吼える! ながたさん!
おもいつくままに、随想随筆。
9/23 お久しぶりのキーボー道 |
リアルフォース!(挨拶) Realforce106+テンピュールパームレスト作戦ですが、 今のところそこそこ快調です。 しばらく打ってると、Realforceの打ち方を思い出しました。 「打つ」のではなく、指先を撫でるように滑らせると、 コイツの良さがわかります。 理想は底付きしないようにピアノのように「弾く」のが一番なのですが、 ピアノと違って文章打ちは 考える時間=パームレストに手首が乗ってる時間 が長く不定期に来るので、 指先曲げ伸ばし打ちと併用してます。 ここでもよく宗教論争みたいなのが起きるのですが、 手首浮かしてる方が低負荷で速い、それは誰でも知ってるんです。 でも、浮かせっぱなしで、空中に肘や腕のホームポジションみたいなのを 持てればいいのですが、 上述のように不定期かつ頻繁に「休み時間」が出現すると、 その度ごとに肘・腕を空中ホームポジションに持って行く必要があって、 これは結構なストレスのように感じます。 しかも、打たずに浮かせている時間はまさに腕版の空気椅子。 ピアニストだって弾かない時は膝に手を置くではないですか。 結局、どこかに手首を置く必要はあるわけです。 なので、タイピングソフトで目指せ分速600文字、とか、 打ち込み専門職でキーに向かう時は叩いている時、という人と、 普通にメール中心ビジネス文書中心の人とでは、 おのずからこの 「手首を空中に浮かせるために払えるコスト」 に違いが生じるわけです。 で、得られるメリットと勘案して、特に時間的な面から言えば パームレストに置いてる時間の方が圧倒的に長いわけで、 なら、そのまま打った方がいいじゃん、という考え方になっちゃうわけですね。 ということで、多分に実験的なんですけど、 両者の良いところを混ぜれないものか、と、 「左パームレスト置いたまま、右浮かせて」 というのをやってます。 それっていいとこ取りか?という疑問はさておき、 割といい感じかもしれません。 なぜこうするかと言いますと、 右手の方がホームポジションから離れる作業が多いんです。 主にEnterとBackSpaceと矢印キーなんですけど。 (この話になるとエディタでキーバインディングして 「Ctrl+何か体系にすればいいですよ!」 とアドバイス頂くんですが、 もうね、環境変わるごとにそれの設定せなあかんのが めんどくさくてしょうがないんです。 CtrlとCapsLockの入れ替えだけでも萎えました) あと、そうそう、なによりマウスですね。 コツとしては、(これはNatural使いにしか必要ないかもしれませんが) ちょいとだけキーボードを傾けて、(ヨーです。notピッチnotロール) 右肩上がりにするんです。 右手首をストレートにするんですね。 で、ホームポジション中心点(「G」と「H」の位置)を、 身体の中心からいくらか左にずらすと、左手首もストレートに近くなる。 で、左手は置いたまま打鍵、右手は浮かせて打鍵です。 シンメトリカルな人間の構造上、こんなんは邪道だろう、 と思っていたのですが、やってみると案外いい。 思わぬ副産物として、キーボード中心が左にずれることで、 右下にスペースができて、マウスがちょっぴり近くなりました。 ストレート型キーボードで、デスク面に余裕のある方は お試しになっても面白いかと思います。 あ、角度やズレはちょっとずつ、ですよ。 --- こないだK先輩といろいろ話してて。 僕も一時すっごいキーボードに凝ってて、 (今は上記Realforceとテンピュールレストで小康状態) ついには富士通から親指キーボードを取り寄せるに至りました。 配列も、一応、考えながらなら見なくても打てる、ところまでは。 それでも、ほんの少しですが、 親指ファン達が涙流しながら口々に訴える、 「指が覚えるんだよ!」 いというのを体験しました。 「〜と思います」 というような頻用フレーズですと、指が覚えてて、 しかも親指シフトは運指が(少なくともASCII配列よりは)考えられているので、 「たららららららっ」 と一動作で入るんですね。 これがかなりの快感なんです。 