3つの試合日程をこなし、
その間にW杯イヤーということで親善試合が組まれます。
フル出場すれば10キロとも15キロとも言われる距離を、
ストップ&ゴーを繰り返すサッカー。
インターバル走90分、と言っていい仕事を、
毎週水曜と日曜に迫られるのが現代のスター選手達なんです。
年間70試合とか平気である。
故障してれば休める分まだ幸せで、
ジダンみたいにチャンピオンズリーグ優勝して
すぐ(2週間)W杯、という選手もいます。
そりゃケガもすればパフォーマンスがくたびれててもしょうがない。
それは、多数の選手が各国リーグで大活躍する
フランス、イタリア、スペインに特に顕著に表れてたような気がします。
ドイツがあそこまで残ったのはケガの功名、
選手層の薄さが逆に比較的フレッシュな選手で戦えたことに繋がったのではないでしょうか。
韓国、トルコ、あるいはセネガルもそう。
だからかもしれませんが、今大会は
「うわあ! このプレーすげえ!!」
ってシーンをなかなか思い出すことができません。
もちろん個々のプレーの質はとても高いのですが、
こう、魂揺すぶるような「忘れられないプレー」が少なかったように思います。
98の時のオーウェンのアレ、オリセーのミドル、
全員でスペインの猛攻をしのぎきったパラグアイディフェンス……
あれから4年間、
サッカーの試合をたくさん観て、僕の目が麻痺してるのかもしれませんが、
なんとなく、そんなことを。
ホーム&アウェー。
やっぱりなーんとなく、特にヨーロッパのチームが、
馴染めてないというか元気がなかったような気がします。
あと、先日も言いましたが
陸上競技場でサッカーをやるのは、やっぱりよくない。
現場はともかく、TV面は非常によくないです。
「サポーター」じゃなくて、「観客」になっちゃうんですよね。
そしてやっぱり日本と韓国は他国(特に欧州と南米)から遠いものだから、
サポーターの数が足りない。
し、質的にも(比較的)お上品。
で、迫力がまた、足りなくなる。
そんなこともあって、ちょっと
エンターテイメントとしての「面白さ」
は98ほどじゃなかったかなあ、とか。
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ただ。
マイナス面ばかりではなくて、
だからこそ起きたダークホース達の快進撃には胸のすく思いでした。
我らが日本代表が自分達が強いと思いこんでいるロシアを叩きのめし、
モストヴォイに口をきく機会すら与えなかったあの瞬間。
アイルランドがロスタイムでドイツに追いついたあの瞬間。
韓国がイタリアからゴールデンゴールを奪ったあの瞬間。
対スペインPK戦、ホン=ミョンボが蹴る準備をしたあのわずかな時間。
「アップセット」
はサッカーの大きな魅力の一つで、
だからこそなかなかアメリカでは受け入れられないのかもしれません。
#アメリカは10年もすればサッカー大国トップ10に入ると思うのですが
ですが、サッカーの微妙かつステキなところは
「そうはいっても決勝はブラジル対ドイツ」
になるところ。
予選決勝合わせて7試合、これは勢いだけでは勝ちきれない。
底力
が最後の最後で必要になり、
だからこそ韓国とトルコはベスト4で敗れたわけで。
結局は、最後の最後は実力通りの結果が出る。
スポーツというのは面白いもので、
結局はそうなってるものです。
びっくりするような結果はなかなか出ない。
出た時には、それは時代を代表するような新しいタレントかチームの出現時。
でも、たとえ優勝できなくても、
世界中に韓国が与えたインパクトは、
おそらく優勝したブラジルよりも大きい。
開催国というプラスハンデをさておいても、
ヒディング率いる韓国が強国をノして勝ち上がったこのW杯は、
いい意味でヨーロッパの強国にショックになって欲しいものです。
ボールのくるくる回るイタリア代表を見てみたいんですってば。
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ということで今回は
・「強国の強さを堪能する」「スター選手達のミラクルプレーを堪能する」W杯
ではなく、
だから「面白く」はあまりなかったのですが、
・「俺達もやればできる」「全員でスター達に一泡吹かせる」W杯
だったもので、
「楽しめ」ました。
まそれに、我らが日本代表が
しっかり結果を出してくれましたし。
戦い方ももう、合格点。
カウンターからセットで1点狙うとか、そんなアホサッカーじゃなかったし。
そして活躍したのがシンジ、ヒデ、稲本……
間違いなく06年に脂ののってる連中。
期待と楽しみを、残してくれた。
ハラハラドキドキ、まるで息子の受験を見守る母親の気分を
楽しめました。
楽しめないぐらい楽しめました。
98の時は「夢舞台」に僕らの代表がおどおどと立っている、
という感じでしたが、
02は僕らの代表の踊りもまあ、そんなに見劣りはしないなあ、
と感じれるようになりましたよ。
06はどうなるのでしょう。
もっとハラハラするのでしょうか。
それとも悲運に泣くのでしょうか。
どちらにしても楽しめそうです。
決勝でドイツ対日本なんてのが実現するといいですね。
……なんてことをおおっぴらに言えるようになったのが、
この4年と、
2002W杯の成果だ、と思ったりします。
4年後のお祭りも、今から楽しみです。
4年というのは長いようで短く短いようで長く、
4年前には今の自分は想像もしていませんでした。
4年後の自分もそうでありたいと思っています。
日本代表みたいに。
6/29 ブータン代表 |
少林サッカーみたいなのかな?
6/28 200時間 |
根性が足りないせいだ
と思っておりました。
やる気さえあれば全て乗り切れると。
ヨレヨレにヘトヘトになってるのはおのれの根性が足りないと。
ほら、立志伝中の人物はよく、睡眠時間を削って戦うじゃないですか。
ナポレオン3時間を筆頭にいろんなところでいろいろ伝えられるとおり。
1月。
朝8時半起床の夜8時半帰宅、
僕の可処分時間は1日12時間。
1月360時間。
へい!
約1ヶ月間のプレイタイム、8日と8時間!
イーコール
約200時間!
睡眠時間より多いぜセニョリ〜タ。
……そらあかんわ。
PSO170時間、アルティメット森クリアでお腹一杯止めて以来、
「もうゲームにこんなに時間を突っ込むことはありえまい」
と思っていたらなんのことはない。
しかもまだ序盤。
黄色いアイツに乗ってサポジョブつけて、
ようやく世界をまともに歩けるようになった、
ようやく「冒険者」と認めてもらえるようになった程度です。
ああ恐ろしい。
こんなゲーム、やっちゃ駄目w
6/27 準決勝二つ |
ま、トルコも韓国も強かったですが、最後は正々堂々の力負けでしたね。
ドイツの得点もブラジルの得点も言い訳できないキレイな得点で、
あの数センチ先へ行く所こそ
「サッカー大国」
だなあ、と痛感しました。
やっぱり両戦とも、明らかに
「格が違う」
という感じ。
韓国には(疲れからか)トルコ戦の日本みたいな妙な落ち着きがありましたし、
トルコは逆に必要以上にドキドキしていた気がします。
対する両国は自然体で。
両軍とも戦前の予想は低かったのですが、それがかえって幸いしてますね。
特にドイツ。
全員一丸、大当たりのカーンを中心にひたむきなサッカーで
相手ゴールに向かう姿は、迫力こそ無いですしなんの芸もないですが律儀この上なし、
「そりゃこれを90分繰り替えしゃ1点ぐらい獲れるわ」
と思わず納得。
あれを90分繰り返せるのもまた、ドイツしか無い、という感じです。
CKとかやっぱ別格に怖いし、サイド抉ってクロスあがると確実に
「決定機」っていう感じがしますもんね。
下馬評の低さがいい意味での肩の力の抜け方というか
失うものはなにもない加減に繋がっているような気がします。
マテウスもクリンスマンもメラーも居ませんし、
明らかにビアホフはヨレヨレですが、それでも
「勝ちきる」
という力を持っているのが、伊達に3回も優勝しとらん、という感じですね。
うーん。
これというのを「伝統」とか「自信」とか言うのかな。
なんの長所もないことが逆になんの短所もないことに繋がり、
それを選手達がしっかり把握して一生懸命やる時に、
個々の能力の「地力」の総和が、
アイルランドやアメリカや韓国を
#しかもこの3カ国はどれも今のドイツと同じように全員一丸サッカーだ
上回った、という感じですね。
いやはや、侮れないものです。
どこにも派手さは無いんですが……
クローゼも完全にラッキーボーイっぽいですよ。
そんなに凄い選手だとは未だに思えないです。
ただ、これをきっかけに化けることはありますけど。
もしドイツが優勝したら、
自信もたせちゃったサウジアラビアに感謝状を贈らんといけませんね。
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ブラジルはロナウドがあれだけMAXに近い力出せるとは思いませんでした。
やっぱサッカーはフォワードですなあ(泣)
3Rに加えてロベカルとカフーを完全にアタッカー扱いする
3バックを導入したことで、攻撃圧力で相手を圧倒しています。
ボランチも3バックもそう大したことはない(失礼)
と思うのですが、(特に組織的動き)
取りあえず時間かけさせれば両サイドが鬼のような勢いで帰ってくるし、
3Rが怖いからオールアタックみたいな賭けには出れないし、
ディフェンシブにディフェンシブに……
ってやってるうちに無理矢理個人技ベースで1点取られて、出て行かざるを得なくなって、
あとはブラジルの思う壺、って試合がばっかり。
これを「強い」と表現するものなんだかなあ、と思いますが、
まあしょうがない。
強いのは事実だから。
98フランスの直前に岡ちゃんが慣れ親しんだ4バックを捨て
クラシカル3バックを導入して、日本中が青ざめた時に、
なにかの記事でジーコへのインタビューが載ってました。曰く。
「フォーメーションは別にどっちゃでもええんやけど、
個人的には3バックは嫌いなんや。
なんちゅーても2人の守備専任を3人に増やさなあかんさかいな」
ブラジル人にとってはサイドバックはあくまでも守備要員ではなく、
攻撃が前提になっている、という意識の端的な表れです。
驚きました。
#結局日本は3バックどころか5バック、
#守備はともあれどこをどうやっても1点獲れそうになかったのはご存じの通り。
##だからといってあれが駄目だったかというとそうでもなく、
##あそこでいつもの4-4-2で挑んで3-0とか4-0とかで負けてると
##12年ぐらい消えないトラウマになってるかもしれません。
と、いうことで今大会で3バック使ってるのは、
ブラジル的には思い切ったディフェンシブサッカーなのかも(笑)
カウンターサッカー決め撃ちでやるなら
突破とスピードとクロスならロベカル&カフーコンビに叶う2枚のサイドアタッカーを持つ国などどこにもなく、
そして中央に3Rを持っていれば……
そりゃま、勝てますわな。
ながたご存じの通り
「最近のサッカーはボランチがキモ!!」
と思っているのですが、
ボランチがさほどでもなくてもこれだけサイドとFWに人材が豊富ならなんとかなるということで……
これでエメルソンが居たら一体どんなことになってたか。
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決勝戦ですが、ブラジルが先制すると面白いかもしれません。
守りの意識でゲルマン魂をしのぎきれるものか。
ドイツが先制すると、逆に開き直ったブラジルのラッシュラッシュが見られそうです。
それもまた、面白いような気もするのですが。
どっちにしろ
「なんのかのといいながらやっぱり両国ともサッカー大国だ」
と世界中に思い知らせる準決勝でした。
無欲で自然体。
大事ですねえ。
決勝が楽しみです。
ドイツ、ありえますよ?
6/26 一次情報 |
エルマガ本体はぴあや関西一週間に追われて
最近随分目立たないような気がしますが、
この食べ物本はなんというか僕の好みにぴったりで、手放せません。
本当に厳選されていて、
しかも穴っぽいお店がたくさん。
掲載店、20近くに行ってみましたが、
ハズレは今のところ無しです。
もちろんマルヨシとか北極星とか今井とか大阪人ならお馴染みの店も
掲載されているのですが、それ以外のびみょ〜なところがいい感じ。
お好みの「だん」も韓国料理の「釜山家」も、
絶対一見では入ら、いや、入れない店です(笑)
で、駅広告かなにかで編集長のコメントが書いてありました。
いかにも肝っ玉な女性なのですが、
吼えて曰く。
「どっかから拾ってきた情報を加工して横流しするような真似は耐えられない。
自分で見て感じた一次情報が重要だ!」
も、ね。
おっさるとおりです。
グルメ本多々あれど、こういう視点で作られた本、実はすんごい少ないのです。
二次情報三次情報、カビの生えた情報の加工ならまだいい。
はなはだしきは「読者が選ぶ」ときたもんだ。
いや、ネタとしては悪いとは思いませんよ。
ただ、それは総合雑誌の一コーナー程度でやるべきもんで、
仮にも情報誌のプロがやることではないでしょう。
自分の足で歩き耳で聞き目で見、
そして舌で味わって初めての
「情報」
ではないですか。
編集長の、当たり前なんだけれどすぐ忘れそうになる
この一番大切なことを見つめる姿勢に感心すると共に、
それが故にあの本はいい感じに仕上がっているのだ、
と思いました。
地に足のついた本当に美味い店しか載せてないから、
固定客一杯、98年度版が全然現役で(今のところ)つぶれてる店はなし。
その意味でも、本当に頼りになる情報源です。
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ながたやってることも、
いいセリフやいいシチュエーションはほんと、見せられると
「ああちょっぱりたい」
と思うのですが、それでは駄目……でもないんですが実は(笑)
それだとパロっぽい香りがどうしても抜けないので
(それを誤魔化したり加工しきったりするのもそれはそれで腕&技術です)
結局ちょいと薄くなっちゃうんです。
あと、いかにも加工食品になっちゃう。
薄味が、加工食品が悪いわけではありませんが、
誰より本人がつまんなくなるようなもの、作っててもしょうがないですしね。
また、取り入れるもの勉強するものも、
出来る限りは一次のものにしていきたいな、と思っています。
夏目漱石の解説本を読む暇があったら、
本人のヤツを読む方向で。
人生の時間は有限ですから。
でもスナックの方が口当たり軽いから、ついついそっち食べちゃうんですよね。
それに……
不味くないんだこれがまた(笑)
特に最近は(笑)
それと情報幅が拡がりすぎちゃってて、
「Meets」
みたいな極端すぎる本もあったりして、
これはこれで難渋するし……
生は駄目ですよ、生は。
なんぼ一次情報言うても。
「美味いカマ入ったで! どーん!」
とか魚の頭出されても、ひかるとミンメイじゃあるまいし、
「煮て盛りつけてくれ(泣)」
なにごともバランス、
なんてテキトーにまとめちゃうのは簡単ですが、
要するに自分へのフィット不フィットは常に確認しておかないと、
流されちゃうなあ、なんてことも思います。
まとにかくあの本はそんな編集部が作ってる、
と知ってちょっと嬉しかった通勤途上。
6/25 コンビニのレシートとともに、また司祭とともに。 |
息子のポケットから出てきて困るのはどっち?
両方出てくるとちょっと安心する?
そんなこたないか……
いやまあ偏ってないってことで……
というかそれはただエロい人なだけでは……
あ、ちなみにボクのポケットからはそんなもの出てきませんよ。
出てくるものといえばヨドバシのレシートと冒険者優待券ぐらいです。
それもまたちょっと寂しいような気もするので、
ビスケットを入れて叩いてみましょう。
びすけっとをたたくとびすけっとがふたつ〜
もひとつたたくとびすけっとがこなごな〜
……寂しいなあ……
6/24 冷しパスタはじめました |
こないだ江戸っ子鉄っちゃんに
「最近のお昼はファミマのパスタとおにぎりだよ!」
と話したら
「なにー! 麺とおにぎりー!?」
と驚かれたのですが、
ごく普通のこと
ですよねい?
別に関西関東関係ないですよねい?
ラーメン定食
うどん定食
があるんだから、
パスタ定食
があってもおかしくないですよねい?
ほら、味の濃いファミマのパスタもおにぎりとならベストマッチ。
……若干野菜が足りない食生活のような気がしますが、
ま、それは夜補給することにして。
高校生の頃250円でカレーではなく
ラーメン+ライスを選択していたあの日を思い起こしながら、
今日も新作パスタを心待ちにしています。
6/23 黄色いヤツに乗るまでは |
FFですが(号泣)
サポートジョブ、というシステムがありまして。
ジョブチェンジは自由にいつでもできるのがFF11のステキなところなのですが、
この「サポジョブ」がつけられるようになると、
メインジョブにもう一つ、レベル半分ながら好きなジョブを付属させることができるのです。
黒魔法も使える白魔導士や、白魔法の使えるモンク、
また赤魔導士にシーフなんて欲張りさんなこともできちゃう。
そりゃ当然みんなそれができるようになりたいわけです。
で、聞いた話ですとβテストの時にはいとも簡単に
ある程度のレベルになるとみんなつけてたらしいのですが。
難易度調整かはたまた長期間やってもらわないと
課金がうまく行かない商売上の理由か、
製品版は鬼のように難易度が高いのです。
いや、難しいと言うよりも時間がかかる。
要はあるアイテムを手に入れればいいのですが、
それを落とすモンスターはゲーム内時間で夜8時〜朝4時、
(ゲーム内の1日が地球時間の1時間、つまり24倍の速さで進みます)
しかも広大な砂丘にぽつり、ぽつりとしか出ず、
6人パーティで捕まれば即死する化け物モンスターの影に脅えながら
ゲーム内一晩に3体も倒せれば運がいい、
という出現率。
しかもそのモンスターのそのアイテムのドロップ率や
最初でおおよそ10分の1程度、
(おそらく)抗議のメールが殺到し「改良しました!」というメンテ後でも
5分の1以上ではない。
実時間で2晩暴れ回って1個でした。
それが先週末。
途方に暮れる我々でしたが、木曜日にメンテが入り、
同じ名前のモンスターならどこの場所でも落とすようになる、
「らしい」
と聞きそれの出る鉱山へいざゴーゴー。
ところがもう倒しても倒しても出てこない。
諦めかけた40体ぐらい、2時間近くが経過しようとした時に
「キターーーーーーーーーーーーー!!」
そうとわかれば元気百倍、そのまま3時までやって3個。
翌金曜日はいつもの呑み会もブッチして鉱山へ籠もり、
倒して倒して倒しまくって、
朝5時まで倒しまくって、
1個。
翌土曜。
懲りずにわーと鉱山へ雪崩れ込んでいつもの狩り場で一発目。
「キターーーーーーーーーーーーー!!」
そして小一時間?
最後はめちゃめちゃにラッキーな出来事で手に入れることが出来ました。
あの時の皆さんにはもう、感謝感謝でございます。
いや、大げさでも何でもなくて、
実際のプレー時間をつまり労力を短縮してもらったので、
ホント頭が下がりました。
いやあ……
ああいう冒険者にならなければ、と意を決したものですよ。
その日はラッキーパンチ続き、
残りのアイテムを集めにいけばズバン・ズバンと出て収集終了。
長い長い戦いにようやく終止符が打たれました。
先週の土、日、今週の木、金、土の半分を費やして、
実時間にして30時間では効かない時間を費やして、
ようやく6人分揃いました。
「1人あたま5時間」
という計算はこのゲームでは成り立ちません。
そのモンスターは1人では倒せない相手だからです。
パーティ組んで、パーティのメンツ分集めないと駄目なんです。
で、それだけでは終わらない。
バスの街へ帰るといつもの面々と遭遇して
「これからなにを?」
「○。○○に必要な○○○○を集めに」
「行きましょうとも」
それがまた商売になるから高レベル廃棄人達に荒らされまくってる狩り場で(泣)
我々も負けじと8人で網張って1時間半、粘って獲ったのは必要量の
4分の1。
結論。
「大人買いや〜〜〜!」
結局金にあかせてバザーやオークションから掻き集め。
そして……遠き遠き地まで大遠征。
ところがヤツは……まあとにかく4時間そこに足止めを食うことになったので、
外へ出て虎などと戦ってみる。
死にそうになってみる。
シーフは死んでみたりする。
そんなこんなでクタクタになりながら。
鉱山に籠もってる間にサポ育ててた先輩戦士2人をぶち抜いてしまい、
1stになってしまったものだからもう大変。
1stはモンスターの攻撃対象になるので、
他のモンスターが近づいてきた時にそいつも襲ってこないよう、
現在戦闘中のヤツを引きずって移動しないといけないのです。
そして他のモンスターはいつどこから現れるかわからない。
戦闘中も360度ぐるぐる視点を回します。
吐きそうです。
というか昨日は寝しなに天井がぐるぐる回っていました。
じゃ替わってもらえばいいのですが、
戦士はやっぱり1stが一番面白いので(TPが溜まりやすいので連携を撃ちやすい)
辛いながらもやりつづけてしまうのです。
そんなこんなで。
ついに。
乗りましたよ!
あの黄色いヤツに!
あの上からテクテク歩く冒険者達を見下ろす時のあのみょ〜な優越感と言ったら!
祖国に帰る時のあの凱旋気分と言ったら!
自分視点で見てると「ジェダイの騎士」の森戦闘シーンみたいですよ!
大人買いしてよかった。
ああよかった。
……これで一段落。
もうすまい。
もう3、4日すまい。
月曜はしっかり睡眠、火曜水曜は準決勝、
木曜にちょいとサポジョブ用に白を育てて、
金曜はしっかり呑んで土曜は人に会ってPCパーツなんか見て……
……あれ?
どうしてコントローラを握りしめてるの?
僕の手は?
どうしてブロンズハンマーを握りしめているの?
僕のキャラは?
……ま、6月中は勘弁してください……
誰に謝ってるんだろう……
6/22 まだ終わってませんよ! |
もう、ボール置いて下がりだした時点で、絵面が
「ああ、これで決まった」
って感じでしたもの(笑)
まるで映画観てるみたいでした。
スペインもこの試合あれだけ大活躍したホアキンが
止められたんだからしょうがないですね。
やっぱり、っていうか……
弱かったですね、スペイン。
あのビックリするぐらいのへっぴり腰。
特に延長戦。PKに入れば勝てるとでも思ったのかな?