もちろん僕もローマ字でそんなもの腐るほど打ってますから、 無意識で出るんですけど、なにかが違う。 運指の楽さもそうだと思うのですが、あと、 たぶんですけど、音節とキータッチ数が一致する(近い)のが その要因ではないかと思います。 「キーを叩く」という身体性と、頭の中の文字という抽象概念とが ぴたっと一致しながら文字が出力される、 脳裏に字が浮かんだ瞬間、その字がディスプレイに表示される。 それが快感を引き出してるのかな、と。 もっと簡単に言うと、紙に文字を書く、という作業により近いから、 ではないでしょうか。 これは体験しないとわかんないんです。 でも体験すると、親指の人達が、憐憫の情を感じずにはいられないほど 親指にしがみつきにしがみつき倒してるのがよくわかります。 少し前まで富士通は申し訳程度に親指配列のノートPCを頑張ってたんですが、 それがもう今や三戦級もいいところのスペックでも、 オークションで15万とかで飛ぶように売れるんです。 そもそも出物がないから。 僕は結局、それがヤで、親指シフトは諦めました。 キーボード買って、到着して、打ってみると、 やーっぱり専用キーボードの方が遙かに効率いいんですよ。 一度体験すると、もうJIS配列を無理矢理親指化したものになんか戻れない。 と、いうことは、 これから一生富士通からキーボード取り寄せて、 ノートPC使う時は我慢に我慢を重ねる、 っていうことになります。 それはちょっとなあ、と。 専用キーボードを買ったからこそ、醒めてしまいました。 何度も言ってますが、 日本人に取っては靴なんかより遙かに触ってる時間の長い このキーボードという物体が、 ちょっとイイモノ探そうとするだけで死ぬほど苦労する。 東プレだ古IBMだミネベアだCherryだ、 デッドストックを争奪しオークションで転売屋が暗躍し、 英語日本語テンキーの有無Winキーの有無で血で血を洗う論争が繰り広げられ、 やっと巡り会えた理想に近い一枚は入手困難、 使用劣化経年劣化に脅えながら、 予備機を手に入れるが早いか それよりもさらに理想に近い一枚が出るが早いか、 ロシアンルーレットをクルクル回す毎日です。 Microsoftなら大丈夫かと思えば頻繁なモデルチェンジ、 せんでもええのにアグレッシブにキータッチを変えてくれ、 結局旧機種探して右往左往。 (現行型MultiMediaKeyboardのタッチが気に入らなくて 結局使わないようになったのですが、あれはワザとやってたそうです。 聞きかじりですけど、なんでもバネ強めにして打鍵にリズム出す設定だとか。 バックスプリング・メカニカルみたい感触を狙ったんでしょうか) なんでこんな苦労せなあかんねや、と。 東プレさん、事業としてやりませんかカスタムキーボードショップ(泣) いや、事業規模は実に小さく儲かりませんが、 いろんな情報のフィードバックと、広報展開になりますよ。 Natural型のRealforceが出たら、49800でも買うもの〜〜〜。 無理やな(泣) ……やっぱり東プレさんのやる気を刺激するためにも、 Realforce101(英語版)買おうかしら。 それとも全域30g荷重のRealforce106"S" (ツボを突いたネーミングですが、途中からこういう名称になりました。 誰か入れ知恵したヤツが居るのでは(笑)) テンキーレスを出す、と言って、試作品たんまり作って見本市で アンケート取った後、さっぱり音沙汰が無いのですが、 あれはどうなったんでしょうか…… できれば……カラーも……黒とかあるとありがたいのですが…… しかし、こんなチンケなことで悩んでいては、 データハンドを使いこなすぴよさんに勝てない。 やはり最終的には これ しかないかとも思い詰めております。 --- ……と、22日の夜に書いてましたら、鯖王さんに 「テンキーレス出るで」と教えて貰いました。 ユングもびっくりです。 モノはRealforce106からテンキーをぶった切った、一番無難なタイプ。 試作品は109(Winキーなどがあるタイプ)だったので、 よほど「Winキー要らんわボケカスアホ」とでも苦情が殺到したのでしょうか。 Microsoftのキーボードのように、上面にズラズラと特殊キーが並ぶのは ともかく、空間・隙間というのも非常に大事なファクターで、 Winキー派が「要らん言う人は使わへんかったらエエやん!」 