オフェンシブな選手をガンガン前へ前へ突っ込む韓国に対して、
モリエンテスが1トップで孤立する。
たまに駆けつける梅さんも効果的とは言えず。
あれじゃ采配ミスといわれてもしょうがないですよ。
ヒディングの得意技なんですよ。前目に人突っ込んでそれを機能させるの。
負けたんですけど98フランスの3位決定戦対クロアチアでも、
ヌマン高めに置いたほとんど2バックの3-4-3でガッツンガッツン行ってましたからねい。
でも采配よりもなによりも今回もサポーター。
PKに入った時点で、前試合はアイルランドを呑んでいたカシージャスまで
呑まれていたもの。
ヒディングが笑顔でGKに声をかけていたのも印象的でした。
スペインのベンチも選手もイタリアと同じ罠、
ホーム審判への不信に甘えちゃいましたね。
目をつぶられるぐらいならしょうがないでしょう。
明らかにおかしい判定はそんなになかったし。
んなことガタガタ言う前に点獲ればいいんです。
ラウルの故障とかメンディエタの絶不調とか、言い訳はいろいろあると思いますが、
まあ、あの試合観てれば結果は納得いっちゃうのはイタリアと同じですよ。
奇跡でも何でもない。
フツーの結果です。
次、ドイツ。
大丈夫。
勝てるよ〜!?
ホント頑張って。
横浜でブラジルとやってね!!
……セネガルだったりして……
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W杯はまだ終わってませんよ!
むしろこれからです、これから!
「ベスト8が一番面白い」
というのはトーナメント大会の鉄則ですよ。
……もうすでにファミリーマートの吊り看板は
「サポーターがサポーターが」というものから
日本が負けた翌日に
「お中元」。
昨日なんか代表グッズコーナーも大縮小してたし……
代表姿の俊輔も少し、寂しそう。
せっかくのホストカントリー、
しかも韓国に涙を呑んで(笑)開幕戦を譲って手に入れた、
決勝戦もあるではないですか。
お中元は毎年送れますけど、自国開催のW杯なんて
ハレー彗星
ぐらい珍しいことですよ。
最後まで楽しまなきゃ損ですよ!
-----
やっぱり、サッカーは専用スタジアムに限りますね。
6万入る巨大総合競技場より、3万でも専用スタジアムの方がいい。
サポーターの熱気も届きやすいし、
それがTV画面にも届きやすいです。
なんてんでしょう、マレーシアGPを観てるみたい。
サーキットが小綺麗なのは間違いないけど、
なんとなーく欧州の各GPやそれこそ鈴鹿やカナダより、
「静か」ですよね。
「止まってる」というか。
実はJでも専用化が地道に進んでるので、
Jの試合観るよりもさらに「遠いなあ」感がありますね。
ヴェンゲルコーチが
「陸上人口なんかよりサッカー人口の方が
何十倍も多いのに、
なんで日本のスタジアムには必ずトラックがあんねん」
とお怒りでしたが、おっしゃるとおりです。
それもまた陸上トラックついてると補助金が出るとか出ないとか
そういう心底くっだらない理由で……
ま、それも徐々に変わっていくのでしょうが、
98フランスとあまりにも絵面が違うなあ、
と少し寂しいTV観戦でした。
ここのわずかな差、
これが伝統とか歴史、ってヤツですな。
先達はあらまほしきことなり、
「ああ、その道は通ったよ」
絶対的なものでもなんでもないものですが、
時に侮れないものですね。
6/21 おもろい |
いいメロディーの歌でも歌詞が気にくわないと聴かないので、
「青春歌年鑑」みたいにその年のヒット・話題曲が集まってても、
「あああったあった」とは思ってもほとんど聴いてない曲がずらり。
それはでも「出来の善し悪し」とかそんな高尚な話ではなくて、
完全に好き嫌いです。
だから同じ「ヨイショッ!」でも歌詞替わるだけで嫌いな曲になったりするのですが。
逆に音楽マンの人は仕事モード入ると
曲しか耳に入ってない
ことがあるらしくて、
「えっ!? そんな歌詞だったっけ!?」
とか言われてこれもひっくり返ったことがあります。
それは本来の性質に加えて一種の職業病みたいなもので、
自分がやってると
「ああ、これはすごい」
「これはやっちゃいかんだろう」
というのが割とわかってくるようになります。
問題は2つあって。
・「すごい」と思う物が必ずしもウケるものではなく、
また、
・「すごい」と思えても、そう簡単には創れない。
というところです。
「これはあかんやろう」というのがウケてたりもしますが、
それはもういいです。
関係のない話ですから。
後者は実は頑張るしかなくって、
自分が「すごい」と思う方向性があるなら、
そこへ向かって努力するしかない。
ところが前者は、あまりに続くと
自分のセンスを疑い出します。
「え? これは……駄目なの?」
で、その職業病みたいなもので、変なところだけ拡大がかかってるなじゃないか、とか。
大事なところに目をつぶっているのではないか、とか。
でも実は、理由もなく駄目なことはあんまりなくって、
ちゃんとよく見れば、
どこかで何かが障害になってることが多い。
人目にあまり触れないとか、
変な味が混じってるとか。
それを見て自分に応用するしないは別にして、
「ここはここがこうだけど、本質的にはなかなかいいものだ」
という目は、常に持っていたいものです。
その方が人生絶対楽しいし、面白い。
「おもろい」ぐらい、自分で感じてものでないと。
自信もって、もちすぎず。
6/20 マッチ |
有線で聞いてひっくり返りましたよ。
昔、近所のガキ大将だった2つ3つ年上の人にばったり会ったら、
くたびれた中年オヤジになっていた。
そんな感じ(泣)
ちょっと悲しい……
しかも監督ご本人は今年も大リタイヤとはいえ
W杯の裏イベントル・マン24時間に大出走されており、
こんな歌歌うようなヨレヨレ気分では全くあらせられず。
こんな元気な人に、こんなくたびれた歌歌われても、
ちーともハクリキがないではないですか。
時代性狙い撃ちマーケティングソングは別に構わないと思うのですが、
#嫌いですけどね
それにしたってヒロミがリッキーの「アチチ」をカヴァーをしたような
「ああそれはその人じゃないとね!」
という
「いい組み合わせ」
があると思うんですけど。
これじゃあ全く、
マッチしてない。
6/19 よくやりました! |
予選リーグも無理だと思ってたんですよ。
ポルトガル鉄板で2位はアメリカだと。
ポーランドはよく知らなかったのですが欧州予選を素早く勝ち上がったと聞きましたし。
韓国はないなと。
いや、念願の一勝もわからんなと。
それがどうですか。
大会前の練習試合でジダンを削って世界中の顰蹙を浴びる気合いの入れようで、
あれよあれよの初勝利。
いや正直。
いやぶっちゃけた話。
ポーランド戦見て
「うわ、ここまで完成度あがってるなんて!」
と思いましたが、それでもなお
「いや、アメリカぐらいまでならともかく、
これでポルトガルと殴り合ったら逆に向こうの思う壺やで」
と思ってました。
それがどうですか。
あの黄金世代のポルトガルまでねじ伏せた。
いや正直。
いやぶっちゃけた話。
予選リーグは勢いでなんとかなると。
なんぼなんでもイタリアは無いだろうと。
いくら僕が低評価を与えるイタリアといっても、
それはフランスやアルゼンチンに比べたら、であって、
なんぼなんでも、
なんぼなんでもイタリアは負けないだろうと。
それがどうですか。
それがどうですか。
それが、どうですか。
いやあ……
もう、お見事というしかほか、ありません。
ヒディングの無茶な要求を歯を食いしばってやり抜いた選手達もそう。
無理矢理自分の無茶な戦術を叩き込んだヒディングもそう。
そんなあきらかな無茶を最後までヒディングにさせた向こうのトップもそう。
そしてなにより。
あの真っ赤すぎるスタジアムを見ましたか。
ドジっ娘が学食のうどんに、一味唐辛子をフタごと一瓶ぶちまけたような
あの赤いスタジアムを。
あんなところで韓国代表を破ろうものなら、
もうマラカナン決勝でブラジルが敗れた時のように死人が出る、死人が。
サポーター一丸のあの後押しは、
あれだけには、
正直、日本は負けたと思いました。
そりゃ勝つわ。
いや正直。
いやぶっちゃけた話。
昼に日本代表が負けたじゃないですか。
負けるまでは、
「ここで韓国にだけ勝たれたら、
またギャーギャーうるさいだろなあ……
ま、イタリアだからんなこたないだろ」
と思ってました。
でも。
負けてしまえば、
日本代表が関係なくなってしまえば、
やっぱり韓国に頑張って欲しくなりました。
トッティが吼えます。
「キツイ言い方かもしれないが、我々は韓国代表より全ての面で上回っている」
そんなことは、ない。
予選リーグ3試合ずつを見ればわかることです。
放映の関係で全ては見れませんでしたが、
韓国はイタリアが思っているほど弱くはない。
イタリアは、イタリアが思っているほど強くはない。
頑張れ、韓国。
TVをつけ真っ赤に染まったスタジアムを見て、
本当にそう思いました。
手に汗を握りながらたまにFFのパッドを握りながら応援しました。
一本目のPKを外した時は
「やっぱ駄目か……」
とも思いましたが、先制点を獲られた時には
「やっぱ駄目か……」
と思いましたが、選手達は一秒もそんなことを思ってはいなかった。
2点とも、見事に流れから崩して獲った点。
セットでも事故でもない、ちゃんとした点。
越後もごくたまにはいいことを言います。
「これは奇跡じゃない」
その通りです。
戦いっぷりが、その2点が、韓国代表の力を示していました。
感動しました。
おそらく今大会ベストゲームになるんじゃないでしょうか。
次は……スペインですか。
わかんないですよ。
アイルランド戦を見ましたか?
「たかだか」アイルランドに、一人欠いたからといって
あれだけのスター軍団がPK狙いのへっぴり腰。
大当たりの21歳カシージャスにおんぶにだっこ、
試合中も含めてPKを4本も止めてもらってようやくの勝利。
そんなもの強いなんて言えるか。
十五分に勝機はある。
「俺達は強い」と思い上がってる欧州の強国に一泡ふかせる。
日本代表がもうできなくなってしまったこの一事を、
もう一つや二つ、韓国代表にやってもらいたいものです。
また禁物の皮算用をすると、その先はドイツかアメリカ。
行けます。
充分に、行けます。
ホントに、
本気で、
がんばれ、韓国代表。
-----
イタリアについてちょっとだけ。
だから言ったでしょう?
サッカーはFWもDFも大切ですが、
それと同様いやそれ以上にMFが中盤が大切なのです。
華麗なるMF大国日本からしてみれば、どうしてああも
同じ労働者タイプばかりが重宝され
4枚も5枚も並べられているのか、理解できません。
ただ自分が動き回わるだけ。
ボールはちっとも動かない。
攻撃的MFはみんなFWにしちゃうし、
攻撃センス持ってて守備的な選手は
全部WBかサイドバック系にしちゃうから、
結局「舵を切る人(ボランチ)」はどこにも存在しない。
展開の出来るオフェンシブボランチが居た時に、
ディフェンシブな役割で真価を発揮するタイプばかりがずらりと揃い、
3バック4ディフェンシブハーフ3トップ、
みたいな変態フォーメーションになっちゃってる。
「カウンター」
っていう言葉は、今では2年前のヴァレンシアみたいな、
チーム一丸雪崩のような殺人的高速アタックを指すのであって、
ただDFがロングボールをFWめがけて蹴りこむことではない。
そんなもの戦術でも何でもない。
誤解を招かないよう言っておきますと、
僕はアズーリが好きです。
様々な色男達が、汗とフェロモンを噴き出しながら、
乳首を浮き出させて走り回るあの姿を見てると、
「男の俺でもどうにかなっちまいそうだぜ」
ってヤツです。
だからこそ。
だからこそ言うんですよ。
いつまでもアルベルティーニに頼ってちゃいかんと(泣)
たとえば中盤ボックスのオーソドックス4-4-2、
ヴィエリ・インザーギの2トップに、
オフェンシブをピエ蔵とトッティ、その下を
展開型一人(これをなんとか手に入れろ(泣))イタリア型一人、
その後ろに4バックがパヌ、ファビオ、ネスタ、そして……
ああそして。
マルディーニはどうして外されなかったのですか?
クロアチア戦。
悪いのはマテラッツィですか?
僕にはどう見てもマルディーニにしか見えなかったんですが。
よしんばディフェンスは問わなくても、あの攻撃力の無さでは
4バック左に置いてはいかんでしょう。
3バック左でしか使えないはずです。
それはもう98フランスの時から言われてたことで、
いまさらどうして左サイドバックに……
いや、細かいことはもういいです。
イタリアが彼らだけが伝統だと思いこんでいる
古臭いスタイルはもう通用しない。
そもそも、80年代後半強かった頃は、こんなスタイルじゃなかったじゃないですか。
ヴィエリのいなかったユーロ2000の方がいいサッカーしてたなんて、
皮肉もいいところです。
誰もが認める主将マルディーニと、
誰もが認める名将トラパットーニが、
「W杯で」「韓国に」「力で敗れた」
ことで目が覚めるでしょう。
でなきゃ困ります。
イタリアの伊達男達が演じる、面白いサッカーが見たいんです。
僕だけじゃなくて、世界中が。
6/18 よくやりました。 |
「CKから失点して中堅国に負ける」
それはもう、しょうがない。
強国にボールをぐるぐる回されたわけではなく、
個人能力の国に個人技でねじ込まれたのでもなく、
セットプレーで取られた一点を守りきられた。
日本が同等かそれ以上の国をよく叩いた作戦です。
同じことをやられたなら、しょうがない。
セットからの失点の多さはずーっと言われてたことです。
中継を見るたび、ゴールエリア付近でセットプレーがあるたびに
「人をしっかりつかまえなければ!」
と松木が早野が越後がミシェルが叫びまくっていた弱点が、
この一番で出てしまいました。
でも。
でも、そんなことはトルシエ始めスタッフも選手も重々わかっていることで、
それでもなおゾーンディフェンスを守り続けてきたからこそ、
今の日本代表があるわけです。
それをやられるのは、しょうがない。
裏を返せば、日本もセットプレーにどれくらい助けられたか、
セットプレーからどれほど点を叩き込んだか。
シドニーのあの日。
あの日、全員成功のアメリカに対して、
日本が外したのはたった一人。
最後の一人。
エース、中田英寿。
シドニー五輪代表は途中まで
「中田抜きで充分だ」
だったのを、途中で呼んでやはり力が違う、
最も重要なパーツとしてずっと使い続けました。
あそこまでいけたのは中田のおかげであって、
その中田が最後に外したのなら、
それはもう、しょうがない。
今回も同じです。
ロシア戦以降幾分深め、宮本リベロめに変更したとはいえ、
「前線からのプレス」「全域ゾーン」
は、日本の守備の生命線。
そのコンセプトを貫いてきたからこそここまできたわけで、
それを「CKだけは」とか言い出すと、
「近距離FKの時は」「セットプレーは」「強力なFWには」……
キリがありません。
おのれの武器を堂々と用いて負けたのだから、
もう、それは、しょうがない、のです。
-----
胸を張ってください。
フランスもアルゼンチンもポルトガルもナイジェリアもウルグアイも、
予選リーグすら突破できませんでした。
あんなに予選では強かったデンマークもスウェーデンも
粘りのアイルランドもベルギーも、
みなベスト16で帰っていきました。
ベスト16。
2勝1分け。
それは素晴らしい結果です。
わずか8年前、韓国にもサウジアラビアにも歯が立たず、
ベンチ横を転げ回っていた中山が、
今は満場の声援を受けてロシア戦の駄目押しに出陣しているのです。
それを考えれば、
なんと豪勢な御馳走が味わえたことでしょうか。
中田、小野、稲本、浩二、柳沢、鈴木、明神、戸田、宮本、市川、楢崎、アレックス……
それに加えて俊輔、高原、本山。
まだまだ、彼らは若い。
全員が06年ドイツに出てても不思議ではありません。
それこそ……中山隊長も(笑)
ヨーロッパでたくさんの選手がプレーすれば、
対戦国によってはホーム気分で試合が出来るかもしれません。
そういう姿が見られれば……それは幸せですね。
次は。
4年後も。
4年後は。
もっともっと。
楽しみができた。
皮肉でも負け惜しみでもなく、本当にそう思います。
美味しい料理は、ゆっくり味わった方がいいではないですか。
ミハエル・シューマッハーだって、5年かかってフェラーリをチャンピオンにしたんだから。
とりあえずはゆっくり休んで、
また次の大会では、元気一杯、暴れ回わってください。
ご苦労様、日本代表。
6/17 噂 |
「俺の噂」
註:
「俺(についての)噂」ではなく、
「俺(が流してる)噂」です。
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「リネンローブ売ってね〜!」
「あ、それ僕クエストアイテムで取りましたよ」
「う、売ってくれ!!」
「売ってたら定価っていくらなんです?」
「3600Gぐらい」
「……
じゃあおやすく」
「なんだその間は」
「……」
「……」
「……」
「3000ぐらいなら」
「売ります、ええ、もう、そんなにいただけるなら」
「しまったもっと安く言えばよかった」
「うひひ」
「3000円払うからタダでってどう?」
「3000Gの方が価値があります」
セクシーエルヴァーンの下着姿に負けて
リザードヘルムを即買いしてしまった私は阿呆ですか?
阿呆ですね。
-----
オンラインゲームはパッチを当てるとあとからどのようにでも
変更が効くので、
「こないだのパッチでここがこうなってあそこがこうなって」
という「噂」がプレーヤーの周りで流れます。
ウルティマオンラインなどでは、
「開始3年目にしてついにラスボス出現か!?」
などという話が。
3年て。
しかも「か!?」
FFの必勝本・攻略本もさっさと出して欲しいのですが、
編集部も大変だろうなあ、と思いますよ。
細かい数値なんかコロコロ変わりますし。
パーティ時の経験値の計算法、なんて結構でかい内容も変更ありますしね。
ったくもう。
いつまで楽しませる気だ(笑)
6/16 老人 |
「新型ミニのこの固い乗り心地が、
私のような老人にはいい回春剤なのであろうか」
……自分のこと「老人」だなんて一ミリも思ってないくせに(笑)
先生の偉いところは本当にもうお年なのに、
「新型ミニ」
などという
「BMW製パイクカー」
に手を出し、あまつさえ黄色と黒などという派手カラーで
楽しそうに乗っちゃうところです。
もうね、古い名車長く乗っても、新型車でももっとゆったりしたクルマ乗っても、
誰も文句言わないのに。
この飽くなき好奇心この圧倒的攻撃性。
これこそが日本にカージャーナリズムを切り拓いた原動力かと思うと、
頭が下がる以上に
「くそ、俺も頑張らなければ」
と頬を張り飛ばされる気分です。
ほら、あなたの周りにもたくさんいるでしょう?
「年齢相応」
などという訳のわからない物に囚われている茶色い老人達が。
いや、そこから無理に離れようとして
ピンク色の志茂田景樹先生達が。
まそれはそれでいーのですが、
こういう素敵な人を見ると
年齢
というのは老い若いとはほとんど関係がないんだな、と思います。
歳を取るとまるでなんでも知ってるような気分になるものですが、
実は何も知らず、
それどころか新しく知らなければならないことがどんどんどんどん湧き出てきているということを、
忘れてはなりませんね。
老いるのは当然です。
でも、「老人」には、なりたくないです。
6/15 英雄になりたい英雄でないもの |
ある人がある人に一本、積みゲーをもらったそうです。
それは初回限定版で、中古に売り払えば10000円ぐらいしても
おかしくないもの。それをタダで。
「悪いな〜。じゃ今日帰ったら3000ギルぐらい送っておこう」
これね。
3000円よりありがたい(笑)
いやホンママジでマジで(笑)
でも冷静に考えると恐ろしいことですよ。
現実の貨幣より、ゲームの貨幣の方が価値があるなんて。
でももう少し考えると、結局貨幣って
金兌換しない限りタダのフィクションですからね。
日本銀行券でも。
いや、金兌換したって、
「金なんかよりパンをくれ」
なんて状況はいくらでもあるわけで、
それもフィクションでしかないわけです。
それを、思い出す、というか思い知る。
お金は大切だけど、フィクションに過ぎない、とい大事な事実を。
また、結局モノの価値、ってどれだけ希少価値、というか
手に入れるのが大変か、で決まる部分が大きい。
3000円稼ぐより3000ギル稼ぐ方が大変なんですってば(泣)
ゲームの中でしか通用しない?
だって一日の3分の1居る世界で通用すればそれでいいじゃないですか。
睡眠時間のぞけば半分だ(泣)
-----
ところでこのゲーム、戦士は盾です。
パーティを守るためにある。
このゲーム、一人だとほとんど逃げられないんですが、
敵がターゲットにしてるキャラがそこにいれば、敵を足止めできる。
だから最後まで戦場に残って、みんな逃げてから逃げる。
一人死ぬことでみんなが逃げおおせた。
その時はもう、死んだことなんてちっとも苦にならない英雄気分です。
#逆に言うとそれが気持ちよくない人は戦士やっちゃダメ。
また逆に、自分がついてたのに、自分より低いレベルの魔導士が
先に死んじゃったりするともう、本気で凹みます。
「俺は……あいつを……守れなかったんだ!!
ガンッ!(壁殴)」
と、カッコイイこといいながらそこはそれ人間ですから、
捕まって逃げ出して、
亀orゴブトレインを引き連れてパーティはおろか見ず知らずの他人に
多大なご迷惑をおかけしても、逃げ切れれば
「ふぃ〜〜〜……
助かった……」
他人の命より自分の命、そこで切腹しようなどとはこれっぽっちも思わない。
だって自分だってそれでしょっちゅう死んでるもーん。
そういうシステムじゃないですか。
恨むならすくうぇあを恨んで?
……人間というのは勝手なものですな。
人間が、ではなくて僕がですカ?