と泣きながら訴えても、 「アホかボケここには『隙間』というキーがあるんじゃ」 みたいな勢いで否定されます。 実際、左Winキーはともかく右にはアプリキーまであって、 これが特に右Altを圧迫するので、 Altをよく使う人には致命的に辛いそうです。 あと、誤打の可能性。 Winキーって誤打するとマウスに手を伸ばす必要があるので これで気が狂いそうになる気持ちはわかります。 (スタートメニュー自体はもう一度押すと消えますが、フォーカスがさっきまでの アプリから外れている。そこからAlt+TABで戻せなくもないですが……) あと、フルスクリーン前提のゲームでは、Winキー一発で 落ちちゃうものも結構あって(FF11とか!) これも辛い。 僕は日本語キーボードの「変換」キーや「無変換」キーでも時々誤打して 入力モードを見失うことがあるので、 あまり使わないなら無い方がいいと思います。 ご存じの通りスタートメニューはCtrl+Escで出ます。 エクスプローラを立ち上げる(Win+E)、という作業は、どうせその後の作業は マウスでやった方がいい作業が多かろうと思いますので、 タスクバーのクイック起動にでもショートカット放り込んで置いた方が早い…… と思います。 実体験で言うと、 SS/S5を使ってた時に、Winキー使ってエクスプローラとか出して、 「おおこりゃ便利」とか思ったのですが、 要するにそれはあのタッチパッドというガラクタが搭載されてて 「ポインティングデバイスが使い物にならない」 という悲劇の元の体験で、ThinkPads30に戻って作業してると、 Winキーの存在などこれっぽっちも思い出しませんでした。 (ThinkPadはずっとWinキーを載せてないモデルが多い……全部でしたっけ?) マウス使いましょう。 光学式になってから、ちっちゃいマウスは使いやすいですよ〜。 話をテンキーレスRealforceに戻しますと、 1.5mmながら低くなった筐体、 (パームレスト無しでも打ちやすそう!) 追加予定のUSBモデル、 (ノートPCにも繋げられる!) USBモデルはディップスイッチでハードウェア的キーアサイン変更、 (Ctrlの位置で悶える必要なし!) 相変わらずダサいロゴ! (たまりませんな!) NumLockステータスLEDはテンキーレスモデルにこそ必要なんじゃないの? なんて重箱ツッコミはさておき、 (LEDを捨ててまで矢印キーとDelete/Page Downの位置関係を守ったのは こだわりですね。この両者、JISキーボードで育ったプログラマの方なんかは よく使う人が居るんです) 期待のルーキーであることには変わりなし。 僕の場合テンキー部の邪魔さ加減が、 上述の斜め打ちにてだいぶ解消されたので飛びつきはしませんが、 これもまた1年ぐらいは品薄が続くのかな。 101のこれ、は比較的簡単に作れそうなので、 それを待ってます〜。 ああ……でもテンキーレスと言えば IBMのSpaceSaver(元祖の方。スタパの兄貴が使ってる方。ちなみに2は持ってます) も一枚は持っておくべきか…… 誰か止めてください。 |
9/19 VAIO V |
今気になってるのが「VAIO V」です。 輝度抜群のクリアブラック液晶TVに、 HDD-DVD録画システムが載ってると考えれば16万は妥当。 しかもおまけでPCまでついてくる! なにより、それらがポン、と置くだけで実現されてるのが素晴らしい。 これで自室の29インチテレビとビデオデッキをリプレースできると思うと、 思わず触手も伸びようかというもの。うねうね。 ただ、Etherの口が横から出てるとか、DVD-Rが等倍とか、 黒にOffice抜きモデルがないとか、 微妙に惜しいところあります。 あと、触ってないのでわかりにくいんですが、これってアンテナ線は PCのボードの方へ入って、そこから表示させるんですよね? ということはTVだけ観る時でもPC部分も電源入りっぱなし? だと、ちょっと煩雑かなあ…… でも、「Wの安物やん」というご意見ごもっともですが、 Wの変にスカしたところが気にくわない方も安心できる泥臭さ。 売れるんじゃないかな。 