-----
やっばいなあ、と思うのが、
ギルをもらう嬉しさも、魔導士を守れなかった悔しさも、
クッションおいてない
んですよ。
「ギルをもらう」→「アイテムが買える」→「ゲームが進む」→「嬉しい」
じゃなくて、
「ギルをもらう」→「嬉しい」
なんです(笑)
「魔導士守れなかった」→「スキル足りない」→「俺はこのゲームまだまだやりこんでない」→「悔しい」
じゃなくて、
「魔導士守れなかった」→「申し訳ないッ!!」
ダイレクト直結感覚が、「ロールプレイ」でもかなり奥の方へ
突っ込んでるような気がします。
そこが、ヤバイ。
ウチの国は貧国でお店の品揃えも悪く地理条件も最悪です。
でも、だからこそ「愛国心」なんてものが沸いてきて、
「俺は一生バス人やー!」
などと叫んでみたりもするんです。
隣国の領土をちょっと獲れただけでもうバス人集まって大はしゃぎ。
「『劣勢』が『やや劣勢』になったよ!!」
まだ獲れてなくても大はしゃぎ。
「これからや! これからやでバストゥークは!!」
まだ実装もされてない職業を想像して大はしゃぎ。
「大工房の2階の火薬部屋はきっと『銃士』が出来た時のリザーブだ!!」
「亡命する人の気持ち」
「植民地時代のヨーロッパ人の気持ち」
「終戦直後の日本人の気持ち」
が味わえるなんて、このゲームだけですよ。
いや、それっぽいシチュエーションに放り込まれるゲームはいくらでもあります。
シミュレーション系とか歴史物多いですよね。
でも、それはあくまでも俯瞰なんです。
鳥の目神の目でその世界を見てる。
せいぜいよくて信長の目。
そうじゃない、これは一兵卒の目、土民(これ使っていいのかな?)の目で
その世界を見れるんです。
そして……
我々はみんな誤解していたんですけれども、
一兵卒の方が全然面白いんですよ。
ええ、そりゃもちろん信長もマリー・アントワネットも面白いでしょうけれど、
自分の意のままにならぬ大きな潮流に呑み込まれながら、
しかし自分の一挙手一投足がその潮流の小さな小さな一部分を担っている、
というその感覚。
上述の「よろこび」「かなしみ」のダイレクト性、っていうのは、
ここに起因しているのかもしれません。
一人の生活者として、その世界を生きている。
だから、お金もらえばとことん嬉しく、
仲間が死ねばとても悲しい。
これは、僕ら物書きや、なにか表現をしている人間にとっては、
少し突っ込んで考えなければならないことに思えます。
我々は、
「英雄になりたい英雄でないもの」
なのです。
英雄の気持ちを書いても、
英雄でないものの気持ちを書いても、
ただそれだけでは不十分。
……たぶん。
もう少し考えようと思います。
……話は変わりますが村田先生がお亡くなりになりましたね。
ご冥福をお祈りします。
6/14 勝利 |
#「トルシエ批判派は市ヶ谷で腹を十文字にかっさばけ」とか。
#「見たかロシアの加藤哲朗(ふりがな:モストヴォイ)」とか。
##あ、ちなみにながた近鉄ファンです。
###難波以南の南大阪人たるもの
###「近鉄・セレッソ・お好み定食」
###でなければなりません。
震える手でFFやって寝ました。
-----
4年間。
営々とやってきたことが大きな果実として結実し、
それを味わうことができた。
誰かに頼らない、誰が出ても力が同じチーム。
FWからチーム全員一丸のプレッシングサッカー。
選手としての成長と共にチームを支え続けたワールドユース組。
まっしぐらにやりつづけてきた様々な努力が、
この2勝1分けに実を結びました。
ワールドユース決勝。
くそったれ審判に南がFK取られて決められたあの屈辱。
ペナルティエリア転がされてノーファウルの本山の姿を見て、
「くそ……いつか、
こんな誤審したら審判続けられなくなるような
強い国になってやる」
と拳を握りしめたものです。
#98フランスのイタリア-チリ戦、
#バッジョのPK取った審判は国へ帰されました
その前のウルグアイ戦も審判酷かったですよ。
オーストラリアの28歳。
日本になんの恨みあんねんというぐらい、ウルグアイ側。
弱小国扱い。
プロXで海外へ出た日本企業がバカにされるときのあの気持ち。
あれは今でもそこいら中で味わえることです。
でもね。
あれ、見てた人はみな思ったのですよ。
「この連中がW杯の頃には、
日本は果てしなく強いはずだ」
と。
大会MVPは優勝したスペインの人間ではなく、
決勝戦にも出てない(累積警告)小野伸二。
高原、本山、小笠原、浩二、酒井、永井、遠藤、南……
我らが若き日本代表のプレーはみな輝いていました。
対戦国カメルーン、イングランド、アメリカ、ポルトガル、メキシコ、ウルグアイ、
優勝国スペインをのぞけば、どのチームよりも強く強く見えたものです。
自虐趣味のサッカー関係マスコミは寝ぼけたことをいいます。
「いやワールドユースなど強国は力入れてないからな!」
あなた方の大好きなポルトガル黄金世代
(フィーゴ、ルイ=コスタ、パウロ=ソウザなどの世代)
が国際大会で残した結果といえば、
ワールドユースの二連覇だけではないですか。
今回もさっさと帰っちゃった。
どの年代であれ、どの大会であれ、
強いにこしたことはない。
ワールドユースのトルシエの采配、それはもう酷いものでした。
ウルグアイ戦、ケガの思わしくない稲本を、
キレのあるプレーで敵陣をかき回していた本山に換え強硬出場、
使い物にならないと見て17分で交替、
大切なカードを2枚無駄に使ったおかげで後半後半は小野伸二曰く
「生き地獄」。
ロシア戦の最後の方など比べものにならないぐらいの猛攻にさらされました。
もっと酷いのは決勝のスタメン。
思ったよりも遙かに上手く行きすぎて感無量、
いきなり好々爺モードに入ってしまったトルシエは
「決勝戦はボーナスだ」
などと選手は誰一人思ってないことを口走って
左アウトサイド先発はそこまで出場時間ゼロの氏家。
ご存じの通り代表の左アウトサイドは最も難しいポジション。
「オランダへ行ってからの小野」
が我慢に自重を重ねてようやくこなしているポジションです。
そこへ、左でかき回すのが得意な本山でもなく、
途中出場経験ありであまつさえFKから一点もぎ取った石川でもなく、
出たこともない選手。
訳あって試合始まって15分ぐらいしてから見たのですが、
「ん!? 誰やあれ!?」
と目をこすってしまいました。
ええ、もう、酷いもんでしたよ。
終わってからも悔しがる選手達を尻目に
「よかったよかったうんうんうん」
ってあんた小学校の部活の顧問か。
でもね。
でも、それでも、僕はその時から、
「この人ならまあ、まあ、そこそこまかせてもええのんちゃうか」
と思っていました。
確かに試合中の指揮はダメかもしれません。
でもこの男には運がある。
山本権兵衛が日本の命運を握る連合艦隊司令長官を、
東郷平八郎に任せると決めた時、
理由をお伺いになる明治天皇に一言曰く。
「東郷には運がありますから」。
この伸び盛りの若い選手達。
先制点を獲られた中堅国強国が
「こんなはずではこんなはずではこんなはずでは
日本なんて日本なんて日本なんて」
と慌てふためいてシュートを撃ちまくり外しまくる姿。
この「今」を引き当てただけでも、
充分な強運です。
「あの連中を指揮できれば誰だって」?
この連中をアジア地区予選で指揮していた監督は、
弱い相手に1点リードされてパニックを起こし、
「長身のDFをトップに入れてパワープレー」
というどこかで見たような、
そしてパスサッカーの日本にとっては何の意味もないことをやりました。
小野や稲本がピッチ上泣きながら
「止めてくれ」と止めたにもかかわらず。
そんなもんなんですよ。
(当時の)日本の指導者のレベルなんて。
仮にもフィリップはW杯チーム(南アフリカ)の監督経験者ですよ?
少なくとも日本の誰よりも経験がある。
ヴェンゲルとかネルシーニョとか、そりゃ獲れりゃいいですけど、
獲れないのならしょうがないじゃないですか。
いつまでもいつまでも未練がましくトルシエ批判が続いたのには、
もうウンザリしました。
国会議員が辞任に追い込まれた時も。
インタビューすると選手達が口を揃えて
「いや、負けるのは僕ら選手が悪いんですからね」
といってたではないですか。
それは公平な選手選抜と選手起用に、
「がんばれば呼んでもらえる、使ってもらえる」
そして
「使ってもらえればやってみせる」
という高いモチベーションをもたらした結果ではないですか。
それだけでも並の監督ではない。
直接比較して失礼ながら岡田監督。
最終予選から本選に至るまでの期間で、
こんなに選手起用で盛り上がりましたか?
市川は使われたでしょうか? 俊輔は切られたでしょうか?
たぶん使えなくても名波は呼ばれたでしょうね。
鈴木なんか影も形もなかったでしょうよ。
チームコンセプトに基づいて必要な選手、
そして好調の選手だけを呼ぶ。
例外なくそれをやり続けたことが、
現在の代表をここまで強くしたんだと思います。
今中心選手の小野も稲本も柳沢も、代表を外れた時期がありました。
チャンスは「与えすぎや」というぐらい湯水のごとく与えますよ、
この人は。それも、何度も。
望月を右アウトサイドで使い続けてた時はもう、
気が狂いそうになりましたよ。
澤登も藤田も奥も久保も、よー使ってもらってましたよ?
そして俊輔も。
あれだけ使って最終的に使わないからこそ、
みんな納得するわけです。
澤登があまり機能しなかった試合の後、
「僕も周りに合わせる努力をするけど、
周りも僕に合わせて欲しい」
とかなんとか弱音を吐いたとなにかで見ました。
そんな人間は要らん。
この4年陰のMVP中田浩二を見てくださいよ。
あの人は日本を代表する大型ボランチですよ?
稲本や戸田や明神や福西に全く引けをとらない、
素晴らしいボランチです。
それがこの3年、
だまーーーーーーーーって
左DFを
ずーーーーーーーーーっと
努め続けているんですよ?
帰ってこない小野や本山が作ったスペースを駆けずり回って
埋めながら、
中澤が「おまえそこからバックヘッドってオウンゴール獲るつもりか!」
というバックパスしてそれをさらわれて失点して「あいつが悪い」と
後ろ指さされながら、
動かないボール獲れない俊輔がほったらかしたスペースで
ホンジュラス人に無様に抜かれながら、
悩んでいた頃の宮本がへこいカヴァーで狼狽えてる
後ろを必死でカヴァーに走りながら、
3年間。
日本を代表するボランチが、
地味ーに左DFを。
中田浩二こそ、このチームの性格と強さの象徴だと思います。
その意識は左アウトサイドを務める小野もそうですし、
右アウトサイドを務める明神もそうです。
「このチームでできること、求められていることを精一杯やる」
その意識の集まるところに、本当の強さがあるんです。
「俺の言うとおりやったらええようになんねん」
とみんなが思ってても、何一つ物事はすすまない。
この素晴らしいチームを作り上げたトルシエ自身もまた、
チームと共に成長しています。
スタメンはともかくとして課題だった試合中の選手交代。
ベルギー戦、鈴木の先制点を演出した小野をスパッと切ってアレックス。
ロシア戦、これも小野に代えて服部での守備固め。
稲本を飛ばさせて最後は福西。
そして観客狂喜乱舞の中山投入。
ああそしてクライマックスは無論、
チュニジア戦の森島投入。
ホーム・ホームのどホームサポーターに囲まれて、
森島が得点した瞬間。
事実を前持って知っていても涙が出そうになりました。
こんな采配したことないやん!(泣笑)
選手、監督、サポーター。
成長してないのはマスコミだけ。
野球関係者の世界を一ミリも見てない盲目っぷりも
苦笑しか出ませんが、
サッカー関係者の異常なまでの
自虐趣味自嘲趣味も見てて気持ちが悪くてしょうがないです。
隣の芝生を見て「ヒディングの方がいい」とかくっちゃべるのに
至ってはもうなにをか言わんや。
あなた阪神ファンだとして、
「森監督が監督やったらなあ」
なんてシーズン中言います!?
ほら、国会議員がごちゃごちゃ言った時に
国立の試合で
「トルシエ・ニッポン」
の大コールが起きたじゃないですか。
あれはトルシエとその選手達がんばれ、
の意味ももちろんあるんですけど、
それよりも
「まだわからへんのか老害どもが!
このチームはええチームやないか!」
というサポーター達の、心からの叫びでした。
今日本では、いろんな分野で今までの、
もしくは古い価値観を焼き直して動く人々と、
それではいかん、と自分で考え、自分で感じたことで
動いていく人々とがせめぎ合っています。
今はまだ古い人達の方が、その人達用に
作られたシステムの上に乗って優位に立っています。
が、それもこの一件のように、
突き崩されていくのは時間の問題だと思います。
自虐自嘲にはなんの意味もありません。
おのれのいいところ、悪いところをはっきり見て、
自分のポジションをしっかりわきまえるところから全てが始まる。
足りないところを埋め、得意なところを伸ばしていける。
そういう人々に灼けた鉄槌を喰らわせる一撃、
それがこの2勝1分け。
そういう意味でも、ものすごく心地よい出来事でした。
-----
さて。
ノルマは果たされました。
次戦はトルコ。
欲が出ますが、トルコもリーグが強くなったのを受けて代表も強くなる、という
日本と似た道のりで急成長してきたチーム。
決して弱くはありません。
でももし勝てれば……
長居です(笑)
それもスウェーデンもしくはセネガルと、またも
勝てない相手ではない相手。
楽しみです。
でも、皮算用は禁物です。
シドニーの時も
「アメリカには勝つとしてスペインとリベンジマッチやな」
などという愚かな慢心が、
PKで足元を救われる原因になったと思います。
一つ一つ。
ワンプレーワンプレー。
めいっぱい、応援してます。
頑張ってください。
嬉しさよりも、ほっとしました。
「ちゃんと頑張れば、ちゃんと結果が出る」
という当たり前の事実を、見せてもらって。
ありがとう、日本代表。
6/13 イタリアは帰らない(笑) |
18分で
「すんまへん売り切れです」
を聞きました(泣)
ジョブアビリティ
「リダイヤル」
を身につけた!
-----
ピエ蔵。
イタリア、なんとかしましたけど酷かったですね。
困ってつっこまなあかん選手がモンテッラにココて。
僕はピエ蔵やラウルのような「昔なら10番」の選手が
FWをやるのがあまり好きではないのですが、
ピエ蔵は昔っから「俺はFWや俺はFWや」ってうるさいですよねえ。
ラウルはまだ我慢しても、ピエ蔵は誰がどう見たって
オフェンシブハーフじゃないですか。
ストライカーよりもオフェンシブハーフやってるほうが
歴史に名が残せると思うんですが……
あれきっとね、イタリア国内では
「オフェンシブハーフ」
なんて評価ゼロなんですよ。
どんないいプレーしても。
だから外人ばっかり。
ジダン、ネドヴェド、セードルフ、レコバ、ルイ=コスタ、ヴェロン、ミクー……
そして我らが中田英寿。
やらない、だからいい選手がいない、買う、
買うから育たない。
そりゃ誰だって褒めてもらいたいですからね。
外人は国に帰れば
「セリエAの司令塔!!」
って大騒ぎしてくれるのに……
てことでイタリアがいつも組み立てで困るのは
伝統のカテナチオとかなんとかもそうなんですが、
「セリエAがあるから」
じゃないかな。
ニワトリタマゴなんですけどね。
勝ち上がりはいいとしてユーロ2000の時よりずっと……
いやいや、これ以上はいいますまい(泣)
だって彼らは決勝トーナメントへ行ったんだもの。
明日。
全ては明日です。
「2点差以上つけられて負けない限り行ける」
こんな必要以上にゆるゆるの条件が逆にイヤ。
だって、2点差以上で勝って行けるのが当のチュニジアじゃないですか。
それがイヤ。
パラグアイもトルコも大逆転決めてるし。
でもちゃんとやれば大丈夫。
ちゃんとやれば大丈夫。
頼むで日本代表(泣)
今日のイタリア代表なんかより10倍強いんだから(泣)
ホンマに。
ホンマにホンマにホンマに。
頑張って〜〜〜!
6/12 アルゼンチン帰る |
アルゼンチン頭抜けでイングランドとナイジェリアが競るかと思いきや、
なんとまあスウェーデン一抜け。
ただ、直前の日本代表とのドローを観てた皆さんは
みな思ったでしょうけど、
「あれ? 強いでここ?」
とにかく守備がガッチリしてるので、崩れなさそう。
#逆に日本代表がこのチームから流れで一点獲ったのが
#「お? 復調気味?」と思ったものです。
バックスが破られたというより、攻撃がちゃんと機能しなかった、
というイメージ。
ヴェロンが悪いとかシメオネが悪いとかそういう問題じゃない。
一般的な問題に戻すと、
「専任のウィンガーを置く」
っていうのはどうなんでしょう?
結局、4-3-3から4-4-2に移行していったのは例の82年の
「黄金のカルテット」からだと言われてますが、
確かあれって
「どうしても外せない中盤選手が4人がいるから、
泣く泣くFWを一枚切って4-4-2にしたら
あら不思議ボールが回っていいじゃないこれ?」
だったと聞きます。そこからさらに
「じゃあ中盤制圧力をもっと上げよう。
5枚だ5枚」
ってのが3-5-2でしょ?
アヤックス3-4-3、のみならず
オランダは伝統的にウィングが好きな国ですが、
それでも最近は4-5-1、両ウィングはオフェンシブハーフもしくは
ウィングバック調の選手ですよね。
どうしても点獲りに行きたいときウィングを用意しますけど。
FW出の専門ウィング(=守備能力&意識無し)
を置いていいほど、アルゼンチンの中盤がはちゃめちゃに優れてるわけでもなし。
中盤底シメオネ一枚ってのは……
見方換えればソリン、サネッティを加えてトリプルボランチなんですけど、
DF3枚があんまり開かないので、この2人は外ディフェンスに忙しいんですよね。
やっぱり
「ウィング置いて開いた3トップ」
って成り立たないんじゃないかな。
センターフォワードをビシッと押さえれば、まあクロス跳ね返してりゃ
中央突破は無いわけですよね。
トップ下のヴェロンが絶好調ならもっとガスガス行けるんでしょうけど、
当然あそこには相手のエースボランチが貼りつくわけです。
オーソドックス4-4-2が相手なら、
CFをエースDFが、トップ下を守備的・守備的MFが押さえていれば
まだ2列に1枚ずつ余る……
ま、うまくいかない時の結果論はどうにでも言えるわけで、
これがぶっちぎりで突破してりゃ
「3-3-1-3最高!! 新しい潮流!」
とか絶賛してるかもしれません(笑)
ただ、なんとなーく今回のアルゼンチンは、
ディフェンシブと叩かれた前回よりもさらに
「機能的だけど選手の顔が見えないなあ」
という印象でした。
バティもヴェロンもオルテガも、それらしいプレーがあまりなかったですね。
ピオホなんて「出てた!?」って感じだし。
今シーズン開幕戦ジュビロの戦い方見て、
前はともかくとして
「守備的中盤+DFラインを3-3」
ってのはちょっと面白いなー、と思ってたのですが、
真価発揮する前に消えてしまいました……
残念。
もっと観たかったなあ……
優勝候補上から2つが予選リーグで消えるなんて、
なんとも激しく荒れ荒れのW杯ですね。
混沌としてきました……
6/11 フランス帰る |
ジダンに頼りすぎた4-2-1-3が、
彼が抜けることによって崩壊したのが直接の原因ですが、
慢心もあったと思いますよ。
ジョルカエフorミクーを左オフェンシブ、ウィルトールを右オフェンシブに
決めうちしたボックス4-4-2とか、ちゃんと検証しておくべき……
いや、親善試合なんかではやってたのかな?
日本ですら中田抜きは何度も何度もやってますからね。
結局の所大きなボールさばきができる人間が何人か居てないと、
優秀なFWやサイドアタッカーが揃ってても、
攻撃が成り立たないんですね。
ヴェロンの不調で足元すくわれたアルゼンチン、
「中盤展開」が存在しないイタリア、
みなそうです。
そういう意味ではユーロ2000、明らかに衰え果て
運動量は無いに等しく、
ヌーノ・ゴメスに吹き飛ばされて失点されたといえども
デシャンの存在は大きかった。
ボランチはやっぱり、展開型とぶっ潰し型、
攻撃型と守備型が並んでるのが吉です。
そういう意味では稲本(福西)&戸田というのは
とてもいい組み合わせ。
サッカーは……なにが起きるかわからないですね。
あれだけの選手をずらり揃えて、
イタリア、イングランド、フランスリーグの得点王をずらり並べて
1点も獲れずにW杯を後にする……
盛者必衰諸行無常。
でも、それもまた、サッカーの魅力の一つです。
-----
得意技に頼りすぎると、
その得意技をもぎ取られた瞬間、
ばたりと倒れる。
本当に強さを追求した結果使っている技が
その技なのではなくて、
「強い」という結果を生んでくれた技を
使い続けてしまう。
誰もが陥る罠。
4年間無敵を誇った世界王者も陥る罠。
そんなようなことを思い出させてくれながら、
フランスは帰ってしまいました。
もう少し、強いフランスが観たかったです。
6/10 アゴがあがってます |
でも、それを轟然と口に出して吼えてもいいのは、
その世界で自他共に認める五本の指、とかの方ではないでしょうか。
ジャンボ尾崎がゴルフについて語ってもちょい中途半端ですよね。
メジャー勝ってからにしてよ、って感じで。
別に「悪い」とは思いませんが、
僕にはとてもカッコ悪く感じるのです。
だからやりません。
いや、やらないように、と思っています。
……たまには、流れでポロッと出ちゃうかもしれませんが(笑)
W杯も、関心のない人にはなんの意味もないバカ騒ぎです。
FFも、関心のない人にはなんの意味もない疑似体験です。
世の中に、
「だれにでもたいせつなもの」
などそうそうはなく、ましてそういうものを扱う尊い仕事などしれてます。
また、仕事が尊くてもダメな人がそれをやってることは多いです。
しょせん、そんなもんなんです。
だから、威張ることではありません。
偉そうにすることではありません。
簡単なことですが、人はすぐに天狗になるもの。
人のふり見て。
こだわるところはこだわっても、
「しょせん」という言葉は、
いい意味で忘れないようにしよう。
そんなことを、いくつか雑誌やTVを見ながら思いました。
みんな、どうしてあんなにアゴが上がってるんだろう?
しょせん、そんなもん。
だから、がんばれるのに。
僕がやばそうになったら、
「アゴ上がってんで」と教えてくださいね(笑)
6/9 勝ーーーーーーーーーーーーーー利!! |
明神ですよ戸田ですよ宮本ですよ
浩二ですよ松田ですよ楢崎ですよ。
もちろんヒデ&シンジ、鈴木と柳沢もよかったですね。
チェック&チェック&チェック。
宮本……あんなにカッチョ悪かったのにどうよ今日は。
もう引退するまでずっとフェイスガード。
決まり決まり。
明神。大明神でしたよ。ええもう。
福西。要らん言うて正直すまんかった。
こういう時のために、こういう時のために用意してたのね!?
服部と隊長もよかったですよ、ホンマに。
フィリップの采配、びっくりするぐらい当たってましたよ。
やっぱヤツは運のある指揮官です。
でも……今日は誰より
稲本の「ピー」じみたものすごいプレー。
最前線から最後列まで、点も獲れば最終カヴァーもやる。
あれぞボランチ。
そう、あれがサマになるのがセンターMFなんですよ。
だからウチ(といえばミラクルズ)では10番がボランチをやってるわけですってば。
ね?