自作機で似たような「機能」のものは作れますが たぶんかなり高くつくし、リモコンでオールコントロール、なんてできっこないし。 もちろん、いくらキューブ型使っても、一体型の軽やかさはない。 これはDELLにはできない。(やらない) こーゆーのをやってる限り、PCは充分ビジネスになると思うんですけどね。 (もうAVの領域かもしれませんが) いや、専用機作らなくても、今でもMTVでTV観れるんですけど、 一度でもPC画面にPnPでTV映されるとおわかりになると思いますが、 PCとしての使用可能領域ガックリ減っちゃうんですよね。 常時前面表示で上に被せる? それも鬱陶しいしなあ。 じゃ、ということでぴよさんみたいに6枚ばかりディスプレイ並べるか、 という話になるんですけど、 どうせデュアルにするんならこういうのもいいかな…… と、思うわけです。 ま、逆に、自作でパーツ集めてこれっぽいもの作る、っていうのは、 それはそれでプラモデル/日曜大工な楽しみもあって、 愛着も沸くとは思うんですけどね。 16万出せばメインに20インチの液晶が買えるから、 今の16インチをサブに回して……いやいや。 さすがに、海外サッカーがヒトカケラも入ってこない環境には耐えきれず、 スカイパーフェクTVのチャンピオンズ・リーグセット(月1800円) だけでも申し込もうかと思い詰めております。 それ考え出すと、TVも、デッキも……と物欲が、ああ物欲が。 ほら、「物欲の秋」って言うじゃないですか。 Wの時も思いましたが、どこぞのXなんとか、という「テレビパソコン」以来 苦節20年、ようやくTVとPCが一緒になりそうですねえ。 #これもいつも言ってるような気もしますが(笑) あそこはいつも先へ進みすぎます。 インターネットTVとかー(号泣) |
9/15 雑感 |
古本屋さんで『ピーナッツ』のダイジェストみたいなのを買うなり。 (訳は谷川俊太郎師匠) アメリカのマンガ見てると、食べ物が美味しそうですよね。 直接の描写がなくっても、スヌーピーにとってのドーナッツの位置づけが 凄く大きくて、食べたくなってくる。 ガーフィールドのラザニアもそう、 トム&ジェリーに出てくる穴の開いたチーズもそう。 やはり、ベクトルはともあれ「食い気」への執念は強い国ですよね。 香港もそう、昔のジャッキーのカンフー映画見てて、 長いお箸で食べる山盛りのご飯が美味しそう、とか、 国民性というかお国柄というか、あるように思います。 ということで、レーズンマーガリンを塗ったトーストを焼いて食べてしまった午後です。 久しぶりだと、ああいうの美味いんですよねえ。 ピーナッツバターとか。 --- 本日のちょっぴり嬉しかったこと。 随分前に買った、「1インチウェストの小さいジーンズ」。 ぴったりすぎて日常履きにくいとお蔵入りになってたのが、今日出してみると すぽ と入ったんです。 いやまあ、それでも32インチあるんですけど。 で、嬉しさのあまり、鏡の前で「黄桜の舞い」を踊ろうとして、 すっかり歌詞を忘れてる自分に気づきました。 「♪のーめるのーめるのーめるのーめるいーけるけるけるけーる」 のとこしか覚えてない。 もしや、と思いWebへ行くとトップページにその歌が。 そうそうこれこれ。 そうか、あれは「ウィック ハック ヒック」だったのか。 Web見ながらそんなこと考えてると、 そういえば「呑」でもサブちゃんに 「♪きぃ〜〜〜ざくら〜〜〜っ (ドンッ!)」 と唄わせており、とても音楽性を大事にするメーカーのようですね、 黄桜酒造さん。 やっぱり酒造りって他の食料品よりも一層の、芸術性というか創造性というか、 そういうものが求められるようで、 多ジャンルのそういうものへの理解やセンスも深まるのでしょう。 サントリーの活発な活動とかもそうですし。 焼酎など、中身だけではなく瓶デザインやネーミングも凝り倒したものが多いです。 好ましいのは「がんばって凝ってみました」感があるところで、 この辺がちょっと金になり出すと、高名なグラフィックデザイナーなり なんかそーゆー食ビジネスのプロモーション専門にやるところが 引き受けだしたりして、 新築民芸風ラーメン屋 みたいになっちゃう。 あれが悪いとは言いませんが、食傷気味なのは確かです。 