あそこが決まらないとサッカーにならないんですよ。今は。
だからナイジェリアはさっさと消えたんです。
カヌにセンターMFやらせてるようでは何をどうしようもない。
稲本・戸田・明神・服部・浩二、そしてヒデ&シンジ。
MF大国日本の誇るボランチ陣が大爆発。
いやもう、トラパットーニ監督に教えてやりたいもんですな。
サッカーは中盤ですと。
……モストヴォイがいなくてよかった……
いやあ……
いい感じですよ。
ワールドユース思い出しました。
先制して5バックで守り倒す。
ワールドユースでも初戦はカメルーンのアホ5トップに破れたんですけどね。
選手達は全然狼狽えてなかったんですよ。
不敵に悔しそうな表情だけで。
そしてあれよあれよの快進撃。
ベルギー戦後のインタビューもそんな感じだったじゃないですか。
これは……
準優勝!?
ううっ……
嬉しいなあ……
明日、ベルギーがズバンと勝ってくれたりすると
決勝トーナメント進出がかなり見えてきますね。
ま、でも他チームはともかくとして
とりあえず勝ちましょう。
勝って1位突破、ブラジル強そうなのでやっぱ避けときましょ(笑)
次の勝ち上がりはF1位、でもこれ、まだどこか全然わかんないんですよね。
スウェーデンかも……だとしたらベスト4!?
あいやいや、気が早い……
ご苦労様。
気合い入れ直して、チュニジアにも勝ちましょう。
ここで負けたら、なんにもなんないですよ!?
身体能力ある連中なので、ポロッと破られて負けたりしないように。
気合い入れて、
気合い入れて頑張りましょう。
とりあえずよかった。
とりあえずありがとう。
もう一試合。
頑張ってください!
6/8 FFです〜 |
今回のFFは今までのFF、
「話見せるでドラマ見せるで」
方向ではなく、まさに
「ロールプレイ」。
辺境の新興国家バストゥーク。
ある者は立身出世を夢見、
ある者はただ戦いの中に己を見いだし、
ある者は獣人の支配する現状を打破する正義感に溢れ、
今日も飛び出す都の門。
「なんで世界を救う勇者やのに宿屋で金取られるねん」
宿屋の人も生活してるからです。
いや。
世界を救う勇者気分の人間がその国には1500人も居るからです(笑)
そしてプレイヤー同士で起きるドラマ。
他国からどうでもいいアイテムを持ち込んで、
その国の人が知らないのをいいことに高く売る詐欺師。
苦労して取らねばならない敵落としアイテムを、
自国の興隆のために後輩冒険者にそっと差し出す強者達。
ファンタジーマンガなんかで山のように見せられたドラマを、
簡単に追体験できます。
「助けて!」言いながら走って逃げるから、
いつまで経っても追いつかず助けてあげられない法則。
「助けて!」言われてもこっちも到底助けられない強敵で
ごめんなさい見殺しの法則。
そして
「助けて!」いいながら走ってみると
助けてもらえてそこから始まる大冒険の法則。
「見知らぬ人とパーティプレイなんかできないよ!」
そんなこと言うてられへん。
パーティ組まな鉱山こもられへん。
白おらんかったらコンシュで生きて行かれへん。
まさに新人セールスマンがどんどん積極的になるあの姿。
パーティプレイもこのゲームの醍醐味です。
というかそれこそがこのゲームのメインディッシュ。
戦士はねえ、エースになるとカッコイイですよ〜。
モンスター釣ってきたら(釣り役は魔法の方がレンジ長いのでいいんですが)
「挑発」かけて敵の攻撃を一身に受ける。
チームのために盾になり壁になり、黙って耐える背中が素敵。
そうそれはアメリカンのオフェンスラインメン。
派手なプレーは何もないけど、ただ黙々と仕事をこなす。
2nd以降でも2匹目が来たなら「挑発」かけて引き受ける。
チームが1匹目を片づけるまでただジッと堪えるんです。
ドキドキしながら。減っていくHPゲージを見つめながら。
そりゃもう英雄気分ですよ。
若干マゾヒスティックですが、
「チームのために貢献してる感」
は白に次いで味わえるのが強い戦士。
でも強い戦士。
弱い戦士はクソの役にも立たない。
「すいませんお荷物ですすいません」
感爆発。
これも現実と同じ(泣)
白魔導士、回復オンリー役というとフツーのRPGでは
ただの便利屋さんで、HP少なくてすぐ死んだり、
戦闘力ないのにターン使ったり、
「ああもう! こいつ面倒!!」
とか罵声を浴びる存在ですが、FFでは
「神」。
もう、白いないパーティはパーティではないので、
大人気です。
パーティで人気者になるまで育てるのがしんどいので、
なり手が少ないのも現実と同じ。
現実てなんや(笑)
アメリカンで言うとQBです。
チームの司令塔、白のスキル高いと戦闘が実にスムーズです。
黒魔導士は攻撃の主役。
特にレベル延びれば延びるほど他の職業では
考えられないようなダメージを喰らわせることができるので、
ある程度から先はすごく面白そうです。
ワイドレシーバー。
50ヤード一発タッチダウンのスーパーヒーロー。
モンクは地味で「挑発」もないのですが、
戦闘力では戦士よりも上、
戦士が盾になってる間に確実にダメージを稼ぐ黒子役。
ランニングバックかな。
ここ2ヤード欲しい時に削ってくれる頼もしい役割。
赤はパーティでは中途半端な位置づけかもしれませんが、
ソロ行動がやりやすい点と、自分一人でいろんなことができて楽しい、
というメリットがあります。
ひねくれ者におすすめ(笑)
シーフ……はちょっと辛いです。
特殊能力にアイテムぶんどるのがあるのですが、
確率がそれほどでもないので……
ただ、レーダー持ってて敵位置がわかるので、
逃げながら長距離移動する時はパーティに欲しいそうです。
あと、「忍者」になれる
「らしい」
という星を眺めるような希望があります(笑)
面白いのが
各職業各職業で隣青芝で、
「白はいいですよ、冒険困らないじゃないですか」
「でも一人じゃ『丁度いい』にも負けるんですよ!?」
とか。
決定的に有利な職業って無いんです。
特にパーティではバランスよくいろんな職業いた方が絶対に有利。
そうなると、知人友人だけでなくても
なんとなく知り合いもできてなんとなく準固定メンツみたいなのもできてきて……
ほら、よく安物ファンタジーじゃ
「冒険者の宿」みたいなので
即席パーティ組むじゃないですか。
どころか。
門の前(笑)
あるいは野良パーティ。
こないだも野良で白ネコさんをナンパしました。
ああ……
現実じゃこんなにシャイなボクなのに……
言うてられません。
人はみな、一人では生きていけないのです。
-----
最近、チョコボに乗ってる人を見かけるようになりました。
ヒーローです。
「あー! チョコボだーーーー!」
まさに進駐軍のジープを見る敗戦直後の日本の子供。
ギブミーチョコボ。
キラキラと目を輝かせ、憧れの熱視線で見つめてしまいます。
それは……頑張って先に進んでる人への、
素直な尊敬のまなざしなんですよね。
今はまだ無理だけど、
頑張ればアレに乗れる。
高度成長期の若者の気持ちまで追体験できるなんて(笑)
あるレベルを超えてクエストを解くと乗れるようになるらしいです。
早く乗りたいッス。
飛空挺も。
-----
プレイヤーがキーボード入力で感情表現できるんです。
「/bow」
で画面上では
「mio は daichi に丁寧にお辞儀した」
と出る。これが40種類ぐらいあって、プラス
「/em は<t>に恋をしたようだ・・・」
と記述すれば、自由になんでも作れます。前の例で使うと
「mio は daichi に恋をしたようだ・・・」
と画面上に。
で、気に入ったらマクロ登録しておけば
キー2発ですぐに出る。
エアロかけるたびに
「ルストハリケーン!」
と叫ぶ黒魔導士さん、歳がバレます(笑)
……いや、スパロボ世代なら若いかも……
タルタルという二頭身キャラがとても可愛いのですが、
こればかり3人のパーティに囲まれ、
思わず「かわいい」と言ったところ、
つんつんつついたりにっこり笑ったりお辞儀をしてみたり。
猛烈に可愛いですよ(笑)
転げ回りそうになりました。
-----
確かにバランスが悪い部分あります。
バストゥークのミッション3があれ、というのはどう考えてもおかしい。
PT組まないとレベル10以降はゲームにならないというのも、
ゲームの性質から当然といっても、辛い。
「FF」であるからにはもっと敷居低くてもいいのでは……
と思います。
ドラクエが3本かけてソロ→パーティ→転職、と馴染ませたように、
もう少しソロよりでもいいような気がします。
あと、「ヒューム(人間)の国・ヒューム・戦士」でバランスが崩れている、
っていうのはβテストやりすぎた本末転倒だと思います。
先の方進むとかなりキツくなるところもあるそうですし。
ただ。
それでもいまのところは。
たとえ土曜の夕方4時、一番脂がノッて楽しんでた瞬間に
ボスッと落ちられても。
それが午前1時になって復旧していなくても。
おもしろい。
なんというか最初はエンターテイメントに関わる人間として
「これは体験しとかんといかんだろ」
という「言い訳」を用意して大枚叩いたのですが、
いやもう、そんな言い訳必要なーし。
BBU到着前、K兄さんが
「面白いと思ってやってもらっていいですよ。
それよりも確実に面白いですから」
と言ってたのは事実でした。
プレイ時間40時間を軽く超えまだ序盤。
ええもう、02年6月はW杯とFFに食いつぶされてもかまいませんとも。
おも〜しろい〜ですよ〜〜〜
6/7 ダイエットねずみ講 |
というか一発目を買っちゃってから
「あ!これは!?」と気づく。
中に「実務マニュアル」みたいなのが入ってて(笑)
巧妙なのが、モノが
「ダイエット食品」
なんですよ。
高額でも出す人が居て、
しかも他人に薦めやすい、という。
その人も別の知人に強力に勧められ、
そこまでいいのなら……
と買ってみたら「実務マニュアル」。
うーん……
あの手この手、ですねえ。
モノに自信あるのならそんな販売方法使う必要なく、
いや、ほおっておいても飛ぶように売れるはず。
ダイエット食品だし。
もうそういう売り方してるって時点でおかしな商品です。
でもこういう
「私だけが知っている」
系に、人間誰しも弱いもの。
「実際に効果があるからみんな黙ってるのかも!?」
んなこたありゃしません。
このくそネット時代に。
あるあるの翌日にココア売り切れる国で。
などと言ってても物欲旺盛な僕も
いつひっかかるかわかったもんではなく、
自戒も込めて。
みなさんもお気をつけください。
6/6 健康診断 |
ミクーあかんで。
プレーがちいちゃい。
あれと中田比べてあれ取ってるって、
やっぱパルマの監督アホや。
デンマークから大量点勝利ですか……
だって向こうは分けでOKですもんね。
ムズカシー(泣)
でもサッカーって、「分け以上でOK」って時ほどよく負けるものです。
前々季のユーヴェの悲劇。
これが「引き分けのあるスポーツ」サッカーの面白いところ。
ジダン・アンリ抜きですがシセ、それに中央にテュラムを置いて
右にカンデラも悪くなかったので、頑張ってください。
-----
健康診断を受けましてねえ。
憧れのあの子のムフフな姿を拝まんがために
出張医師を校門前で拉致、
サングラスとマスクで変装してすり替わり、
いざ、あの子というところで喧嘩相手の女の子にバレ……
でも、その子もちょっとボクのことが好きなんだな。
ボクもちょっと気になってるんだな。
……いつの時代の話ですか。
ムフフて。
チャンピオンあたりで今やってそうですけどね。
というか今のマンガなら全部見せちゃうんでしょうね。
風情がないなあ(泣)
見えないとわかっていても
「今日は!? 今回こそ!?