で、では他のパターンがあるのかといわれれば無いので、 えらそうな口はききにくいのですが、ま、お客としてはそう思ってます、と。 そうそう、それで。 F1イタリア観て、ミハエル先生が久しぶりに完勝したんですけど、 (ちなみに残り2戦、ドライバーズもコンストラクターズも全くわかりません。 今年の鈴鹿は燃えそうです) 「あのボーダフォンのロゴってなーんか見たことあるんだよなー」 と思ってたら、 白鶴「まる」 でした。(天地逆ですが) フェラーリの車体やマンチェスター・ユナイテッドのユニフォームを見るたびに、 矢崎滋博士と漁師町のおばちゃん達の笑顔が目に浮かびます。 おかあさんに挟み焼き。 ボーダフォンといえばベッカム主将ですが、 (レアルの胸スポンサーがシーメンス・モバイルだから、 もう広告で使わないとか風の噂が……もったいない) 世界中の予想に反してなんかなんとなく上手いこと行ってるらしくて、 こないだはセンターで起用されたらしくて、 そのうちグティ&ベッカム、という 金髪美形ダブルピボーテが見られるかもしれません。 いや、日本では月3000円払わないと見れないんですけど(泣) おすぎさんがTV番組でレアルな話ベッカムな話をしてる最中に グティを見て 「この子だれ!? なんて言うの!?」 と奇声をあげたらしいですが、 「それっぽい」というのは万国共通のものなんでしょうか。 デニウソンってスペインではめっちゃモテるらしいんですが…… まあ、野性味溢れる、というと確かにそう見えなくはないか。 それよりも誰かロナウジーニョに髪を切るように説教してくれませんか。 --- 阪神が優勝したのですが、前回は中学2年生でした。 この18年、とてもいろんなことがあったようにも思うのですが、 では自分の中身、これが進化しているかというと これがこれっぽっちもしてないような気がします。 時折、ぽん、と違った自分になるような気もしますが、 いつの間にか、中2のあの頃とさほど変わらない自分に戻っていたりもします。 ま、それをいいとか悪いとか考える前に、 つまりは「自分が何か」を考える前に、 いまの自分でできることを考え、 それを一生懸命するほかないなあ、と、思います。 18年ぶり18年ぶりと言われると、 そんな感じで、ちょっぴり寂しかったり、ちょっぴり意を新たにしたり。 でも、あんなへちょんへちょんの戦力で よくもまああそこまで勝ちまくったもので、 世の中なんでも起こりうるものだなあ、 と、勇気は与えていると思います。今年の、あのチームは。 今年は、久しぶりに日本シリーズが楽しみです。 おおよそ福岡を除く日本中が「阪神に勝たしたれよ」と思う中、 そう2年前のダイヤモンドバックスばりに 「いや、これはこれやから」 と空気を読まずにダイエーが勝っちゃうのか。 それともやはりセ高パ低の流れが確実にあって、 思うより簡単に阪神がポンポンと勝っちゃうのか。 「誰がMVPだと思う?」 という問いに 「山下大輔」 と答えてる人が居ました。 22勝6敗の大黒柱ですから、その通りだとも思ったんですけど、 逆に言うと、チームから一人挙げるのが難しい、というのは、 とてもよいチームの証だと思います。 なにわともあれ、おめでとうございます。 |
9/9 雑感 |
昨日見たのは「ヒーリーズ」というモノらしく、 昨日今日の商品ではなく、もはやナウなヤングボーイエンガーの定番グッズのようです。 いやはや、すっかりおっちゃんでお恥ずかしい。 thx情報提供の皆様。 --- また風邪ひいて、治しました。 駄目だ、虚弱です。 あきらめました。 ずっと元気でいることとか、風邪一つひかない身体とか、そんなん全部。 --- 「よつばと。」を読んでなごんでいたら、 まま上のCD-Rドライブが壊れました。 ドライブって日々進化するので、壊れた時とても悩ましいですね。 そろそろDVD系記録型も欲しいのですが、最新のってやっぱり3万円ぐらいするし…… あの、「4.7GB」って容量がなんかどーもちゅーとはんぱで、 「うははははー今までのデータ全部入りだぜサイコー」 ってなことには全然なりません。これが悩ましい。 ブルーレイを待ちゃいいのか、っていうとあれも27GBとか微妙な数字で、 う〜ん、です。 結局、同じようなCD-R/DVD-ROMコンボを買いました。 一時バックアップだけならセカンダリHDDを使うのが一番速くて便利なので、 最近はそれでお茶を濁しています。 手動一部ミラーとでも申しますか。 永久バックアップはCD-Rで思い立った時に。 もうメールとかブックマークとかアプリ設定とかは諦めました。 ましてクラッシュ前の環境にまるっきり復帰とか、そんな夢は見ない。 「やれない完璧よりもやれる最低限」、 パーフェクトなダイエット計画を立て3日で挫折するならまず毎日駅まで歩こう、 という諦観でございます。 ま、仕事テキスト系なので、環境がさほどクリティカルでない、という面で ずいぶん楽なのですが。 ほぼ同環境のノートPCもあるので、一応フォールトトレラントです。 それでも、昨日までちゃんと動いてたのに今日朝つかない、 という事態には対応しきれないので、 非常に重要なデータはその場でUSBメモリにバックアップしたりします。 SONYグループがCellコンピューティングに夢中のようですが、 データストレージも多重化して欲しいです。 いや、普遍化、とでも言うのかな。 それがWebやんと言えばそれはそうで、 事実僕が「ミラクルズ!」の設定を確認する時は、 ローカルではなくWebを見ます(笑) ……しかしそんなストレージサービスが、例えばプロバイダの 差別化要素として当たり前に提供されるようになっても、 「あっ間違えて上書き〜」みたいなミスは避けきれず、 それを避けても家のブレーカは簡単に落ちますしね。 面倒なものです。 いつの日か、こんなことを笑える日が来るのでしょうか。 ----- 書いてて思ったのですが。 どこまでデフォルメするのか、というのは難しい問題で、 たぶん正解もないし、その人によってもその時々その作品作品で 変えていく変わっていくものだと思います。 基本は、「こう描こう」ではなくて、「こうだろう」だと思うんですが、 しかし「こう描こう」が駄目かというとそんなことはなく、 そこはなんといいますか、調味料というか味付けというか、 それが無かったら我々は要らんやんか、みたいなところでもあります。 今は特に、余所様の人生がいとも簡単に観れたり聴けたりする環境ですので。 自然を自分なりに抽象化し再構築しもう一度具体的なものに定着させるのが、 我々のやってることだとするのならば、 ・材料選び ・設計図描き ・建築 と三つの要素が各々絡み合っています。 どこが得意かはその人によりけりで、 木の選び方に抜群のセンス見せる人もいれば、 どんな木でも見事に使いこなす人もいる。 建築の比喩に乗っ取って言えば、 ながたは、どうも真ん中の設計図についてあまり興味を持てない体質らしく、 「いい木使ってるなあ」「いいコンクリ打ってる」 あるいは、 「この扉立てつけ最高!」「一歩踏み込んだだけでわかるこの重厚感!」 というのには多くの関心を払うのですが、 今流行りのデザイナーズマンションみたいなものには 一ミリもハートが動きません。 関心順で言うと 建築>材料>>>設計図 というところでしょうか。 もちろんそれを否定しているわけではなくて、無用だというつもりもなくて、 関心があまり無いだけなんです。 だから、そういう美麗な設計図描けるようになりたい、ともあまり思いません。 まそりゃ、描けりゃそのほうがいいですが。 ということで、設計図が平凡であることを罵られても泣いて逃げ出すしか他無く、 そういう時は死んでしまいたくなります。 ですが世には、僕の建てた家でも喜んでくださる方もおられて、 それは、すごくありがたいです。 救われます。 それしかやることがない、とわかってはいても、 人間ですから、社会性を全て捨て去ることはできないものです。 また、それをやりすぎるのも、意味がないように思いますし。 普通の家を普通に建てる、それでも、 昔使ってた木が、加工はしやすいけど耐久性が低そうだ、 とわかってくれば使わなくなったり、 風邪ひいてて鉋の削りが甘くなってたのをあとから削り直したり、 いろいろあって、大変なのです、これが。 でも家を建てるのが好きなので、これからも建てようと思います。 願わくは、住んだ方が、「住みやすい!」と思えますことを。 |