……
あ〜またこれか〜〜〜!」
と悶えるのが楽しいんじゃないですか。
だってほら、毎回見せていてはインフレが起きちゃう。
え?
お前が言うな?
は、ごもっとも。
ええ、もちろん毎回見せるものはそれはそれでありです。
というか大切です。
いえ、必須ですとも。
はぁ……
何も見れなくてもいいから
「あ、今頃あの子が……」
なんてドキドキ健康診断を受けたかったなー……
なんて思いながら待合室でおばちゃんおっちゃんと一緒に
昼のワイドショーを眺めていた男子校(しかも中高一貫)出身者。
あ、体重と血圧にドキドキしました★
うわーん(脱兎)
6/5 ロビー・キーン |
カッコイイ。
カッコイイよアイルランド(泣)
ナイスガッツや〜〜〜!
いいですな、サッカーは。
小国が大国に泡を吹かせるあの瞬間。
最後まで1ミリも諦めないファイティングスピリット。
粘って粘って粘って粘って。
ドイツどうしたのよ?
途中からDF山のように突っ込んで、
もう逃げ切りたい逃げ切りたいって。
こんなドイツ見たこと無いですよ?
いつも逃げる相手を追いかけてぶん殴るチームだったのに。
までもいいゲームでした。
感動しました。
6/5 W杯ベルギー戦(ダイジェスト) |
だから言ってたでしょ?
シンジなんですってば!
40mをプレスのかからない左から右へ中央へピンポイントで通せる、
あれが日本の攻撃の基点。
そんなもんコンフェデのカメルーンからずーとわかってたことじゃないですか。
それでもピシャッとその小野に代えてアレックスをブチ込む選手交代。
フィリップ、本番じゃ結構やるやん!
そしてイナの重戦車ドリ。
去年までならやってもやっても無駄だったあのドリブルが、
この大一番で大炸裂。
無駄な一年は無駄じゃなかった(泣)
想像してた以上にいい内容でした。
チャンス山のように作ったし、あの頑強なベルギーディフェンスに
よく穴を開けてましたし。
ただ、セット崩れのラインコントロールミスで2失点、
というのは気になります。
研究されつくされてるというか、ノルウェーの時もそうでしたし、
チュニジアはともかくとしてロシアはかなりこの辺突いてくるでしょうから、
厳重な注意が……
なんてことはもうみんなわかってるでしょうね。
頑張ってください。
いい感じです。
いい感じです。
いい感じです。
ホントにホントに(泣)
いや、でもホントに、ゲームとボールがバンバン動いていい試合でしたね。
もう、4年前の重苦しい3試合とは比べものにならないですよ。
赤い悪魔にW杯本戦で引き分けですよ?
ジャマイカに2点取られて1億2千万人が泣きべそかいてたあの日とは違う。
ロシア戦。
頑張って。
-----
今日のFF:
大人数(パーティ2つ)で大羊に追われました。
助けてください。
終わったら3時でした。
助けてください(泣)
-----
悔しいので今日もW杯の脇話。
今回、ユニフォームどこもあんまりカッコよくないですよね?
98フランスの時がシンプルとモダンがちょうど混じっててよかったと思うのですが。
ナイキはなんか背中に変な線入ってるし、脇に変な色入ってるし
フォントも細身でカッチョ悪い。
「シンプルな中で無理してデザイン」
しようとしてるようで、悶えてる感じがします。
前回のが超シンプルタイプで、あれ以上どうしようもないから、
変な方向へ向かっちゃった、って感じ。
ブラジル、韓国、アメリカ、どこもいまひとつ。
前回と違って今回はアディの方が全般的にカッコイイかな。
日本もドイツもまあまあ、悪くないですよね。
フランス、アルゼンチンも。
イタリア代表はカッパ。あのデザインになってから結構長いのですが
あれ、ちょっといやらしいですよね(笑)
体の線がすごい出るんです。
めっちゃセクシーですよ。
もうね、あんなもんイタリアン伊達男だからこそ着れるユニフォーム。
あ。
イタリア男達だからこそ、あんなデザイン!?
ジャージも袖無しのベストみたいなヤツで、
胸にデカデカと「ITALIA」って描いてある。
本来めちゃんこダサいはず。
なのに、トッティやアーレが着てるとカッコイイ……
くそ。
イタリア人め。
なんで無精髭がカッコイイんだよ!
いい加減にしろよ!?
-----
韓国戦は生で観ました。
ファン・ソンホン。
ユ・サンチョル。
Jで見慣れた面々が点を獲る姿。
やっぱり身体が勝手に応援してしまいました。
ヒディングの必要以上に高度なサッカーをよく消化してると思います。
あのマンマークの国韓国が、ぺったりフラットの4-4-2ですよ!?
今やどこの強国も
「理屈わかるけどこんなもん90分できるか」
と諦めつつある古典的プレッシング4バックを粛々とこなす韓国代表。
ホン・ミョンボが上がったら
「要らん!上がるな!」
だもの。
ヒディングが韓国人の負けん気とど根性を、
ここまで上手く活用してるとは思いませんでした。
また、韓国の選手が今までのパワー&スピードサッカーを
あそこまでキッパリ捨ててるとは思いませんでした。
「勝利」という目的志向に全てを捨てれる国民性。
それを活用するオランダ出の超理論派監督。
いやもう、脱帽。
見事でした。
このまま調子に乗ればいいとこいけると思いますよ。
おめでとう。
ああおめでとう。
日本もやるで〜〜〜!
6/4 ミス |
ぼく、いちおうでんきめーかーにつとめていたの。
たんとうはてれびだったの。
こどものころからきかいがだいすきで、しょうがっこう4ねんせいのときには
おうちにびでおがきたの。
それいらい20ねんかんでろくがみすなんて3かいぐらいしかしたことないの。
な ぜ こ の お お い ち ば ん で ( 号 泣 )
-----
昨日、マシン壊れてメンテで疲れ果てて、日付変わってから
「明日の夕方5時半」
ってやっちゃった初歩的ミスです。
まあ、日本戦はどうせDVD出るしそれ買うし……
うわーん(泣)
しかも。
定時7時で家に着くのは8時過ぎ、
見ざる言わざる聞かざる戦法だと思って
めっちゃヘッドホンで家に帰ってさあ飯食ってビデオ観るで〜
これが俺のライブや〜
と思いつつ顔洗ってたら、おかんが一言。
「引き分けやで」
デイビッド・ガッデム!
-----
ま、ままま詳細はまだ観てないのであれですが、
「2点取って」「分けた」
というのは、悪い結果ではないです。
うん、70点。
分け・分け・勝ちで得失点、っていうパターンはあり得ますからね。
負けてない、2点も取れてる、しかも鈴木が流れから、
っていうのはとてもいい。
船出としては大満足、勝ち点1、2得点ですでに4年前を超えた。
ロシア戦。
頑張りましょう。
ロシア戦。
頑張りましょう。
ロシア戦。
頑張り、ましょう!
6/3 メンテナンス |
イタリア戦などまったり見て
ああいつものイタリアやな、と納得してWebチェックして……
ボスッ。
ぼすっ?
再起動〜〜〜
……立ち上がれへん(泣)
ついに長年頑張ってくれたOSに限界が来たようです。
デバイスドライバのなにかがダメくて、セーフモードで
ステップバイステップを試行錯誤。
2個目のHDD外したり、CD-Rも外したりして試行錯誤。
幸いHDDのハードウェア自体は大丈夫だったので、データドライブの方に
大事なデータを待避してから上書きインストール。
しかし一度腐り始めたWindowsは簡単には直らず、
謎のDドライブ
という読み取れもしない削除も出来ないドライブ誕生。
そしてハチャメチャ不安定。
さっきなんか漢字変換中に落ちました。
潮時です。
新しいマシンを用意しましょう。
最近P4もAthlonXPもメモリも安くなってるし。
そして寝たのは3時半。
FFやってるよりも遅く。
祭りや祭りや。
続いてるで〜〜〜(泣)
6/2 代表ユニフォーム |
ふっふっふ。
だがしかし。
「代表ユニフォーム着た女の子を描いた数なら日本で五指」
の私から言わせてもらえば……
甘いッ!!
君ら間違うとる。
ええですか。
代表ユニフォームっちゅーのは
「戦闘服」
なんです。
戦闘服が一番輝く瞬間というのはもちろん戦闘中、
つまり本気でサッカーやってる瞬間。
中途半端なサポータールックで裾出してる絵とか、
ボール手に持って体育座りしてる絵とか、
そんなんちーとも輝いてない、
すなわちイコールぜーんぜん可愛くない。
ボール手で持ったらあかんて(泣)
あんたマラドーナか(泣)
もちろん、あれはナースルックとかアンミラ制服とか
そういうノリの一環だとはわかってますよ、わかってます。
でも悲しいかな、あれは決して
「着ただけでかわいい」
というものではないのです。
嘘でも。
サッカーやってると、代表ユニフォームは輝きます。
相手がカナリアイエローあたりだとなおよし(笑)
ウチ(といえばミラクルズ)の子はみんなユニフォーム着てる時は
可愛いポーズなんか取らせませんよ。
そんなんやったってひとっつも魅力的じゃないもの。
……と、いうようなことはやってると噛みしめる事実。
制作サイドみなさん苦労してると思いますので、ご参考までに。
もう遅いか。
ま、また4年後(笑)
6/1 W祭り |
FF11なんてやってる場合じゃないです。
将軍抜きの王者フランスがセネガルに足をすくわれ、
カメルーンvsアイルランドは引き締まったゲームなのか凡戦なのかよくわからず、
アジアでは偉そうな顔をしてるくせに本戦に出るといつも
ショボ〜ンなサウジがドイツに8点入れられる、
そしてや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っぱり
山のようにチケットが残って空席ばかりのスタジアム、
チケット屋が制止を振り切って当日券販売開始、なし崩しで認めてしまう腰のくだけっぷり。
わっはっは。
話題山盛り、FF11なんてやってる場合じゃないです。
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今日のFF。
・暴走亀列車に踏みつぶされました。
初めて見知らぬ人達とパーティプレイ。
夜、きむら兄さんと共に新しい土地に
「わ〜(笑)」
と遊びに行ったところ、二人がかりでもちーとも勝てないモンスターに見つかり、
「わ〜(泣)」。
逃げてるところで助けていただいたチームに合流させていただき、
「わ〜〜〜!(戦叫)」。
気がつけば朝。
わっはっは。
興奮山盛り、W杯なんて見てる場合じゃないです。
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いろいろ言いたいこともあるのですが、
基本的には「くそ、くそ」と言いながらもコントローラを握りしめるタイプのゲームです(笑)
今日やってたところは一人プレイだとどうにもならない酷いバランスの場所なんですが、
パーティならちょうどいい緊迫感でめっちゃオモロイ。
でも、このタイプのゲームってバランス調整があとからいくらでもできるし、
攻略本も100%出るでしょうから、
情報集めて後からやった方がいいですよ(笑)
総当たりでラゴスを捜す、
銅のつるぎ180Gようやく買えてドラキー一撃、
そのノリの楽しさを味わうには、あの世界は広すぎます(泣)
W祭りの6月満喫。