9/5 靴がああ靴が |
イタリアでは「靴」というものが非常に大切にされており、 靴フィッターみたいな専門職が国家資格としてあって、 しかも大変な難関だとか。 医師同様、骨格とか神経とか筋肉とか、そこまでキッチリ学ぶそうです。 子供の頃から合う靴を、もちろんオーダーメイドで履かせるわけですが、 足に合わせながら、しかも足をいい形に育てるような靴を作っていく、 らしいです。 非常に気に入って数年ずーっとそれしか履いてこなかった、 Clarks(本社はイギリス・メイドは知りません)の靴があります。 革靴はちゃんと手入れして、できれば1日置き、もちろん雨の日には履かず、 履く時は靴べらを…… なんてことをすればいいのでしょうが、 生来めんどくさがりの僕は学校の上履きのようにエー加減な履き方をしており、 おかげさまでかかとの当て布はすり切れ、革自体も往年の艶はなくかぴかぴ。 それでも靴としての機能はさほど衰えていなかったので (へたり感がわずかしかない) 履いていたのですが、こないだついにソールの摩耗が限界を超え、 雨に降られるとじゃぶじゃぶと水が入るようになってきました。 こないだのコミケの時、足元ずーっとべちょんべちょんだったんです(泣) さすがに、と思って買いに行くと、僕のモデルはどうも廃番になってるくさい。 エー。 BREE(ドイツ)のバッグでも財布でも同じ目に合ったことがあってて、 両方とも廃番になってやがんの。 常に「シンプル」を良しとしたごくフツーのモデルを選んでるつもりなのに…… もちろん売れないから廃番になるわけで、 逆に言うと結構高価な鞄なり靴なりを買うにあたって、 シンプルなものを選ぶ、という選択をする人はあまり居ないということでしょうか。 高価っつっても2万3万のレベルなんですが…… クルマでも、例えば「かっちりと高品質に作られた小型車」というのは 好事家の夢のまた夢で、史上おそらく、バンデンプラ・プリンセスと メルセデス・ベンツ190Eの2車種しかそれを実現したクルマはありません。 (と、言い切ろう。プログレぐらいで良しとするならば他にもボロボロ出てくる でしょうけれども) ちゃうねん、贅沢言うてんのとちゃうねん、 しっかりしてて、長く使えそうで、飽きが来なくて、 もちろんお金はたくさんは出せないけど、 ちょっとプラスぐらいやったら出しまっさかいに。 みたいな希望が、叶えられることはとても少ないのです。 エキストラコストを払わせるには、なにかしらの 「目に見える」メリットが要る。 きらびやかなデザインであったり、突出したスペックであったり。 そう、作り手も買い手も思いこんでいる。 でも、本当にそうでしょうか。 疑問形なのは、「違うッ! 断じて違うッ!」と古代式に言い切れないのは、 廃番になるからです(笑) --- PCではThinkPadがそれっぽいところを頑張っています。 TPのいいところはスペックには現れないところ、 よく言われるキーボードはもちろんですが、 たとえばカバーなしで鞄に放り込んでも全然気にしなくていい、とか。 余所のノートPCをインナー無しで鞄に入れようなんて思いもしない。 塗装が剥げる。どこかが欠ける。衝撃が怖い。 取り出して開けて液晶割れてたらどーするの。 TPの可哀想なところは、PCはスペックの進化が速いので、 そこのところを守っていると、 最近、ちょっとキャッチアップしきれなくなりつつあるところです。 B5(sシリーズ)をやる能力は完全に失われ、 A4-1スピンドル機(Xシリーズ)もかなりキツそう。 #メーカーにおいては、やらない、というのはやれない、のと同義です。 このままでは地上からThinkPadという物体が無くなりそうで非常に怖いです。 一番怖いのは開発側から危機感がこれっぽっちも感じ取れないことで、 長年見てますが状況も製品も悪化の一途を辿っており、 それをどうも、気づいてないか見て見ないフリをしている。 かなりヤバイ状況です。 サービスがどうのソリューションがどうの、横文字はもういいんです。 お客さんが「1スピンドル機でいいよ、出先で使うから軽い方が」 と欲しがった時にどうするんですか。 DELLから買うんですか? Webでお客さんと額寄せ合ってクリックして。 まさにe関係ですな。 無駄話でした。 それはもうIBMに頑張ってもらうしか無いのですが、 靴とか鞄とか、素材を除けばそうそう進歩のない製品では、 こうしたキッチリ、そして息長く使える、ものが、 もう少しあってもいいような気がします。 いや、あるところにはあるのでしょうが、目につきにくい…… 僕のアンテナの感度が低いのもあるでしょうけれども。 --- てなことで大昔買ったスニーカーに履き替えてしばらく過ごしていました。 最初履いて、違和感あったのですが、3-4日履くと慣れて、 でも昨日。右足に痛みが(笑) 合ってない。 怖いですねえ。 慣れたんじゃなくて身体がセンサーを切っただけ、っていう最悪のパターン。 ということで慌てて、捨てるに捨てきれなかったClarksを履くと、 ヨレヨレでボロボロであるにも関わらず履き心地最高。 やっぱこれやー。 どこかに売ってへんのか僕のモデルわー。 ……あそうだ、Web。 アホでした。 Web見るとどうもPetersfieldというのが近いので、それを梅田のお店まで 暇を見つけて買いに行ってみます(泣) でも、まだ、(僕にとっての)ClarksやThinkPad、 つまりある程度のベンチマークがあるというのは幸せなことで、 例えば鞄、リュックなんですが、これはまだ見つけていません。 あとコレさえ手に入れば、随分心安らかに生きていけるのですが…… 「ピンと来たら惜しむな、ピンと来なければ無理をするな」 というのが、こうしたモノを買う時に自分に言い聞かせる言葉です。 それでも失敗は多いのですが(笑) 靴というのは、「次もここのを」と思いやすいモノですから、 一つとして気合い抜けないですね。 その、足が痛くなったスニーカーというのがナイキなんですが、 一個前で成功したから買ったのに…… 日本人はすぐ靴を脱ぐので、 僕などは靴下まですぐ脱いじゃうので、 いつまでも靴フィッターな人々の活躍するフィールドが狭いのかもしれません。 ですが良くない靴を履いていると、頭まで痛くなってきます。 やっぱり早く買いに行こう(泣) ちゃんと選んで貰って、ちゃんと履こう(泣) J.M.Weston(フランス)というメーカーがありまして、 もちろん高級品なんですけど、あちらはやはり靴文化、歴史が違う。 ちょいと気品ある顔立ちの、僕ぐらいのお兄さんがカタログで語るわけです。 「どこがいいかなんてわからないよ。 ウェストンしか履いたことないからね」 カッコエエ…… 例えおべんちゃらにしても、「そう言われても受け止めきる器」がなければ ただのお笑い草になります。 これっぽい言葉、言われてみたいものですね。 |
9/2 Circle info. |
なるものを設置してみました。こちら。 トップからいけます。 こんな感じで、頑張っていきたいな、と思っています。 10/26に合わせて2本(たぶん「ミラクルズ!」と「街道」)行きたい……ところですが、 仕事と混ぜこぜでかなり混乱してます。 やっぱ一個一個タイプなのかなあ…… 久しぶりにミラクルズの面々描いてますと、どうやって描いたか忘れてて(笑) 明日葉が明日葉らしく、可憐が可憐らしくなるのに時間がかかります。 と、いうよりも以前よりも多少は腕があがっているので、 本能にまかせてマッチしたパターンを貼り付けるより、 「あ、ここはこいつならこう考えるのでは」 と考えられるようになった気がする……のですが、しかしこれも良し悪しで、 「ミラクルズ!」ぐらいコミックだとワザと色分けのハッキリした描き方の方が、 向いてるかもしれません。 アニメにはアニメ塗り、と言いましょうか。 そこんとこ自由に出し入れできるようになると強いのでしょうが、 まだその領域には至っておらず…… そんなこんなで、多少違和感出ちゃうかもしれませんがそこは 暖かく見守ってやってください。 おねがいじまず(泣) 毎日、脳の動かしすぎで割とへとへとになってます。 だものでしばらくこんな感じで、ほえながは軽いものが続くと思いますが、 それもご勘弁ください。 なんだか謝ってばかり、すいません。 とにかく、いちおー、がんばてます。 |
以前のほえなが |
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